最近のAndoidアプリはサイズが大きいので、Android携帯の内蔵メモリ(ROM)の容量を気にしながらインストールしていく必要があります。
ROMを気にせずアプリをじゃんじゃんインストールしていたら、いつのまにかROMの80%以上が埋まっていたり
Android2.2(Froyo)からは、内蔵メモリの容量を少しでも空けてより多くのアプリをインストールできるように、インストールしたアプリをmicroSDカードに移動できるようになっています。
この機能をApp2SDといいます。
App2SDはとても便利なのですが、問題点もあります。
1つ目の問題点は、ウィジェットのアプリをApp2SDを使ってmicroSDに移すと、そのウィジェットが使えなくなること。
2つ目の問題点は、全てのアプリをmicroSDカードに移せるわけではないこと。アプリの作者がmicroSDカードへのコピーを許可しているアプリのみを移すことができます。逆にコピーを許可していないアプリはmicroSDには移せません。
1つ目のウィジェットの問題については、そのウィジェットアプリをmicroSDに移さなければいいだけの話なので問題はないですね。
大変なのは2つ目です。マニュアル通りのApp2SDの方法は、自分がインストールしているアプリを1つずつApp2SDに対応しているかどうか確認していく必要があります。
具体的な手順は、
ホーム画面でメニューボタン⇒設定⇒アプリケーション⇒アプリケーション管理⇒アプリを1つずつ選んで、ストレージの「外部SDカードに移動」がタップできる状態であればApp2SDに対応している。「外部SDカードに移動」が黒くてタップできない状態であればApp2SDに対応していない。
という流れです。
●App2SDに対応したアプリ
●App2SDに対応していないアプリ
この作業は、Android携帯にアプリをたくさん入れているほど時間がかかってきます。
なので、この手間のかかる作業もアプリで解決してしまいましょう。
今回使うアプリは、App2SD Free(move app to SD)です。
App2SD Free(move app to SD)の便利な機能は、2つあります。
1つ目は、App2SD Free(move app to SD)を開くと自動でApp2SDに対応したアプリを表示させてくれる点です。この機能のおかげで、App2SDに対応しているかどうかアプリを1つずつ確認していくという作業から開放されます。
2つ目は、内蔵メモリにたまったキャッシュも一括削除してくれる点です。キャッシュを削除することで、圧迫されている内蔵メモリを開放することができ、Android携帯の動作が軽くなることが期待できます。
App2SD Free(move app to SD)の使い方はとても簡単です。画像を使って説明します。
まずはApp2SDに対応したアプリのmicroSDへの移動方法です。
1.App2SD Free(move app to SD)を開くと、microSDカードに移動可能なアプリが一覧表示されるので、microSDカードに移動したアプリを選んでタップ。
2.「外部SDカードに移動」をタップするとmicroSDに移動します。
3.最初の画面に戻って、さきほど移動したアプリのアイコンが消えていればApp2SDは成功です。
たったこれだけです。簡単ですね~。
次にキャッシュの一括削除の方法です。
1.App2SD Free(move app to SD)を開くと下の画像のような表示になるので、「OK」をタップすればキャッシュの削除は完了です。
以上です。とっても簡単ですよね。
内蔵メモリが少ないAndroid携帯にたくさん自分のお気に入りのアプリを入れたいという方は、ぜひ試してみてくださいね。
AppMgr III (App 2 SD) 日本語版 - Google Play のアプリ