Moto360 新型(2nd gen)購入レビュー。スペック、価格、日本発売日まとめ。

日本で2016年3月31日に発売された、Moto360 2nd genを購入しました。

このページでは、Moto360 2nd genの購入レビューとスペック、日本発売日、価格をまとめています。


更新情報

2016/4/10
米国のAmazon.comで42mmのコニャックレザーが購入可能になったことを追記しました。日本への直送にも対応しています。

2016/4/5
モトローラ・モビリティ・ジャパンが、Moto360 2ndを4月下旬に発売することを発表しました。

2016年4月5日から予約受付を開始し、4月下旬に発売予定です。

2016/3/31
Moto360 2ndが日本のGoogleストアで発売されました。

2015/11/21
Moto360 2ndを購入したのでレビューを追記しています。

2015/10/13
GoogleがMoto360 2ndの日本での発売を発表したことを追記しました。12月上旬以降に発売予定です。


Moto360 2ndのスペック

Moto360 2ndは、サイズが異なる2種類が準備されていてさらに男性用と女性用に分けられています。

また、スポーツやフィットネス向けの「Moto360 Sport」も発表されました。Moto360 Sportの日本発売日などは不明です。
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Moto360 SportではないMoto360 2ndのスペックは以下の通りです。

ディスプレイ

Backlit LCD
Corning Gorilla Glass 3

Men・男性用(直径46mm)
ディスプレイの直径1.56インチ(360x325 223ppi)

Men・男性用/Women・女性用(直径42mm)
ディスプレイの直径1.37インチ(360x325 263ppi)

バンド幅

Men・男性用(直径46mm)
22mm

Men・男性用(直径42mm)
20mm

Women・女性用(直径42mm)
16mm

プロセッサ

Qualcomm Snapdragon 400 1.2GHz 4コアCPU(APQ 8026) Adreno 305 with 450MHz GPU

RAM

512MB

ストレージ

4GB

バッテリー容量

Men・男性用(直径46mm)
400mAh
バッテリーのもち 最大2日(アンビエントオン時)

Men・男性用/Women・女性用(直径42mm)
300mAh
バッテリーの持ち 最大1.5日(アンビエントオン時)

充電方法:ワイヤレス充電

サイズ(高さ)

11.4mm

防水・防塵性能

IP67 防水/防塵

接続

Wi-Fi 802.11 b/g, Bluetooth 4.0 Low Energy

センサー

環境光センサー、ジャイロスコープ、心拍センサー、加速度計


Moto360 2ndの特徴・注意点

Moto 360 2ndの特徴や注意点は以下の通りです。

解像度やCPU、デザインが改善された

Moto 360 2ndは、初代Moto360と比べると解像度が320x290から360x325とアップしています。厚さはほぼ同じですね。

環境光センサーはMoto360 2ndにも搭載されており、ディスプレイ下部の一部はデッドスペースとなっています。プロセッサはTexas Instruments製からQualcomm製に変更されました。

また、Moto360 2ndは竜頭が3時の位置から2時の位置に移動しているのと、ベルトの取り付け位置が外側に出ていてベルトの交換もしやすくなっています。

他のスペックは、現在販売されているAndroid Wearスマートウォッチのスペックとほぼ同等になります。


サイズ(直径)によってバッテリー容量が異なる

Moto360 2ndの注意点として、サイズによってバッテリー容量が違う点が挙げられます。

Moto360 2ndには、直径が46mmと42mmの男性用と42mmの女性用の3モデルあります。

初代Moto360のバッテリー容量が320mAhだったのに対し、Moto360 2ndは男女の42mmモデルが300mAhとさらに減っており、逆に46mmモデルは400mAhに増えています。

公式スペックでは、300mAhの42mmモデルで最大1.5日、400mAhの46mmモデルで最大2日持つと記載されていますが、ヘビーに利用するならバッテリー容量の多い46mmモデルを選んだほうが無難です。46mmを選ぶと時計自体のサイズは大きくなりますが、バッテリー容量とのトレードオフなので仕方ないですね。

充電方法は、初代Moto360と同じワイヤレス充電です。
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私は充電時に取り付け作業が必要なSamsung Gear Liveとワイヤレス充電のMoto360を使いましたが、Moto360の置くだけで充電できるワイヤレス充電は手間もかからずかなり便利です。


