目次
更新履歴
2015/8/17OnePlus 2が招待状なしでもOPPO MARTで購入可能になったことを追記しました。
2015/8/1
OnePlus 2が正式発表されたため、記事の内容を加筆・修正しました。
2015/7/22
OnePlus 2が中国TENAAの認証を通過し、実機画像が初めて確認されたので追記
2015/7/16
2015/7/13
バッテリー容量3300mAh、サイズはOnePlus Oneよりも小さくなる、対応周波数帯(バンド)を追記
2015/7/8
4GB LPDDR4 RAM搭載を追記
2015/7/7
価格が450ドル(約55,000円)よりも安い価格で発売されることを追記
2015/6/30
指紋認証センサーを搭載することを追記
OnePlus 2のスペック
正式発表された、OnePlus 2のスペックは以下の通り。OS
OxygenOS Android 5.1
ディスプレイ
5.5インチ 1080p FHD (1920x1080)、401ppi
CPU
64bit Qualcomm Snapdragon 810 1.8GHz 8コア
GPU
Adreno 430
RAM
4GB/3GB LPDDR4 RAM
ストレージ
64 GB/16 GB eMMC v5.0
バッテリー容量
3300mAh
サイズ
151.8x74.9x9.85 mm
対応周波数(バンド)
OnePlus 2は、グローバルモデルとして米国版とヨーロッパ版が発売されます。
各モデルの対応周波数(バンド)は以下の通りです。
米国版
FDD-LTE:Band 1(2100MHz)/2(1900MHz)/4(1700/2100MHz)/
5(850MHz)/7(2600MHz)/8(900MHz)/12(700MHz)/17(700MHz)
WCDMA: Band I(2100MHz)/II(1900MHz)/IV(1700/2100MHz)/
V(850MHz)/VIII(900MHz)
GSM: 850/900/1800/1900MHz
欧州版
FDD-LTE: Band 1(2100MHz)/3(1800MHz)/5(850MHz)/
7(2600MHz)/8(900MHz)/20(800MHz)
WCDMA: Band I(2100MHz)/II(1900MHz)/V(850MHz)/
VIII(900MHz)
GSM: 850/900/1800/1900MHz
Wi-Fi
2.4GHz:802.11b/g/n
5GHz:802.11a/n/ac
Bluetooth
Bluetooth 4.1
背面カメラ
13MP デュアルLEDフラッシュ
Marques Brownlee(MKBHD)氏がOnePlus 2で撮影した写真を多数公開しました。そのうちの1枚がこちら。
カメラの性能は悪くないようです。なお、上記写真は圧縮しているのでオリジナルの画質ではありません。オリジナル画質の写真はGoogle+でご覧ください。
前面カメラ
5MP
重さ
175グラム
その他
加速度計/ジャイロスコープ/近接センサー/環境光センサー
OnePlus 2のデザイン
OnePlus公式サイトで掲載されている、OnePlus 2のデザインはこちら。ディスプレイの下にあるボタンが指紋認証センサーです。ホームキーとしても動作します。
OnePlus 2の特徴
OnePlus 2の特徴は以下の通りです。ハイスペックスマートフォン初のUSB Type-C採用
OnePlus 2は、ハイスペックなスマートフォンとして初めてUSB Type-Cを採用しています。USB Type-Cは、AppleのLightningケーブルのように上下関係なくどちらでも接続できる規格です。
USB Type-Cを採用したことによって、ケーブルをOnePlus 2に接続する際に上下どちらかを確認する必要がない点はいいですね。
ただ、USB Type-Cは充電やファイル転送の高速化が期待できるはずだったのですが、OnePlus 2ではその恩恵が十分に受けられないと思います。
この点に関しては後述します。
指紋認証センサー搭載
OnePlus 2では、ディスプレイ下部に指紋認証センサーを搭載しました。OnePlus 2の指紋認証センサーは反応速度も速く、短時間でロック解除することが可能です。また、センサーはホームキーとしても動作します。
デュアルSIMスロット搭載
OnePlus 2は、SIMカードを2枚挿すことができるデュアルSIMスロットを搭載しています。スロットはどちらもnano SIMで、最近たまに見かける片方がmicro SDスロットとしても使えるという仕様ではないようです。残念。
OnePlus 2の残念な点
OnePlus 2はかなりスペック表だけを見るとハイスペックであることがよく分かりますが、最近のフラッグシップスマホにはある機能が削られていたりもします。現時点で判明している、OnePlus 2で削られている機能はこちらです。
急速充電(Quick Charge 2.0)非対応
急速充電(Quick Charge 2.0)は、現在私が使っているNexus6に搭載されている機能ですが、これはかなり便利です。Nexus6のバッテリー容量は3220mAhでOnePlus 2の3300mAhよりも若干少ないですが、高速充電(Quick Charge 2.0)対応の充電器を使うと1時間で80%、1時間40分ほどで100%満充電されます。
