バッテリー残量のパーセント表示はカスタムROMでは当たり前のように採用されていますが、AOSPの素なAndroidではいまだに標準機能としてサポートされていません。
ところが、Android 4.4ではこの機能が隠されていて、この隠された機能はRoot化不要で使うことができるので、設定方法を紹介します。
必要な環境はadbコマンドが使える環境です。adbコマンドを手っ取り早く使うには、http://www.androidfilehost.com/?fid=9390355257214632011からplatform-toolsをダウンロードすればOKです。
ダウンロードしたzipファイルを展開して、platform-toolsフォルダを開きます。
開いたスペースでShiftキーを押しながら右クリックして「コマンド ウィンドウをここで開く」をクリックします。
Nexus 5のUSBデバッグをオンにして、PCとつないだら、以下のコマンドをコピー&ペーストしてコマンドプロンプトに貼りつけてEnterキーを押します。
adb shell content insert --uri content://settings/system --bind name:s:status_bar_show_battery_percent --bind value:i:1
最後に、以下のコマンドを入力してNexus5を再起動させます。
adb reboot
Nexus5が再起動すれば、このようにバッテリー残量がパーセント表示になっているはずです。
または、XDAからこの機能の有効/無効を切り替えるアプリを使ってもいいですね。
ただこの表示はバッテリーアイコンもバーセント表示のテキストも白なので、アイコンが満タンだとテキストを確認することができません。
私もちょうどほぼ満タンなので、残念ながら確認はできません。
バッテリーが減ってきたら、改めて確認してみます。
11/12追記
バッテリーが減ったので確認できました。
今後のアップデートで、AOSPでもバッテリーのパーセント表示のオン/オフが選べるようになる可能性は高そうですね。
Android 4.4のNexus5のバッテリー残量をRoot化不要でパーセント表示にする方法は以上です。
Nexus 5のスペックその他に関する情報まとめ
Nexus 5の使い方に関する記事一覧
Nexus 5に関する記事一覧