【追記:使えなくなりました】Mate 30 ProでGoogle PlayストアやYouTubeなどインストールして使う方法

Mate 30 ProはアメリカのHUAWEIに対する禁輸措置によりGoogleと取引ができないため、Google PlayストアやYouTube、Googleマップ、GoogleフォトといったGoogle純正のアプリがインストールされていません。

これらのGoogleアプリを無理やりインストールする方法もありますが、Mate 30 Proの発表会会場でMate 30 Proの実機で試してみるとインストールはできるものの起動できないといった報告がいくつか見られました。

ですが、逆にMate 30やMate 30 ProでもGoogleアプリをインストールして起動・利用できた報告も現時点で動画付きで2件あるので、正しい手順を踏めばMate 30 ProでもGoogle純正のアプリを使えるようです。
※2019年10月2日追記:このページで紹介している方法では、Mate 30 ProにGoogle Playストアなどをインストールして使うことができなくなったと9to5googleが伝えました。

また、現時点では他にMate 30 ProにGoogle製のアプリをインストールして使う方法はないので、Mate 30 ProでGoogle製のアプリを使うことはひとまず諦めましょう。


そこでこのページでは、Mate 30 ProでGoogle純正のアプリをインストールして使う方法と注意点についてまとめておきます。

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Mate 30・Mate 30 ProでGoogle純正アプリが利用できる様子を記録した動画

初めても触れた通り、Mate 30とMate 30 ProでGoogle純正のアプリが使えたと報告する動画は以下の2件です。
※現在は同じ手順は使えません



最初の動画はMate 30でGoogle PlayストアとYouTube、Googleマップが、2番目の動画ではMate 30 ProでGmailが使えている様子が記録されています。


【この手順は使えなくなりました】Mate 30 ProでGoogle純正アプリをインストールして使うための手順

最初の動画ではGoogle純正アプリが使えた報告だけでなく、Mate 30 ProでGoogle純正アプリを正常に使うためのインストール方法についても触れられているので以下にまとめておきます。

【2019年10月2日追記】※2019年10月2日現在、以下の手順でMate 30 ProにGoogle製のアプリをインストールすることはできません。

まず、谷歌服务助手のサイト自体が閉鎖しているためアプリをダウンロードできないのに加え、既にダウンロード済みのアプリからGoogle Playを導入しようとしてもできなくなりました。

すでにGoogleアプリをインストールしているMate 30 Proについても、インストールされているAndroid OSがroot化を含むシステム改変されていないかどうかをチェックするAPIであるSafetyNetの審査をパスできなくなった(以前はパスできていた)ため、Google Payが使えなくなっています。


またSafetyNetをパスできなくなったことで、Mate 30 ProではPokemon GOやFGO、クロネコヤマトの公式アプリなどSafetyNetをパスしないと利用できないアプリも同時に使えなくなりました。


まずこちらのサイトからGoogleアプリをインストールするためのアプリをダウンロードします。

谷歌服务助手

上記のアプリのダウンロードが終わったら、タップしてインストールを開始します。


インストール自体は簡単で、案内に沿って次に進んでいくだけでOKです。


インストールが完了したらホーム画面に赤枠で囲ったアプリのアイコンが表示されるので、それをタップします。


アプリが起動したら、画面下部にある赤枠の部分をタップしていきます。



「ACTIVAR(日本語では「許可」か「同意」と表示されると思います)」をタップします。


赤枠で囲ったアイコンをタップして必要なアプリをダウンロードしていきます。


必要なアプリ全てのダウンロードとインストールが完了するまでしばらく待ちます。


完了すると、ホーム画面にGoogle PlayストアやYouTubeのアイコンが追加されます。



Google Playストアのアイコンをタップして「同意する」をタップするとGoogleアカウントの入力画面になるのでGoogleのアカウントとパスワードを入力してログインすると...


Google Playストアが正常に起動します。動画投稿者も思わずガッツポーズです。


YouTubeに関しても、特に問題なく起動しています。



Googleマップも正常に起動し、ピンチイン・アウトなどの操作もスムーズに行えています。



なお、2つ目の動画ではMate 30 ProでGmailが起動し、メール一覧が表示されているのが確認できます。どのようにGoogleアプリをインストールしたかは分かりませんが、おそらく1番目の動画と同じ方法だと思われます。




FacebookやTwitterなどインストールできないアプリもある模様

最初の動画では、Google純正のアプリだけでなくFacebookやTwitterをインストールしようとしていますが、どちらもエラーでインストールできていません。



これらのアプリ以外でも、正常にインストールできないアプリがある可能性はあります。


HUAWEI版Playストア「HUAWEI App Gallery」でいくつかの主要なアプリの有無を調べてみる

HUAWEIはMate 30 Proの発表会の中で、Googleアプリが使えない代わりにHUAWEI版のPlayストア「App Gallery」でのアプリの取り扱い数を増やしていくと言っていました。

そこで実際にApp Galleryをインストールして、主要なアプリがあるかどうかを確認してみました。


まずGoogle関連のアプリは当然ながら全滅です。


Facebookとインスタグラムもなし。


Twitterはあったので、App Gallery経由でTwitterは使えそうですね。また、TikTokもインストールできます。


LINEとSimejiもあるので、Mate 30 Proでも日本語入力でLINEを使うのも問題ありません。


Chromeの代わりに使うブラウザに関しては、OperaがインストールできるのでとりあえずはOperaでしのげそうです。


ちなみに、私が個人的にスマホでよく使っている一部のアプリ(Dropbox、Jota+、PushBullet、Solid Explorer)をApp Galleryで検索してみたところ、全てありませんでした。


少し見てみた感じでは、App GalleryのアプリのラインナップはGoogle Playストアよりもはるかに少なく、現時点ではApp galleryのみでよく使うアプリを全てまかなうのは無理な状況です。


まとめ。Mate 30 ProでもGoogle純正アプリは使えるもののその他のアプリが使えない可能性もある。また今後も同じ方法でGoogleのアプリが使えるかは分からない

現時点では、Mate 30 ProでもGoogle PlayストアやYouTube、Googleマップ、GmailといったGoogle純正アプリは使おうと思えば使えるようです。
※谷歌服务助手をダウンロードするサイトが閉鎖され、ダウンロードしても正常に動作しなくなったため、Mate 30 ProにGoogleアプリをインストールする方法がなくなりました。

現時点では、Mate 30 ProでGoogleアプリを使うのは諦めた方がいいです。


ただ、Google純正アプリ以外でもGoogle Playストアからインストールできないアプリもあるようなので、Mate 30 Proで普通のAndroidスマホのようにアプリをインストールして使うのは難しそうです。

またGoogleは、Mate 30 Proと同じようにGoogle純正のアプリやサービスを利用するためにGoogleが課しているGMS(Google Mobile Service)の認証を取得していない一部の端末で端末のセットアップをしようとすると、「Device is not certified by Google」と表示させてGoogleアプリが使えないようにする事例も報告されています。


Googleは、Google純正のアプリを使う資格のない端末ではGoogleアプリが使えないようにしたいようなので(当然のことですが)、Mate 30 ProもそのうちGoogleアプリが完全に使えなくなる可能性が0ではないという点を大きなリスクとして認識しておく必要がありますね。

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