サイズ(直径)によってバンド(ベルト)の幅も異なる

また、Moto 360 2ndのバンド(ベルト)を交換する予定の人は、バンドの幅にも注意が必要です。Moto360 2ndのバンド幅は、直径が46mmと42mmの男性用と42mmの女性用ですべて違います。

それぞれのバンド幅は、筐体の直径が46mmの男性向けモデルが22mm、直径42mmの男性向けモデルが20mm、直径42mmの女性向けモデルが16mmとなっています。自分が購入したモデルとバンド幅の確認をしっかりとしたうえでバンドを選ぶことをおすすめします。


日本のGoogleストアで販売されているのは直径46mmの男性用のみ

米国など他国のGoogleストアやMotorola公式サイト、その他ショッピングサイトでは、男女向けモデルのMoto360 2ndが販売されています。

ですが、日本のGoogleストアで販売されているMoto360 2ndは筐体の直径が46mmの男性向けモデルのみとなっています

バッテリー容量は400mAh、バンド幅は22mmなので間違えないように気を付けましょう。


Amazonや楽天市場などでは42mmモデルも販売

2016年4月5日、モトローラ・モビリティ・ジャパンはMoto360 2ndの日本発売を発表しました。

Googleストア以外のショップやMVNOを通じて販売するとのことです。

ショップだけでなくMVNOもMoto360 2ndを取り扱うという点が新しい試みですね。

なおGoogleストア以外のショップでは、46mmモデルだけでなく42mmモデルも販売されます。46mmモデルはGoogleストアと同じで筐体がシルバーでバンドがコニャックレザー、42mmモデルは筐体がブラックでバンドもブラックのモデルとなります。
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そして2016年5月2日、Moto360 2ndのブラック/ブラックレザー 42mmモデルが日本Amazonや楽天市場で発売されました。

日本Amazonでは3,000円割引されているので37,500円購入できます。
※販売終了しました。

楽天市場は定価の40,500円でポイントが4倍の1,620ポイント付きます。
※販売終了しました。

購入するなら日本Amazonの方が安いのでおすすめです。


なお、Moto360 2ndは、サイズや色などをMoto Makerで細かくカスタマイズできます。日本では、Moto MakerでMoto360をカスタムしてオーダーすることはできませんが、カスタムだけなら日本からでも自由にできます。
Moto Maker
※現在はカスタムできなくなっています。

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Moto360 2ndのMotorola公式動画はこちら。


Moto360 2ndの日本発売日

Moto360 2ndは、発売当初は日本で販売されていませんでしたが、Googleストア公式のTwitterアカウントが告知したMoto360 2nd発売の画像には「Now available at the Google Store」の後に「*Black only in the U.S.(米国),CA(カナダ),U.K.(英国),JP(日本)」と記載されていました。


このことから、日本でもMoto360 2ndが発売されるだろうと言われていました。

その後、GoogleはGoogle Japan BlogにてMoto360 2ndを12月上旬以降に発売すると発表し、2016年3月31日にGoogleストアにて発売されました。

Google Japan Blog: Android Wear の世界がひろがりました。

Googleストアの販売ページはこちら。
Moto 360 - 2nd Gen - Google ストア


Moto360 2ndの価格

Moto360 2nd 46mmの価格は44,500円となっています。

Moto360 2nd 42mm40,500円です。


なお、米国などMoto Makerが利用できる国では、Moto360 2ndの価格はモデルやMoto Makerによるカスタムによって違ってきます。

最も安い組み合わせで299.99ドル。
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最も高い組み合わせで449.99ドルです。
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Googleストアと同時に予約受付を開始したBestBuyの標準モデルは以下の通りです。

Moto360 2ndの女性向けモデル標準カラーはこちら。価格は329.99ドルとなっています。
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男性向けモデルのブラックはこちら。価格は399.99ドルです。
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男性向けモデルのシルバーはこちら。価格は349.99ドル。
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Moto360 2ndの42mmが希望ならAmazon.comが日本直送対応で安く購入できる

日本のGoogleストアで販売されているMoto360 2ndは直径46mmのみで価格は44,500円となっていますが、46mmは大きすぎるなどの理由で42mmが欲しいという人もいると思います。

また、42mmはブラック筐体+ブラックバンドモデルのみで価格も40,500円ですが、シルバー筐体+コニャックレザーバンドモデルを安く入手したい人もいるでしょう。

その場合は、Amazon.comで購入するのがおすすめです。
Amazon.com: moto 360 2nd gen 42mm

例えば、ブラックレザーなら送料など込みで324ドル(約36,000円)で購入できます。
moto360-2nd-amazoncom
Amazon.com: Motorola Moto 360 (2nd Gen.) - Mens 42mm, Black with Black Leather: Cell Phones & Accessories
moto360-amazoncom-black


