DMMモバイル「つながる端末保証」の詳細と注意点まとめ。

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このページでは、DMMモバイルが2017年4月28日から提供開始した「つながる端末保証」の月額料金や特徴、注意点などをまとめています。

※DMMモバイルは楽天モバイルに買収され、2019年8月27日に新規申し込みの受付を終了しました。

2019年8月27日以降はDMMモバイルを契約することはできません。

以下は過去の内容となります。


目次


DMMモバイル「つながる端末保証」の月額料金と利用料金、その他概要

まずは、料金を含めたつながる端末保証の概要についてまとめておきます。
対象機種
・DMMモバイルで購入した端末
・SIMフリースマホ、タブレット、ルーター
・NTTドコモのスマホ、タブレット、ルーター
・iPhone、iPad(SIMフリー版・ドコモ版)
月額料金500円
利用料金
修理:最大50,000円まで保証(50,000円を超える分は負担)

交換:1回目は4,000円 2回目は8,000円
保証期間
自然故障:各端末のメーカー発売日から3年以内

自然故障以外:つながる端末保証を解約するまで(期限なし)
保証回数1年に2回まで
代替機貸出あり(無料)
※送料は契約者が負担(着払い)

月額料金は500円で、他社の格安SIMの端末保証サービスの月額料金とほぼ同じ水準です。

保証を利用した際にかかる費用は、修理と交換で異なります。

修理の場合は修理代金50,000円までは無料で50,000円を超える分は契約者が負担し、交換の場合は1回目が4,000円、2回目が8,000円となっています。

公式サイト
DMMモバイル

DMMモバイル「つながる端末保証」の特徴・メリット

概要の内容をふまえて、つながる端末保証の特徴やメリットについて解説していきます。


DMMモバイルで購入していない端末も補償対象

最近提供されている格安SIMの端末保証は、キャリアで購入した端末や単体で購入した端末など格安SIMとセットで購入した端末でなくても補償対象になるものが増えています。

DMMモバイルのつながる端末保証も、DMMモバイルのSIMとセットで購入していない端末でも補償対象になります。

具体的には、単体で購入したSIMフリーとドコモのSIMロックがかかった(ドコモで購入できる)スマホやタブレット、ルーターが対象です。

なお、DMMモバイルはドコモの回線を使った格安SIMなので、ドコモの端末に挿してドコモと変わらないエリアで通話や通信が可能です。

逆に、auやソフトバンクの端末をSIMロック解除してDMMモバイルのSIMを挿したとしても、通信規格や対応周波数などが最適化されていないことが多いため広いエリアで利用することができなかったり、最悪の場合全く使えない可能性もあります。

そのためDMMモバイルのつながる端末保証の対象端末にはauやソフトバンクが含まれていません。

DMMモバイルのSIMは、つながる端末保証の対象になっている端末で利用するのがおすすめです。


キャリア・メーカーの保証サービスが切れていても加入できる

SIMとセットで購入しない端末でも、大手キャリアで購入した場合はそのキャリアの保証が、端末単体で購入した場合はメーカーの保証がついてきます。

メーカーの保障については、落下や水漏れなどでない自然故障なら購入から36ヶ月間は保証されることが多いです。

補償対象期間を過ぎると仮に自然故障だったとしてももちろん保証されませんが、DMMモバイルのつながる端末保証ならキャリアやメーカーの保証期間が過ぎた端末でも加入することができます。

気に入っていて長く使っているために保証が切れている端末でも、DMMモバイルを契約する際につながる端末保証に入っておけばもし故障しても安心ですね。


自然故障以外の故障ならつながる端末保証を契約している間はずっと補償される

補償サービスの中には、加入から24ヶ月間や36ヶ月間といった期限が設定されているものもあります。

対して、DMMモバイルのつながる端末保証は自然故障以外の故障なら加入している間(解約するまで)はずっと保証されます。


修理期間中の代替機を無料で借りられる

ドコモなど大手キャリアで補償を使う際は代替機を借りることができますが、格安SIMの保証サービスでは代替機が借りられない場合もあります。

DMMモバイルのつながる端末保証は、無料で代替機を借りることができます。

代替機を借りる際の送料は契約者の負担にはなりますが、端末を買い足すことを考えれば安いものです。代わりの端末がない場合は代替機のレンタルも活用しましょう。


DMMモバイル「つながる端末保証」の注意点・デメリット

DMMモバイルのつながる端末保証には注意点もあるので、以下に解説します。


申し込みできるのはDMMモバイルの新規申し込みと同時のみ。後から加入はできない

DMMモバイルのつながる端末保証は、DMMモバイルの新規申し込みの時にのみ申し込むことができます。

DMMモバイルのSIMを契約した後につながる端末保証を申し込むことはできないので、申し込み忘れがないように十分注意しましょう。


日本国内で販売されたメーカーの正規品である必要がある(技適マークなしはNG)

