HUAWEI P10/P10 Plusのスペック比較レビューと価格、日本発売日まとめ

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このページでは、HUAWEIが2017年2月27日に発表し日本では6月9日に発売する、HUAWEI P10とP10 Plusのスペックや特徴をレビューしています。

また、HUAWEI P10・P10 Plusの価格や日本発売日に関しても随時更新しているので、購入を検討している場合の参考にしてみてください。

目次


更新情報

2017/6/6②
HUAWEI P10とP10 Plusの日本発売が正式発表されました。


2017/6/6①
FREETELのフライングにより、HUAWEI P10が6月9日から発売されることが分かりました。

P10 Plusも同日発売の可能性が高そうです。


2017/6/2
HUAWEI P10とP10 Plusが2017年6月6日に発表されるようです。


HUAWEI P10(ファーウェイP10)とHUAWEI P10 Plus(ファーウェイP10 Plus)のスペック比較

HUAWEI P10とP10 Plusのスペック比較は以下の通りです。優れている部分は赤字にしています。
 HUAWEI P10HUAWEI P10 Plus
OSAndroid 7.0
EMUI 5.1
Android 7.0
EMUI 5.1
ディスプレイ5.1インチ
1920×1080
フルHD
5.5インチ
2560×1440
WQHD
CPUHUAWEI Kirin 960
8コア
HUAWEI Kirin 960
8コア
RAM4GB4GB
ストレージ64GB64GB
microSD最大256GB最大256GB
背面カメラ2000万画素
+
1200万画素
f値2.2
2000万画素
+
1200万画素
f値1.8
前面カメラ800万画素
f値1.9
800万画素
f値1.9
バッテリー3200mAh3750mAh
対応周波数
(バンド)
LTE(FDD-LTE)
1(2100MHz)
2(1900MHz)
3(1800MHz)
4(1700/2100MHz)
5(850MHz)
7(2600MHz)
8(900MHz)
9(1700MHz)
12(700MHz)
17(700MHz)
19(800MHz)
20(800MHz)
25(1900MHz)
26(850MHz)
28(700MHz)
29(700MHz)

LTE(TDD-LTE)
38
39
40
41

3G(W-CDMA)
1(2100MHz)
2(1900MHz)
4(1700/2100MHz)
5(850MHz)
6(800MHz)
8(900MHz)
19(800MHz)

GSM
850MHz
900MHz
1800MHz
1900MHz
LTE(FDD-LTE)
1(2100MHz)
2(1900MHz)
3(1800MHz)
4(1700/2100MHz)
5(850MHz)
7(2600MHz)
8(900MHz)
9(1700MHz)
12(700MHz)
17(700MHz)
19(800MHz)
20(800MHz)
25(1900MHz)
26(850MHz)
28(700MHz)
29(700MHz)

LTE(TDD-LTE)
38
39
40
41

3G(W-CDMA)
1(2100MHz)
2(1900MHz)
4(1700/2100MHz)
5(850MHz)
6(800MHz)
8(900MHz)
19(800MHz)

GSM
850MHz
900MHz
1800MHz
1900MHz
ドコモプラチナバンド
(Band19)
FOMAプラスエリア
(Band6/19)
ソフトバンクプラチナバンド
(Band8/28)
auプラチナバンド
(Band18/26)
au 3G
(CDMA2000)
××
SIMサイズSIM1:nanoSIM
SIM2:nanoSIM(※microSDスロットも兼ねる)
SIM1:nanoSIM
SIM2:nanoSIM(※microSDスロットも兼ねる)
3G+4Gの
デュアルスタンバイ
技適
サイズ高さ:145.3
幅:69.3
厚さ:6.98 mm
高さ:153.5
幅:74.2
厚さ:6.98 mm
重さ145グラム165グラム
NFC
GPSGLONASS
Galileo
BDS
GLONASS
Galileo
BDS
Wi-FiIEEE 802.11 a / b / g / n / ac (2.4GHz / 5GHz)IEEE 802.11 a / b / g / n / ac (2.4GHz / 5GHz)
Bluetoothv4.2v4.2
加速度センサ
ジャイロスコープ
近接センサ
環境光センサ
指紋認証センサ
コンパス
その他センサホールセンサ赤外線ポート
ホールセンサ
ポートUSB Type-CUSB Type-C
カラーCeramic White
Dazzling Blue
Dazzling Gold
Prestige Gold
Graphite Black
Mystic Silver
Rose Gold
Greenery

