U-mobile LTE使い放題とぷららモバイルLTE 定額無制限プランで迷っている人は参考にしてみてください。
目次
- U-mobile公式サイト
- ぷららモバイルLTE公式サイト
- 格安SIM(MVNO)LTE無制限 U-mobileとぷららモバイルLTEを比較する項目
- 1.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを料金プランで比較
- 2.オプションで比較
- 3.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを最低利用期間・解約金・手数料で比較
- 4.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを3日間の使い過ぎによる速度制限の条件と速度で比較
- 5.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを格安スマホセットのラインナップで比較
- 6.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMをセットで購入した格安スマホ故障時の補償(保証)で比較
- 7.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを独自サービス・キャンペーンで比較
- 8.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを実効速度(実測の通信速度)で比較
- U-mobile LTE使い放題とぷららモバイルLTE 定額無制限プランの強み・弱み
- U-mobile LTE使い放題はこんな人におすすめ
- ぷららモバイルLTE 定額無制限プランはこんな人におすすめ
- 格安SIM(MVNO)でLTE無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEの比較と速度まとめ
U-mobile公式サイト
データ通信SIM
U-mobile データ専用
音声通話SIM
U-mobile 通話プラス
ぷららモバイルLTE公式サイト
データ通信SIM
ぷららモバイルLTE定額無制限プラン データ通信SIM
音声通話SIM
ぷららモバイルLTE定額無制限プラン 音声通話SIM
格安SIM(MVNO)LTE無制限 U-mobileとぷららモバイルLTEを比較する項目
U-mobile LTE使い放題とぷららモバイルLTE 定額無制限プランを比較する項目は以下の通りです。1.料金プラン
2.オプション
3.最低利用期間・解約金
4.SIMの機能
5.3日間の使い過ぎによる速度制限の条件と速度
6.スマホセットのラインナップ
7.セットで購入したスマホ故障時の補償(保証)
8.独自サービス・キャンペーン
9.実効速度(実測の通信速度)
比較では、勝っている方を赤字で表示しています。
1.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを料金プランで比較
まずは、LTE通信が定額で無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEをプランの月額料金で比較します。U-mobile | ぷららモバイルLTE | |
---|---|---|
データ通信SIM (SMSなし) | 2,480円 | 2,760円 |
データ通信SIM (SMSあり) | 2,630円 | 2,910円 |
音声通話SIM | LTE使い放題 2,980円 LTE使い放題2 2,730円 | 3,460円 |
最大受信速度 | 225Mbps | 3Mbps |
月額料金に関しては、データ通信SIM(SMSなし)、データ通信SIM(SMSあり)、音声通話SIMのすべてのSIMタイプでU-mobileの方が安いです。
料金の安さを重視するならU-mobileですね。
またここがかなり重要なポイントなのですが、U-mobile LTE使い放題とぷららモバイルLTE 定額無制限プランには最大受信速度に大きな差があり、U-mobileは最大受信速度が225Mbpsなのに対しぷららモバイルLTEは3Mbpsとなっています。
もちろん最大受信速度はあくまでも理論値であり、U-mobile LTE使い放題が225Mbpsの速度で通信できることはまずありませんが、回線の増強などで3Mbps以上の速度を出せるキャパシティがU-mobileにはあります。
対して、ぷららモバイルLTE 定額無制限プランはどれだけ回線の増強を実施しても3Mpbs以上の速度が出ることはありません。つまり、U-mobileの方が快適に通信できる速度を出せる可能性があるということです。