つながる端末保証にはSIMフリースマホやタブレットなども登録できますが、SIMフリーなら何でも良いというわけではありません。

日本国内で発売(販売)されたメーカーの技適マークありの正規品が対象となります。

海外で発売されて技適マークのない端末だけでなく、技適マークがあっても海外で発売された場合はDMMモバイルのつながる端末保証の対象外となるので注意しましょう。


「つながる端末保証」を申し込んだ後に専用ウェブサイトにて保証適用したい端末のIMEI情報を登録する必要がある

つながる端末保証は、申し込みをすれば手続きはすべて完了なわけではありません。

利用開始日から14日以内に、専用ページからつながる端末保証に登録する端末を設定する必要があります。

この設定を忘れると、つながる端末保証を申し込んでいても保証を利用できないので注意しましょう。

AndroidとiPhone/iPadのIMEI確認方法も紹介しておきます。

AndroidはOSやメーカーによって確認方法が若干異なる場合がありますが、ほとんど同じです。設定から「端末情報」をタップして「端末の状態」をタップします。
android-imei1

一覧にある「IMEI情報」をタップして「IMEI」に記載されている数字がIMEIです。
android-imei2

iPhoneは、ホーム画面にある設定アイコンをタップして「一般」をタップします。
iphone-check-imei1

「情報」をタップした後に表示される「IMEI」に記載されている数字がIMEIです。
iphone-check-imei2


つながる端末保証を利用する前の90日以内に通信または通話が行われている必要がある

つながる端末保証を利用するためには、その端末+契約しているDMMモバイルのSIMで90日以内に通信または通話が行われている必要があります。

普通に使っていれば、90日間一切通話も通信もしないということはまずあり得ないと思うので、この点はあまり気にする必要はないでしょう。


つながる端末保証を利用できるのは申し込み月の翌月から

つながる端末保証は申し込みをすればすぐに利用できるわけではありません。

利用可能になるのは、つながる端末保証を申し込んだ月の翌月からです。

つまりつながる端末保証を契約した当月は保証されないので、加入後すぐに端末を壊してしまわないように注意が必要です。

なお、保証利用できない申込月は月額料金の500円もかからず翌月からとなります。


修理代金が5万円を超える分もしくは端末交換の場合は有料

つながる端末保証で修理になった場合、修理代金が5万円以内であれば費用は一切かからず無料です。

逆に、修理代金が5万円を超える場合と端末を交換する場合は有料になります。


交換の場合は交換機が送られてきた際に代金引換で支払う必要がある

つながる端末保証で修理ではなく端末交換になった場合は、交換機が届いた際にその場で代金引換で支払う必要があります。

DMMモバイルの利用料金と一緒に引き落としされたりクレジットカードで支払いはできません。

また代金引換は手数料がかかりますが、その手数料も契約者の負担となります。

交換機が到着する日には交換にかかる費用と代引き手数料を含めた代金を準備しておき、持ち合わせがないといったことがないように注意しましょう。


交換機はDMMモバイルが指定する端末の中から送付される。同じ端末が届くとは限らない

つながる端末保証で端末を交換する場合、保証を利用した端末と同じものが交換機として届くわけではありません。

交換機はDMMモバイルが指定する端末に限られるので、まずドコモでのみ購入できる端末には交換不可だと思われます。

SIMフリースマホの場合でも、日本国内で発売されるSIMフリースマホも増えてきているので同じ端末が届く可能性は低いと思っておいたほうがいいでしょう。


iPhoneはコールセンター指定の店舗に持ち込んで修理(交換はなし)

つながる端末保証に登録するのがiPhoneの場合、コールセンターが指定する店舗に持ち込んで修理を依頼する必要があります。

つまり、iPhone が故障した場合は必ず修理対応となり交換機が送られてくることはありません。

交換対応の対象はAndroidのみとなっています。


非正規修理(正規修理以外)を行ったことがある端末は補償対象外

つながる端末保証に登録する端末で以前に非正規修理を行ったことがある場合、改造品と判断され補償対象外となる点にも注意が必要です。

非正規修理は、端末メーカーに依頼して修理をしてもらうのではなく、メーカーとは関係のない修理専門店による修理などのことを指します。

自分で新品で購入した端末なら非正規修理しているかどうかは分かります。問題は中古端末です。

中古ショップやオークションなどで購入した中古の端末は前の所有者が非正規修理を行っている可能性があり、実際につながる端末保証を利用して修理に出してみないと分かりません。