※日本版はDazzling BlueとPrestige Gold、Mystic Silver、Graphite Blackの4色
Ceramic White
Dazzling Blue
Dazzling Gold
Prestige Gold
Graphite Black
Mystic Silver
Rose Gold
Greenery

※日本版はGreeneryとDazzling Goldの2色
価格65,800円72,800円
公式サイトHUAWEI P10 スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI JapanHUAWEI P10 plus スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI Japan


HUAWEI P10とP10 Plusの違い

HUAWEI P10とP10 Plusは、スペックの大部分は同じですが異なる部分もあります。

そこで、まずはHUAWEI P10とP10 Plusの違いについて解説します。


ディスプレイはP10が5.1インチ フルHDでP10 Plusが5.5インチ WQHD

HUAWEI P10とP10 Plusは、ディスプレイサイズが異なります。

P10は5.1インチと小ぶりで、P10 Plusは5.5インチと最近の一般的なSIMフリースマホのサイズです。

またP10とP10 Plusでは解像度も異なっていて、P10が1920×1080のフルHDに対してP10 Plusは2560×1440のWQHDと、P10 Plusの方が解像度は高くなっています。

ですが、実際に肉眼で見た場合はフルHDの5.1インチディスプレイでも十分綺麗なので、5.5インチのWQHDの方が目に見えて綺麗というわけではありません。

解像度については特に気にする必要はないでしょう。

むしろ、ディスプレイサイズはスマホ本体のサイズに直結するので、小さいスマホがいいのか、それとも大きいスマホがいいのかといった判断基準でP10かP10 Plusを選びましょう。


バッテリー容量はP10が3200mAhでP10 Plusが3750mAh。どちらも容量は十分大きい

HUAWEI P10とP10 Plusは、ディスプレイサイズだけでなくバッテリー容量も異なります。

P10が3200mAhなのに対し、P10 Plusは3750mAhと550mAhも大きいです。

同じHUAWEIの5.2インチスマホのhonor8とP9liteが3000mAhなので、ディスプレイサイズが0.1インチ小さいP10の3200mAhは大容量と言っても差し支えないでしょう。

またP10 Plusも、同じ5.5インチのMoto G4 PlusやZenFone 3 Laserが3000mAhでAXON 7が3250mAh、honor6 Plusが3600mAhなので、5.5インチのスマホの中では大容量の部類に入ります。

バッテリーのもちに関しては、P10、P10 Plusとも特に気にする必要はないでしょう。


背面カメラのf値はP10が2.2でP10 Plusが1.8。理論上はP10 Plusの方がシャッタースピードが速い

HUAWEI P10とP10 Plusは、背面に同じ画素数のデュアルカメラを搭載しています。

ですが、細かい部分でP10とP10 Plusのカメラスペックは異なっています。

それはf値です。f値とはレンズの明るさを示す指標で、理論上では数値が小さいほどレンズが取り込める光が多いためシャッタースピードが速くなったり、同じ被写体を撮影した場合に画質が落ちにくい(ノイズが入りにくい)といったメリットがあります。

HUAWEI P10とP10 Plusのカメラ画質がどの程度異なるのかは分かりませんが、P10 Plusの方が綺麗な写真に仕上がる可能性は高いです。


P10 Plusは赤外線ポートを搭載。アプリ「スマートリモコン」でテレビやエアコンなどの操作が可能

HUAWEI P10にはなくてP10 Plusだけにある機能に「赤外線ポート」が挙げられます。

赤外線ポートを搭載しているP10 Plusでは、初めからインストールされている「スマートリモコン」アプリを使うことでスマホをテレビやエアコンなどのリモコンとして使うことができます。
huawei-smart-rimocon

スマホは手が届く範囲に置いていることが多いので、スマホをリモコンとして使うのは理にかなっています。

また、私もhonor8の赤外線ポートを実際に使っていてかなり便利です。P10 Plusを入手したら、スマートリモコンはぜひ試してみてください。


RAMはP10 Plusが6GBモデルもあるが日本では発売されない

グローバル版のHUAWEI P10とP10 Plusでは、RAM容量に差があります。

P10は4GBなのに対し、P10 Plusは最大で6GBのRAMを搭載します。

RAMは4GBあればほぼ困ることはありませんが、3Dゲームなどのメモリを多く消費するアプリをいくつも起動して切り替えながら使う場合は、RAMはできるだけ大きいものを選ぶのがおすすめです。

