また、NuAns NEO Reloadedを最安値で購入できるショップも随時更新しているので、NuAns NEO Reloadedを検討している人は参考にしてみてください。
目次
- 更新情報
- NuAns NEO[Reloaded](ニュアンスネオリローデッド)のスペック
- NuAns NEO Reloadedを購入。外観レビュー
- NuAns NEO Reloadedの特徴・メリット
- 背面カバー「TWOTONE」は上下で様々なカラーを組み合わせることができる
- 初代NuAns NEOのTWOTONEカバーや手帳型カバー「FLIP」がそのまま使える
- OSはWindowsではなくAndroidを採用
- SoC(CPU)はZenFone 3と同じSnapdragon 625。普段使いならスムースに動作
- RAMは3GB、ROMは32GB。実際の空きはRAMが1.5GBでROMが22GBで必要十分
- microSDカードは最大1TBまで対応。写真や動画も容量を気にせず撮影できる
- 防滴・防塵仕様
- おサイフケータイに対応&使えるおサイフケータイサービス一覧
- 指紋認証センサを前面に搭載
- 5.2インチながら3450mAhの大容量バッテリーを搭載。普通の使い方なら1日は余裕で持つ
- 急速充電(Quick Charge 3.0)に対応。1時間で70%まで充電可能
- マナーモード時はカメラのシャッター音が無音に
- ありとあらゆるAPN情報がプリセットされているのでSIMを挿してAPNを選ぶだけで通信できる
- ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドに完全対応
- au VoLTE対応でauやau系格安SIMの音声通話SIM(au VoLTE SIM)も使える
- VoLTE対応は公式ではau回線のみだが実際はドコモ回線もVoLTE対応
- NuAns NEO Reloadedの注意点・デメリット
- 防滴ではあるが防水ではない
- ワンセグ・フルセグは非搭載
- 通知LEDはあるが背面のフラッシュと兼用。裏返しにしておく必要がありかなり明るい
- SwipePadのような画面端からスワイプして起動するアプリがうまく起動しない【2017/6/23のアップデートで改善済み】
- バイブが弱い
- Wi-Fi接続が不安定
- 画面がチラつく【2017/6/23のアップデートで改善済み】
- 画面オフ状態で指紋認証によるロックが一発で解除されないことが多い
- 背面カバーの「TWOTONE」は付属していない。別途購入する必要がある
- ACアダプタも同梱されていないので別途用意する必要がある
- NuAns NEO Reloadedおすすめの充電器(ACアダプタ)は?
- DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)ではなくシングルSIM
- 自治体の緊急速報には非対応
- 価格は高め
- NuAns NEO Reloadedの動画
- NuAns NEO Reloadedの発売日
- NuAns NEO Reloadedの価格
- NuAns NEO Reloadedを最安値で購入できるショップは?
- NuAns NEO Reloadedまとめ。デザインと機能性の両立を求めるならNuAns NEO Reloadedは唯一無二のSIMフリースマホ
更新情報
2017/7/9デメリットに「自治体の緊急速報には非対応」を追加しました。
NuAns NEO[Reloaded](ニュアンスネオリローデッド)のスペック
NuAns NEO Reloadedのスペックは以下の通りです。なお、比較のための初代NuAns NEOのスペックも掲載し、勝っている部分は赤字にしています。NuAns NEO[Reloaded] | NuAns NEO | |
---|---|---|
OS | Android 7.1 | Windows 10 Mobile |
ディスプレイ | 5.2インチ 1920×1080 フルHD | 5.0インチ 1280×720 HD |
CPU | Snapdragon 625 8コア | Snapdragon 617 8コア |
RAM | 3GB | 2GB |
ストレージ | 32GB | 16GB |
microSD | 最大1TB | 最大128GB |
背面カメラ | 1300万画素 | 1300万画素 |
前面カメラ | 800万画素 | 500万画素 |
バッテリー | 3450mAh | 3350mAh |
対応周波数 (バンド) | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 4(1700MHz) 5(850MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 9(1700MHz) 12(700MHz) 17(700MHz) 18(800MHz) 19(800MHz) 26(850MHz) 28(700MHz) 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 5(850MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 9(1700MHz) 19(800MHz) GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 19(800MHz) 28(700MHz) 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 9(1700MHz) 19(800MHz) GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz |
ドコモプラチナバンド (Band19) | ○ | ○ |
FOMAプラスエリア (Band6/19) | ○ | ○ |
ソフトバンクプラチナバンド (Band8/28) | ○ | ○ |
auプラチナバンド (Band18/26) | ○ | × |
au 3G (CDMA2000) | × ※au VoLTE SIMで通話可能 | × |
SIMサイズ | microSIM (nanoSIMアダプタ同梱) | microSIM (nanoSIMアダプタ同梱) |
3G+4Gの デュアルスタンバイ | × | × |
技適 | ○ | ○ |
サイズ | 高さ:141 幅:74 厚さ:11 mm | 高さ:141 幅:74.2 厚さ:11.3 mm |
重さ | ? | 150グラム |
NFC | ○ | ○ |
GPS | ○ | ○ |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a / b / g / n / ac 2.4GHz/5GHz帯 | IEEE 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | V4.1 BLE | V4.0 |
