BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEの徹底比較と速度まとめ【6月】

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このページでは、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEの比較・違いを料金プランや機能、スマホセットのラインナップ、キャンペーン、通信速度などに分けてまとめています。

BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEのどちらかで迷っている場合に参考にしてみてください。


BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEを比較する項目

BIGLOBE SIMOCNモバイルONEを比較する項目は以下の通りです。

1.料金プラン
2.オプション
3.最低利用期間・解約金
4.高速通信容量を複数SIMで共有できるサービスの有無
5.SIMの機能
6.3日間の使い過ぎによる速度制限の条件と速度
7.スマホセットのラインナップ
8.セットで購入したスマホ故障時の補償(保証)
9.特典・キャンペーン
10.独自の機能・サービスで比較
11.実効速度(実測の通信速度)

比較では、勝っている方を赤字で表示しています。

なお、それぞれのSIMのメリットやデメリット、レビューなど詳細は以下を参照してください。

BIGLOBE SIM公式サイト
BIGLOBEモバイル
メリット・デメリット・レビュー
BIGLOBEモバイルの速度と使ってみた評価。こんな人におすすめ【2月】
【BIGLOBEモバイル】お得な特典実施中

OCNモバイルONE公式サイト
OCNモバイルONE
メリット・デメリット・レビュー
OCNモバイルONEを実際に使ってみた評価とレビュー【2月】
OCNモバイルONE

1.料金プランで比較

データ通信専用SIM

 SMSなしSMSあり
BIGLOBE SIMOCNモバイルONEBIGLOBE SIM
(+120円)
OCNモバイルONE
(+120円)
3GB/月900円1,100円1,020円1,220円
5GB/月-1,450円-1,570円
6GB/月1,450円-1,570円-
10GB/月-2,300円-2,420円
12GB/月2,700円-2,820円-
15GB/月
(500kbps)
-1,800円-1,920円
110MB/日-900円-1,020円
170MB/日-1,380円-1,500円

格安SIMを選ぶ1つの基準となる料金プランでBIGLOBE SIMとOCNモバイルONEを比較します。まずはデータ通信SIMです。

プランを選ぶにあたって、まずは格安SIMの高速通信容量1GBでどの程度使えるのかを知る必要があります。よく使うアプリの通信量が分からない場合は、アプリごとの通信量を計測し1GBで使える回数をこちらに詳しくまとめているのでご覧ください。
格安SIM MVNOの1GB高速通信量でできること・目安まとめ。

BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEで共通するプランは、3GBのみとなっています。3GBプランで比較すると、BIGLOBE SIMの方が200円安いです。一般的な格安SIMの3GBプランの料金は900円なので、OCNモバイルONEの3GBの月額料金1,100円は割高です。

共通していないプランでは、BIGLOBE SIMは6GBと12GBの大容量プランを提供しています。6GBについてはOCNモバイルONEの5GBプランの料金と全く同じ1,450円となっており、コストパフォーマンスはかなり高いですね。

なお、BIGLOBE SIMとONEモバイルONEを含む主要格安SIMの料金比較はこちらに詳しくまとめています。
格安SIMカード MVNO docomo系比較・おすすめランキング【8月29日】
上記ページの比較を見ても分かる通り、BIGLOBE SIMの6ギガプランは他社格安SIMに比べて割安であることが分かります。

BIGLOBE SIMの12GBプランは2,700円で、OCNモバイルONEの10GBプランよりも400円高いです。ひと月の通信量が10GB以上でBIGLOBE SIMかOCNモバイルONEを検討しているなら、この後に比較する各項目を総合的に判断したうえでどちらにするか決めることをおすすめします。

OCNモバイルONEは、最大受信速度が500kbpsで15GBまで通信できるプランを1,800円で提供しています。15GBも利用できるなら動画視聴など通信量を多く消費するアプリも気兼ねなく使えますが、速度が最速でも500kbpsに制限されるため高画質な動画を観るのは厳しいと思っておいた方がいいです。