ただし、日本で発売されるP10とP10 PlusのRAMは4GBで、6GBモデルは発売されません。


ROM(ストレージ)はP10 Plusが256GBがあるが日本では発売されない

HUAWEI P10とP10 Plusは、RAMだけでなくROM(ストレージ)の最大容量も異なっています。

P10が最大126GBなのに対し、P10 Plusは最大で256GBのモデルもあります。

HUAWEI P10・P10 Plusとも最大256GBのmicroSDカードに対応しているので、写真や動画など容量を食うファイルはmicroSDカードに保存することでROMを消費させずに済みますが、外部メモリを使いたくない場合はできるだけROMが大きいモデルを選ぶといいでしょう。

なお、日本で発売されるP10とP10 PlusのROMはどちらも64GBで、128GBや256GBモデルは発売されません。


まとめると、日本で発売されるHUAWEI P10とP10 Plusの違いは以下の通りです。

・ディスプレイ(P10:5.1インチ フルHD P10 Plus:5.5インチ WQHD)
・カメラ(P10:f値2.2 P10 Plus:f値1.8)
・バッテリー(P10:3200mAh P10 Plus:3750mAh)


HUAWEI P10とP10 Plusの違いは上記の通りです。

全体的にP10 Plusの方がスペックは上ですが、P10でも普段使いで不便を感じるほどの違いではありません。

ただ、個人的にスマートリモコンは本当におすすめです。


HUAWEI P10・P10 Plus共通の特徴・メリット

次に、HUAWEI P10とP10 Plus共通の特徴やメリットを解説します。


指紋認証センサが前面に配置。ホームキーや戻るキー、アプリ履歴キーとしても使える

これまでに発売されたHUAWEIのスマホは、指紋認証センサは基本的に背面にありました。
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対して、HUAWEI P10とP10 Plusでは前面の下部に指紋認証センサが搭載されています。
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指紋認証センサが前面にあることで、例えばP10やP10 Plusを机に置いたままでも指を置くだけでロック解除できます。

スマホを手に持たずに置いて操作することが多い人には、ディスプレイ側に指紋認証センサがあるのは大きなメリットですね。

また、HUAWEI P10とP10 Plusの指紋認証センサはホームキーや戻るキー、アプリ履歴キーとしても使えます。

センサを長押しするとホーム、軽く押すと戻る、左右にスワイプするとアプリ履歴が起動します。

ディスプレイにソフトウェアのキーを表示させる必要がなくなる分、ディスプレイの上から下の端まで全ての範囲でコンテンツが表示されます。

なお、設定で従来通りソフトウェアのキーをディスプレイに表示させることももちろん可能です。


背面のデュアルカメラだけでなく前面カメラのレンズもライカとの共同開発

HUAWEI P9やMate 9など、最近のHUAWEIのハイスペックモデルの背面カメラはほぼライカとのコラボとなっています。
mate91

HUAWEI P10とP10 Plusに関しては、背面に搭載されているデュアルカメラだけでなく自撮りで使う前面カメラもライカとの共同開発のレンズが使われています。
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ただ、私自身Mate 9購入直後はライカレンズのカメラでオート撮影していましたが、明るすぎて実際の被写体と比べて不自然な写真にしかならないため、個人的にライカとの共同開発だからといってそこまで綺麗に撮影できるとは感じませんでした。

実際に撮った写真にがっかりする可能性もあるため、ライカというブランドに期待しすぎないほうがいいとは思いますが、前面カメラもライカブランドで固めたHUAWEIの本気度は十分に感じます。


OSはAndroid 7.0ベースのEMUI 5.1でマルチウィンドウにも対応

HUAWEI P10とP10 Plusに搭載されるOSは、Android 7.0ベースの独自OS「EMUI 5.1」です。

Android 7.0では、ディスプレイに2つのアプリを同時に表示して操作できる「マルチウィンドウ」に対応しています。
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HUAWEI P10とP10 Plusもマルチウィンドウに対応しているため、例えばYoutubeで動画や音楽を流しながら他のアプリを操作するといったことも可能です。


3G+4G LTEのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応

HUAWEI P10とP10 Plusは、どちらも3Gと4G LTEの同時待ち受け(DSDS/デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しています。

