ゲッコーアンドカンパニー(レッドスター)、Google Glassの予約を69,800円で受付開始。特定商取引法に基づく標記を熟読することをおすすめします。

Nexus4やNexus5の予約販売をしてきたゲッコー・アンド・カンパニー(レッドスター)が、次はGoogle Glassの予約販売を開始しました。


ゲッコーアンドカンパニーについては、以前少し調べましたので、詳しくはNexus4を日本で安く販売する(予約受付中)のゲッコー・アンド・カンパニーについて調べてみた。を参照してください。

ゲッコー・アンド・カンパニーのGoogle Glass販売ページは、Nexus4予約販売時と同じく「お届けが不可能になった場合は後継品、同等品、代替品をお届けするか、弊社は債務を免責されるものとします。」という文言がありますが、その下に特定商取引法に基づく表記が追加されているのでここを見てみます。



内容を抜粋しておきます。

・販売数量の制限やその他特別な販売条件:通常の商品売買契約とは大きく異なる特別な商品売買契約。
注文者の支払った商品代金をまとめてプールして原資にし、メーカー等仕入れ先に注文し、仕入れ代金を前支払いし、
輸入販売を行う。注文者の支払った商品代金は保全されない

返金原資がないため、売買契約成立後の契約解除、キャンセル、返品、返金は一切行えない。

返済原資がないため、メーカー等仕入先が倒産等の理由で商品が仕入れられなくなった場合は納品できず、補償できず、責任を負わない。

・納期は注文者に予告なく独自に調整する。納期の予想、確約、回答は問い合わせを受けても行わない。


特定商取引法に基づく表記のページを見ると、キャンセルや返金などができないこと、商品を仕入れることが出来なくなった場合は補償せず責任を負わない(おそらく返金しない)、納期については一切知らせないなど注文者が著しく不利な状況になる売買契約となることが分かります。

Google Glassの一般向け価格がまだ未定の中69,800円という価格で予約開始しましたが、実際の価格がもっと高ければ返済原資がないと明記するほど手元に資金がないことが予想されるため、注文者全員にGoogle Glassが届く可能性はかなり低くなると考えられます。

Google Glassを入手したい人にとっては朗報かもしれませんが、注文前に注意事項と特定商取引法に基づく表記を熟読して自己責任で注文することをおすすめします。

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