加速度センサ | ○ | ○ |
ジャイロスコープ | ○ | ○ |
近接センサ | ○ | ○ |
環境光センサ | ○ | ○ |
指紋認証センサ | ○ | × |
コンパス | ○ | ○ |
その他センサ | おサイフケータイ ホールセンサ | ホールセンサ |
ポート | USB Type-C | USB Type-C |
カラー | - | - |
価格 | 49,800円 | 29,800円 |
公式サイト | NuAns NEO [Reloaded] | NEO Top | NuAns |
スペックを比較すると、NuAns NEO Reloadedが全体的に良くなっているのが分かります。
NuAns NEO Reloadedを購入。外観レビュー
NuAns NEO Reloadedを購入して届いたので、さっそく外観レビューをしていきます。NuAns NEO Reloaded本体の箱と、Trinity公式サイトでの購入特典のTWOTONEカバーの箱がそれぞれ入っていました。
TWOTONEカバーはこのように縦に入っています。
おまけで付いてくるTWOTONEカバーの色などは指定できませんでしたが、私は上がブラックで下がホワイトといい感じの組み合わせでした。
上のカバーにはNUANSロゴが刻印されています。
本体を見ていきます。本体が入っている箱から右の黒い箱を取り出します。
この黒い箱の中に本体が入っていますが、本題を抜き出す際は真ん中を左右どちらかに押す出しつつ引っ張ると取り出しやすいです。
本体には各部の機能や防塵防滴に関する性能についての説明と注意点が書かれた紙が巻き付けられています。
裏側にもカメラやマイク、SIMカードスロット、microSD カードスロットの位置などが丁寧に記載されています。
本体のほかに黒い箱が2つ入っています。
この2つの箱には、USB Type-CケーブルとNuaAns NEO Reloadedの説明書がそれぞれ入っています。
USBケーブルにもNUANSロゴが刻まれていますね。
本体の同梱品は上記の通りです。お気づきかと思いますが、NuaAns NEO ReloadedにはACアダプタが同梱されていないので自分で用意する必要があります。
NuaAns NEO Reloadedの本体を詳しく見ていきます。
上部には近接センサーとインカメラ、通話用のスピーカーがあります。
下部には指紋認証センサがあります。
前面の指紋認証センサをホームボタンなどとして使える端末もありますが、
※追記 NuAns NEO Reloadedの指紋認証センサにはホームボタンの機能を割り当てることができます。
非常に詳細なレポートありがとうございます。わかりにくい場所で申しわけありませんが、指紋センサをホームボタンにする機能は、ユーザー補助の中に、指紋認証センサー機能切替というアイテムで実装されています。お試しください
— 永山純一 (@junNGYM) 2017年6月11日
設定からユーザー補助をタップします。
「指紋認証センサー機能切替」をタップして「ホーム」を選べば、指紋認証センサに触れてホームに戻ることができます。
背面です。NuaAns NEO Reloadedには、初めから黒の半透明のカバーがついてきています。
シールを剥がすとこんな感じ。NEOのロゴがうっすらと見えますね。
カバーを剥がした状態。上のケースありの写真と比べると、ケースが半透明であることがわかります。
右側面にはボリュームボタンと電源ボタンがあります。
下部にはイヤホンジャックとマイク、USB Type-Cポート、スピーカー、ストラップホールがあります。
左側面には何もありません。
上も何もなしです。側面の形はかなり丸いですが、そのおかげで片手で持った時の持ち心地がよく使い勝手は良好です。
NuAns NEO ReloadedへのSIMとmicroSDカードの挿入方法
NuaAns NEO Reloadedの内部を見つつ、SIMとmicroSDカードの入れ方も解説していきます。カバーはこのように側面から剥がします。詳しい剥がし方は同梱されてる説明書にも書かれているので参考にしてみてください。
カバーをはがすと、右上にSIMトレートmicroSDカードそれがあり、下にはクレジットカードやICカードを入れるためのカードポケットがあります。カード入れる必要がない人のために、このようにダミーカードが入っています。
ちなみに、このダミーカードの裏面は画面拭きとしても使えます。
右上のSIMとmicroSDを挿すトレイにはキャップがはめられています。このキャップは防滴性能を維持するために必要なものなのでなくさないように注意しましょう。
キャップを開けると、上にSIMカードトレー、下にmicroSDカードトレーがあります。
上の金具は一度左側に押してロックを外すと上げることができます。SIMカードスロットにはnanoSIMをmicroSIMのサイズに変換するアダプタが入っていました。
このようにnanoSIMをアダプタの形を合わせて置くだけです。
SIMの角が欠けた部分が右上に来るようにしてSIMトレーに置きます。
金具を下ろします。
下ろした後に少し下に押して右側にずらせば金具がセットされ、SIMが外れなくなります。
microSDカードは、上の部分が左側に来るようにして置きます。
あとはSIMトレーと同じで金具を下ろします。
金具を下ろした後に更に少し押して右側にずらせば、microSDカードの固定も完了です。
TWOTONEカバーの付け方とレビュー
NuAns NEO Reloadedの最大の特徴である着せ替えできるカバー「TWOTONEカバー」の取り付け方の説明も含めてレビューしていきます。TWOTONEカバーを取り付けるには、まずボリュームボタンと電源ボタンがある方にカバーをかぶせます。
その後に反対側を押せば、簡単にカバーを取り付けることができます。
下側も同じ手順で取り付ければOKです。
これでカバーの取替えは完了です。
私の場合、おまけでついてきたのは上がスムースブラックで下がスムースホワイトでした。スムースシリーズは名前からしてさらさらした素材でグリップ感が弱いと思っていたのですが、実際に触ってみるとしっとりした感じで持ちやすく、滑りやすくはありませんでした。嬉しい誤算ですね。
右側です。白と黒のコントラストが効いています。
ボタン部分は、このように出ているので押しやすいです。
TWOTONEカバーを購入して着せ替えしてみた
TWOTONEカバーの質感が良いので追加で購入して着せ替えしてみました。どの組み合わせも気に入っています。NuAns NEO Reloadedの良さは、このように気分によって好きなカバーを組み合わせて着せ替えできる点です。
また各カバーの素材や質感も非常に良く、所有欲を満たしてくれます。個人的には、天然木を使ったダークウッドがお気に入りです。
NuAns NEO Reloadedのブートアニメーション
NuAns NEO Reloadedのブートアニメーションを見ていきます。NuaAns NEO Reloadedを起動すると、まずはNUANSのロゴが表示されます。