OCNモバイルONEの15GBプランは、決して高速とは言えない通信速度で1,800円とそこそこ高めの月額料金がかかるのでおすすめしません。

OCNモバイルONEのプランにおける特徴・メリットは、1日110MBと170MBの高速通信容量を使える日次プランがある点です。

日時プランのポイントとして、その日に使える高速通信容量を使い切っても翌日になれば再び高速で通信できるようになることと月額料金の安さが挙げられます。

110MB/日プランは1日110MBまで高速で通信でき、110MBを超えるとその日は最大受信速度が200kbpsに制限されます。

そして翌日0時になると、速度制限は解除され再び110MBの高速通信ができるようになります。

170MB/日プランは、1日に使える高速通信容量が170MBになるだけで仕組みは上記の110MB/日プランと同じです。

また、OCNモバイルONEの日次プランはコストパフォーマンスが高いです。110MBを30日間使うとすると3.3GBとなり、3.3GBを月額900円で使えることになります。一般的な格安SIMは3GBで900円なので、同じ料金で300MB多く通信できます。

また、170MBを30日間使うと5.1GBとなり、5.1GBを月額1,380円で利用できます。BIGLOBE SIMの5GBが1,450円なので、OCNモバイルONEの方が容量を多く使えて月額料金は安くなります。

日々の通信量にそこまで変動がない、日によって大量に通信することがないという人は、OCNモバイルONEの3GBプランの代わりに110MB/日プランを、5GBプランの代わりに170MB/日プランがおすすめです。


音声通話SIM

 BIGLOBE SIMOCNモバイルONE
1GB1,400円-
3GB1,600円1,800円
5GB-2,150円
6GB2,150円-
10GB-3,000円
12GB3,400円-
15GB
(500kbps)
-2,500円
110MB/日-1,600円
170MB/日-2,080円
続いて音声通話SIMです。

音声通話SIMに関しても、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEは3GBは同じ料金で5GBと10GBはBIGLOBE SIMの方が安いです。

ただし、日次プランの110MB/日プランと170MB/日プランをそれぞれ3GB、5GBとして見ると、日次プランのコストパフォーマンスが高くなります。


2.オプションで比較

 BIGLOBE SIMOCNモバイルONE
留守番電話
300円/月

300円/月
キャッチホン
200円/月

200円/月
転送電話
迷惑電話ストップサービス
国際ローミング
国際電話
使い方/設定の電話サポート
BIGLOBEスマホ遠隔サポート(月額400円)
スマートフォンを遠隔操作しながら使い方などのサポートが受けられる。
×
プラン変更
月末日までに変更申し込みで翌月適用

月末日の前日までに変更申し込みで翌月適用
次に、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEをオプションサービスで比較します。

音声通話SIMで必要なオプションである留守番電話やキャッチホン、転送電話は両者とも契約することができます。

使い方や設定の電話サポートに関しては、BIGLOBE SIMでのみ利用することができます。BIGLOBE SIMのスマホサポートは、BIGLOBE SIMで購入したスマートフォンの初期設定方法や使い方を専門スタッフが電話でサポートしてくれるオプションサービスです。

OCNモバイルONEはスマホをセットで販売していないため(goo SimSellerで販売)、使い方の電話サポートも用意されていません。

プラン変更については、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEのどちらも無料で手続きできます。ただし、変更後のプランが翌月から適用されるための手続き期限が異なります。

OCNモバイルONEは、当月末日の前日まで(31日が月末日であれば30日まで)にプラン変更手続きすれば翌月1日から変更後のプランが適用されます。

対して、BIGLOBE SIMは当月末日までにプラン変更手続きをすれば、翌月1日から新しいプランが適用されます。

月末ギリギリでプラン変更手続きできた方が当月に余る高速通信容量を加味したうえで最適なプランに変更しやすいため、月末当日でもプラン変更が可能なBIGLOBE SIMの方が融通はききます。


3.最低利用期間・解約金・手数料で比較

 BIGLOBE SIMOCNモバイルONE
最低利用期間
・データ通信専用SIM:なし

・音声通話SIM:利用開始月を1ヶ月目として12ヶ月目まで
・データ通信専用SIM:なし

・音声通話SIM:利用開始月を1ヶ月目として6ヶ月目まで
解約金8,000円8,000円
MNP転出手数料3,000円3,000円
SIM再発行手数料3,000円3,000円
次に、SIM契約後の最低利用期間と解約金、手数料でBIGLOBE SIMとOCNモバイルONEを比較します。

データ通信SIMについては、BIGLOBE SIMもOCNモバイルONEも最低利用期間・解約金がありません。契約後いつ解約しても解約金はかからないため気軽に試すことができます。

音声通話SIMでは両者とも最低利用期間が設定されていますが、期間がそれぞれ異なります。BIGLOBE SIMが12ヶ月間縛られるのに対し、OCNモバイルONEは半分の6ヶ月と短くなっています。