また、日本では販売されていない42mmのコニャックレザーは当初日本直送に対応していなかったものの、2016年5月2日現在は344ドル(約37,000円)で購入でき日本直送にももちろん対応しています。
Amazon.com: Motorola Moto 360 (2nd Gen.) - Mens 42mm, Silver with Cognac Leather: Cell Phones & Accessories
moto360-2nd-amazon

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42mmのコニャックレザーを安く購入したい欲しい人にとっては朗報ですね。

さらに、日本ではコニャックレザーと同じく取扱いがないメタルバンドモデルも日本直送対応のためスムースに購入できます。
Amazon.com: Motorola Moto 360 (2nd Gen.) - Mens 42mm, Silver with Silver Metal: Cell Phones & Accessories

Amazon.com: Motorola Moto 360 (2nd Gen.) - Mens 46mm, Black with Black Metal: Cell Phones & Accessories

Amazon.com: Motorola Moto 360 (2nd Gen.) - Mens 42mm, Gold with Gold Metal: Cell Phones & Accessories

なお日本からAmazon.comで購入した場合でも、保証は1年間であることと保証利用時にAmazon.comへの送料はこちらが負担する必要がないことを確認済みです。
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Moto360 2ndの購入レビュー

Moto360 2ndを米国より購入して取り寄せたのでレビューしていきます。

なお、私が購入したのは男性用の42mmサイズのものです。

Moto360 2ndの開封と初代Moto360との比較

Moto360 2ndの外箱は、初代と同じく円形です。
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箱は初代のMoto360よりも全体的に高級感があります。MENS/HOMMESと表示されているので、男性用か女性用かがすぐに分かります。
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フタと本体はテープでしっかりと止められています。
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同梱品です。Moto360 2nd本体とACアダプタ、置くだけで充電できる充電台、保証書などが入っています。
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ACアダプタにはMotorolaロゴ。
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充電台は初代とあまり変わらない印象です。
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初代と並べてみました。左が2nd、右が1stです。大きさもほぼ同じですね。
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Moto360 2nd本体です。初代はブラックだったのでシルバーは新鮮です。初代は46mmだった直径が42mmになったことで、ずいぶん小さく見えます。
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シルバーの筐体とコニャックレザーの色合いがマッチしていてかなりかっこいいです。
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Moto360の初代はバンドの取り付け部分が中に入り込んでいたので、バンドを交換する際に少し手間がかかっていました。
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Moto360 2ndでは、取り付け部分が外側にあるので交換は簡単にできそうです。
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Moto360 2ndは竜頭にもMotorolaのロゴがあります。初代の竜頭にはロゴはありませんでした。
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Moto360の裏面です。心拍センサーが中央にあります。黒基調でフラットなデザインになりました。
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初代と比べると、裏面もスタイリッシュになっていますね。
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なお、厚みは2ndの方が若干厚いもののほんの少しなので、初代の厚みが気にならないなら2ndでも全く気にならないと思います。
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レザーバンドは、初代と同じHORWEEN製が採用されています。質感は相変わらず良いです。また、ベルトを取り付けるバネ棒はスライドすることですぐに外せるようになっています。
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バックル部分はステンレススチールが使われています。
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早速装着してみました。初代はメタルバンドをつけていたこともあり重かったですが、2ndはサイズが小さくなってレザーなのでかなり軽く感じます。
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Moto360 2ndを初代と並べてみました。サイズが一回り小さいのが分かります。
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両方を並べて装着したらこのような感じです。2ndでは42mmを購入しましたが、46mmの大きさも私は好きです。
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Moto360 2ndを充電台に乗せてみました。初代と同様置くだけで充電できて手間がかからないので気に入っています。見た目が良いのもいいですね。
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Moto360 2ndのバンドをTYLTに交換してみた

Moto360のコニャックレザーバンドはシルバーの筐体とマッチしていてかなりかっこいいですが、レザーバンドは水や汚れに弱くある程度丁寧に扱う必要があります。

そこで、水・汚れに強く気軽に使えるシリコンバンドに交換してみました。

交換したシリコンバンドはTYLTのものです。

Tylt Moto 360 (2nd Gen) Silicone Watch Band Men's 42mm - Black moto360-2nd-tylt-band0.2