その後にNEO Reloadedの文字が表示されます。
初期設定の画面になりました。NuaAns NEO Reloadedは、電源ボタンを押してからシステムが起動するまでの時間も短く、長く待つ必要がないのもポイントです。
プリインストールアプリ一覧。必要最低限で好感が持てる
NuAns NEO Reloadedのプリインストールアプリ一覧は以下のとおりです。最近の中国・台湾のスマホは、自社の独自アプリが多数プリインストールされていて無駄にストレージ容量を食うので正直邪魔ですが、NuAns NEO ReloadedのプリインストールアプリはGoogle純正アプリがほとんどで不要なアプリはほぼありません。
日本国内で販売されているSIMフリースマホの中にも、特定のアプリが中国に情報を送信しているのでは?と指摘されることがちょこちょこありますが、NuAns NEO Reloadedはそのような心配はないでしょう。
ベンチマークテスト結果【AnTuTu/3Dmark/Geekbench】
NuAns NEO Reloadedを主要なベンチマーク測定アプリでテストしてみました。AnTuTu
AnTuTuのスコアは63727点でした。AnTuTuで40000点を超えていれば、動作ももっさりすることなく使えます。
60000点を超えるNuaAns NEO Reloadedは、スコアだけでなく実際に使っていてもレスポンスはよく、快適に操作できます。
3Dmark
3DMarkのスコアは13748点でした。Snapdragon以外のSoCでは、例えばデレステをプレイするとジャギる(キャラクターの線がギザギザになる)ことが多いです。
対して、Snapdragon 625を搭載するNuaAns NEO Reloadedはジャギることなくプレイできます。
Geekbench
SoCの実力を測定するGeekbenchのスコアはシングルコアが880点で、マルチコアが4263点でした。同じSnapdragon 625搭載するZenFone 3やHUAWEI novaとほぼ同じ水準となっています。
これだけのスコアがあれば、普段使いでストレスを感じることはほぼありません。
NuAns NEO Reloadedのカメラレビュー
NuAns NEO Reloadedのカメラを試してみました。比較用にhonor 8とNexus 6Pの写真も載せておきます。カメラは設定は一切いじっていないオートで撮影しています。
なお、写真はクリックすると原寸大で表示されますが、ファイルサイズが最大で4MBを超えるのでWi-Fi環境下での閲覧をおすすめします。
薄暗いライトの店内で花を撮影してみました。NuAns NEO Reloadedは光量が少ない場所だと手ブレが起きやすく、思い通りの写真を撮影することができません。
色合いなど総合的に見ると、Nexus 6Pが一番肉眼に近く綺麗に撮影できています。
ライトの光量も少ない温泉を撮影してみました。ここでもNexus 6Pが一番肉眼に近く撮れています。
NuAns NEO Reloadedはピンぼけしてしまっていますね。。。これは私の撮り方が悪かったと思うので、改めて撮影してみたいと思います。
室内のライト+自然光でドロイド君の撮影。全て左手前の緑のドロイド君にピントを合わせて撮影しましたが、NuAns NEO Reloadedはピントがすぐに合いません。接写は苦手なようです。
NuAns NEO Reloadedのカメラは、他のSIMフリースマホと比べてあまり綺麗には撮影できないですね。
バッテリー残量を%(パーセント)表示に変更する方法
NuAns NEO Reloadedのバッテリー残量(電池残量)は、標準ではバッテリーアイコンのみ表示で具体的な残量を数値で確認することができません。ですが、Androidに搭載されているシステムUI調整ツールを利用することでパーセント表示にすることができるので、以下に手順をまとめておきます。
まず、システムUI調整ツールは標準では表示されていません。表示させるためには、通知領域を表示させてギアアイコンを長押ししバイブが振動したら指を離します。
「システムUI調整ツールを設定に追加しました」と表示されたら、設定の一番下までスクロールして「システムUI調整ツール」をタップします。
「一部の方のみお楽しみいただける限定公開ツール」のポップアップが表示されたら「OK」をタップして「ステータスバー」をタップします。
「電池」をタップして「常に割合を表示」をタップします。
すると、バッテリーアイコンの中に電池残量がパーセントで表示されます。
システムUI調整ツールを表示させても特にデメリットはないので、具体的な電池残量を確認したい人は試してみてください。
NuAns NEO Reloadedの特徴・メリット
まずは、NuAns NEOとのスペック比較や購入レビューをふまえて、NuAns NEO Reloadedの特徴とメリットについて解説します。背面カバー「TWOTONE」は上下で様々なカラーを組み合わせることができる
NuAns NEO Reloadedは、トリニティ株式会社という日本の企業が開発したSIMフリースマホです。トリニティは、iPhoneなどスマートフォンのケースやカバーなども開発、販売しています。
NuAns NEO Reloadedの最大の特徴は、背面カバーの上下に様々なカラーを組み合わせることができる「TWOTONEカバー」です。
TWOTONEカバーはカラーだけでなく、素材もナチュラルウッドの「テナージュ」、人工皮革の「クラリーノ」、スエードの「ウルトラスエード」などこだわって作られています。
またNuAns NEO Reloadedの発売にともなって、コルク、児島デニム、ストーン、パンチングウルトラスエードの4種類がTWOTONEに追加されました。
ちなみに、デニムやコルクだけでなくストーンも本物の石を使っています。トリニティのTWOTONEカバーに対するこだわりを感じますね。
自分のNuAns NEO Reloadedの背面をどのカラーや素材にするか決める際は、こちらの組み合わせによる外観のシミュレーションページが便利です。
SIMULATION | NuAns | New Answer with NuAns NEO
色合いや素材感も忠実に表現してくれるので、購入前にどのような感じになるのかあらかじめ確認しておきましょう。
初代NuAns NEOのTWOTONEカバーや手帳型カバー「FLIP」がそのまま使える
TWOTONEカバーや手帳型カバー「FLIP」は初代NuAns NEOですでに採用されていましたが、そのカバーはそのままNuAns NEO Reloadedで使うことができます。初代NuAns NEOのカバーを持っている人は、余計な出費の必要なくNuAns NEO Reloadedに乗り換えられます。
NuAns NEO ReloadedはNuAns NEOに比べてディスプレイサイズが5インチから5.2インチに大きくなっていながら端末のサイズは同じなので、ベゼル(ディスプレイ端の額縁)を狭くするなどの改良が行われたことが分かりますね。