格安SIM・MVNOの業界では、毎月のように新プランや新サービスが登場し変化し続けています。そのような状況の中、最低利用期間は少しでも短い方が精神衛生上も良いのは間違いありません。

そのため、音声通話機能付きの格安SIMならOCNモバイルONEの方が気軽に試せます。

最低利用期間はしっかりと確認し、BIGLOBE SIMなら12ヶ月、OCNモバイルONEなら6ヶ月の最低利用期間が許容できるか慎重に検討しましょう。

BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEを含む、主要な格安SIMの最低利用期間や解約金はこちらに詳しくまとめています。
格安SIMで最低利用期間なし・解約金なしのMVNOまとめ|音声含む

ちなみに、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEはどちらも即日でMNP転入することができます。一部の格安SIMに見られる、MNP転入時に新しいSIMが届くまでの数日間電話が使えないということもないので安心です。

不通期間なくMNP転入する手順などについては、こちらに詳しくまとめています。
格安SIMのMNP転入が自宅で即日開通可能なMVNO比較
なお、MNP転出手数料とSIMの再発行は両者とも3,000円で同じです。


4.高速通信容量を複数SIMで共有できるサービスの有無で比較

BIGLOBE SIMOCNモバイルONE

ライトSプランで最大2枚(合計3枚)、12ギガプランで最大4枚(合計5枚)のSIMを追加してシェアできる

すべての料金プランにおいて最大4枚(合計5枚)でシェア可能。
次に、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEを複数SIMで高速通信容量を共有できるサービスの有無で比較します。

格安SIMの中には、1契約の高速通信容量を複数のSIMで共有できるプランを提供しているものもあります。

1契約を複数のSIMでシェアすることで、1人ずつ契約するよりもトータルの料金を安く抑えられる、高速通信容量を余らせに効率よく使うことができるといったメリットがあります。

BIGLOBE SIM、OCNモバイルONEとも複数枚のSIMで共有できますがシェアできる枚数や対象となるプラン、ひと月にかかる利用料金など細かい点で異なります。

まず、BIGLOBE SIMはプランによってシェアできるSIM枚数の上限が違ってきます。ひと月の高速通信容量が6GBの6ギガプランの場合は2枚のSIMを追加可能なため最大3枚、12GBの12ギガプランは4枚のSIMを追加できるため最大5枚のSIMで1契約のパケットを共有できます。

追加したSIMのひと月にかかる料金は、音声通話SIMが900円、データ通信SIM(SMSあり)が320円、データ通信SIM(SMSなし)が200円となっています。

OCNモバイルONEはすべてのプランにおいて4枚のSIMを追加可能なため、最大5枚のSIMで1契約のパケットを共有することができます。

追加したSIMのひと月にかかる料金は、音声通話SIMが1,150円、データ通信SIM(SMSあり)が570円、データ通信SIM(SMSなし)が450円となっています。

シェアできるSIMの枚数と選べるプランの柔軟性で比べるとOCNモバイルONEが、追加したSIMの月々にかかる料金で比べるとBIGLOBE SIMが優れていますね。

なお、OCNモバイルONEのシェアSIMはOCNモバイルONEを契約した月は追加することができず、また翌月以降もひと月に1枚しか追加することができないため、5枚でシェアするには最大で5ヶ月かかる点には注意が必要です。


5.SIMの機能で比較

 BIGLOBE SIMOCNモバイルONE
余った高速通信容量を翌月に繰り越し
高速と低速の切り替え×
低速時の高速通信
(バーストモード)
××
高速通信容量の
追加チャージ料金
100MB:300円1.月単位コース
500MB:500円

2.日単位コース
500円/回で高速通信容量を1日使い放題
次に、SIMの機能で比較します。

大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクには、当月に余った高速通信容量を翌月に繰り越しできる機能がありますが、多くの格安SIMにもこの機能はあります。

BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEにも翌月繰り越し機能はあります。繰り越したパケットの有効期限は、翌月末日までとなっています。パケットを無駄なく消費したいなら、繰り越し分は翌月中に使い切るようにしましょう。

また、大手キャリアにはない、格安SIMならではの機能の中に「高速通信と低速通信の切り替え機能」があります。

高速通信と低速通信を切り替えることによるメリットは、低速にしておくと当月使える高速通信容量を消費しないため節約できる点です。

例えば、パケット5GB分を高速通信で5GB使った場合、5GB-5GB=0GBとなり使い切ってしまいます。それが、パケット5GB分を高速通信で1GB、低速通信で4GB使った場合、5GB-1GB=4GBの高速通信容量がまだ余ることになります。

