5G回線オプションを申し込むかどうか迷っている場合は参考にしてみてください。
5Gとは?
5Gは「5th Generation」の略称で、無線通信システムの5世代目を意味しています。日本語では「第5世代移動通信システム」と表記されます。
5Gの大きな特徴は超高速、多数同時接続、低遅延の3点。
特にスマホの操作性に大きく関わるのが超高速化で、5Gの最大伝送速度は下り(ダウンロード)が20Gbpsで上り(アップロード)が10Gbpsとなっていて、現在主流の通信規格である4Gに比べて20倍の速さです。
単純計算すると、4Gでは30秒かかるデータのダウンロードでも5Gなら1.5秒で済ませることが可能。
もちろん上記の最大転送速度は理論値であり最大値が出ることはほぼありませんが、それでも4Gに比べれば大幅に速度アップしているのは間違いありません。
また5Gにより通信速度が向上することで、モバイル通信(Wi-Fiに接続できない)の環境でも通信速度の速さが求められる4Kや8Kといった高画質の動画をスムーズにダウンロード・視聴することができるようになります。
LinksMateは4Gにおいても格安SIMの中では速い方ですが、5G回線オプションに加入するとさらに高速でストレスなく通信できそうですね。
LinksMate(リンクスメイト) 5G回線オプションの特徴・メリット
まずは、LinksMateの5G回線オプションの特徴とメリットについてまとめます。月額500円で5Gによる高速通信を利用できる
5G回線オプションの最大の特徴は、LinksMateの各料金プランに500円プラスするだけで5Gの高速通信を利用できる点です。現時点で5G通信できる格安SIMはないので、安い料金で5Gを利用したい人にはLinksMateの5G回線オプションは唯一の選択肢といえます。
2020年9月30日利用分までは月額500円が無料になるキャンペーン中
また、5G回線オプションは2020年9月30日利用分まで月額料金が無料になるキャンペーンを開催中です。現時点で既にLinksMateのSIMを使っていて5Gに興味がある人は、気軽にで5Gを体験できるのでぜひ試してみることをおすすめします。
なお、LinksMateの5G回線オプションを利用するにあたっては注意点ももちろんあります。
次にまとめている注意点を確認した上で、問題ないと判断できたら申し込みましょう。
5G回線オプションの注意点・デメリット
5Gで通信できるエリアがまだ広くない
ただ、5Gは利用できるエリアが広くないのが現状です。LinksMateの5Gはドコモの回線を利用していて対応エリアはドコモの5Gエリアと同じなので、エリアが気になる場合は以下のページで確認してください。
5G | 通信・エリア | NTTドコモ
5G回線オプションを契約すると3G通信が利用できなくなる
LinksMateの5G回線オプションの注意点として、5G回線オプションに加入中は3G通信が利用できなくなる点があります。5G回線オプションあり | ||
---|---|---|
端末 | 通信可否 | |
5G機種 | 5G | ○ |
4G(LTE) | ○ | |
3G(FOMA) | × | |
4G(LTE)機種 | 5G | × |
4G(LTE) | ○ | |
3G(FOMA) | × |
5G回線オプションに加入していなければ、3Gでの通信が可能です。
5G回線オプションなし | ||
---|---|---|
端末 | 通信可否 | |
5G機種 | 5G | × |
4G(LTE) | ○ | |
3G(FOMA) | △ | |
4G(LTE)機種 | 5G | × |
4G(LTE) | ○ | |
3G(FOMA) | ○ |
3Gは4Gや5Gに比べると通信速度は遅いですが、4G・5Gが入らないエリアで3G(FOMAプラスエリアなど)に自動で切り替わって通信する場合があります。
現在、ドコモのエリアはほとんど4Gで通信できるので3Gで通信するのは本当にまれですが、特に4Gから3Gに切り替わりやすくなる山中などによく行くなら5G端末の購入と5G回線オプションの加入は待った方がいいかもしれません。
SMS機能付きデータ通信SIMは5G回線オプションに加入できない
LinksMateには音声通話SIMとSMS機能付きデータ通信SIM、SMS機能なしのデータ通信SIMがありますが、5G回線オプションに加入できるのは音声通話SIMとSMS機能なしのデータ通信SIMのみで、SMS機能付きデータ通信SIMは加入できません。LinksMateを新しく契約するついでに5G回線オプションに加入する場合は、音声通話SIMかSMS機能なしのデータ通信SIMのどちらかを必ず選ぶ必要があります。
現在SMS機能付きのデータ通信SIMを使っていて5G回線オプションを利用したい場合は、音声通話SIMかSMS機能なしのデータ通信SIMに変更すれば利用できますが、変更する際に手数料が3,400円(SIMカード変更事務手数料3,000円+SIMカード発行手数料400円)かかる点に注意しましょう。
LinksMateの解約時にSIMカード削除事務手数料として3,000円がかかる
LinksMateは、データ通信SIMだけでなく音声通話SIMにも最低利用期間がないのでいつでも解約することができます。ただ、解約する際にはSIMカード削除事務手数料としてデータ通信SIM・音声通話SIMともに3,000円が必ずかかります。
SIMカード削除事務手数料は、LinksMateの実質的な解約金と思っておいた方がいいです。
これから新規や他社からの乗り換えでLinksMateのSIMを契約して5Gオプションに加入する場合、やっぱり必要ないと思って解約する際でも3,000円を支払う必要があり、初期費用と合わせると6,000円以上かかる点はおさえておきましょう。
