Google日本語入力Android版の設定と便利な使い方まとめ。

顔文字入力例3
このページでは、Google日本語入力 Androidアプリの設定の解説と便利な使い方を紹介します。

目次


Google日本語入力とは?メリットなど

Google日本語入力は、Google純正の日本語キーボードアプリです。

AndroidのキーボードアプリではATOKSimejiなども有名ですが、Google日本語入力は無料ながら有料のATOKとほぼ変わらない豊富な機能があります。

またGoogle日本語入力には便利な変換機能がありますが、公式ページには記載されていない隠れた変換機能もあります。

隠れた変換機能については後述します。


Google日本語入力を使うメリット

Google日本語入力は、設定や使い方を知っていると文字入力がより簡単に、スピーディになります。

Google日本語入力で特に便利な機能は、「自動かな修飾変換」です。

「自動かな修飾変換」は、キーボードで濁点や小文字を入力しなくても関連する言葉を変換候補として表示してくれる機能です。

たとえば、普通のキーボードでは「学校」を入力するにはキーボードで「がっこう」と打つ必要がありますが、Google日本語入力の「自動かな修飾変換」を使うとキーボードで「かつこう」と打てば「学校」が変換候補として表示されます。
「自動かな修飾変換」にチェックを入れると、濁点や小文字を入れていなくても推測して変換する

これを知っておくと、文字入力がかなり楽になるおすすめの設定です。


Googleが独自に開発したGodanキーボード

Google日本語入力には、Googleが開発した「Godanキーボード」という独自のキー配列のキーボードもあります。
Godanキーボード

Godanキーボードは、子音を選んだ後に母音を選ぶことで文字を入力する方法で、QWERTY配列のローマ字入力をケータイ入力っぽいレイアウトで実現する独特の入力方式です。

Godanキーボードの見た目はケータイ入力と似ていますが、ケータイ入力とは配列が全く違うのでケータイ入力に既に慣れている場合は抵抗があると思います。

逆に、ケータイ入力やフリック入力に慣れないという場合はGodanキーボードを試してみてもいいかもしれません。

Godanキーボードの使い方についても後述します。


このように、Google日本語入力には独自の機能も含めて設定項目もある程度の数があります。

これからGoogle日本語入力を使ってみたいという方は、このページを参考に使いこなしていただければ幸いです。


Google日本語入力の設定

ここからは、Google日本語入力の設定を紹介していきます。

Google日本語入力を文字入力で利用する設定

まずは、Google日本語入力をデフォルトの文字入力で利用するための設定をします。

Androidの設定から「言語と入力」を開き、「現在のキーボード」をタップしてキーボードの変更画面を表示し「Google日本語入力」をタップして選びます。
Google日本語入力を使うには設定から「現在のキーボード」をタップして「Google日本語入力」にチェックを入れる

もしキーボードの変更の一覧にGoogle日本語入力が表示されない場合は、「キーボードの選択」からGoogle日本語入力をオンにすれば表示されます。
キーボードの変更にGoogle日本語入力が表示されない場合は「キーボードの選択」をタップして「Google日本語入力」をオンにする


キーボードレイアウトを選択する

Google日本語入力には複数のキーボードレイアウトがあり、その中から自分の好みのキーボードを選ぶことができます。

Androidのシステム設定の「言語と入力」から「Google日本語入力」をタップします。
「言語と入力」をタップして「Google日本語入力をタップ」

ここでGoogle日本語入力の様々な設定ができます。キーボードレイアウトは最初に表示され、デフォルトではケータイ配列になっています
Google日本語入力の入力キーボードのデフォルトはケータイ配列

左右にフリックすることで別のキーボードレイアウトを選ぶことができます。Google日本語入力で選べるレイアウトは、ケータイ配列、QWERTY、Godanキーボードの3つです。
QWERTYとGodanキーボードから選べる


キー操作バイブ、キー操作音、キー押下時のポップアップオン/オフを切り替える

ここでは、ケータイ配列の設定について解説します。Google日本語入力は、キー操作したときのバイブとキー操作音、キー押下時のポップアップによるナビゲーションにおいてそれぞれオン/オフを切り替えることができます。
キー操作バイブ、キー操作音、キー押下時ポップアップのオン・オフを選べる

ケータイ配列のフリック入力に慣れていない場合は、キー押下時ポップアップをオンにしておくと便利です。
キー押下時ポップアップはフリック入力やGodanキーボード初心者に役立つ

