このページでは、「MODE」の特徴や購入方法などをまとめています。
また、MODEバンドを日本から購入したので外観のレビューや使い方なども紹介します。
目次
「MODE」の特徴
「MODE」は、Android Wearスマートウォッチ向けに用意された交換用のバンドです。「MODE」の特徴は、素材やカラーのバリエーションの豊富さと工具を一切使わずにワンタッチで簡単に着脱できる点です。
素材とカラーについては、現時点の「MODE」は本革製とシリコン製の2素材で本革製は10色、シリコン製は6色を揃えています。
「MODE」の着脱方法はいたってシンプルで、装着時はMODEバンドをAndroid Wearスマートウォッチのバンド取り付け部にはめて内側にあるスライド式のボタンを時計側に引くだけです。バンドを取り外す際は、ボタンを逆にスライドさせればOKです。
通常のAndroid Wearスマートウォッチでは、バンドを外したり取り付けたりする際に専用の工具が必要なのが一般的なので、MODEの工具を使わずに簡単に取り付けられる仕様は気分やTPOに合わせてバンドを着せ替えたいという人には大きなメリットです。
Moto360のバンドを交換。Pebble Steel Metal Stainless Band (Black)にしてみた。
MODEバンドの公式動画はこちら。
「MODE」の価格は50ドル~60ドルと高め
現在販売されているMODEバンドの価格は、本革製が59.95ドル(約6,700円)でシリコン製が49.95ドル(約5,600円)と高めです。今後、他社でもっと安いMODEバンドが発売されることに期待したいですね。
なお、米国でMODEバンドが購入できるのはGoogleストアとBest Buy、Amazon.comです。
日本のGoogleストアには「MODE」の商品ページはあるものの購入できず
私たち日本に住むAndroid Wearユーザーにとって気になるのは、MODEバンドが日本でも発売されるかどうかという点です。日本のGoogleストアをのぞいてみると、MODEバンドの商品ページ自体はすでに用意されています。
MODE 交換用時計バンド - Android Wear - Google ストア
ですが、商品購入ページに行くといつも通りで「購入できません」となっています。
MODEバンドの日本での発売に期待したいところです。
Amazon.comで販売されている「MODE」は日本からでも購入可能
現時点では、日本のGoogleストアではMODEバンドを購入することができませんが、米国のAmazon.comでは日本直送でMODEバンドを購入することができます。Amazon.com: Smartwatch Compatible Bands from Hadley-Roma: Clothing, Shoes & Jewelry
ただし、Amazon.comで販売されているのはバンド幅が16mmと18mmのみとなっていて、多くのAndroid Wearスマートウォッチのバンド幅である20mmや22mmが現時点ではありません。
2016/5/3追記
Amazon.comでも20mmと22mmのMODEバンドが発売されました。
次に紹介する方法で自分のスマートウォッチのバンド幅を確認して、バンド幅を間違えないように注意しましょう。
「MODE」をバンド幅を間違えずに日本から購入するための手順
ここでは、MODEバンドのバンド幅を間違えずに日本から購入するための手順を紹介します。まず、MODEの公式ページにアクセスします。
MODE snap-and-swap watch bands – Android Wear
ページが表示されたら、下にスクロールします。
「Choose your watch to see whitch size of band fits just right」というテキストとともにAndroid Wearスマートウォッチの画像が表示されたら、MODEバンドを取り付けたいスマートウォッチを選んでクリックします。ここではMoto360 2nd Genを選びました。
すると、「Your Moto 360 For Men 42mm Gen2 will it a 20mm band」と表示されます。また、バンドの画像の下にも幅が20mmであることが分かりやすく表示されています。
あとは、バンド幅を控えてAmazon.comにアクセスしMODEバンドを購入するだけです。
Amazon.com: Smartwatch Compatible Bands from Hadley-Roma: Clothing, Shoes & Jewelry
「MODE」バンドを日本から購入。外観レビューや使い方
MODEバンドを日本から購入して到着したので、外観のレビューや使い方を紹介します。私が購入したのはシリコン素材、20mmのホワイトです。
Hadley Roma with MODE 20mm Silicone White Watch Strap
今回は、最も早く到着するAmazon Global Priority Shippingで購入しました。送料などすべて込みで65.45ドル(約7,000円)でした。時間がかかっても問題なければ、最安で55.17ドル(約6,000円)です。
配送業者はDHLで、自宅には佐川急便が届けてくれました。
Hadley RomaのMODEバンドのパッケージです。
同梱品です。MODEバンド本体とバネ棒、バネ棒を取り付ける工具が入っていました。
MODEバンドの特徴である、ワンタッチで着脱できるスライド式のボタンです。ボタンの横には「MODE」のロゴがあります。
バックル部分はステンレススチール製となっています。
ここには「b&nd」のロゴがあります。
バンド内側の先端には、バンド幅が刻印されています。
MODEバンドの長さをTYLTバンドと比べてみました。TYLTバンドより調整できる幅は狭いものの、極端に太い(細い)手首でなければ問題ありません。
MODEバンドはMoto360 2nd genに装着しました。装着方法は、元のバンドを外してMODEバンドに同梱されているバネ棒を同じく同梱の工具で取り付けるだけです。
バネ棒を取り付けたら、MODEバンドをこのように下からはめ込んで、ボタンを時計側にスライドさせます。
すると、カチッと固定されます。反対側も同じように取り付ければ、MODEバンドへの交換は完了です。
早速MODEバンドに交換したMoto360 2nd genを付けてみました。Hadley Romaのシリコンバンドは肌触りがよく手首にフィットするので付け心地もいいです。
白のバンドは浮くかと思いましたが、意外に違和感はありませんでした。これからの暑い季節は涼しげで良さそうです。
手首の内側は、黒と白の遊革・定革がアクセントになっています。
デニム素材を使った洋服と組み合わせてもいいですね。
Moto360 2ndのシルバーであれば、MODEバンドのホワイトは意外にマッチしていて私は気に入りました。
「MODE」まとめ
MODEバンドは、カラーバリエーションの豊富さと取り付け・取り外しの簡単さがメリットのバンドです。逆に、価格の高さや日本で購入しづらいのがデメリットとなっています。なおシリコンバンドなら、TYLTの方が半額近い価格で購入でき、かつ工具も不要でMODEバンドのようにボタンをスライドするだけで取り外しできるなどモノも悪くないので、欲しいカラーがMODEバンドにしかない場合やこだわりがなければTYLTがおすすめです。
また、TYLTのバンドもMODEと同様Amazon.comで日本直送で購入できるため、購入の際に手間がかかることももちろんありません。
Moto360 2ndのTYLTバンド購入レビューや取り付け方などはこちらをご覧ください。
Moto360 2nd genのバンド(ベルト)をTYLTに交換してみた。
なお、MODEのラインナップは現時点ではHadley Rome(ハドリーローマ)のもののみとなっていますが、GoogleはMODEの仕様を積極的に共有していく方針のため今後他メーカーからもMODE対応のバンドが発売されるかもしれませんね。
「MODE」の特徴と購入方法、レビューなどのまとめは以上です。
source:Android Wear/Google