高速と低速の切り替え機能は、BIGLOBE SIMにはないもののOCNモバイルONEにはあります。この機能は、特にひと月に使える高速通信容量が少ないプランで有効です。OCNモバイルONEを契約したらぜひ活用することをおすすめします。

なお、OCNモバイルONEは低速モードに切り替え中に最初の150KB分は高速で通信する「バースト転送機能」の提供を2016年6月16日より開始しました。
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これにより、OCNモバイルONEは低速に切り替えていても体感速度は速く快適に通信できるようになりました。

OCNモバイルONEの低速モードで利用できるアプリや、実際にアプリを使っている様子を記録した動画をこちらにまとめています。
格安SIMで低速が使い放題(切替も可)のMVNOを比較【動画あり】

BIGLOBE SIMもOCNモバイルONEも、当月や当日に使える高速通信容量を使い切ってしまった場合に追加チャージすることができますが、両者では料金やシステム、利用期限で異なります。

BIGLOBE SIMは、100MBを300円で購入することで高速で通信できる容量を追加できるのに対し、OCNモバイルONEは月次プランでは500MBを500円で購入できます。

100MB当たりの単価で計算するとBIGLOBE SIMが300円でOCNモバイルONEが100円なので、OCNモバイルONEの方が安く追加チャージできることになります。

また、OCNモバイルONEは日次プランの追加チャージに注目です。日次プランでは、500円払うことでその日1日は高速通信が使い放題になります。

普段はほぼ一定の通信量ではあるものの、ある日だけは仕事やプライベートで大量にデータ通信する必要がある場合などに、1日限定使い放題のチャージは有効です。

500円払うだけで1日中データ通信量を気にせず使えるのはOCNモバイルONEだけであり、他社の格安SIMには同様のチャージシステムは存在しません。これはOCNモバイルONEならではの大きなメリットです。

追加でチャージしたパケットの有効期限については、OCNモバイルONEは月単位のコースが翌月末日で日単位のコースが翌日までなのに対し、BIGLOBE SIMは有効期限がなく使い切るまで残り続けます。

BIGLOBE SIMは、追加で購入したパケットを無駄なく全て使い切ることができるのがメリットですね。


6.3日間の使い過ぎによる速度制限の条件と速度で比較

 BIGLOBE SIMOCNモバイルONE
高速通信時の使い過ぎによる速度制限あり
音声通話スタートプラン:直近72時間に200MB以上利用で速度制限。

エントリープラン:直近72時間に600MB以上利用で速度制限。

ライトSプラン・12ギガプラン:なし
なし
低速通信時の使い過ぎによる速度制限なしなし
制限後の通信速度200kbps200kbps
制限される確率--
次に、3日間の使い過ぎによる速度制限の条件と制限後の速度で比較します。

以前より、docomo、au、Softbankの大手3キャリアには、3日間で一定量以上通信した場合速度を制限する(遅くする)というルールがありました。

現在はdocomoはXiのLTE通信に対する速度制限ルールを完全に撤廃し、FOMAの3G通信には直近300万パケット(約366MB)以上利用で速度制限をかけるルールが残っている状況です。

また、auは直近3日間で3GB以上利用、Softbankは1GB以上利用(例外あり)で速度制限がかかります。

多くの格安SIMでも、大手キャリアと同じように直近3日間の使い過ぎによる速度制限を設けていますが、ここで比較しているBIGLOBE SIMとOCNモバイルONEには3日間の使い過ぎによる速度制限で違いがあります。

まずBIGLOBE SIMに関しては、3日間で音声通話SIMの1GBプランである音声通話スタートプランで200MB以上、3GBプランのエントリープランで600MB以上通信すると速度制限が発動し、最大受信速度が200kbpsに低速化します。

プランによって3日間で消費できる通信量が異なる点には注意しましょう。

逆に、6ギガプランと12ギガプランでは3日間でどれだけ通信しても速度制限は発動しません。

BIGLOBE SIMの高速通信容量を使い切って低速状態になった後は、3日間制限はありません。

対して、OCNモバイルONEは高速通信時・低速通信時とも使い過ぎによる制限は一切ありません。

高速と低速のどちらにも速度制限がない格安SIMはmineoなど数社に限られているので、OCNモバイルONEは3日間の通信量を気にせず使える数少ない格安SIMと言えます。