OSはWindowsではなくAndroidを採用
NuAns NEO Reloadedを開発したトリニティは、先程も触れたとおりNuAns NEO Reloadedの前に初代NuAns NEOを2016年に発売しています。この初代NuAns NEOは、OSにAndroidではなくWindows 10 Mobileを採用していました。
発売当初は斬新なデザインや背面カバーの着せ替えが話題となったものの、採用されているWindows 10 Mobile OSがそもそも使いづらいといった指摘もありすぐに話題にも上らなくなってしましました。
対して、新型となるNuAns NEO ReloadedではAndroid OSが採用されているため、Androidを使い慣れたユーザーなら違和感なく乗り換えることができます。
トリニティによると、NuAns NEOの購入を検討しているユーザーの95%がAndroid OSを搭載したNuAnsを希望していることが分かり、NuAns NEO ReloadedにはAndroid OSを採用したとのことです。
また、OSもAndroid 7.1.1と現時点では最新に近いバージョンとなっています。
Android OSは毎月1回セキュリティ強化のためのアップデートが行われていますが、NuAns NEO Reloadedでも発売後2年間はインターネット経由でアップデートを実施していくのでセキュリティも強固で安心して使うことができます。
なお、NuAns NEO Reloadedに搭載されているAndroid OSはアップデートしやすいように独自のカスタマイズは施しておらず、Nexusデバイスにインストールされている標準的な仕様となっています。
SoC(CPU)はZenFone 3と同じSnapdragon 625。普段使いならスムースに動作
NuAns NEO Reloadedは、SoC(CPU)にQualcomm社のSnapdragon 625を搭載しています。Snapdragon 625を搭載しているSIMフリースマホでよく知られているのがZenFone 3です。
ZenFone 3は私も持っていますが、動作はかなりスムースでスクロール時などに引っかかる感じも全くありません。また、デレステなどの3Dゲームプレイ時も音が遅れてきたりタップが飛んだりすることもなく快適に遊べます。
NuAns NEO Reloadedのベンチマークスコアは前述しているので、参考値としてZenFone 3のベンチマーク結果も紹介しておきます。
3Dグラフィック性能を計測する3DMarkのスコアは約14000点です。
AnTuTuは61000点台の後半です。
CPU性能を計測するGeekbenchは、シングルコアが920点台でマルチコアが5100点台でした。
どのベンチマークスコアもNuAns NEO Reloadedとほぼ同じ水準です。スコアだけで見ると、最新のSoCに比べて飛び抜けて良いわけではありませんが、この程度のスコアが出ていれば、ブラウザやYoutubeなどの動画アプリの視聴、LINE、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSアプリ、3Dゲームの利用といった普段使いならスムースで快適に操作できます。
現在実際にNuAns NEO Reloadedを使っていますが、ほぼカスタムなしの素のAndroid 7.1.1の恩恵からか動作はかなりスムーズでアプリの起動や切り替えも速く快適そのものです。
RAMは3GB、ROMは32GB。実際の空きはRAMが1.5GBでROMが22GBで必要十分
NuAns NEO Reloadedは、SoCだけでなくRAMは3GBでROM(ストレージ)も32GBで必要十分なスペックとなっています。手元にあるNuAns NEO Reloadedで確認してみたところ、RAMは1.5GBほどの空きがある状況です。
ROMの空きは22GBほどです。
アプリを何個も起動して切り替えながら使うといったことがない限り、RAMの空きがなくて動作がもっさりするといったトラブルが起こる可能性は低いでしょう。
また、ストレージも22GBはあるのでファイルサイズの大きめなアプリも問題なくたくさんインストールできます。
microSDカードは最大1TBまで対応。写真や動画も容量を気にせず撮影できる
NuAns NEO Reloadedのストレージ容量は32GBですが、NuAns NEO ReloadedにはmicroSDを挿して使うこともできます。NuAns NEO Reloadedが対応するmicroSDの容量は最大で1TBと大容量です。
写真や動画を撮影したり、動画をダウンロードしているとストレージの容量を意外に食いますが、これらのファイルをmicroSDカードに保存するようにしておけば残りの容量を気にせず利用できるのでぜひ活用しましょう。
防滴・防塵仕様
NuAns NEO Reloadedは、防滴・防塵にも対応しています。NuAns NEO Reloadedの防滴性能はIPX4です。
IPX4は、あらゆる方向から水が飛んできても影響がない程度の性能なので、小雨に濡れる程度であれば問題なさそうです。
NuAns NEO Reloadedの防塵性能はIP5Xです。
IP5Xは、粉塵(ホコリなど)が端末内部に侵入するのを防ぎます。また、粉塵が少し入っても正常に動作する程度の性能です。
一覧を見ると、NuAns NEO Reloadedの防塵性能は高いのが分かります。
NuAns NEO Reloadedは、外で少々のの雨風ならさらされても安心ですね。
おサイフケータイに対応&使えるおサイフケータイサービス一覧
NuAns NEO Reloadedは、SIMフリースマホながらおサイフケータイにも対応しています。具体的に使えるサービスは現在検討・協議中とのことですが、おサイフケータイの代表的なサービスであるnanacoやモバイルPonta、Edyなどは使えるようになるでしょう。
またNuAns NEO Reloadedの発表会では、対応予定のおサイフケータイのサービスに「電車に乗車するためのサービスも含まれる」とモバイルSuicaへの対応もほのめかしていたとのことです。
JRを利用する人はモバイルSuicaを活用していることが多いはずですが、NuAns NEO ReloadedがモバイルSuicaに対応すればカードを入れた財布をかざす必要がなくなり、スマホをかざすだけで改札を通ることができるようになります。
※2017/5/25追記
NuAns NEO ReloadedがモバイルSuica対応機種としてJR東日本の公式サイトに掲載されました(その他タブ内に掲載されています)。
※2017/6/7追記
NuAns NEO Reloadedが対応するおサイフケータイのサービスは以下の通りです。
・WAON
・楽天Edy
・QUICPay
・nanacoモバイル
・iD
・ticket board
・ビッグポイントケータイ
・モバイルdポイントカード
モバイルSuicaだけでなく、WAONや楽天Edy、nanacoモバイル、iDなど主要なサービスにもしっかり対応していますね。
