Android 5.0 Lollipopには多数の新機能や変更点がありますが、逆にバグもあるようです。
スレッドを立てたユーザーによると、Android 5.0 Lollipop(LRX21O)のスリープ時のバッテリーの持ちが悪いとのこと。
Nexus5がAndroid 4.4.4 KitKatのときは、夜間のスリープ時9時間ほどで5~8%のバッテリー消費だったのに対しAndroid 5.0 Lollipopでは18%に増えているとのことです。
また、Wi-Fiのバグが指摘されているAndroid 5.0 Lollipopですが、Wi-Fiオン・オフでそれぞれバッテリーの減りを確認したところどちらもほぼ同じバッテリー消費量のため、Wi-Fiがバッテリー消費を速めているわけではないようです。
このスレッドでは、かなり細かくAndroid 5.0 Lollipopのバッテリー消費について検証しています。Android 5.0 Lollipopにアップデート後バッテリーの減りが速くなった人は参考になる情報が得られるかもしれません。
なお、このスレッドではAndroid 5.0 Lollipopにアップデートしたユーザーにアップデート後にバッテリーの減りが速くなったかというアンケートが実施されており、2014/11/17時点で70%を超えるユーザーがバッテリーの減りが速くなったと答えています。
回答数が270件ほどでそこまで多くはないので参考程度で見ておけばいいとは思いますが、Android 5.0 Lollipopにバッテリー異常消費の可能性があることは認識しておいた方がいいかもしれませんね。
また、Android 5.0 Lollipopにアップデート後に同様の症状が出る場合は、Android 5.0 LollipopからAndroid 4.4.4 KitKatに戻す(ダウングレード)することもできます。
ダウングレード手順はAndroid 5.0 LollipopをダウングレードしてAndroid 4.4.4 KitKatに戻す方法(Nexus5,Nexus7,Nexus4など全Nexusデバイスで利用可)。を参照してください。
source:XDA