受信速度は快適に通信できるかどうかの大きなカギとなる指標です。U-mobileとぷららモバイルLTEの実際の通信速度は後で検証しますが、まずは両者で最大受信速度に大きな差がある点は注意しておく必要があります。
なお、U-mobileの料金プランで注意すべき点はLTE使い放題2のプランです。LTE使い放題は2,980円でLTE使い放題2は2,730円と250円安いですが、違いは最低利用期間にあります。
LTE使い放題の最低利用期間が6ヶ月なのに対し、LTE使い放LTE使い放題2は最低利用期間が12ヶ月と長く設定されています。現状、格安SIM(MVNO)を取り巻く環境の変化はかなり激しく、1年以内にU-mobileよりも良いLTE定額無制限プランを提供する格安SIMが登場するかもしれません(可能性は低いとは思いますが)。どちらにしろ、ひと月250円のために12ヶ月間しばられるのはリスクが高いと個人的には感じます。
少しでも毎月のU-mobileのLTE定額無制限プランを検討中ならLTE使い放題2が良いですが、数百円位こだわらないならLTE使い放題2ではなくLTE使い放題を選択することをおすすめします。
2.オプションで比較
次に、LTE通信が定額で無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEをオプションで比較します。U-mobile | ぷららモバイルLTE | |
---|---|---|
留守番電話 | ○ 300円/月 | × |
キャッチホン | ○ 200円/月 | × |
転送電話 | ○ | ○ |
迷惑電話ストップサービス | ○ | ○ |
国際ローミング | ○ | × |
国際電話 | ○ | × |
使い方/設定の電話サポート | ○ 遠隔サポートサービス 500円/月 | × |
プラン変更 | ○ ※U-mobile LTE使い放題2は11ヶ月以内にプラン変更するとプラン変更手数料3,500円がかかる | ○ データ通信SIMプラン間、音声通話SIMプラン間は無料でプラン変更可能。 データ通信SIM⇔音声通話SIMの変更、SMS有無の変更は不可。 |
音声通話SIM向けのオプションである留守番電話・キャッチホン・転送電話・国際ローミング・国際電話については、U-mobileがすべてのオプションに対応しているのに対しぷららモバイルLTEは転送電話のみの対応となっています。
ぷららモバイルLTE 定額無制限プランの音声通話SIMは2015年1月に発売されましたが、機能的にはかなり限定されていて中途半端な印象です。LTE定額使い放題のSIMで音声通話SIMで上記の機能が必要な場合は、現時点ではU-mobileの一択ですね。
またU-mobileにはPCやスマホ、タブレットなどの使い方や設定方法が分からない場合に、遠隔サポートサービスを利用することでオペレータが遠隔操作で直接支援するサービスがあります。遠隔サポートサービスが面白いのは、U-mobileでセット購入したスマホだけでなく、WindowsやMac OS搭載のPCの使い方も遠隔操作でサポートすることです。PCやスマホの操作に慣れていない人にとっては安心なサービスです。
プラン変更については、U-mobileもぷららモバイルLTEも可能です。ただ、U-mobileのLTE使い放題2は11ヶ月以内にプラン変更すると手数料が3,500円かかる点には注意が必要です。
3.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを最低利用期間・解約金・手数料で比較
LTE通信が定額で無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEを最低利用期間と解約金、手数料で比較します。U-mobile | ぷららモバイルLTE | |
---|---|---|
最低利用期間 | ・データ通信専用SIM:なし ・音声通話SIM(U-mobile 通話プラス LTE使い放題):利用開始月から6ヶ月間 ・音声通話SIM(U-mobile 通話プラス LTE使い放題2):利用開始月から12ヶ月間 | ・データ通信専用SIM:なし ・音声通話SIM:利用開始月の翌月を1ヶ月目として6ヶ月後まで |
解約金 | U-mobile 通話プラス LTE使い放題 :契約月を含む6ヶ月以内に解約した場合6,000円 U-mobile 通話プラス LTE使い放題2:利用開始月から6ヶ月以内の解約した場合9,500円、7ヶ月~12ヶ月以内の解約の場合3,500円 | 8,000円 |
MNP転出手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