バッテリー容量が多くなるほど充電に時間がかかるのは仕方ないことですが、Nexus6については急速充電のおかげで満充電まで待つことに対するストレスを感じることはないです。
逆に、OnePlus 2はNexus6よりも大きい容量のバッテリーを搭載していながら急速充電に対応していないということで、満充電までにかなりの時間を必要とする可能性があります。
スマホをヘビーに使っていて頻繁に充電するという使い方には、OnePlus 2は向いていないと思います。
NFC非搭載
OnePlus 2では、NFCが搭載されていません。日本国内でNFCを使うメリットを感じない方には問題ありませんが、例えば現在使っているスマホでマルチ残高リーダなどのアプリを使ってSuica・PASMO・WAON・nanacoなどの残高を確認している場合は、OnePlus 2にすると使えなくなってしまいます。
マルチ残高リーダFree /Suicaやnanacoなど対応 1.4.2
カテゴリ: ショッピング
Google Playで詳細を見る
OnePlusによると、OnePlus OneでNFCを利用しているユーザーが少なかったことを理由にOnePlus 2でNFCを搭載しなかったととのことです。
FOMAプラスエリア非対応
OnePlus OneはFOMAプラスエリア非対応でしたが、OnePlus 2も同様にFOMAプラスエリアには一切対応していません。FOMAプラスエリアは、山間部だけでなく都市部でも使われている周波数帯なので、非対応なら電波の入る範囲は確実に狭くなります。
OnePlus OneはFOMAプラスエリア非対応で日本で発売されなかったので、OnePlus 2も日本での発売の可能性は残念ながら低そうです。
OnePlus 2の価格
OnePlus 2には2つのモデルがあり、それぞれの価格は以下の通りです。RAM 4GB/ストレージ 64GBモデル:389ドル(約48,000円)
RAM 3GB/ストレージ 16GBモデル:329ドル(約41,000円)
OnePlus Oneに比べると高いですが、スペックの高さから考えれば十分に安い価格設定ですね。
OnePlus 2の海外での発売日
OnePlus 2は、8月11日に米国、中国、インド、EUで発売され、今年の第4四半期には東南アジアでも発売される予定です。OnePlus 2の日本発売日
OnePlus 2の日本発売日は現時点では不明ですが、OnePlus Oneが日本で発売されていないためOnePlus 2も日本で発売されない可能性が高いです。詳細が判明次第追記します。
2015/8/17
OnePlus 2が招待状なしでもOPPO MARTで購入できるようになりました。日本への直送にも対応しています。
購入ページは
※OPPO MARTでの販売はすでに終了しています。
価格は16GBモデルが359ドル(約44,700円)、64GBモデルが459ドル(約57,000円)となっています。64GBがかなり割高ですが、招待状が来るのを待ちきれないならOPPP MARTで購入するのもありですね。
ちなみに、私もOnePlus OneはOPPO MARTで購入しました。購入手続き後5日経ってもなかなか発送されなかったので、早く送るように催促メールをしたところその日のうちに発送してくれました。
もしOnePlus 2をOPPO MARTで購入後にいつまでも発送されない場合は、早めに催促することをおすすめします。
OnePlus 2購入方法
OnePlus 2を購入するには、こちらの招待ページからメールアドレスを登録して順番待ちする必要があります。ちなみに、2015年8月1日時点で120万人を超えています。途方もない待ち人数ですね。
ですが、OnePlus 2の予約で登録した際に自分専用のURLが生成されます。これをSNSなどでシェアしそのURLから予約されることで、順番を一気に上げることもできます。
招待制度はOnePlus Oneのときも採用されましたが、予約して数か月してやっと入手するユーザーもいました。
招待制度は話題性を持たせたりOnePlusの知名度アップなどOnePlus側には大きなメリットがあるとは思いますが、ユーザー側からすれば買う気があるのに買えないということでいらだっているユーザーも多く、メリットは少なく感じます。
OnePlus 2は正式発表前の情報小出し作戦で十分注目されているので、OnePlusはもったいぶらずにOnePlus 2を普通に販売してほしいものです。
OnePlus 2まとめ
私自身OnePlus Oneを実際に使ってみて、コストパフォーマンスの高い良い端末だと感じました。参考:OnePlus One日本購入レビュー。スペックと特徴まとめ【動画あり】。
OnePlus 2は、発熱問題などを解消したQualcomm Snapdragon 810 v2.1、LPDDR3よりも2倍バッテリーが持つLPDDR4 4GB RAM、USB Type-C、指紋認証センサーなど現時点で考えられる最高のスペックでありながら389ドル(約48,000円)で発売され、今回も非常にコストパフォーマンスの高い製品です。
ただ、OnePlus 2はFOMAプラスエリアや急速充電に非対応という残念な点もあります。
また、OnePlus 2は日本で発売される可能性は極めて低いと思うので、どうしても欲しい場合は海外から転送サービスなどを利用するか、日本に直送してくれるショップで購入するしかないでしょうね。