Tylt Moto 360 (2nd Gen) Silicone Watch Band Men's 42mm - Blue moto360-2nd-tylt-band0.1

TYLTのシリコンバンドは、Motorolaの公式サイトでも初代Moto360のアクセサリーとして販売されていました。

Moto360 2ndのTYLTのバンドは長すぎるということでAmazon.comでの評価は低いですが、価格も手ごろでバンドに気を使う必要がなくなるのでブラックとブルー両方とも購入してみました。

Moto360 2ndのバンド変更後はこんな感じです。

ブラック
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ブルー


Moto360 2nd+TYLTのバンドなら、スウェットなどのカジュアルな格好とも合わせやすいのでおすすめです。
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純正のレザーバンドに比べると高級感はなくなりますが、TYLTのバンドなら普段使いで気を遣わずガシガシ使えそうです。また、デザインだけでなく質感や装着感も良いので、良い買い物だったと思います。

なお、Moto360 2nd用のTYLTのバンドはAmazon.comの評価の通りかなり長いです。手首回りが16cm未満の場合、バックルが穴に留められない可能性が高いので、TYLTを検討する場合はまず自身の手首の太さを測ってみることをおすすめします。

Moto360 2ndのバンド交換方法やTYLTバンドのレビュー詳細は、こちらを参照してください。
Moto360 2nd genのバンド(ベルト)をTYLTに交換してみた。


Moto360 2ndのバンドをMODEバンドに交換してみた

Googleが発売した、Android Wear用の新しいバンド「MODE」を購入したのでMoto360 2ndに着けてみました。

MODEバンドはTYLTと比べると価格が高いものの、TYLTにはないカラーがあるのと取り付けしやすいのがメリットです。

私はシリコン素材の20mm、ホワイトを購入しました。

Moto360 2ndのシルバーとの組み合わせのためバンドが浮くかと思っていましたが、意外に違和感はありませんでした。ホワイトは涼しげで夏場にはアクセントとして使えそうです。
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MODEのシリコンバンドは質感がよく肌触りも良好です。価格は高いですが、欲しいカラーがあればMODEバンドも選択肢としてはありでしょう。

MODEバンドの詳細や購入レビューはこちらをご覧ください。
Android Wearスマートウォッチ交換バンド「MODE」購入レビュー


Moto360 2ndまとめ

Moto360はシンプルな円形ディスプレイを搭載したAndroid Wearスマートウォッチで、2014年第3四半期のスマートウォッチ出荷シェアの15%を占める人気デバイスですが、2ndが到着するまでは私も毎日愛用していました。

日本のGoogleストアで販売されているMoto360 2ndは46mmで初代Moto360と同じサイズですが、私は小さいサイズの42mmを選んでみました。サイズが小さくなったことで、軽くなったのとより普通の時計っぽく見えるようになったのもポイントです。

地味ですが使い勝手に大きく影響しているのが竜頭の位置です。初代は3時の位置に竜頭があったため、手首を外側に曲げる動作をしたときに竜頭が手の甲に当たって長押し状態になり、知らない間に再起動してしまうことがありました。

再起動はバッテリーを意外に消耗してしまうため個人的にかなり気になっていたのですが、Moto360 2ndでは2時の位置に竜頭が移動したため、同じように手首を外側に曲げても竜頭が手の甲に直接触れなくなったことで勝手に再起動することがほぼなくなりました。

Moto360 2ndで気になるのはやはりバッテリーの持ちです。Moto360 2ndはアンビエントモードがオンでもバッテリーは1日以上持つとのことなので、バッテリー容量が少ない42mmのモデルで実際にどの程度持つのか確認してみました。

私のMoto360 2ndの日頃の使い方は、アンビエントモードはオンで常にディスプレイに時間が表示されており輝度は自動という設定です。メールやLINEの受信が20~30通ほどで1日30分ほどジョギングする際にランタスティックを利用しています。

上記の使い方であれば、バッテリー容量が300mAhと少ない42mmモデルでも1日は持ちます。日本のGoogleストアで販売されている46mmモデルならバッテリー容量が400mAhで42mmモデルよりも100mAhも多いので1日は余裕で持つはずです。

Moto360 2ndはデザインだけでなく、初代の懸念事項だったバッテリーの持ちも改善されているため満足度の高いスマートウォッチとなっておりおすすめです。


Moto360 2ndの購入レビュー、スペック、日本発売日、価格は以上です。

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