指紋認証センサを前面に搭載
NuAns NEO Reloadedには、指紋認証センサが搭載されています。Androidスマホの指紋認証センサは背面にあることが多いのですが、NuAns NEO Reloadedは前面のディスプレイ下部にセンサがあります。
そのため、親指を置いてすぐにロックを解除することができます。
また、指紋認証センサが前面にあることで、NuAns NEO Reloadedをテーブルなどの上に置いたままの状態でも指を載せるだけでロック解除できるのが便利です。
指紋認証は一度使うとやめられないほど便利なので、まだ使ったことがない人はNuAns NEO Reloadedでぜひ試して指紋認証の便利さを実感してみてください。
5.2インチながら3450mAhの大容量バッテリーを搭載。普通の使い方なら1日は余裕で持つ
NuAns NEO Reloadedは、5.2インチのディスプレイながらバッテリー容量は3450mAhと大容量なのも特徴です。同じ5.2インチのSIMフリースマホと比較すると、ZenFone 3が2650mAhでHUAWEI P9liteとhonor8が3000mAhなので、NuAns NEO Reloadedのバッテリー容量の大きさが分かります。
そこで実際にNuAns NEO ReloadedをWi-Fiに接続し、最大輝度でYouTubeの動画を連続再生してみました。結果は以下の通り。
ちょうど8時間で0%になりました。モバイル通信だともっと短くなりますが、仮に仕事などで外に出ていて充電できる環境がなくても常に通信しているといった状況でなければ1日は余裕で持つでしょう。
ちなみに、私がNuAns NEO Reloadedをメインの端末として主にWi-Fi接続で利用したところ、バッテリーは2日間持ちました。
長い時間ディスプレイをオンにして使っていても、思ったよりも電池残量は減りません。
NuAns NEO Reloadedの公式サイトでもアピールされている通り、電池については他のスマホに比べて持ちが良いので、スマホをしょっちゅう触る人でも満足できると思います。
急速充電(Quick Charge 3.0)に対応。1時間で70%まで充電可能
大容量バッテリーは長持ちするのがメリットですが、逆に充電が完了するまでに時間がかかるのがネックです。この点に関してもNuAns NEO Reloadedはしっかり対策していて、Qualcomm社の急速充電技術「Quick Charge 3.0」に対応しています。
これにより3450mAhのNuAns NEO Reloadedでも1時間で70%まで充電できるとのこと。
そこで実際に、NuAns NEO ReloadedをQuick Charge 3.0対応の充電器につないで充電してみました。
結果はたまにディスプレイがオンになりながらも公式サイトの記載通りのほぼ1時間で70%充電できました。
なお、充電速度は80%を超えたあたりから徐々に遅くなるため、満充電には2時間30分ほどかかります。
電池の持ちが良いNuAns NEO Reloadedなら、バッテリー残量が70%あればよほどヘビーに使わない限り1日は持ちます。
仮にNuAns NEO Reloadedを充電し忘れても、急速充電により少しの時間でもある程度充電されるので安心ですね。
なお、私がNuAns NEO Reloadedの充電用に使っているACアダプタはこちらに写真付きで載せています。
マナーモード時はカメラのシャッター音が無音に
NuAns NEO Reloadedでは、スマホのシャッター音が鳴ることで周りに迷惑がかからないように、また音に敏感な赤ちゃんやペットなどの撮影がスムースにできるように、シャッター音を消すことができます。シャッター音を消したい場合はNuAns NEO Reloadedをマナーモードにするだけです。マナーモードでない場合は通常通りシャッター音は鳴るので、その場の状況に応じてシャッター音のあり/なしをすぐに切り替えることができます。
ありとあらゆるAPN情報がプリセットされているのでSIMを挿してAPNを選ぶだけで通信できる
NuaAns NEO Reloadedは、プリセットされているAPN情報が非常に多いです。その数は70個ほどで、日本国内の大手キャリア以外のMVNO(格安SIM)も多くカバーしています。
楽天モバイルの一番新しいAPN「rmobile.co」は含まれていなかったものの今後対応してくれるようなので、主要な格安SIMは設定からAPN情報を選ぶだけですぐに通信できるようになります。
変わってるんですね。情報が古かったです。追加するようにしますね。
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2017年6月9日
初めてSIMフリースマホ使う人にとって、APN設定がうまくいかずに通信できず、いわゆる壁になることがよくありますが、これだけAPN情報が入っていれば設定する必要さえないので楽ですね。
ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドに完全対応
NuAns NEO Reloadedは、日本の通信事業者が使用する周波数(バンド)にしっかりと対応しているのもメリットです。ドコモやドコモ回線を使った格安SIMを挿し、広いエリア(特に山間部)で通話するために必要不可欠なFOMAプラスエリアと呼ばれる800MHz帯(Band 6/Band 19)と、こちらも特に山間部でLTEによる高速通信をするために重要なLTEプラチナバンドと呼ばれる800MHz帯(Band 19)に完全対応しています。
つまり、ドコモやドコモ系の格安SIMをNuAns NEO Reloadedを挿した場合、ドコモで購入できる端末とほぼ変わらない広いエリアで通話やLTE通信が利用できるので安心です。
また、NuAns NEO Reloadedはソフトバンクやワイモバイルで使われているLTEプラチナバンドを含む周波数にもほぼ対応しているため、ソフトバンクとワイモバイルのSIMを挿しても広いエリアで利用できます。
ただし、ソフトバンクのSIMはSIMフリースマホに挿すと通話や通信ができなくなってしまう場合があるので、事前にSIMフリースマホでも使えるか確認しておきましょう。
au VoLTE対応でauやau系格安SIMの音声通話SIM(au VoLTE SIM)も使える
ドコモとソフトバンク、auの中で、auだけは通常(3G)の音声通話で使用する電波の規格が異なります。ドコモとソフトバンクはWCDMAを、auはCDMA2000という規格を採用していますが、NuAns NEO ReloadedはCDMA2000に対応していないためauやau系格安SIMを挿しても3G回線を利用した通話はできません。
ですが、auとau系格安SIMはVoLTE SIMをau VoLTE SIMに対応した端末に挿して使うことで、3Gではなく4G LTEの回線を使った通話(VoLTE)を利用することができます。
