Genymotionを横向き(横画面)で表示させる方法まとめ。

アイコンサイズも標準になり、ナビゲーションバーも表示された
このページでは、Genymotionを横向き(横画面)で表示させる方法を解説します。


Genymotionの画面表示について

Genymotionは、Nexus5などのスマートフォンを仮想デバイスとして使うと縦表示固定で表示されます。

PCなどの大画面でGenymotionを操作するときに、仮想Androidデバイスを縦向きよりも横向きにしてより大きな画面で使いたいということもあるかもしれません。

以下にGenymotionを横画面にする方法をまとめているので、使いやすい方法を選んで試してみてください。


Genymotionを横向き(横画面)で表示させる方法

Genymotionの解像度設定から横画面にする

まずは、Genymotionの解像度の設定を変更して横画面にする方法です。

Genymotionの仮想デバイス一覧で横画面表示させたいデバイスの設定アイコンをクリックします。今回はNexus5を横画面表示にしていきます。
仮想Nexus5の設定をクリック

「Screen size - Density」の項目で「Custom」にチェックを入れます。
Screen size - Densityで「Custom」にチェックを入れる

Nexus5は縦画面時の解像度が「1080x1920」なので、これをひっくり返して「1920x1080」で指定して「OK」をクリックします。
「1920x1080」にして「OK」をクリック

Nexus5を選んで「Start」をクリックします。
Google Nexus 5を選んで「Start」をクリック

Genymotionの仮想Nexus5が起動すると横画面にはなりましたが、アイコンが大きいのとナビゲーションバーが無いのが不自然です。
横画面になったもののアイコンサイズが大きくナビゲーションバーも消えている

そこで一度仮想のNexus5を終了させて再度設定をいじります。「Screen size - Density」の解像度はそのままでdpiをいじります。
dpiを480から変更してみる

デフォルトは480dpiですが、240dpiにします。
dpi 240を選ぶ

dpiが240になっていることを確認して「OK」をクリックし、再度Genymotionから仮想Nexus5を起動します。
240を選んだら「OK」をクリック

すると、アイコンサイズやナビゲーションバーが標準になりました。
アイコンサイズも標準になり、ナビゲーションバーも表示された

今回はNexus5の解像度とdpiを変更して横画面にしましたが、他の仮想デバイスでも解像度を入れ替えてdpiを調整すれば同じように横画面で表示できるはずです。


横画面に強制的に固定するアプリを使う

次は、Genymotionの解像度やdpiの設定をいじらずにディスプレイを強制的に横向き(横画面)で表示するアプリを使う方法です。

今回はRotation Controlというアプリを使いました。

Rotation Control 1.0
カテゴリ: ツール
Google Playで詳細を見る


Rotation Controlは、アクセス権限が一切ないので安心して使うことができるおすすめアプリです。

Rotation Controlをインストールして起動します。
Rotation Controlをインストールして開く

「回転制御開始」をオンにします。お使いのGenymotionでRotation Controlが問題なく動作したら、「自動起動」にチェックを入れておくとGenymotionで仮想Androidデバイスを起動したときにRotation Controlも自動で起動するので便利です。回転制御を開始すると、通知領域に画面回転のショートカットが表示されるので、横画面のアイコンをクリックします。
「回転制御開始」をオンにする。通知領域から横画面のアイコンをタップ

すると、その場でGenymotionの仮想Androidデバイスが横画面になりました。再度縦画面に戻したい場合は、縦画面のアイコンをクリックするだけでOKです。
Genymotionの仮想デバイスが横画面に切り替わる

Genymotionの解像度とdpiを変更して横画面にする方法は、ナビゲーションバーがディスプレイ下部に表示されますが、Rotation Controlaを使って横画面にする方法はナビゲーションバーは右横に表示されます。

使い勝手や好みでどちらがいいかは変わってくると思うので、実際にどちらも試してみるといいかもしれません。


横画面で表示される仮想Androidデバイスを選ぶ

最後は、Genymotionで横画面表示される仮想Androidデバイスを選ぶ方法です。

「Add」をクリックします。
「Add」をクリック

今回はNexus9をクリックして選びました。
「Google Nexus 9」をクリックして選ぶ

「Next」をクリックします。
「Next」をクリック

再度「Next」をクリックします。
「Next」をクリック

Nexus9のデータがダウンロードされます。サイズが大きく時間がかかるのでしばらく待ちましょう。
ファイルのダウンロードが完了するまで待つ

Nexus9のデータのダウンロードが完了したら「Finish」をクリックします。
ダウンロードが完了したら「Finish」をクリック

「Nexus 9」を選んで「Start」をクリックします。
「Google Nexus 9」を選んで「Start」をクリック

Genymotionで仮想Nexus9が横画面表示されました。
Genymotionがアスペクト比4:3の横画面で表示される

Nexus9を仮想デバイスとして使用するメリットは、アスペクト比が4:3で表示される点です。

普通のAndroidスマートフォンやタブレットのアスペクト比は16:9になっていて、横画面時に縦幅が短いと感じることもあるかと思います。

GenymotionでNexus5を横画面表示にした場合
アイコンサイズも標準になり、ナビゲーションバーも表示された

Nexux9は横幅も広いですが縦の幅が16:9のデバイスよりも長くなるので、横画面で縦長のページなどを見る際に便利です。

GenymotionでNexus9を横画面表示にした場合
Genymotionがアスペクト比4:3の横画面で表示される


今回は、Genymotionで仮想Androidデバイスを横画面表示する方法を3つ紹介しました。

同じ横画面といってもそれぞれに違いがあって、自分自身の使い方に合った方法を選べるのはGenymotionを使うメリットの1つですね。

Genymotionを横向き(横画面)で表示させる方法は以上です。

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