キー押下時ポップアップをオンにしておくことで、フリック入力時に入力される文字をポップアップで教えてくれます。
キーボードを押すとポップアップ表示され、フリックすると入力される文字が表示される


フルスクリーンモード

Google日本語入力にはフルスクリーンモードがあります。
「フルスクリーンモード」をタップ

フルスクリーンモードは縦画面と横画面でそれぞれ設定できます。フルスクリーンモードが無効のときはこのように表示されます。
フルスクリーンモードが無効の場合はキーボードが標準サイズで表示される

フルスクリーンモードが有効なときはこのようにGoogle日本語入力の画面でいっぱいになります。
フルスクリーンモードを有効にすると文字入力が全画面で表示される


キーボードテーマを変更する

Google日本語入力は、キーボードテーマを変更することができます。

「キーボードテーマの選択」をタップします。
「キーボードテーマの選択」をタップ

Google日本語入力で選べるキーボードテーマは以下の5つです。
  • ブルー/ライトグレー
  • オレンジ/ライトグレー
  • ブルー/ダークグレー
  • マテリアル デザイン(ライト)
  • マテリアル デザイン(ダーク)

  • 右のスクリーンショットは「ブルー/ライトグレー」です。
    Google日本語入力には5つのテーマがある。ブルー/ライトグレー

    左:オレンジ/ライトグレー 右:ブルー/ダークグレー
    (左)オレンジ/ダークグレー (右)ブルー/ライトグレー

    左:マテリアル デザイン(ライト) 右:マテリアル デザイン(ダーク)
    (左)マテリアル デザイン(ライト) (右)マテリアル デザイン(ダーク)


    ハードウェアキーボードの設定

    ハードウェアキーボードの設定では、BluetoothキーボードなどをAndroid端末に接続して使うときに使用します。

    日本語キーボードを接続するときは「日本語109A配列」を選びましょう。
    「ハードウェアキーボードの設定」ではシステム配列とハードウェアキーボード接続時に便利な日本語109A配列を選択可能


    音声入力ボタン

    「音声入力ボタン」にチェックを入れると、Google日本語入力のキーボードに音声入力ボタンが追加されます。
    「音声入力ボタン」にチェックを入れるとキーボードに音声入力ボタンが表示される
    音声入力はキーボードによる入力が面倒な場合や手がふさがっているときに便利なので、オンにしておいておくといいです。


    全角入力時もスペースに半角を使う

    Google日本語入力では、全角入力時でも半角スペースを使うこともできます。

    「常に半角スペースを使う」にチェックを入れるだけでOkです。
    「常に半角スペースを使う」にチェックを入れるとひらがな(全角)入力時でもスペースは半角になる


    自動かな修飾変換で濁点や小文字で入力しなくても目的の変換結果を得る

    Google日本語入力で便利な機能の1つに、「自動かな修飾変換」機能があります。

    自動かな修飾変換は、前述の通り濁点や小文字を入力しなくても推測して漢字などに変換してくれる便利な機能です。

    たとえば、普通のキーボードでは「学校」と入力する場合「がっこう」と打つ必要がありますが、Google日本語入力の自動かな修飾変換機能をオンにしておくと「かつこう」と打てば漢字の変換候補に「学校」が表示されます。
    「自動かな修飾変換」にチェックを入れると、濁点や小文字を入れていなくても推測して変換する

    他には「たつしゆつ」と入力して「脱出」、「しゆつはつ」と入力して「出発」と変換してくれます。
    「たつしゆつ」で「脱出」が、「しゆつはつ」で「出発」が変換候補として表示される

    「自動かな修飾変換」のチェックを外すと「かつこう」や「たつしゆつ」「しゆつはつ」と入力しても希望する漢字が変換候補として表示されません。特にこだわりがなければ、「自動かな修飾変換」は文字入力がかなりはかどるのでオンにして使いこなすことをおすすめします。
    「自動かな修飾変換」のチェックを外すと「かつこう」と入力しても「学校」が変換候補として表示されない
    「たつしゆつ」「しゆつはつ」でも変換候補は表示されず


    キー入力補正で誤入力時も正しい変換候補を表示する

    Google日本語入力には、キーボード入力時に間違った文字を入力してしまっても正しい(希望する)変換候補を表示してくれる「キー入力補正」があります。

    「キー入力補正」にチェックを入れると、たとえば「すんかい」と入力して「分解」や「憤慨」などの変換候補を表示してくれます。ただ、本来なら「深海」が変換候補として表示されるはずですがなぜか表示されませんでした。
    「キー入力補正」をオンにすると「すんかい」と入力すると「分解」や「憤慨」と正しいと思われる候補が表示される


