環境光センサーは、周囲の明るさに合わせてディスプレイの明るさを調節する機能です。
環境光センサーはほとんどのAndroidスマートフォンやタブレットに搭載されていますが、Android Wear搭載のスマートウォッチで環境光センサーが搭載されているのはMoto360だけです。
環境光センサーのためにMoto360は下部が黒い枠で覆われていて、その部分に文字などを表示させることができないので、時計自体の形は円形でも表示は完全な円形ではありません。
実際に使用してみると、下部が見えないことに不快感を抱くというウォールストリートジャーナルのレビューもあります。
デザインを犠牲にしてまで搭載した環境光センサーなので、この機能を有効にすることでディスプレイの明るさを自動で調節してバッテリーの持ちも良くなれば言うことはありません。
ところがMoto360で環境光センサーを有効にしようとすると、Moto360とペアリングしているデバイス双方にバッテリーの減りが早くなることを警告するメッセージがこの写真の通りに表示されます。
バッテリーの影響を考慮して、Moto360の環境光センサーはデフォルトでは無効になっているとのこと。
Moto360の環境光センサーには期待していたので残念です。
Moto360のバッテリーは1日持たないというレビューもありますが、Moto360はバッテリーの持ちについて少なからず問題があるように感じます。
Android WearはまだスタートしたばかりのOSなので、今後の性能向上に期待したいところです。
source:Android Central