Android MはLollipopと同様にまずデベロッパープレビューを提供し8月に正式リリース予定。またAndroid Mではバッテリーの持ちとRAM使用量の改善への取り組みを強化中との情報。

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先日、内部ではマカダミアナッツクッキー(MNC)というコードネームで呼ばれていることが分かったGoogle I/O 2015で発表予定のAndroid Mですが、徐々にAndroid Mに関する情報が明るみになってきています。

Android Policeは、Android Mに関するより詳細な2点の情報を得たと報じています。


今回の情報の信用度は、10段階中7で高めとなっています。

Android Mはまずはデベロッパープレビューを提供し8月に正式リリース

まず1点目は、Android Mはまずはデベロッパープレビューを提供し8月に正式リリースするという情報です。

この流れは、昨年のGoogle I/Oで発表され11月に正式リリースされたAndroid L(Android 5.0 Lollipop)と同じです。

8月に正式リリース予定のAndroid Mですが、Android Policeは正式リリースはおそらく8月よりもっと遅くなるだろうと予想しています。


Android Mはバッテリー持ちとRAM使用量の改善への取り組みを強化

2点目は、Android Mはバッテリーの持ちとRAM使用量を改善するための取り組みを強化しているという情報です。

バッテリーの持ちの改善はAndroid MにおいてGoogleが最も強化していて、バッテリーの減りの原因となる機能の省エネ化に力を入れているとのことです。

Googleは、Android Mで可能な限り位置情報のチェックを減らし、RAM使用量と充電していない時や画面オフ時の起動するアクティビティを減らすことでバッテリー消費を抑えるよう試みているそうです。

またこの試みは、バッテリー消費の一因としてよく挙げられるGoogle play開発者サービスにも適用されるだろうと予想しています。


なお、今回判明したAndroid Mに関する情報は、5月28日~29日(現地時間)に開催されるGoogle I/O 2015で発表される見通しとのことです。

Googleは、これまでもAndroid OSにおけるバッテリーの持ちの改善を試み続けています。Android Mでは大幅な改善に期待したいですね。

2015/5/29追記
Google I/O 2015の基調講演でAndroid Mが発表され、デベロッパープレビューもすでにダウンロード可能となっています。ダウンロードリンクやダウンロード方法などの詳細はAndroid Mのデベロッパープレビューがダウンロード可能になったのでダウンロード方法の紹介。Nexus5、Nexus6、Nexus9、Nexus PlayerでAndroid Mを試せます。をご覧ください。

2015/6/1追記
Android MのRAM管理の使い方をまとめました。詳細はAndroid MのRAM管理画面の使い方。アプリ毎にRAM使用量の平均値や最大値、常駐するかどうかを直感的に把握できるなど大幅に改善。をご覧ください。

2015/8/18追記
Android Mのコードネームは「Marshmallow(マシュマロ)」に決定し、OSバージョンはAndroid 6.0としてリリースされます。Android 6.0 Marshmallowの新機能など詳細はAndroid 6.0 Marshmallowの新機能・変更点・追加機能・使い方まとめ。をご覧ください。

source:Android Police

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