日によって通信量が大きく違う使い方をするなら、BIGLOBE SIMよりもOCNモバイルONEの月次プランの方が使い勝手が良いです。


7.格安スマホセットのラインナップで比較

BIGLOBE SIMOCNモバイルONE
スマートフォン
・Alcatel PIXI 4
・Apple iPhone 7
・AQUOS sense2 SH-M08
・AQUOS R2 compact SH-M09
・arrows M04
・ASUS ZenFone 5
・ASUS ZenFone Live(L1)
・ASUS ZenFone Max(M1)
・ASUS ZenFone Max Pro(M2)
・BlackBerry KEY2
・HUAWEI nova 3
・HUAWEI nova lite 2
・HUAWEI nova lite 3
・HUAWEI P20
・HUAWEI P20 lite
・Moto E5
・Moto G6 Plus

タブレット
・HUAWEI MediaPad M3 Lite

モバイル Wi-Fiルーター
Aterm MR05LN
スマートフォン
・AQUOS sense plus SH-M07
・AQUOS sense2 SH-M08
・AQUOS R2 compact SH-M09
・AQUOS zero SH-M10
・ASUS ZenFone 5
・ASUS ZenFone Live(L1)
・ASUS ZenFone Max(M2)(ZB633KL) ・ASUS ZenFone Max Pro(M2)(ZB631KL) ・HUAWEI Mate 20 Pro
・HUAWEI nova 3
・HUAWEI nova lite 3
・HUAWEI P20 lite
・motorola moto g7
・motorola moto g7 plus
・motorola moto g7 power

タブレット
・HUAWEI MediaPad T3 10
・Lenovo YOGA Tab 3 10

モバイルWi-Fiルーター
・NETGEAR AirCard AC785
次に、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEが販売するスマホセットのラインナップで比較します。

まず、先ほども触れたとおりOCNモバイルONEはスマートフォンをセットで販売しておらず、OCNモバイルONEと同じNTT系列のgoo SimSellerがOCNモバイルONEのSIMパッケージとセットでスマートフォンを販売しています。
goo SimSeller(OCNモバイルONE)
goo SimSellerのラインナップは充実していて、国内で販売される最新のSIMフリースマートフォンから自社独自モデルであるg01~g05まで取り扱っているのが特徴です。

また、goo SimSellerではセールもよく開催されており、他社の格安SIMとスマートフォンのセットよりも安く購入できることがあります。

BIGLOBE SIMはラインナップ数こそ少ないものの、ほぼ素のAndroid OSを搭載したMoto X Playからコストパフォーマンスの高いZenFoneシリーズ、おサイフケータイや防水防塵機能を搭載するarrows M02と目的・用途ごとで選べる端末が用意されているため、自分に合った機種を選ぶことができます。

また、後ほど触れますがBIGLOBE SIMはOCNモバイルONEとは違ってセットで購入するスマートフォンに補償オプションをつけられるのもメリットとなっています。


8.セットで購入した格安スマホ故障時の補償(保証)で比較

 BIGLOBE SIMOCNモバイルONE
補償サービス名BIGLOBE端末あんしんサービスグーの端末保証
月額料金400円
・AQUOS SH-M01


380円
・ZenFone Max
・Moto X Play
・ZenFone Selfie
・ZenPad 8.0
・arrows M02


300円
・LG G2 mini
・AQUOS PHONE SH90B
g01:200円
g02:250円
g03:300円
g04:350円
g05:370円
補償対象端末BIGLOBE SIMが販売する全端末g01 / g02 / g03 / g04 / g05
補償期間契約翌月から24ヶ月または36ヶ月目の月末日
(端末により異なる)


24ヶ月
・ZenFone Max
・Moto X Play
・ZenFone Selfie
・ZenPad 8.0
・arrows M02
・AQUOS SH-M01


36ヶ月
・ZenFone Max
・LG G2 mini
・AQUOS PHONE SH90B
購入から36ヶ月間
補償回数回数制限なし。料金は以下を参照1年に2回まで
サービス利用時の交換代金1回目:5,000円
2回目:10,000円
3回目:15,000円

4回目以降
・ZenFone Max:27,600円
・Moto X Play:44,160円
・ZenFone Selfie:37,680円
・ZenPad 8.0:29,760円
・arrows M02:33,120円
・AQUOS SH-M01:15,000円
・LG G2 mini:15,000円
・AQUOS PHONE
・SH90B:15,000円
1回目:3,000円
2回目:5,000円
格安スマホをセットで購入しても、補償について理解していないと故障時など万が一の時に不安です。次に、SIMとセットで購入したスマホが故障した際の補償(保証)で比較します。

