アプリデータのバックアップと復元は、多くのAndroidユーザーが待ち望んでいた機能ではないでしょうか。
Andoid Mにおけるアプリデータのバックアップの詳細
Android Mでは、アプリ本体だけでなくアプリデータも自動でバックアップされるようになります。バックアップファイルの保存先はGoogleドライブです。
また、新しいデバイスや初期化後のデバイスなどでGoogleアカウントにログインするとバックアップされていたアプリとアプリデータが復元されるとのことです。
なお、アプリのバックアップと復元のために追加すべきコードもないとのこと。アプリ開発者にも優しい機能となっています。
Andoid Mにおけるアプリデータのバックアップの制限
Android Mにおけるアプリデータのバックアップには制限もあります。それは、1アプリ当たりのアプリ本体も含めた合計ファイルサイズが25MB以下のアプリのみしかバックアップされないということです。
アプリ本体だけで25MBを超えるものも少なくないので、アプリデータも含めて25MBではちょっと少なすぎる気もします。
ファイルサイズの制限については、今後もう少し緩和されることに期待したいです。
ファイルサイズ制限が25MBという大きな制限があるものの、Android Mではついにアプリデータのバックアップと復元に対応しました。
制限を超えるアプリについてはHeliumやRoot化済ならTitanium Backupを使えば問題ないでしょう。
Android Mでは、Androidデバイスの初期化や新しい機種への移行時のアプリに関する手間とストレスが大幅に軽減されることになりますね。
2015/8/18追記
Android Mのコードネームは「Marshmallow(マシュマロ)」に決定し、OSバージョンはAndroid 6.0としてリリースされます。Android 6.0 Marshmallowの新機能など詳細はAndroid 6.0 Marshmallowの新機能・変更点・追加機能・使い方まとめ。をご覧ください。
source:Android Developers via:Android Police