そして、NuAns NEO Reloadedはau VoLTE SIMに対応しています。また、NuAns NEO ReloadedはauのLTE通信やVoLTEによる通話を広いエリアで利用するために必要なLTEプラチナバンドである800MHz(Band 18/26)に完全対応しているので、auで購入できるスマホと変わらないエリアで通話・通信とも可能です。
つまり、NuAns NEO Reloadedはドコモだけでなくソフトバンク・auの大手3キャリアが使用する周波数にしっかり対応したSIMフリースマホとなっています。
例えば、NuAns NEO Reloadedを購入当初はドコモ系格安SIMを使っていて、後でau系格安SIMに変更した場合でも端末の変更は不要でそのままNuAns NEO Reloadedが使えます。
なお、繰り返しますがauやau系格安SIMは通常のSIMでは通話ができません。必ずau VoLTE SIMを選びましょう。
VoLTE対応は公式ではau回線のみだが実際はドコモ回線もVoLTE対応
NuAns NEO Reloadedは、auやau系格安SIMのVoLTE SIMを挿すとVoLTEによる通話ができるのは前述の通りです。また、公式ではドコモやソフトバンク(Y!mobile)のSIMに関しては現時点ではVoLTE対応は未定とのことですが、ドコモのSIMを挿して通話してみたところVoLTEではない3G通話の場合は「3G」になるはずが「4G」のままです。
また、NuAns NEO ReloadedはVoLTE非対応の端末の通話に比べて明らかに通話品質が良く、VoLTE特有のクリアな音声で通話することができているので、ドコモやドコモ回線の格安SIMでもVoLTEに対応しているのは間違いありません。
NuAns NEO Reloadedの注意点・デメリット
次に、NuAns NEO Reloadedの注意点やデメリットについて解説します。防滴ではあるが防水ではない
先程も触れたとおり、NuAns NEO Reloadedは防滴・防塵仕様となっているものの水に関してはそこまで強い保護機能はありません。NuAns NEO Reloadedを水に落としたりすると水濡れで故障してしまう可能性はあるので、できるだけ水分が付かないように注意しておきましょう。
ワンセグ・フルセグは非搭載
シャープや富士通のSIMフリースマホの中には、arrows M03やSH-M03などおサイフケータイと防水・防塵とともにワンセグも搭載されているモデルもあります。対して、NuAns NEO Reloadedにはワンセグやフルセグは搭載されていません。
SIMフリースマホでワンセグ機能がほしい場合は、arrows M03かSH-M03の検討をおすすめします。
通知LEDはあるが背面のフラッシュと兼用。裏返しにしておく必要がありかなり明るい
NuAns NEO Reloadedは、通知LEDに対応していて通知があると点滅して教えてくれます。ただし、LEDは背面カメラのフラッシュと兼用なので確実に気づくには裏返しにしておく必要があり、また通知ランプがかなり明るいため周りに迷惑をかける可能性がある点には注意が必要です。
NuAns NEO Reloadedの通知LEDは、初期設定ではオフになっています。有効化したい場合は設定の通知をタップして右上のギヤアイコンをタップします。
「光を点滅させて通知」をタップしてオンにすれば、通知LEDが点滅します。
※追記 通知LED(フラッシュ)側にあえて少し隙間を作っておくことで、ディスプレイを上にした状態で置いていても通知ランプが明るいため気づきやすくなるとのことです。
逆にこの明るさのおかげで、伏せておいても、上端をノート程度の厚さのものに軽く引っ掛けて置く程度のちょっとした隙間を開けておいていただければ、それで感知可能だったりします
— 永山純一 (@junNGYM) 2017年6月11日
SwipePadのような画面端からスワイプして起動するアプリがうまく起動しない【2017/6/23のアップデートで改善済み】
NuAns NEO Reloadedは、画面端からスワイプして起動するアプリがうまく動作しません。私はSwipePadを使っていますが、ホットスポットの大きさが1倍だとほぼ反応しません。
2倍にしてもなかなか反応してくれないので、SwipePadのような画面端から起動するアプリを多用する人は現時点ではほぼ使えないと思っておいた方がいいと思います。
※2017/6/24追記
6/23に配信されたアップデートで、画面端からのスワイプが正常に動作するようになりました。
バイブが弱い
NuAns NEO Reloadedを使っていて感じたのが「バイブの弱さ」です。私は重要な通知はMoto 360 2ndに来るようにしているので、NuAns NEO Reloaded本体のバイブが弱くても問題ありませんが、本体で通知を確認したい人はバイブが弱すぎて気づかないことがあるかもしれません。
Wi-Fi接続が不安定
NuAns NEO Reloadedを使っていて気になるのが、Wi-Fi接続が不安定になる点です。Wi-Fiルーターの近く(電波強度が強い場所)なら全く問題ありませんが、ルーターから離れていて電波強度が弱い場所だと気がついたらWi-Fiの接続が切れています。
このように「保存済み」になっていてモバイル通信に切り替わっていたり、
「接続済み、インターネットは利用できません」や「認証に問題」と表示されて接続できないことが多いです。
Wi-Fiに接続していると思って動画を再生していたらモバイル通信だったということもあるので、早急な改善に期待したいところです。
画面がチラつく【2017/6/23のアップデートで改善済み】
NuAns NEO Reloadedを使っていると、画面がチラつくことがよくあります。おそらく明るさの自動調節がうまくいっていないのが原因だと思われますが、特に暗い場所で輝度を落とした状態だとかなり高い確率でチラつきが起こります。
個人的にかなり気になるので、早めの改善に期待したいところです。
※2017/6/24追記
6/23のアップデートにより、画面がチラつくこともなくなりました。
画面オフ状態で指紋認証によるロックが一発で解除されないことが多い
NuaAns NEO Reloadedで不便なのが、画面がオフの状態で指紋認証センサに指を置いてロック解除しようとしても、1回目の認証は高い確率で失敗する点です。2回目または3回目になるとほぼ認証してロックを解除できますが、普通のスマホは1回の認証でロック解除できるのでストレスです。
この問題に関してはTrinityも把握していて、優先順位は低いものの今後のアップデートで改善するとのこと。
はい。ちょっと優先順位としては低めになりますが、取り組もうと思っています。
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2017年6月27日
指紋認証は1日に何度も行う動作なので、できるだけ早い改善に期待したいところです。
背面カバーの「TWOTONE」は付属していない。別途購入する必要がある
