アプリ一覧に、いつの間にか緑色のGoogleアイコンが表示されている人がいると思います。
この緑色のアイコンは、Google Play開発者サービスを更新すると表示されるようになります。
Google設定を開いてみると、いくつかの項目があります。Google+をタップしてみると・・・
Google+アプリの設定に飛びます。
Google+ログインのアプリをタップすると・・・
Google+ Sign-InでサインインしたFancyがリスト上に表示されます。更にFancyをタップすると・・・
接続解除が可能になります。たくさんのサービスにGoogleアカウントでサインインしている人は、ここで一元管理できるので便利ですね。
次にGoogleマップ&Latitudeをタップすると・・・
Googleマップの設定>現在地設定に飛びます。
位置情報をタップすると・・・
Googleアプリに対する位置情報へのアクセスを許可するかどうかを設定できます。
Googleアプリ以外のアプリに対する位置情報へのアクセス許可/拒否は、設定>位置情報アクセスで設定可能です。
検索をタップすると・・・
プライバシーとアカウントの設定に飛びます。
最後に広告をタップすると・・・
Google広告の設定に飛びます。
以上、1項目ずつ内容を見ていきましたが、この緑色のGoogle設定の項目はAndroidの設定>アカウント>Googleのプライバシーの項目そのままです。
ただ、唯一追加されたのがGoogle+ログインのアプリの項目です。
このことから、今回Google設定が追加インストールされた目的は、Google+ Sign-Inの利便性をアップさせることだと考えられます。
Googleとしては、Google+ Sign-Inのサービス開始に伴い、アカウントを一元管理するためにAndroidの設定(Androidの設定>アカウント>Googleのプライバシー)にこの項目を追加したいと思います。
ただ、Androidの設定にこの項目を追加するには、ソフトウェアアップデートを実施する必要があります。
Android端末は様々なキャリアに取扱われて、オープンソースにより独自にカスタマイズされているものもあるため、Googleがすぐにソフトウェアアップデートを実施したくてもキャリアの都合でなかなかアップデートされないことも多々あるでしょう。
そこで、ショートカットをアプリとしてインストールすることで、全Android端末にGoogle+ Sign-Inを使う為の下準備をしたのだと思います。
GoogleはGoogle+ Developers Blogで、開発者に対してGoogle+ Sign-Inのサービスを使う為には最新のGoogle Play開発者サービスが必要である旨の記述をしていますが、ユーザーに対する説明は行われていません(少なくとも分かりやすい形でアナウンスはされていません)。
インストールされても害があるアプリではもちろんありませんが、ユーザーのアプリに対するコメントでも挙がっているように、Googleからアプリを追加でインストールする旨の説明が分かりやすい形で行われた方が、ユーザーもより安心してAndroid端末を使う事ができると思います。
アプリ一覧に突然現れたGoogle設定(緑のアイコン)の正体については以上です。