    シークレットモードで学習機能やサジェスト機能、ユーザー辞書を無効化する

    Google日本語入力にはシークレットモードがあります。

    シークレットモードを有効化することで、文字入力の学習機能やサジェスト機能、ユーザー辞書を無効化できます。

    サジェスト機能とは、Google日本語入力に内蔵されているシステム辞書を元に入力途中で的確と思われる変換候補を予測して表示する機能です。

    例えば、「ぐーぐ」と入力された時点で候補として「グーグル」を表示してくれます。
    「ぐーぐ」と入力すれば「グーグル」などが変換候補として表示される

    シークレットモードをオフにしておくと、一度入力したフレーズも一切候補として表示されなくなります。
    「シークレットモード」は学習機能や入力からの予測機能、ユーザー辞書機能が無効化する
    同じ文字を入力しても学習していないことが分かる


    ドコモ、au、Softbankの絵文字を選択する

    Google日本語入力では、docomo、au、Softbankの絵文字を手動で選択できます。

    「事業者別絵文字の選択」をタップしてキャリアを選びます。
    「事業者別絵文字の選択」では、端末でどの絵文字を利用するかを選ぶことができる


    学習機能のオン/オフを切り替える

    学習機能とは、例えば一度「アンドロイドラバー」と入力するとGoogle日本語入力がそのフレーズを学習し、次回以降「あんどろいど」と入力すると「アンドロイドラバー」が候補として表示される便利な機能です。

    Google日本語入力では、学習機能のオン/オフを切り替えることができます。学習機能の設定は、「利用する」「利用するが更新しない」「利用しない」から選ぶことができます。
    「学習機能」では、学習機能のオン/オフの切り替えが可能


    ユーザ辞書を追加する

    Google日本語入力では、ユーザ辞書を追加することができます。

    ユーザ辞書とは、変換候補には表示されない頻繁に使う言葉などをユーザー自身が登録することで、文字入力の効率が上がる機能です。

    Google日本語入力でユーザ辞書を追加するには「辞書ツール」をタップして右上の「+」をタップします。
    「辞書ツール」ではユーザ辞書として任意の言葉を追加できる。ユーザ辞書を追加するには右上の「+」をタップ

    ユーザ辞書には、単語とその単語を候補に表示する際のよみを登録します。まずは単語を登録していきます。ここでは「アンドロイドラバー」を単語登録しました。「次へ」をタップしてよみを登録します。
    単語と読み仮名を入力する。まずは単語を入力して「次へ」をタップ

    よみは「あんど」にして「完了」をタップします。新規単語登録画面になるので「OK」をタップします。
    読みを入力して「OK」をタップ

    ユーザ辞書にアンドロイドラバーが追加されました。今後は「あんど」と入力することで、「アンドロイドラバー」を候補として表示して入力の手間を省くことができます。
    ユーザ辞書が追加された。「あんど」と入力すると「アンドロイドラバー」と候補が表示される


    ユーザ辞書や変換履歴などの履歴を消去する

    Goolge日本語入力で入力した文字の履歴などを消去するには、「履歴のクリア」をタップします。「履歴のクリア」では、変換履歴、記号入力、ユーザ辞書を個別にクリアすることができます。
    「履歴のクリア」では変換履歴と記号入力の履歴、ユーザ辞書を個別に消去できる


    アプリ一覧にGoogle日本語入力のアイコンを表示する

    「アイコンを表示する」にチェックを入れることで、ホームアプリのアプリ一覧にGoogle日本語入力のアイコンを表示することができます。
    「アイコンを表示する」にチェックを入れると、アプリ一覧にGoogle日本語入力が表示される
    Google日本語入力の設定や履歴の消去を頻繁にするなら、アプリ一覧からGoogle日本語入力の設定に飛ぶ方が早くて便利です。


    ソフトウェアキーボードの詳細設定

    ここからは、ソフトウェアキーボードの詳細設定を見ていきます。
    ソフトウェアキーボードの詳細設定


    ケータイ入力時の入力方法の選択

    Google日本語入力では、「入力スタイルの設定」からケータイ入力時の入力方法を選ぶことができます。

    ケータイ打ち、フリック入力、ケータイ打ち+フリック入力から選びます。デフォルトはケータイ打ち+フリック入力になっています。
    ケータイ配列の入力スタイルの設定では、ケータイ打ち、フリック入力、ケータイ+フリック入力から選べる