SIM再発行手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
データ通信SIMについては、U-mobileもぷららモバイルLTEも最低利用期間はなく、解約金も発生しません。
音声通話SIMについては、U-mobileのLTE使い放題が利用開始月から6ヶ月間、ぷららモバイルLTEが利用開始月の翌月を1ヶ月目として6ヶ月後までが最低利用期間となっています。また、U-mobileのLTE使い放題2の最低利用期間は先ほども触れたとおり利用開始月から12ヶ月間と長くなっています。
最も最低利用期間が短いのは、利用開始月を含む6ヶ月間のU-mobile LTE使い放題です。
解約金は、U-mobileのLTE使い放題が6,000円でぷららモバイルLTEが8,000円、U-mobileのLTE使い放題2が利用開始月から6ヶ月以内の解約金が9,500円で7ヶ月~12ヶ月以内の解約金が3,500円となっています。
U-mobileに関しては、最低利用期間が長く6ヶ月以内の解約金が高いにも関わらず250円しか安くならないLTE使い放題2のメリットが感じられないですね。
MNP転出手数料とSIM再発行手数料は、U-mobileもぷららモバイルLTEも同じ3,000円となっています。
4.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを3日間の使い過ぎによる速度制限の条件と速度で比較
LTE通信が定額で無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEを3日間の使い過ぎによる速度制限の条件と速度で比較します。U-mobile | ぷららモバイルLTE | |
---|---|---|
高速通信時の使い過ぎによる速度制限 | あり | なし |
制限後の通信速度 | 不明 | - |
制限される確率 | 制限する場合がある | - |
多くの格安SIMには、各MVNOが設定する通信量を超えて通信しすぎると他の利用者との公平性を保つために通信速度が制限されます。制限後の最大受信速度はほとんどの格安SIMで200kbpsとなっています。
LTE通信が定額で無制限で利用できるU-mobile LTE使い放題とぷららモバイルLTE 定額無制限プランについては、U-mobileが使い過ぎの制限があるのに対しぷららモバイルLTEは制限がありません。本当の意味でLTE通信を定額で制限なく利用できるぷららモバイルLTEなら、通信量などを一切気にせず動画などの視聴を楽しむことができます。
U-mobileの速度制限については、どれだけ使ったら速度制限されてどの程度遅くなるのかという記載がどこにもないため実際に使ってみないと分からないというのが現実です。なお、ネットの情報では3日間で2GB程度までなら制限されないというものもあります。U-mobileのLTE使い放題は、使い過ぎによる速度制限があるため厳密には使い放題とは言えないものの、3日で2GBまでOKなら1ヶ月で20GBは使えるということになります。
5.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを格安スマホセットのラインナップで比較
LTE通信が定額で無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEを格安スマホセットのラインナップで比較します。U-mobile | ぷららモバイルLTE |
---|---|
スマートフォン ・Ascend G6 ・Ascend Mate7 ・ASUS ZenFone 2 ・ASUS ZenFone 2 laser ・BlackBerry Classic ・BlackBerry Passport ・FREETEL priori2 | スマートフォン ※音声通話SIM専用 ・Ascend G620S ・ASUS ZenFone 2 ・ASUS ZenFone 2 laser ・HUAWEI P8lite ・HUAWEI P8max タブレット ※データ通信SIM専用 ・YOGA Tablet 2 モバイルWi-Fiルーター ※データ通信SIM専用 ・AtermMR03LN ・Aterm MR04LN ・FS020W |
U-mobile、ぷららモバイルLTEともスマホをセットで販売しています。また、ぷららモバイルLTEはスマホ以外にタブレットとルーターも取り扱っています。
なお、ぷららモバイルLTEのスマホセットは音声通話SIMとのみセットで購入でき、データ通信SIMとセットでスマホを購入することはできません。タブレットとルーターはデータ通信専用SIMとセットで購入できます。