BIGLOBE SIMは、BIGLOBE SIMが販売するすべての端末に補償サービスを付けることができます。補償サービスの月額料金や補償利用時にかかる料金、補償期間は機種ごとに異なっています。

対してOCNモバイルONEは、先述の通りOCNモバイルONE自体が端末をSIMとセットで販売しているわけではなくgoo SimSellerで販売するという特殊な形になっています。

また、gooSimSellerで用意されている「グーの端末保証」は、名前の通りgooSimSeller独自の端末であるg01~g05でのみ利用でいる補償サービスとなっており、これらの機種以外の端末には補償がありません。

g01~g05を購入予定であれば問題ありませんが、その他の端末が希望であればgoo SimSellerで購入した場合破損や水濡れ時に補償が利用できない点には十分注意しましょう。

もしくは、希望の機種がBIGLOBE SIMでも販売されているなら、BIGLOBE SIMでセット購入して補償サービスを契約するのも手です。


9.特典・キャンペーンで比較

BIGLOBE SIMOCNモバイルONE
・新規事務手数料3,000円とSIMカード準備料394円が0円&月額料金が最大14,400円割引&当サイトからの申し込みで4,000円キャッシュバック
・友達紹介プログラムで紹介した人、紹介された人ともに月額料金が1ヶ月分無料【当サイト契約のBIGLOBEモバイル 音声通話SIMの紹介コード:23447301674
・音声通話SIM 3GB以上のプランとエンタメフリー・オプションを同時申し込みでエンタメフリー・オプションの月額料金480円が最大3ヶ月0円
・ビッグローブ光との同時利用で月額料金が毎月300円割引
・音声通話SIMとスマホをセット購入でnova lite 3が800円など端末価格が大幅割引
・音声通話SIM申し込み時にAmazonのパッケージ利用で初期費用を抑えられ最大10,000円分のAmazonギフト券プレゼント
次に、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEを特典やキャンペーンで比較します。

BIGLOBE SIMは現在、6ギガプランか12ギガプランを新規契約すると月額料金が最大3ヶ月無料で利用できたり、機種によっては新規手数料3,000円が無料になるキャンペーンを開催しています。

6ギガプランと12ギガプランは大容量のため月額料金もそれなりにかかります。それが最大3ヶ月無料なのはうれしいですね。

さらに、月額無料キャンペーンは縛りがある音声通話SIMだけでなく、最低利用期間と解約金が一切ないデータ通信SIMでも適用されます。

格安SIMを試してみたい場合は、BIGLOBE SIMのデータ通信SIMを6ギガプランか12ギガプランで契約すればいつ解約してもOKなので、ノーリスクで使い始めることができるのでおすすめです。

BIGLOBE SIMの主なキャンペーンはこちらにまとめています。
BIGLOBEモバイルのキャンペーン詳細と併用パターン、注意点まとめ【2月】
OCNモバイルONEは、月次コースはひと月に使える高速通信容量が1GB、日次コースは1日に使える高速通信容量が50MB増量されるキャンペーンを開催しています。

増量される期間は1年間なので、長期間にわたってたくさん通信できますね。

なお、OCNモバイルONEの増量キャンペーンは音声通話SIMだけでなくデータ通信SIMにも適用されます。

OCNモバイルONEのキャンペーンに関する詳細はこちらをご覧ください。
OCNモバイルONEを実際に使ってみた評価とレビュー【2月】

独自の機能・サービスで比較

BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEは、どちらにも独自のサービスや機能が提供されています。

ここでは、これまでの比較でまだ紹介しきれていない独自機能でBIGLOBE SIMとOCNモバイルONEを比較します。

【BIGLOBE SIM】650円で60分通話できる「BIGLOBEでんわ 通話パック60」

BIGLOBE SIMの最大の独自機能は、「BIGLOBEでんわ 通話パック60」です。
biglobe-denwa-60

「BIGLOBEでんわ 通話パック60」は、通常であれば60分で1,200円かかる通話料金が半額近くの650円で利用できるパックサービスです。

格安SIMでひと月に1時間程度通話する予定なら、「BIGLOBEでんわ 通話パック60」を活用することで安く抑えることができます。

格安SIMのかけ放題の比較はこちらを参照してください。
格安SIM MVNOでかけ放題(通話定額)がある16社を比較

【OCNモバイルONE】IP電話「050plus」が月額料金無料で通信量もカウントしない

OCNモバイルONEは、IP電話サービスの050plusの月額料金が無料で利用でき、更に050plusによる通話時の通信量高速通信としてカウントされない点が挙げられます。