    英字入力時のみQWERTYレイアウトで使う

    Google日本語入力は、「英字入力はQWERTY」でケータイ打ちのレイアウトでも英字入力時だけはQWERTYレイアウトに切り替えることもできます。
    ケータイ配列でも英字入力時のみQWERTYに切り替え可能

    「英字入力はQWERTY」がオフの場合は、英字入力時もケータイ打ちになります。
    「英字入力はQWERTY」のチェックを外している場合は英字もケータイ入力のまま

    「英字入力はQWERTY」にチェックを入れると、かな入力時はケータイ打ち、英字入力時はQWERTY配列に切り替わります。
    「英字入力はQWERTY」にチェックを入れると、英字に切り替えるとQWERTYで表示される


    キーボードを左右に寄せる

    Google日本語入力では、他の日本語キーボードアプリと同じようにキーボードの左右寄せができます。

    「左右寄せ」をタップして全福、右寄せ、左寄せの3つから選べます。最近のスマートフォンは大画面化しているので、片手で操作するならキーボードの左右寄せは必須ですね。
    Google日本語入力はキーボードの左右寄せが可能

    右から左、または左から右にキーボードを切り替えるときは、ツマミのアイコンをタップするだけでOKです。
    左右に寄せることで片手操作がしやすい。左右の切り替えはツマミのアイコンをタップ


    キーボードの高さを調節する

    Google日本語キーボードは高さを調節することもできます。

    「キーボードの高さ」をスライドさせて調整します。一番低くてこのぐらいです。手が比較的小さくても、低くしておけば片手で操作できるはずです。
    キーボードの高さの調整も可能。一番低くするとかなり低くなる


    横画面時のキーボードを個別に設定する

    Google日本語入力では、横画面時のキーボードを縦画面時とは全く違うレイアウトなどに設定することができます。

    「横画面のソフトウェアキーボード設定」の項目の「縦画面の設定を使用する」のチェックを外します。なお、デフォルトではこの項目にはチェックが入っています。
    横画面時のキーボード設定は、縦画面尾設定をそのまま引き継いで使うこともできる

    チェックが入っていると、横画面でも縦画面のキーボードレイアウトや設定がそのまま反映されるので、場合によっては使いづらいこともあると思います。
    ただ、縦画面時に左右寄せや高さを低くしている場合は使いづらい

    例えば、横画面時はQWERTYにしたい場合は「縦画面の設定を使用する」のチェックを外して入力キーボードをQWERTYに変えます。
    横画面は別に設定したい場合は「縦画面の設定を使用する」のチェックを外す。するとキーボードのレイアウトも自由に選べるようになる

    すると縦画面では右寄せで低いケータイ打ちのままで横画面ではQWERTYレイアウトでキーボードを使うことができます。
    縦画面は右寄せで低いケータイ打ち
    横画面はQWERTYを使うことも可能


    Googleが開発した独自の入力方式「Godanキーボード」の使い方

    ここでは、Googleが開発した独自のキーボード「Godanキーボード」の使い方を簡単に紹介します。

    Godanキーボードは、一見ケータイ打ちのレイアウトに見えますがキー配置が全く違います。

    Godanキーボードでは、A,I,U,E,Oの母音が一番左側の縦一列に並び、残り2列に子音が割り振られています。たとえば「こんにちは」と入力したい場合は、まず「K」をタップして「O」をタップします。
    Godanキーボードは両手による文字入力に向いている。まず子音を選んだ後に母音を選んで1文字を作る

    「ん」は「N」を上にフリックします。
    「ん」はNを上にフリック

    「に」は「N」をタップして「I」をタップします。
    「に」は「N」をタップした後「I」をタップ

    「ち」と「は」も同じ感じで子音をタップして母音をタップすることで入力していきます。
    「ち」は「T」をタップして「I」をタップ
    「は」は「H」をタップして「A」をタップ

    数字は「123」をタップして数字キーボードに切り替えてもいいですが、それぞれのキーに数字が割り当てられているので下にフリックするだけでOKです。
    数字は、各キーを下にフリックして入力可能

    慣れるまで少し時間がかかりそうですが、スマホを両手で使う場合は慣れればフリックよりも打ち間違いも少なく早く文字入力ができるようになるかもしれません。
    これで「こんにちは」が完成
    Godanキーボードの使い方は以上です。


