これにより、容量7GBではNifMoが最安となりました。
目次
NifMoの5GBプランが7GBに、10GBが13GBに料金据え置きで増量。実質的な値下げに。
2017年2月1日より、NifMoが提供している5GBプランが2GB増量されて7GBに、10GBプランが3GB増量されて13GBになりました。この増量のポイントは、月額料金がこれまでの5GB・10GBプランと同じ点です。
5GBプランや10GBプランの月額料金でより多くの高速通信が可能になったため、実質的に値下げされたことになります。
7GBプランではNifMoが最安。13GBプランもコスパが高い
NifMoの新しい7GBプランと13GBプランの月額料金を、他社の格安SIMと比較してみます。DMMモバイル | ぷららモバイルLTE | LINEモバイル | NifMo | nuroモバイル | ロケットモバイル | |
---|---|---|---|---|---|---|
高速通信容量 | 7GB | 7GB | 7GB | 7GB | 7GB | 7GB |
データ専用SIM料金 | 1,860円 | 1,885円 | - | 1,600円 | 1,700円 | 1,850円 |
SMS | +150円 | +150円 | - | +150円 | +150円 | +150円 |
SMS対応SIM料金 | 2,010円 | 2.035円 | 2,300円 | 1,750円 | 1,850円 | 2,000円 |
音声通話 | +700円 | +700円 | - | +700円 | +700円 | +550円 |
音声通話SIM料金 | 2,560円 | 2,585円 | 2,880円 | 2,300円 | 2,400円 | 2,400円 |
上記の比較表にある通り、これまではデータ通信SIMではnuroモバイルが、音声通話SIMではnuroモバイルとロケットモバイルが最安でしたが、NifMoの実質的な値下げをともなう増量によりデータ通信SIM・音声通話SIMの両方でNifMoが最安となりました。
13GBプランについては、13GBプランを提供している格安SIMが他にないので、12GBを含めて比較します。
BIGLOBE SIM | NifMo | イオンモバイル | |
---|---|---|---|
高速通信容量 | 12GB | 13GB | 12GB |
データ専用SIM料金 | 2,700円 | 2,800円 | 2,680円 |
SMS | +120円 | +150円 | +140円 |
SMS対応SIM料金 | 2,820円 | 2,950円 | 2,820円 |
音声通話 | +700円 | +700円 | +600円 |
音声通話SIM料金 | 3,400円 | 3,500円 | 3,280円 |
12GBプランで最安のイオンモバイル(2,680円)と比べても、NifMoの13GBプランは120円しか違わないためコストパフォーマンスは非常に高いです。
容量が多めのプランで月額料金の安さを重視する人に、NifMoの7GBと13GBは最適ですね。
使い過ぎによる速度制限の基準値も引き上げ・緩和
格安SIMの大容量プランで注意しないといけないのが、使い過ぎによる速度制限です。格安SIMの中には、3日間で一定以上の通信をした場合、ひと月に使える高速通信容量が残っていても最大200kbpsの低速に制限される、いわゆる3日制限が設定されているものもあります。
制限される通信量の基準値が低いと、せっかく大容量プランを契約しても短期間で大量に通信するとすぐに低速に制限されてしまいます。
NifMoも以前は3日制限がありましたが、2016年9月12日より1日制限に緩和されて使い勝手が大幅に向上しました。このメリットについてはこちらにまとめています。
NifMoの速度制限が3日間制限から当日限定規制に緩和。メリットまとめ。
NifMoの新しい7GBプランと13GBプランについても、3日ではなく1日単位での制限なので条件は厳しくありません。また、5GBと10GBプランに比べて制限される通信量の上限もさらに緩和されました。
5GB:1,100MB/日⇒7GB:1,500MB/日
10GB:2,200MB/日⇒13GB:2,800MB/日
10GB:2,200MB/日⇒13GB:2,800MB/日
7GBプランの場合は1日に1,500MB(1.5GB)以上、10GBプランの場合は1日に2,800MB(2.8GB)以上通信しなければ、低速に制限されることはありません。
1日でそれぞれのプランの4分の1もの通信をするのはまれだと思うので、NifMoの新プランで短期間の使い過ぎによる制限にかかる可能性はかなり低いと思っておいていいでしょう。
気になるのは通信速度
プランの容量が増量されることで気になるのは通信速度です。NifMoの実質の値下げでこれからNifMoを契約する人も増えるでしょう。
これにより、以前に比べてNifMoユーザー全体の通信量が増えて回線が混雑するようになり、それが通信速度の低下につながります。
最近のNifMoは積極的に回線増強を実施しており、また公式Twitterアカウントでも現状の把握や回線増強の報告などもしてくれているのを見ると速度にこだわった運営を実施しているのが分かります。
<NifMo帯域増強のお知らせ>
— NifMo@ニフティ公式アカウント (@NifMo_Official) 2018年4月2日
3/31(土)にNifMoの設備(帯域)増強を行いました。今後もお客様のご利用状況に応じて、設備の増強を行ってまいります。
次回の増強は4/7の予定です。
詳細→https://t.co/KMeYfsxJhY
今後、新プランの影響で速度が落ちてきても、スピーディな回線増強に期待したいところです。
まとめ
現時点では昼間以外は通信速度が安定していて快適に利用できるNifMoで、低料金でこれまでよりもたくさん通信できるのは大きなメリットです。今後、通信速度が落ちる可能性があるのは気になりますが、NifMoの速度に対する意識は高いのでこのまま快適に通信できる状態の維持に期待したいですね。
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NifMo
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