NuAns NEO Reloadedは背面カバー「TWOTONE」を自分の好きなカラーや素材の中から選ぶことができますが、逆に言えばTWOTONEカバーは同梱されておらず別途購入する必要があります。TWOTONEの価格は1,680円~で、手帳型ケースのFLIPは2,750円~なので、端末価格に加えてカバーの代金も費用としてかかってくる点には注意が必要です。
なお、2017年3月31日までにNuAnsオンラインストアでNuAns NEO Reloadedを予約した場合、アンケートに答えるだけでTWOTONEの上下1枚もしくはFLIPが1つ同梱されるキャンペーンが適用されました。
このキャンペーンではTWOTONEのカラーを選ぶことができません。また、プレゼント対象のTWOTONEカバーにはコルク、ストーン、デニム、パンチングスエード、GRAMASシリーズが含まれない、TWOTONEカバーかFLIPのどちらかを希望することもできないといった注意点もあります。
ちなみに、外観レビューの部分でも触れた通り、NuAns NEO Reloadedには初めから黒の半透明のカバーは付いてきます。TWOTONEカバーが不要なら、このカバーを使えば問題ありません。
ACアダプタも同梱されていないので別途用意する必要がある
NuaAns NEO ReloadedにはUSB Type-Cケーブルは同梱されていますが、ACアダプタは入っていません。すでにスマホを持っていて、NuaAns NEO Reloadedに機種変更した場合は前に使っていたACアダプタをそのまま使えますが、ACアダプタ自体持っていない場合は別途購入する必要があります。
ACアダプタが同梱されなかったのは、NuaAns NEO Reloadedが入ってる箱のデザインを変えたくなかった(大きくしたくなかった)のかなとも思いますが、これまで私が購入したSIMフリースマホはほとんどついてきていたのでNuaAns NEO ReloadedにもACアダプタは入れておいて欲しかったですね。
NuAns NEO Reloadedおすすめの充電器(ACアダプタ)は?
NuAns NEO Reloadedには、USB Type-Cケーブルは同梱されているもののACアダプタはついてこないため、自分で用意する必要があります。おすすめは、NuAns NEO ReloadedをQuick Charge 3.0に対応していてできるだけ速く充電できるものです。
私はスマホやタブレットを複数充電することが多いので、Quick Charge 3.0ポートが1つついているAnkerの6ポート充電器を使っています。
【Quick Charge 3.0】 Anker PowerPort+ 6 (60W 6ポートUSB急速充電器) Galaxy / Nexus / iPhone / iPad / Android各種対応 A2063511
NuAns NEO Reloadedとサイズを比較すると以下の通りで、そんなに大きくなく場所を取らないので気に入っています。
充電器といえばAnkerというぐらいAnkerは有名で評価も高いですが、Anker以外にもQuick Charge 3.0対応の充電器はたくさんあるので、ポートの数や価格、ユーザーの評価を見ながら選んでみてください。
Quick Charge 3.0対応の充電器はこちら。
Quick Charge 3.0対応充電器
DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)ではなくシングルSIM
最近のSIMフリースマホの中には、SIMを2枚挿して3Gと4G LTEで同時に待ち受けできるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応している端末も増えてきています。DSDS対応なら片方にドコモなどの24時間かけ放題プランを契約したSIMを挿し、もう片方に月額料金が安い格安SIMのデータ通信専用SIMを挿して月々の料金を抑えながら通話も通信もたくさん利用することができます。
または、仕事用とプライベート用の音声通話SIMをそれぞれ挿して2台の端末を1台にまとめることも可能です。
NuAns NEO Reloadedは、残念ながらSIMは1枚しか挿せません。もちろん、SIMを2枚挿せることが大前提のDSDSにも非対応です。
DSDS対応のSIMフリースマホが希望の場合は、こちらの端末から選びましょう。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(同時待ち受け)SIMフリースマホ比較【DSDS】
自治体の緊急速報には非対応
先日、私が住んでいる熊本で大雨が降り、手持ちのMate 9やiPhoneには自治体から緊急速報が届きました。ですが、NuAns NEO Reloadedには自治体からの緊急通報は届きませんでした。
端末が対応していないと自治体からの緊急速報は届きませんが、NuAns NEO Reloadedは設定項目もなく非対応です。
緊急時が不安な場合は、まだ提携自治体が少ないものの今後も順次提携を拡大していく予定のYahoo防災速報のインストールをおすすめします。
防災速報 - 地震、津波、豪雨など、災害情報をいち早くお届け
現時点で緊急速報を受信できる自治体はこちら。
自治体からの緊急情報 - 防災速報からのお知らせ
価格は高め
NuAns NEO Reloadedはスペックもそこそこ良くおサイフケータイや防滴・防塵にも対応、背面カバーを選べるなど他社のSIMフリースマホにはあまりない機能・サービスも利用できます。ですが、その分一般的なSIMフリースマホに比べると価格は高めです。
例えば、SoCが同じSnapdragon 625でRAMとROMの容量も同じZenFone 3が39,800円なので、NuAns NEO Reloadedが10,000円ほど高くなっています。
また、背面カバーも別途購入するとなると更に費用はかさみます。
逆に、背面カバーで遊びたい人やおサイフケータイをよく使う人にとっては、NuAns NEO Reloadedは数少ない選択肢の1つなのでぜひ検討しましょう。
NuAns NEO Reloadedの動画
Engadgetが、NuAns NEO Reloadedのハンズオン動画をアップしていたので貼っておきます。NuAns NEO Reloadedの発売日
NuAns NEO Reloadedの発売日は2017年5月です。AmazonにおけるNuAns NEO Reloadedの発売日は5月31日となっているので、5月31日前後に発送されると思われます。
※2017/5/30追記
発売日が6月上旬に延期されました。発売日の詳細は別途発表されるとのことです。
※2017/6/7追記①
発送が近づいてきたメールが届きました。もうすぐ使えると思うとワクワクしますね。
※2017/6/7追記②
NuAns NEO Reloadedは2017年6月9日に発売されることが正式発表されました。
NuAns NEO Reloadedの価格
NuAns NEO Reloadedの価格は49,800円(税込)です。NuAns NEO Reloadedを最安値で購入できるショップは?
