Qualcomm、世界中で使えるLTEチップ「RF360」を発表。40種類のバンドと7種類の無線方式に対応。

Qualcommは、1枚で40種類のバンドと7種類の無線方式に対応するLTEチップ「RF360」を発表しました。


QualcommのPress Releaseによると、 対応する無線方式はLTE-FDD、LTE-TDD、WCDMA、EV-DO、CDMA 1x、TD-SCDMA、GSM/EDGEの7種類となっています。

Apple Insiderでは、RF360がChina MobileなどがLTEで採用しているLTE-TDDや3Gで採用しているTDS-CDMAをサポートしていることを、中国でiPhoneが発売される根拠として記事にしています。

またiPhone5は、世界中のLTEをカバーするためにA1428(GSM)、A1429(GSM)、A1429(CDMA)の3モデルに分けて発売されましたが、今回発表されたRF360は3つの無線方式全てに対応しているため、今後は1モデルで全て対応できることになります。

無線方式やバンドの問題はAndroidも同じで、もしRF360を搭載したAndroid端末、特にNexusシリーズが発売されたら個人的には嬉しいです。

なお、RF360を搭載した端末が発売されるのは2013年の後半とのこと。

どんな端末が最初にRF360を搭載して発売されるのか、今後が楽しみですね。

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