DSDSに対応していると、例えば片方にドコモのかけ放題を契約したSIMを挿し、もう片方に格安SIMのデータ通信専用SIMを挿すことで安い料金で通話と通信がたくさん利用できるようになります。

また、プライベートと仕事用で別々にSIMを契約している場合も、DSDS対応のHUAWEI P10やP10 Plusに2枚のSIMを挿せば1台にまとめることができます。

DSDSのメリットについてはこちらにまとめています。
デュアルスタンバイ(DSDS)とデュアルアクティブ(DSDA)の違いまとめ


ドコモのFOMAプラスエリアとLTEプラチナバンドに完全対応

HUAWEI P10とP10 Plusは、日本の通信事業者が使用する周波数にもしっかり対応しています。

ドコモに関しては、主に山間部で通話する際に必要不可欠な「FOMAプラスエリア」と呼ばれる800MHz帯(Band 6/band 19)に完全対応しています。
黄色い部分がFOMAプラスエリア

黄色い部分がFOMAプラスエリア


また、主に山間部で4G LTEによる高速通信する際に重要な「LTEプラチナバンド」と呼ばれる800MHz帯(Band 19)にも対応しているため、HUAWEI P10とP10 Plusはドコモで購入できる端末とほぼ変わらない非常に広いエリアで通話・通信とも利用できます。


ソフトバンクやワイモバイルのSIMでも広いエリアで通話・通信とも可能

HUAWEI P10とP10 Plusは、ソフトバンクやワイモバイルが使っている主要な周波数にも対応しています。

通話はもちろん、4G LTEの通信を広いエリアで利用するために必要なLTEプラチナバンドであるBand 8とBand 28に対応しているので、ソフトバンクやワイモバイルで販売されている端末とほぼ同じエリアで利用できます。

ただし、ソフトバンクのSIMは種類が非常に多く、中にはSIMフリースマホに挿すと通話・通信とも利用できなくなるものもあります。

ソフトバンクのSIMでHUAWEI P10/P10 Plusを使う予定の場合は、挿す予定のSIMがSIMフリースマホでも使えるかをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。


auのLTEプラチナバンドにも対応しているが公式では非対応

HUAWEI P10とP10 Plusは、auのLTEプラチナバンドであるBand 26にも対応しています。

そのため、理論上はauのSIMを挿してもauの端末とほぼ同じエリアで4G LTEによる高速通信が可能です。

ただし、auに関してはバンドが対応していても利用できません。公式サイトのP10とP10 Plusのスペック記載ページに、auのLTEプラチナバンドに対応しているもののauのSIMは使えないと明記しています。
mate910

バンドは対応しているので試してみる価値はありますが、仮に使えなかったとしても自己責任となるので注意しましょう。


DxOMarkのHuawei P10のカメラ性能に対する評価は高い

スマホのカメラはスペックだけで良し悪しを見極めるのはかなり難しく、カメラスペックが高くても写真はそこまで綺麗に撮れないことはよくあります。

つまり
実機で実際に写真を撮影してみる以外に判断する方法はありません。

そこで、主要なSIMフリースマートフォンで実際に写真を撮影し、スコアをつけてランク付けしているDxOMarkというサイトを参考にする方法があります。

DxOMarkのスコア自体に信憑性がある/ないという議論もあるため、DxOMarkの結果を全て鵜呑みにはできませんが、一つの参考にはなると思います。

Huawei P10のDxOMarkによるスコアは87点と高得点で、最高得点のPixelの89点とわずか2ポイント差となっています。

DxOMarkの採点が必ずしも正しいわけではない点には注意が必要ですが、Huawei P10のカメラは悪くはないようです。


HUAWEI P10・P10 Plus共通の注意点・デメリット

最後に、HUAWEI P10とP10 Plus共通の注意点やデメリットについて解説します。


auの3G(CDMA2000)には非対応。3G通話は不可

HUAWEI P10とP10 Plusは、どちらもauのVoLTEではない通常の通話で使う通信規格「CDMA2000」には対応していません。

HUAWEI P10もP10 Plusも、auのLTEプラチナバンドに対応しているので今後au VoLTE SIMに対応することもあるかもしれませんが、少なくともVoLTE SIMではない通常のSIMでは通話はできない点には注意しましょう。


デュアルSIMスロットの片方はmicroSDカードと排他。SIM2枚+microSDで使えない

HUAWEI P10とP10 Plusは、2枚のSIMを挿して同時に待ち受けできるDSDSに対応しているのは前述の通りです。

ですが、HUAWEI P10/P10 PlusでmicroSDカードを使う場合、microSDカード専用のスロットはなく2つあるSIMスロットのうちの1つをmicroSDカードスロットとして使います。

