Googleは、Android4.4(KitKat)から従来のラインタイムであるDalvikにART(Android Run Time)を追加し、開発者向けオプションからどちらかを選べるようにしていますが、次期AndroidバージョンではARTのみになるようです。
AOSP(Android Open Source Project)のmasterブランチから、「Dalvik is dead, long live Dalvik! DO NOT MERGE」と表記されてDalvikが削除されています。
DalvikからARTに切り替えると、アプリの起動速度などが早くなり、より快適にAndroidを使うことができます。
ただ、Root化している人は使っていることが多いと思われるXposedフレームワークがまだARTに対応しておらず、私が使っているXposedモジュールも使えないのが、私がARTに切り替えられない一番の要因となっています。
XposedフレームワークがARTに対応したら、カスタムROMはVelocity、カーネルはBrickedで行きたいと思っています。
次期Androidバージョンは6/25~26に開催されるGoogle I/O 2014で発表される可能性が高いと思われます。
新バージョンの新機能などはもちろん楽しみですが、個人的にはARTがデフォルトのランタイムになることでXposedのART対応が進むことを期待して、ART対応のXposedフレームワークがリリースされるのを楽しみに待ちたいと思います。
source:liliputing