    Google日本語入力の基本的な使い方

    ここからは、Google日本語入力の基本的な使い方を紹介します。

    キーボードレイアウトを切り替える

    まずキーボードレイアウトを切り替える方法です。

    地球儀アイコンをタップすると、ケータイ打ちからQWERTYに切り替えることができます。QWERTYキーボードの状態で地球儀アイコンをさらに押すと、中国語キーボードに切り替わります。
    地球儀アイコンをタップするとキーボードレイアウトを切り替えられる

    中国語キーボードの状態で地球儀アイコンをタップすることで、元のケータイ打ちに戻すことができます。
    中国語キーボードも表示される。再度地球儀アイコンをタップするとケータイ入力に戻る


    キーボードをGoogle日本語入力以外に変更する

    キーボードをGoogle日本語入力以外に変更する場合は、地球儀アイコンをロングタップすることで可能です。
    地球儀アイコンを長押しするとキーボードの変更が可能


    ケータイ打ちでかなと英字、数字を切り替える

    ケータイ打ちでかなと英字を切り替えるには、左下の「あa」をタップします。
    かなとアルファベットの切り替えは左下の「あa」をタップ


    ケータイ打ちで数字を入力する方法は2つあります。1つめは英字キーボードで下にフリック、2つめは「123」をタップします。
    数字入力はアルファベット時に各キーを下フリックか「123」をタップで数字キーに切り替えて入力


    記号や顔文字を入力する

    Google日本語入力では、記号や顔文字を入力することもできます。

    数字キーボードの状態で「「」♪」をタップすると各種記号が表示されます。
    数字キーでは記号などを入力できる

    記号は1タップで全角と半角を切り替えられます。また顔文字は、喜、焦、驚、悲、怒など感情ごとに分けられているので選びやすいです。
    記号は全角/半角を入力でき、顔文字は感情ごとに分けられている

    顔文字の種類もかなり豊富にそろっています。
    絵文字も豊富


    マッシュルームを使う

    Google日本語入力では、他の日本語キーボードと同じようにマッシュルームを使うことができます。

    「あa」を長押しして「マッシュルームの起動」をタップします。
    Google日本語入力でマッシュルームを起動するには「あa」を長押しして「マッシュルームの起動」をタップ

    すると、端末にインストールされているマッシュルームが一覧で表示されます。
    マッシュルームが起動する


    入力間違い時に戻るアンドゥ(Undo)機能を使う

    Google日本語入力では、入力を間違ったときなどに1文字分戻ったりできるアンドゥ(Undo)機能があります。

    アンドゥ機能は、左上の戻るアイコンをタップすることで使えます。

    なお、1文字の場合はフリックで入力するとアンドゥ機能が使えません。ケータイ打ち(スクリーンショットの場合はあ→い→う→えと入力)すればアンドゥできます。
    左上の「←」アイコンをタップしすると、1文字前に戻すことができる(アンドゥ機能)

    2文字以上であれば、ケータイ打ちでもフリック入力でも最後の1文字をアンドゥできます。たとえば、「こんにちひ」と入力後にアンドゥアイコンをタップすると「こんにちは」と表示されます。
    「こんにちひ」でUNDOアイコンをタップで「こんにちは」にできる

    また、アンドゥ機能は文字の確定後も有効です。漢字で確定しても、アンドゥアイコンをタップすることで変換前のひらがなに戻すことができます。
    確定後の文字に関してもアンドゥは適用可能

    Google日本語入力の基本的な使い方は以上です。


    Google日本語入力の便利な使い方

    Google日本語入力の基本的な使い方は上記の通りですが、知っておくと便利な使い方を以下に紹介します。

    ひらがなで入力して同じ読みの英単語を変換候補に表示する

    Google日本語入力では、ひらがなで入力したら同じ読みの英語が変換候補に表示されます。

    たとえば、「しっと」と入力すると「嫉妬」という日本語の変換候補と共に「sit」「shit」など「しっと」という読みの英単語も変換候補に表示されます。「たうん」と入力すれば、「town」「down」「dawn」「daum」など発音が同じだけでなく似た英単語も表示されています。
    ひらがなを入力しても変換候補に英語が表示される

    また、「かつと」と小文字でなく大文字で入力しても「gad」「cat」「cut」「kat」といった似た読みの英単語が候補に現れます。
    小文字を入力しなくても小文字の変換候補とそれに関連する英単語も表示される
    この機能を活用すれば英字キーボードに切り替える必要がないので、英単語をよく入力する際に便利な機能ですね。