格安SIMにおける通話料金の高さは、携帯電話で電話をよくする人にとっては大きなネックとなっています。BIGLOBE SIMは「BIGLOBEでんわ 通話パック60」で1時間以内の通話が安くなるサービスを提供しているのに対し、OCNモバイルONEはそのようなサービスはありません。

ですが、OCNモバイルONEは同じNTTグループが提供するIP電話サービス「050plus」の月額料金300円が無料で利用できます。

さらに、IP電話はインターネット回線を通じて音声データをやり取りするため、高速通信時に050plusを利用すると通常は高速通信容量を消費しますが、OCNモバイルONEのSIMで050plusを利用すれば高速通信時でも容量を一切消費しないようになっています。

これは、OCNモバイルONEと050plusが同じNTT系列だからこそできるサービスです。なお、IP電話はインターネット回線の混雑状況や通信速度に大きく影響を受けるため、通信環境が良くないと通話途切れや遅延、音質の悪化などが起きることがあります。

OCNモバイルONEの050plusは、あくまでも補助的な手段としてそこまで重要ではない通話で利用するのがおすすめです。


10.実効速度(実測の通信速度)で比較

最後に、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEの実効速度の比較です。

契約した格安SIMが実際にどの程度の通信速度が出るのかというのは、SIMが届いてからでないと分かりません。SIMを契約したのはいいものの、通信速度が遅くて使い物にならなかったということは避けたいです。

そこで、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEとを含む主要な格安SIM10社とdocomoの計11社でスピードテストを随時実施しています。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
7月から現時点までの、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEを含む格安SIM10社のスピードテスト速度推移は以下の通りです。

8時
8時BIG
LOBE
SIM
b-
mob
ile
DMM
mob
ile
DTI
SIM
FREE
TEL
IIJ
mio
mi
neo
Nif
Mo
OCN モバイル ONE楽天モバイル(新)楽天モバイル(新新)
7/241.153.544.25-8.352.61-14.014.90--
7/310.851.264.37-10.383.89-7.961.47--
8/72.078.772.00-10.223.60-13.703.95--
8/197.557.910.21-12.342.87-1.432.79--
8/2710.494.850.19-11.047.48-3.622.88--
9/36.7811.057.09-11.519.51-6.562.97--
9/812.626.9316.72-9.108.4912.513.843.94--
9/1511.087.1110.09-11.4610.5310.062.473.90--
9/248.0816.567.66-12.654.7810.441.771.73--
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ブラウザでWebサイトを見たりLINEやメールの受信、Youtubeの再生、radikoやGoogle Play Musicなどのストリーミング再生などは、ファイルがスマホにダウンロードされることで使うことができます。多くの人が利用している通信を伴うアプリが問題なく動作するためには、ダウンロードの速度がある程度出ている必要があるということです。

そのため、上記の表には下り(ダウンロード)速度を記載しています。

BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEの体感速度はこちらで確認できます。

スピードテストの結果で比較すると、OCNモバイルONEよりもBIGLOBE SIMの方が全体的に速度が出ていることが分かります。

OCNモバイルONEの速度は、2015年7月からこれまでほぼ変わらずある意味安定していますが、スピードテストの結果を見ると分かる通り主要な格安SIMの中では遅いです。

また、OCNモバイルONEはスピードテストの結果だけでなく体感でも遅く感じることがしばしばあるため、速度重視ならOCNモバイルONEは選ばないほうが無難です。

BIGLOBE SIMは12時台まではほぼ快適に通信できる速度が出ています。夜間になると速度が落ちることがあるものの、最近は積極的な回線増強で夜間でもそこまで速度が落ちなくなっています。

OCNモバイルONEに比べればBIGLOBE SIMの方が快適に通信できるのは間違いありません。

格安SIMに速度を求めるなら、OCNモバイルONEよりもBIGLOBE SIMをおすすめします。


BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEの強み・弱み

上記の比較で分かる、BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEの強み・弱みは以下の通りです。

BIGLOBE SIMの強み

・1時間以内の通話が大幅に割引される「BIGLOBEでんわ 通話パック60」。
・スマホセットの補償が充実している。
・スマホの使い方などを遠隔操作しながら教えてもらえる。
・高速通信容量6GBの6ギガプランのコストパフォーマンスが高い。