スマホのラインナップを見ると、人気のZenFone2やZenFone2 Laserは両者とも取り扱っています。
また、各社の特徴としてはU-mobileがBlackBerry ClassicとBlackBerry Passportを取り扱っています。格安SIMとセットでBlackBerryを販売しているMVNOはほとんどないので面白いラインナップですね。ぷららモバイルLTEはHUAWEIのP8liteとP8maxを取り扱っており、Ascend G620Sも加えるとHUAWEI製品が多い印象です。
6.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMをセットで購入した格安スマホ故障時の補償(保証)で比較
LTE通信が定額で無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEを、セットで購入した格安スマホ故障時の補償(保証)で比較します。U-mobile | ぷらら | |
---|---|---|
補償サービス名 | 端末保証お見舞金サービス(U) | なし |
月額料金 | 500円 | - |
補償対象端末 | スマートフォン/携帯電話/パソコン/タブレット端末/インターネットに接続されているテレビ放送受信機 | - |
補償期間 | 端末保証お見舞金サービス(U)を解約するまで | - |
補償回数 | オプション加入日から1年間に2回 | - |
補償内容 | ・スマートフォン/携帯電話/パソコン/タブレット端末/インターネットに接続されているテレビ放送受信機 全損:最大50,000円 一部破損:一律10,000円 ・上記以外の対象端末 全損/一部破損:最大10,000円 | - |
スマホセットの補償に関しては、ぷららモバイルLTEが補償サービスを提供していないのに対しU-mobileは「端末保証お見舞金サービス(U)」を提供しています。
端末保証お見舞金サービス(U)は、U-mobileで購入したスマホセットだけでなく携帯電話やパソコン、タブレット、テレビなどさまざまな商品で利用できるサービスで、商品にによって最大5万円のお見舞金がもらえます。格安SIMの補償はほとんどが自社のスマホセットのみを対象としたものばかりなので、U-mobileの対象端末の広さと現金での保証はかなり特徴的ですね。
端末保証お見舞金サービス(U)の月額料金は500円で、サービスを利用できるのはオプション加入日から1年間に2回までとなっています。また、商品によって保証される金額の上限が異なっています。
ぷららモバイルLTEはスマホセットを販売してはいるものの、現時点では故障時の補償がメーカー保証以外にないという状況です。スマホセットを販売するなら、何かしらの補償サービスは準備しておいた方がユーザーも安心できるのではないでしょうか。早めのサービス提供を待ちたいところです。
7.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを独自サービス・キャンペーンで比較
LTE通信が定額で無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEを独自サービス・キャンペーンで比較します。U-mobile | ぷららモバイルLTE |
---|---|
・USEN聴き放題のUSEN MUSIC SIM 月額2,980円 | ・ぷららモバイルLTE 初月無料キャンペーン ・ぷらら光 転用手数料0円キャンペーン ・ぷららモバイルLTE×ひかりTVブック 雑誌読み放題セットキャンペーン |
U-mobileは、USENを提供するU-NEXTが運営する格安SIM(MVNO)です。U-mobileには、LTE使い放題・LTE使い放題2とは別にUSENが聴き放題のLTE使い放題プラン「USEN MUSIC SIM」も提供されています。
USEN MUSIC SIMは、U-mobile 通話プラスLTE使い放題の月額料金2,980円を2,490円に割り引きし、「スマホでUSEN」の490円を足して合計2,980円の据え置きとなっています。
音声通話付きの格安SIMを検討中で、音楽をたくさん聴く人にとってはメリットの大きいプランかもしれません。
なお、USEN MUSIC SIMには注意点もあります。
・最低利用期間は12ヶ月
・利用開始月から6ヶ月以内の解約で9,500円、7ヶ月目から12ヶ月以内の解約で3,500円の解約金が発生
・利用開始月から12ヶ月以内にプラン変更すると3,500円の手数料が発生