    外国の都市名などをひらがな入力で外国語に変換できる

    Google日本語入力では、外国の都市名などをひらがなで入力すれば変換候補に外国語表記も表示してくれます。

    たとえば「ろさんぜるす」と入力すれば「Los Angels」が候補に現れます。
    外国の都市名はひらがなで入力すると英語表記の変換候補を表示
    外国の都市名の英語表記を忘れてしまったときや入力が面倒なときに使えます。


    足し算・引き算・掛け算・割り算の計算ができる

    Google日本語入力では、足し算・引き算・掛け算・割り算の計算ができます。

    足し算の場合は「1+2=」のように「+」と「=」を、引き算の場合は「2-1=」のように「-」と「=」を入力することで計算結果が得られます。
    計算も可能で電卓代わりになる。「1+2=」や「2-1=」で答えを教えてくれる

    掛け算の場合は「158*589=」のように「*」と「=」を、割り算の場合は「256/32=」のように「/」と「=」を入力することで計算できます。
    数字の間に「*」で掛け算、「/」で割り算できる
    アプリに数字を入力する際に、電卓アプリを起動する必要なく手軽に計算することができて便利です。


    「ばーじょん」と入力するとGoogle日本語入力のバージョンを確認できる

    Google日本語入力で「バージョン」と入力すると、現在インストールされているGoogle日本語入力のバージョンが表示されます。
    「ばーじょん」でGoogle日本語入力のバージョンの確認が可能


    「ふくわらい」と入力して顔文字をランダムに表示

    「ふくわらい」と入力すると、変換候補に顔文字をランダムに表示します。
    「ふくわらい」と入力で顔文字がランダムで表示。

    「ふくわらい」で候補を出した後に「い」を消して再度「い」を入力すれば、また別の顔文字がランダムに表示されます。
    「い」を消して再度入力する度に違う顔文字が表示される


    「かおもじ」と入力してすべての顔文字を表示する

    Google日本語入力で「かおもじ」と入力すると、Google日本語入力の顔文字がすべて表示されます。
    「かおもじ」と入力すると顔文字一覧が表示


    感情を表す単語を入力してその感情に関する顔文字を表示

    Google日本語入力で感情を表す単語を入力すると、その感情に関する顔文字が表示されます。

    「ぴーす」と入力するとピースを表現する顔文字が表示されます。「なみだ」と入力すると泣いている顔文字が変換候補に表示されます。
    「ぴーす」「なみだ」などでもその言葉に応じた顔文字が表示される

    他にもたくさんの感情を表す言葉で変換候補が出てくるので試してみてください。
    他にも「なく」「はぁ」など感情を表す言葉などでも顔文字が表示される
    顔文字入力例2
    顔文字入力例3
    この機能を使えば、顔文字に切り替えて探す手間が省けて便利です。


    「いま」「きょう」などを入力して時刻や日にち、曜日を表示

    Google日本語入力では、「いま」や「きょう」といった言葉を入力することで時刻や日にち、曜日が変換候補に表示されます。

    例えば「いま」と入力すれば今現在の時間が表示され、「きょう」と入力すると当日の日にちや曜日が表示されます。また、日にちも複数の書式で表示されるので便利です。
    「いま」で現在の時間が、「きょう」で今日の日付や曜日が表示される

    Google日本語入力で変換候補が表示される日時に関する単語は以下の通りです。
  • いま(今)
  • きょう(今日)
  • きのう/さくじつ(昨日)
  • おととい/いっさくじつ(一昨日)
  • さきおととい(一昨昨日)
  • あした/あす(明日)
  • あさって/みょうごにち(明後日)
  • しあさって(明々後日)
  • 「あした」で明日の日付と曜日、「あさって」で明後日の日付と曜日を選べる

    また、Google日本語入力では曜日を入力して日付を表示したり、たとえば「2015」と入力して「20時15分」といった変換候補も表示します。
    曜日を入力して日付を表示したり「2015」と入力して「20時15分」を選ぶこともできる

    Google日本語入力の便利な使い方は以上です。


    Google日本語入力は、無料ながら上記の通り基本的な機能だけでなく知っておくと便利な機能もたくさんあります。

    興味のある方はぜひ試してみてください。

    Google日本語入力Android版の設定と便利な使い方は以上です。

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