Nokia 6のスペック
Nokia 6のスペックは以下の通りです。Nokia 6 | |
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OS | Android 7.0 |
ディスプレイ | 5.5インチ 1920x1080 フルHD |
CPU | Snapdragon 430 8コア |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
microSD | 最大128GB |
背面カメラ | 1600万画素 |
前面カメラ | 800万画素 |
バッテリー | 3000mAh 取り外し不可 |
対応周波数 (バンド) | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 5(850MHz) LTE(TD-LTE) 38 39 40 41 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 5(850MHz) 8(900MHz) 3G(TD-SCDMA) 34 39 3G(CDMA1X/EVDO) BC0 2G(GSM) 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz |
ドコモプラチナバンド (Band19) | × |
FOMAプラスエリア (Band6/19) | × |
ソフトバンクプラチナバンド (Band8/28) | × |
auプラチナバンド (Band18/28) | × |
au 3G (CDMA2000) | ○ |
SIMサイズ | ? |
3G+4Gの デュアルスタンバイ | ? |
技適 | ? |
サイズ | 高さ:154 幅:75.8 厚さ:7.85 mm |
重さ | 169グラム |
NFC | ○ |
GPS | ○ |
Wi-Fi | ? |
Bluetooth | ? |
加速度センサ | ○ |
ジャイロスコープ | ○ |
近接センサ | ○ |
環境光センサ | ○ |
指紋認証センサ | ○ |
コンパス | ○ |
その他センサ | |
ポート | microUSB |
カラー | シルバー ホワイト ゴールド ローズゴールド |
価格 | 約29,000円(1699元) |
公式サイト | Nokia 6 | Nokia Phones |
Nokia 6の特徴・メリット
まずは、Nokia 6の特徴やメリットからまとめます。NokiaブランドのSIMフリースマートフォン。開発はHMD Global
Nokia 6の最大の特徴は、NokiaブランドのAndroid SIMフリースマホである点です。Nokia 6の設計や開発を行うのはNokiaではなく、HMD Globalというベンチャー企業ですが、HMD GlabalはNokiaの出身者が経営していて所在地もNokiaと同じフィンランドなので、ほぼNokiaといっても過言ではないですね。
HMD Globalは、2016年にNokiaとの間にブランドと知財に関する10年間のライセンス契約を締結しました。これにより、NokiaブランドのスマホであるNokia 6が実現しました。
日本におけるNokiaの歴史を見てみると、例えばドコモはNM705iやNM850iGなどNokiaのFOMA端末を数機種発売しています。
デュアルスピーカー+Dolby Atmosにより高音質
Nokia 6は、低価格帯のスマホには珍しいデュアルスピーカーを搭載しています。スマホのスピーカーは、個人的な感覚では1つよりも2つの方がサラウンド効果により音に広がりが出るので好みです。
また、Nokia 6はデュアルスピーカーを有効に活かせるサラウンドフォーマット「Dolby atmos」にも対応しています。
現在購入できるSIMフリースマホはシングルスピーカーで決して良い音質とは言えないようなものが多い中で、デュアルスピーカー+Dolby AtmosのNokia 6の音質には期待できそうです。
前面に指紋認証センサを搭載
Nokia 6には、指紋認証センサが搭載されています。また、搭載されている場所はよくある背面ではなく前面の下部となっています。
指紋認証センサが背面にある場合、端末をテーブルなどに置いた状態でロック解除できないのでその都度持ち上げる必要がありますが、センサが前面にあるNokia 6は置いたままでもすぐに指紋でロック解除できるので便利です。
au SIMの音声通話で使うCDMA2000に対応
Nokia 6の対応バンド(周波数)を見てみると、CDMA2000のBC0に対応しています。BC0はauのVoLTEではない通常の音声通話で使われているバンドで、対応しているSIMフリースマホは少ないのが現状です。
技適マークが表示されるかといった問題もありますが、Nokia 6にauやau系格安SIMを挿せば音声通話が利用できる可能性もあります。
Snapdragon 430、RAM 4GB/ROM 64GBで約29,000円。コスパは悪くない
Nokia 6のその他のスペックを見てみると、SoC(CPU)にはQualcommのSnapdragon 430を搭載し、RAMは4GBでストレージは64GBと必要十分な構成になっています。カメラに関しても、背面は1600万画素で前面も800万画素と画素数は高いです(画素数が高ければ良い写真が撮影できるとは限りませんが)。
これで約29,000円なら、Nokia 6は決して高くはないですね。
例えば、同じSnapdragon 430を搭載しRAMが4GBでストレージが32GBのZenFone 3 Laserの価格は日本では27,800円なので、Nokia 6のコスパは悪くありません。
Nokia 6の注意点・デメリット
中国でのみ販売で日本での発売予定はない【追記:2017年第2四半期に120の国と地域で発売予定】
Nokia 6は、現時点では中国でのみ販売される予定となっているため、日本での発売予定はありません。ちなみに、中国ではJD.comがNokia 6を独占販売します。
Nokia 6がスペックもそこそこで価格も高くはないので、日本でも発売すれば売れそうなだけに残念ですね。
2017/3/27追記
Nokia 6の開発元 HMD Globalは、2017年第2四半期中にNokia 6の販売国を120の国と地域で発売を計画しているとのことです。
その中に日本が含まれるかは現時点では分かりませんが、日本進出にも期待したいですね。
ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドには非対応
Nokia 6は、ドコモが3GやLTEで使用するバンド(周波数)の一部には対応していますが、山間部でVoLTEではない通常の通話をする際に必要不可欠なFOMAプラスエリア(Band6/19)と、同じく山間部でLTEによる高速通信する際に重要なプラチナバンド(Band19)に対応していません。Nokia 6にドコモやドコモ系格安SIMを挿して使う場合、ある程度広いエリアで通話・通信とも利用できますが、山間部では圏外になることが多くなる点には注意が必要です。
Nokia 6の公式動画
Nokia 6の公式動画はこちらです。Nokia 6の発売日
Nokia 6は、2017年上旬に発売される予定です。Nokia 6の価格
Nokia 6の価格は約29,000円(1699元)です。Nokia 6まとめ
Nokia 6は数少ないNokiaブランドのスマホで、Nokia好きの人は思わず食指が動く端末ではないでしょうか。また、Nokia 6はNokiaというブランドだけでなく、スペックもそこそこでデュアルスピーカーを搭載するなど、現在販売されている同価格帯のSIMフリースマホと比べても見劣りせず価格も抑えられていて、コストパフォーマンスは悪くないです。
現時点では中国でしか発売される予定がないのが残念ですが、GearBestなど中華スマホに強いオンラインショップが取り扱うのを期待したいと思います。