5G端末を自分で用意する場合は事前に動作確認済み端末であるかどうかの確認を
LinksMateのSIMで5G通信するには、まずはLinksMateで動作確認が取れている端末を用意する必要があります。LinksMateでSIMとセットで5G対応端末を購入するなら確実に対応しているので問題ありませんが、自分で端末を用意する場合はSIMを申し込む前にその端末が動作確認済み端末かどうかを公式サイトで必ず確認しましょう。
LinksMate
手続き内容によっては5G回線変更事務手数料 500円がかかる
LinksMateの5G回線オプションは、月額料金500円の他に5G回線変更事務手数料の500円がかかる場合があります。5G回線オプション利用に必要な費用 | 金額 |
---|---|
5G回線変更事務手数料 | 500円 |
5G回線オプション月額料金 | 500円 |
5G回線事務手数料が発生する手続きと発生しない手続きは以下の通り。
発生する手続き | ① 契約済みのSIMカードに追加で5G回線オプションを契約する ② 5G回線オプションを契約しているSIMで、SIMの契約はそのままに5G回線オプションだけを解約する |
発生しない手続き | ① LinksMateに新規申し込みする際に5G回線オプションを併せて申し込む ② 新しいSIMを追加する際に5G回線オプションを併せて申し込む ③ 新しいグループを追加する際に5G回線オプションを併せて申し込む ④ SIMタイプ変更をする際に5G回線オプションを併せて申し込む ⑤ 5G回線オプションを契約しているSIMを削除する |
500円の手数料が発生する手続きは、すでに利用中のLinksMateのSIMに5G回線オプションを追加する場合と、すでに5G回線オプションを契約しているSIMでSIMは解約せずに5Gオプションだけを解約する場合です。
上記2つの手続きは、どちらも5G回線変更事務手数料の500円以外の手数料はかかりません。
500円の手数料が発生しない手続きは上の表の5つに当てはまる場合ですが、①~④の手続きは全て3,400円(SIMカード変更事務手数料3,000円+SIMカード発行手数料400円)、⑤はSIMカード削除事務手数料として3,000円かかります。
手続きする際に他に手数料がかからない場合は5G回線変更事務手数料がかかり、逆に手続きの際に手数料が別途かかる場合は5G回線変更事務手数料は0円と覚えておきましょう。
なお、5G回線オプションの月額料金の500円はキャンペーン適用で2020年9月30日利用分まではかかりませんが、5G回線変更事務手数料はキャンペーン対象外なので、上記表の①~⑤の手続きで5G回線オプションを申し込む場合はキャンペーン期間中であっても500円請求されます。
5G回線オプション利用に必要なものと利用手順
上記の注意点をふまえて、5G回線に切り替えても問題ないと判断したら5G回線オプションに申し込んでも差し支えないでしょう。そこで、LinksMateの5G回線オプションを利用して高速通信するためにあらかじめ準備しておかないといけないものと、5G回線オプションの利用方法についてまとめておきます。
step
15G回線オプションの利用に必要なものを用意する
5G回線オプションを利用するにあたって用意しなければいけないものは以下の通りです。
5G回線オプションに必要なもの |
---|
① LinksMateで動作確認済みの5G対応端末(ドコモの5G対応必須) ② LinksMateの音声通話SIMか、SMS機能なしのデータ通信SIM |
step
25G回線オプションを申し込む
これからLinksMateのSIMを契約する場合は、公式サイトから申し込み手続きを始めます。
LinksMate
次に、「追加オプションを選ぶ」で「5G回線オプション」を選んで下にスクロールします。
「初期費用」と「月々の支払い目安」に5G回線オプションが表示されていることを確認したら「次へ」をクリックしてLinksMateの申し込み手続きを完了させればOKです。
すでにLinksMateのSIMを利用中の場合は、まずマイページにログインします。
マイページ | リンクスメイト -LinksMate-
ログインしたら、右上のメニューアイコンをクリックします。
「SIMカード・端末について」をクリックします。
「SIMカードの変更・再発行」をクリックします。
「SIMタイプを変更する」をクリックします。
現在契約しているのが5G回線オプション対象外のSMS付きデータ通信SIMの場合は、「音声通話+SMS+データ通信」もしくは「データ通信のみ」のどちらかを選びます。
「追加オプションを選ぶ」の部分にある「5G回線オプション」をクリックします。
「お申し込み完了時のお支払い料金」の欄に5G回線オプションがあることを確認したら、「お申し込み内容を確認する」をクリックして先に進み、手続きを完了させます。
手続き方法は以上です。簡単ですね。
まとめ。
LinksMateの5G回線オプションで利用できるのはドコモの5Gエリアですが、かなり限られたエリアでのみ通信できるのが現状なのでそこまで実用的とは言えません。ただ、LinksMateも9月30日までは追加費用なしで5G通信できる今回のキャンペーンを用意してくれているので、5Gがどの程度速度なのか気になる人はこのキャンペーンを利用して試してみることをおすすめします。
なおすでにLinksMateを契約している場合は特に問題ありませんが、これからLinksMateを契約する場合、解約時にはデータ通信SIM・音声通話SIMに関係なくSIMカード削除事務手数料として3,000円が必ずかかるので、お試しで使うのにもそこそこ費用がかかる点には注意しましょう。
公式サイト
LinksMate
詳細・レビュー
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