注意点を見ると分かりますが、USEN MUSIC SIMは最低利用期間と解約金、プラン変更手数料がLTE使い放題2と全く同じです。LTE使い放題をベースにしたプランではあるものの、縛りはきつくなっている点には注意しましょう。
ぷららモバイルLTE 定額無制限プランの独自キャンペーンでメリットが大きいのは、初月が無料で利用出来るという点です。初月にデータ通信SIMで定額無制限プランを契約し通信速度が遅いなどの理由で使い勝手が悪ければ、当月内に解約すれば新規事務手数料の3,000円の出費だけで済むのでリスクは最小限に抑えられます。
また、ぷららモバイルLTE 定額無制限プランと電子書籍サービス「ひかりTVブック」の雑誌読み放題サービス(税込 486円)を同時に申し込むと、新規手数料3,240円(税込)がキャッシュバックされるキャンペーンも11月30日まで開催中です。
ひかりTVブックを2ヶ月間継続する必要があるなど条件がありますが、雑誌読み放題を試してみたい人にとっては得なキャンペーンですね。
8.格安SIM(MVNO)LTE定額無制限のSIMを実効速度(実測の通信速度)で比較
最後に、LTE通信が定額で無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEを、スピードテストの計測と通信を伴うアプリの体感速度(表示速度)で比較します。スピードテストアプリは、SpeedSpotのものを使っています。
Speedcheck - スピードテスト - Google Play のアプリ
スピードテストアプリで計測したU-mobileとぷららモバイルLTEの時間帯ごとのダウンロード速度は以下の通り。単位はMbpsです。
8時
8時 | U-mobile | ぷららモバイルLTE |
---|---|---|
11/4 | 3.86 | 0.67 |
12時
12時 | U-mobile | ぷららモバイルLTE |
---|---|---|
11/4 | 0.89 | 0.24 |
18時
18時 | U-mobile | ぷららモバイルLTE |
---|---|---|
11/4 | 1.34 | 0.36 |
20時
20時 | U-mobile | ぷららモバイルLTE |
---|---|---|
11/4 | 0.54 | 0.29 |
22時
22時 | U-mobile | ぷららモバイルLTE |
---|---|---|
11/4 | 0.33 | 0.24 |
スピードテストアプリの結果はもちろん重要ですが、スピードテストアプリの結果と体感速度が一致しない格安SIMもあります。
そこで、U-mobileとぷららモバイルLTEをLG G2 miniに挿して同時にアプリを使い体感速度に差があるかを以下で確認しています。
2015年11月4日の実効速度実測と体感速度
U-mobile LTE使い放題とぷららモバイルLTE 定額無制限プランのスピードテストによる実測結果は以下の通りです。両者の体感速度を記録した動画はこちらです。
2015年11月4日の結果では、スピードテストアプリ上ではU-mobileがすべての時間帯においてぷららモバイルLTEを上回っています。
スマホで実際にアプリを使って通信する際の体感速度結果のポイントは以下の通りです。
8時台はYoutubeとスマートニュースで2者の差が出ました。
一見どちらもスムースに再生されているように見えます。
ですが、実際はU-mobileの画質が480pなのに対しぷららモバイルLTEは240pに自動設定されていました。
ぷららモバイルLTEは240pなら特に止まることなく動画を視聴できますが、480pに変更するとたまに止まってしまうことがありました。
スマートニュースでも、ぷららモバイルLTEの方が時間がかかっています。
12時台は、ブラウザ、Youtube、スマートニュースでU-mobileの方がスムースに表示されていました。
ぷららモバイルLTEはブラウジング時に画像の表示に時間がかかっています。
Youtubeに関しても、U-mobileが240pなのに対しぷららモバイルLTEは144pに自動設定して再生されていました。
ぷららモバイルLTEを240pに変更すると、やはり止まっています。
スマートニュースも同様で、U-mobileが画像まで比較的短時間で表示されているのに対しぷららモバイルLTEは記事の表示に時間がかかってしまっています。
18時台もブラウザ、Youtube、スマートニュースで両者の差が出ました。
ブラウザでは、ぷららモバイルLTEがYahoo!のトップページの表示に時間がかかりました。個別記事の表示はU-mobileと比べても遅くはありませんでした。
YoutubeはぷららモバイルLTEが144pで再生されているにもかかわらず途中で止まってしまうこともありました。