中古端末を購入する場合は、過去に非正規修理に出したことがあるかをオークションの出品者や中古端末販売ショップに購入前に必ず確認するようにしましょう。


DMMモバイル「つながる端末保証」を利用する流れ

DMMモバイルのつながる端末保証を利用する流れは以下の通りです。

1.コールセンターに電話で依頼
※受付時間:10時~18時
年末年始を除き年中無休です
コールセンターの電話番号は、DMMモバイルのマイページで確認できます。

2.端末を指定住所に発送


あとは、送付した故障端末の確認が取れたら結果の連絡が来ます。


DMMモバイルの「つながる端末保証」と「端末交換オプション」の違い

DMMモバイルは、つながる端末保証とは別に、端末交換オプションも提供しています。

つながる端末保証と端末交換オプションの違いについてもまとめておきます。
 つながる端末保証端末交換オプション
対象機種
・DMMモバイルで購入した端末
・SIMフリースマホ、タブレット、ルーター
・NTTドコモのスマホ、タブレット、ルーター
・iPhone、iPad(SIMフリー版・ドコモ版)
・DMMモバイルで購入した端末
補償内容修理または交換交換のみ
月額料金500円350円
利用料金
修理:最大50,000円まで保証(50,000円を超える分は負担)

交換:1回目は4,000円 2回目は8,000円
3,000円
UPQ Phone A01、HUAWEI Y6、Ascend G6、ZenFone Go、ZenFone 3 Max、HUAWEI E5577、HUAWEI nova lite、PIXI 4

5,000円
AtermMR03LN、Ascend G620S、AtermMR04LN、AtermMR05LN、MediaPad T2 7.0 Pro、Liquid Z530、ASUS ZenPad 7.0 (Z370KL)、Blade V6、ZenFone2 Laser、ZenFone 3 Laser、P8lite、LTE XM、ARROWS M02、SH-M04、P9lite、Zenfone5、G2mini、arrows M03、HUAWEI GR5、MeMO Pad 7、Moto G4 Plus、ZenFone2(2GB)、Nexus7、SH-M02、ZenFone3、HUAWEI nova、Moto G5 Plus、VAIO phone A、ZenFone3 Max(ZC553KL)、HUAWEI P10 lite、arrows M04、HUAWEI MediaPad M3 Lite、AQUOS sense lite SH-M05、ZenFone 4 Max(ZC520KL)、ZenFone 4 Selfie(ZD553KL)、HUAWEI nova lite 2

7,000円
Ascend Mate7、ZenFone2(4GB)、SH-M01、P9、ZenFone4 Selfie Pro、ZenFone4 カスタマイズモデル、AQUOS R compact SH-M06
保証期間
自然故障:各端末のメーカー発売日から3年以内

自然故障以外:つながる端末保証を解約するまで(期限なし)
端末交換オプションを解約するまで(期限なし)
保証回数1年に2回まで1年に1回まで
代替機貸出あり(無料)
※送料は契約者が負担(着払い)
なし

まず、つながる端末保証と端末交換オプションの大きな違いはDMMモバイルで購入した端末以外の端末も補償するかどうかという点です。

その点では、つながる端末保証の方が有利ですね。

ですが、端末交換オプションはその分月額料金が350円と安いのがメリットです。

他にも、保証回数を見るとつながる端末保証が1年に2回までなのに対し、端末交換オプションは1年に1回だけと細かい点で違いがあります。


単体で購入したSIMフリー端末やドコモの端末ならつながる端末保証一択ですが、DMMモバイルとセットで購入した端末はどちらかから選ぶ必要があります。

加入予定の端末の補償を利用する際の費用や、これまで端末をよく故障させてきたか(よく壊すなら保証回数が多いつながる端末保証がおすすめ)などを含めて、どちらに加入するか検討しましょう。


まとめ

つながる端末保証は端末交換オプションとの比較の部分でも触れた通り、DMMモバイルのSIMとセットではなく単体で購入したSIMフリー端末やドコモで購入した端末に保証をつけたいなら加入すべきサービスです。

無料で代替機を借りられるのもメリットですね。

つながる端末保証の加入はDMMモバイルの申し込みと同時でないといけないので、加入し忘れがないように十分注意しましょう。

DMMモバイルのSIMとセットで購入した端末に関しては、月額料金や利用時の費用などを確認した上で端末交換オプションも含めて検討してみることをおすすめします。

DMMモバイルのつながる端末保証の詳細と注意点のまとめは以上です。

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