つまり、microSDカードを挿すとSIMは1枚しか使えなくなりDSDSで利用できなくなるということです。

HUAWEI P10とP10 Plusでは、SIM 2枚とmicroSDを同時に使うことはできない点には注意が必要です。

なお、日本で発売されているDSDS対応端末でSIM2枚と同時にmicroSDカードも使える(microSD専用スロットがある)のはMoto G4 PlusとMoto Z Playのみとなっています。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(同時待ち受け)SIMフリースマホ比較【DSDS】


防水・防塵性能はない

HUAWEI P10とP10 Plusのグローバル版の正式発表当時、海外のサイトでは防水・防塵に対応と記載しているものもありました。

ですが、少なくとも日本で発売されるP10とP10 Plusは公式サイトのスペックを確認しても防水や防塵対応とは記載されていません。

P10とP10 Plusは防水・防塵性能はないので注意しましょう。


8色の多彩なカラーバリエーションがあるが日本版は少ない

HUAWEIがこれまで発売してきたSIMフリースマホのカラーはほとんどが2~4色でした。

対して、グローバル版のHUAWEI P10とP10 Plusはどちらもカラーバリエーションが豊富で8色となっています。
huawei-p101

ただし、日本ではP10が4色、P10 Plusが2色と少ないのは残念です。

もし気に入った色が日本で発売されない場合は、他国から取り寄せるなど手間をかける必要があります。


価格は高い

HUAWEI P10とP10 Plusの価格は65,800円~となっており、SIMフリースマホの中では高いです。

特に、HUAWEI P10 Plusは72,800円とさらに高いので、入手したくてもしづらい価格設定となっています。

日本国内のSIMフリースマホは2万円~3万円台と割安なものが多い中で、P10とP10 Plusに低価格帯のスマホにはない価格分の価値を感じるかどうかが購入するポイントになります。


HUAWEI P10・P10 Plusの価格

HUAWEI P10とP10 Plusの日本での価格は以下の通りです。

P10:65,800円
P10 Plus:72,800円


なお、欧州での価格は以下の通り。

P10:約78,000円(649ユーロ)~

P10 Plus(RAM 4GB/ROM 64GB):約84,000円(699ユーロ)

P10とP10 Plusは日本国内の他のSIMフリースマホに比べると高いですが、欧州価格(VAT込み)と比べると良心的ですね。

なお、HUAWEI P10とHUAWEI P10 Plusを安く購入できるのは、端末価格自体が安く10,000円キャッシュバックキャンペーン中のエキサイトモバイルです。

キャンペーンを含めた実質価格で比較するとNifMoが安いですが、NifMoのキャンペーンは容量の少ないプランやデータ通信SIMではキャッシュバック額が少なくなるのがネックです。

対して、エキサイトモバイルはスマホセットなら最低利用期間や解約金がないデータ通信SIMでもOKで、また小容量のプランでも10,000円キャッシュバックされるのがメリットとなっています。

エキサイトモバイルのキャンペーン詳細はこちら。
エキサイトモバイルのキャンペーン詳細と注意点まとめ【9月】
エキサイトモバイルについてはこちら。
エキサイトモバイルのメリット・デメリットと速度レビュー。こんな人におすすめ【9月】

HUAWEI P10・P10 Plusの日本発売日

HUAWEI P10とP10 Plusの日本発売日は2017年6月9日です。


HUAWEI P10・P10 Plusまとめ

HUAWEI P10とP10 Plusは、HUAWEI独自のハイスペックなCPUを搭載しDSDS対応、背面カメラだけでなく前面カメラもライカとの共同開発のレンズを採用、防水・防塵対応、大容量バッテリー搭載、日本の通信事業者が使う周波数にもしっかり対応など非常にスペックの高い端末に仕上がっています。

逆に、気になるのは価格の高さです。先ほども触れましたが、P10とP10 Plusに3万円台のSIMフリースマホにプラス3~4万円上乗せして購入する価値を見いだせるなら買いだと思います。

個人的には、1万円も違わない価格でWQHDでカメラの性能が良いとされるP10 Plusが気になります。

HUAWEI P10/P10 Plusのスペック比較レビューと価格、日本発売日などのまとめは以上です。

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