情報元であるetnewsによると、LG G5は完全な金属製(フルメタル)のユニボディを採用するとのこと。SamsungやAppleはすでにフルメタルのスマートフォンを発売していますが、LGもその流れに乗るようです。
LGがG4で採用した背面レザーではなくフルメタルをG5に採用する理由には、LG G4のレザーの注目度が低かったことが挙げれられます。多くの場合、LG G4はレザー素材ではなくカメラ性能の高さが注目されました。
またLG G4の販売不振の影響で、LGのスマートフォン部門の第3四半期は6,620万ドルの損失となっています。そこでLGは、主要なメーカーの端末で採用され主流となりつつあるメタルボディの採用に転換したとのことです。
ただ、LGが採用するフルメタルボディはiPhoneやGalaxyで採用されているものとはデザイン等で異なっているとのことで、実際にLG G5のプロトタイプを見た人物によるとこれまでのフルメタルボディを採用したスマートフォンとは一線を画しているそうです。
なお、LG G5はQualcommの最新プロセッサであるSnapdragon 820が、カメラは20MPのSonyのカメラセンサーが採用されるという情報もあります。LG G5はハイスペックな(そして高価格な)スマートフォンになりそうです。
LG G5は、2016年の第1四半期に発表される予定です。etnewsは、LG G5は2月に開催されるMWC(Mobile World Congress)で発表されるのではと予想しています。なお、MWCではSamsungのGalaxy S7も発表されると見られています。
最近では、HUAWEIやZTEなど中国メーカーも積極的にフルメタルボディのスマートフォンをリリースしています。これまではプラスチックの筐体が採用されることが多かったものの、今後はフルメタルボディを採用した端末が増えてきそうですね。
source:etnews /G for Games via:pocketnow