NuAns NEO Reloadedを購入(予約)できるショップと価格、ポイントなどを割り引いた実質価格は以下の通りです。一括価格 | 分割価格の合計 | キャンペーン | 実質価格 | |
---|---|---|---|---|
NuAns公式サイト | 49,800円 | なし | なし | 49,800円 |
Amazon | 49,800円 | なし | なし | 49,800円 |
ビックカメラ | 49,800円 | なし | 4,980ポイント付与 | 44,820円 |
ヨドバシカメラ | 49,800円 | なし | 4,980ポイント付与 | 44,820円 |
iijmio ※8/31までの限定販売 | 46,224円 | 46,656円 | ・音声通話SIMとのセットで新規契約するとAmazonギフト券5,000円分プレゼント ・月額料金が1年間にわたり400円(合計4,800円)割引 | 35,640円~ |
エキサイトモバイル | 49,896円 | 49,896円 | ・最大28,100円キャッシュバック ・TWOTONEカバーの上下が無料でついてくる(上下とも5種類の中から選べる) | 16,248円~ |
ワイモバイル | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
ワイモバイルもNuAns NEO Reloadedを取り扱い予定ですが、価格などの詳細は不明です。
端末価格を比較すると、最安は定価よりも3,000円以上安いIIJmioです。
また、IIJmioの音声通話SIMとセットでNuAns NEO Reloadedを購入すると、5,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンも開催しているのでさらに安く購入できます。
エキサイトモバイルの価格はほぼ定価と同じですが、価格の中にTWOTONEカバーの上下が含まれています。
また、TWOTONEカバーは上下とも5種類の中から自分の好きな組み合わせで選ぶことができるのも、他のショップにはないエキサイトモバイルならではメリットです。
さらに、エキサイトモバイルではスマホセット購入で10,000円のキャッシュバックキャンペーンを開催中なので、実質価格ではIIJmioとほぼ同じになります。
IIJmioのキャンペーンが適用されるのは音声通話SIMのみですが、エキサイトモバイルはスマホをセット購入するなら最低利用期間と解約金がないデータ通信SIMでも10,000円キャッシュバックされるため、より少ないリスクでNuAns NEO Reloadedを購入できます。
NuAns NEO ReloadedにTWOTONEカバーを付けて使いたい人や縛りなしで購入したい人には、エキサイトモバイルがおすすめです。
エキサイトモバイルのキャンペーン詳細はこちら。
エキサイトモバイルのキャンペーン詳細と注意点まとめ【9月】
エキサイトモバイルのレビューはこちら。
エキサイトモバイルのメリット・デメリットと速度レビュー。こんな人におすすめ【9月】
NuAns NEO Reloadedを最安値で購入できるショップ比較の詳細は、こちらのページにまとめています。
NuAns NEO [Reloaded]の最安値は?MVNO(格安SIM)セットのキャンペーンも含めて比較
NuAns NEO Reloadedまとめ。デザインと機能性の両立を求めるならNuAns NEO Reloadedは唯一無二のSIMフリースマホ
NuAns NEO Reloadedの最大の特徴でありメリットは、おしゃれなカバーで着せ替えできつつ、デザインだけでなくスペックも必要十分でおサイフケータイや防滴・防塵にも対応している点です。おサイフケータイについてもモバイルSuicaをはじめ、WAONや楽天Edy、nanaco、Pontaなど主要なサービスにも多く対応しています。
また、NuAns NEO Reloadedはドコモやソフトバンクだけでなく、auやau系格安SIMもVoLTE SIMを挿せば広いエリアで音声通話も利用できるのもメリットです。
日本でもSIMフリースマホが続々と登場していますが、NuAns NEO Reloadedほどデザインや遊び心と機能性を両立したAndroid端末は他にありません。
もちろんデザインは人によって好みはあると思いますが、NuAns NEO Reloadedのデザインやカバーの着せ替えが良いと思えるならNuAns NEO Reloadedは唯一無二のSIMフリースマホといえるでしょう。
私自身、NuAns NEO Reloadedが届いてまだ2日目ですが、動作は非常にスムーズでディスプレイも自然な発色で明るく綺麗、バッテリーの持ちも良いなど全体的な出来はかなり良いと感じます。
デザインだけでなくスペックや操作性にこだわる人にも、NuAns NEO Reloadedはおすすめです。
NuAns NEO Reloadedの購入レビューは以上です。