BIGLOBE SIMの弱み

・高速通信と低速通信の切り替えができない。
・高速通信時に制限があるため、余って繰り越した容量を一気に使えない。


OCNモバイルONEの強み

・使える高速通信容量が日単位のプランがある。
・日単位のプランは+500円で1日使い放題。
・高速通信時も低速通信時も使い過ぎによる速度制限がない。

OCNモバイルONEの弱み

・高速通信容量の少ないプランが割高。
・キャンペーンがない。
・通信速度が遅い。


BIGLOBE SIMはこんな人におすすめ

強みと弱みをふまえると、BIGLOBE SIMは以下のような人におすすめです。

・格安SIMでもひと月に1時間程度通話したい
・格安SIMやSIMフリー端末が初めてで不安
・ひと月の通信料が5GB~6GBと多め。

OCNモバイルONEにはないBIGLOBE SIMの最大の特徴は、「BIGLOBEでんわ 通話パック60」です。BIGLOBEでんわ 通話パック60を活用すれば、通常1,200円かかる1時間以内の通話が650円で済ませることができるのは大きなメリットです。

OCNモバイルONEもIP電話サービス「050plus」の月額料金300円が無料になったり通信量を消費しないなどメリットがあるものの、IP電話であることや通話料金は安いながらもかかるためBIGLOBE SIMのBIGLOBEでんわ 通話パック60の方が優れています。

また、BIGLOBE SIMは特に6GBのプランである6ギガプランのコストパフォーマンスが高いのも特徴です。6ギガプランの月額料金はOCNモバイルONEの5GBコースと全く同じなため、どうせならたくさん通信できるBIGLOBE SIMを選んだほうが得です。

BIGLOBE SIMのその他の特徴として、スマホセットのラインナップは少ないもののすべての端末に補償サービスを付けられる点も挙げられます。

OCNモバイルONEはスマホセットを扱っていないことと、同じNTTグループのgoo SimSellerがOCNモバイルONEのSIMとセットでSIMフリースマートフォンを扱っているものの補償を付けられる端末が限定されているため、SIMとセットで端末も購入したいならBIGLOBE SIMがおすすめです。

公式サイト
BIGLOBEモバイル
メリット・デメリット・レビューなど
BIGLOBEモバイルの速度と使ってみた評価。こんな人におすすめ【2月】
【BIGLOBEモバイル】お得な特典実施中

OCNモバイルONEはこんな人におすすめ

強みと弱みをふまえると、OCNモバイルONEは以下のような人におすすめです。

・日頃の通信量は変動が少ないもののまれにかなり通信することがある。
・音楽やラジオのストリーミング再生を通信量を気にせず楽しみたい。

OCNモバイルONEは、プランの特徴からひと月の通信量が3~5GBで日々の通信量に変動が少ない人に特におすすめの格安SIMです。

さらに、日次プランでは+500円追加すればその日1日は高速通信が使い放題になるのが、BIGLOBE SIMを含む他社の格安SIMにはないOCNモバイルONEの大きなメリットの1つです。いつ低速になるか分からない不安をワンコインで解消できるのは良いオプションですね。

また、BIGLOBE SIMにはないOCNモバイルONEのメリットとして、高速と低速の切り替えができる点と高速・低速とも使い過ぎによる速度制限がない点も挙げられます。

高速・低速切り替えと3日間制限がないことで利用できるのが、radikoなどのラジオストリーミングアプリやGoogle Play Music、LINE MUSIC、Apple Musicといった音楽ストリーミングアプリです。

これらのストリーミング再生アプリは長時間利用することで大量に通信するため、ひと月に利用できるパケットをすぐに使い切ってしまいます。

そこでOCNモバイルONEで3日制限のない低速モードに切り替えると、高速通信容量を一切消費しないため通信量を気にせずラジオや音楽を楽しむことができます。

OCNモバイルONEは通信速度が遅いのがデメリットですが、そこを許容できるなら様々なタイプのプランやオプションがあり融通のきく格安SIMといえます。

公式サイト
OCNモバイルONE
メリット・デメリット・レビューなど
OCNモバイルONEを実際に使ってみた評価とレビュー【2月】
OCNモバイルONE

BIGLOBE SIMとOCNモバイルONEの比較・違いのまとめは以上です。

【BIGLOBEモバイル】お得な特典実施中

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