ぷららモバイルLTEのYoutubeの画質をU-mobileの240pに合わせてみると・・・
やはり途中で止まってしまいます。
スマートニュースでも、ぷららモバイルLTEは記事の表示に時間がかかっていました。
20時台は、Youtubeとスマートニュースで差が出ました。
Youtubeに関しては、ぷららモバイルLTEが144pで途中で止まる状態です。U-mobileは止まることなくスムースに再生されています。
スマートニュースに関しては、U-mobileも表示に時間がかかることがありました。
20時台はぷららモバイルLTEの表示は速い状況でした。
22時台は、Youtubeで両者の差が出ています。
画質はどちらも240pで再生しています。
ぷららモバイルLTEは、ここでも途中で止まってしまっています。
今回の体感速度の実測では、ぷららモバイルLTEで動画の視聴はかなりストレスを感じる可能性が高いことが分かりました。逆に、U-mobileはすべての時間帯を通して動画の再生だけでなくブラウジングなども体感で快適に行える速度を維持している印象です。
また、U-mobileは2015年11月9日に回線増強を実施予定なので、さらに速度は改善することが期待されます。
LTE使い放題のSIMで動画を観るなら、途中で止まるなどのトラブルがほぼないU-mobileがおすすめです。
U-mobile LTE使い放題とぷららモバイルLTE 定額無制限プランの強み・弱み
上記の比較で分かる、U-mobileとmineoの強み・弱みは以下の通りです。U-mobile LTE使い放題の強み
・通信速度がぷららモバイルLTEに比べて速い・定期的な回線増強で速度を維持している
U-mobile LTE使い放題の弱み
・使い過ぎによる速度制限がある・初月から料金が発生する
・LTE使い放題2はメリットが少ない
ぷららモバイルLTE 定額無制限プランの強み
・使い過ぎによる速度制限がない・初月は無料で利用できる
・ひかりTVブックの同時契約で3,240円キャッシュバックされる
ぷららモバイルLTE 定額無制限プランの弱み
・最大受信速度が3Mbps・通信速度(実測)が遅い
・月額料金がU-mobileよりも高い
・スマホセットの補償がない
・留守番電話やキャッチホンなど非対応オプションが多い
U-mobile LTE使い放題はこんな人におすすめ
U-mobile LTE使い放題の強みと弱みをふまえて、U-mobile LTE使い放題がおすすめな人は以下の通りです。・スマホやタブレットで通信量をそこまで気にせずに動画を楽しみたい
・通信速度がなるべく速いSIMがいい
・安い料金で音楽の聴き放題を利用したい
データ通信SIM
U-mobile データ専用
音声通話SIM
U-mobile 通話プラス
ぷららモバイルLTE 定額無制限プランはこんな人におすすめ
ぷららモバイルLTE 定額無制限プランの強みと弱みをふまえて、ぷららモバイルLTE 定額無制限プランがおすすめな人は以下の通りです。・速度制限を気にせず通信したい
・試しにLTE定額無制限プランを試してみたい
・雑誌読み放題のサービスを利用してみたい
・格安SIMに速度は求めない
データ通信SIM
ぷららモバイルLTE定額無制限プラン データ通信SIM
音声通話SIM
ぷららモバイルLTE定額無制限プラン 音声通話SIM
格安SIM(MVNO)でLTE無制限のU-mobileとぷららモバイルLTEの比較と速度まとめ
U-mobile LTE使い放題とぷららモバイルLTE 定額無制限プランがおすすめな人は上記の通りですが、両者を比較するとぷららモバイルLTEを選ぶ理由がほぼ存在しない結果となりました。ぷららモバイルLTEの致命的な欠点は体感速度の遅さです。LTE通信が定額で使い放題のSIMを挿したスマホやタブレットで動画をがっつり観たいという人は、ぷららモバイルLTEでは途中で止まってしまってかなりストレスに感じるはずです。ぷららモバイルLTEは使い過ぎによる速度制限がないという最大の武器があるにもかかわらず、その武器を有効に活用できていないのでもったいですね。
逆にU-mobileは使い過ぎによる速度制限はありますが、3日で2GB程度なら問題ないようなのである程度の動画も視聴することができます。
また、U-mobileは通信速度も安定していて、どの時間帯でも動画だけでなくブラウジングなども快適に利用できます。
現時点では、LTEの定額無制限プランはぷららモバイルLTEよりもU-mobileがおすすめです。
データ通信SIM
U-mobile データ専用
音声通話SIM
U-mobile 通話プラス
LTE無制限プランがある格安SIMの比較と速度実測結果は以上です。参考にしてみてください。