Galaxy Note 20のスペックと対応バンド、特徴・注意点、価格、発売日まとめ

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基本スペック
ディスプレイ6.7インチ FHD+
SoC(CPU)Qualcomm Snapdragon 865+, Exynos 990
RAM8GB
ストレージ256GB
RAM+ストレージ組み合わせ8GB/256GB
メモリーカード
バッテリー4300mAh
おサイフケータイ
防水・防塵防水:◯ 防塵:◯ 等級:IP68
カメラ6400万画素
Samsung Galaxy Note 20のスペックと対応バンド、特徴(メリット)・注意点(デメリット)、価格、日本発売日などについてまとめています。

Galaxy Note 20の主な特徴

  • Sペンの遅延が少なくよりスムーズに描ける
  • 8K録画が可能
  • IP68の防水防塵対応
  • 最大25Wの急速充電に対応
  • ワイヤレスでも15Wで急速充電できる
  • microSD非対応
  • イヤホンジャックなし

目次


Galaxy Note 20のスペック


基本情報
端末名Galaxy Note 20
型番-
メーカーSamsung
日本発売未発売
日本発売日不明
販売する通信事業者不明
グローバル発売日2020年08月21日
技適(グローバルモデル)不明
定価(日本円)約106000円~
デザイン
高さ161.6mm
75.2mm
厚さ8.3mm
重さ192g
素材ポリカーボネート
カラーミスティック ブロンズ
ミスティック グリーン
ミスティック グレー
画像
ディスプレイ
サイズ6.7インチ
タイプSuper AMOLED Plus
解像度1080 × 2400px (FHD+)
画素密度393ppi
アスペクト比20:9
画面占有率89.2%
リフレッシュレート60Hz
Gorilla Glass5
その他機能Infinity-O Display
HDR10+
Always-on display
プラットフォーム
OSバージョンAndroid 10
UIOne UI
SoC(チップセット)Qualcomm Snapdragon 865+, Exynos 990
CPU8コア(1×3.0GHz Kryo 585 + 3×2.42GHz Kryo 585 + 4×1.8GHz Kryo 585), 8コア(2×2.73GHz Mongoose M5 + 2×2.50GHz Cortex-A76 + 4×2.0GHz Cortex-A55)
GPUAdreno 650, Mali-G77 MP11
RAM
容量8GB
規格LPDDR5
ストレージ
容量256GB
規格UFS 3.1
メモリーカード
RAM+ストレージ
組み合わせ8GB/256GB
ベンチマーク
AnTuTu
合計:不明(CPU: GPU: MEM: UX:)
Geekbench
(Ver5)
シングル:822 マルチ:2159
バッテリー・充電
容量4300mAh
バッテリー取り外し
急速充電
最大25W
USB PDusbpdyes30
Quick Charge
充電ポートUSB Type-C/USB 3.2
ワイヤレス充電○(規格:Qi)
最大15W
リバース充電
最大9W
USB機能
USBマスストレージ
USB OTG(On-The-Go)
USBホスト
SIM
タイプnanoSIM×1(シングルSIM), nanoSIM×2(デュアルSIM)
eSIM
同時待ち受けDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)
トリプルスロット-(メモリーカード非対応のため2スロット)
対応バンド
5G不明
LTE(FDD-LTE)不明
LTE(TD-LTE)不明
3G(W-CDMA)不明
3G(CDMA2000)不明
2G(GSM)不明
ドコモ主要バンド対応状況
5G不明
LTEプラチナバンド
(Band 19)
不明
VoLTE不明
FOMAプラスエリア不明
ソフトバンク(Y!mobile)主要バンド対応状況
5G不明
LTEプラチナバンド
(Band 8/28)
不明
VoLTE不明
au主要バンド対応状況
5G不明
LTEプラチナバンド
(Band 18/26)
不明
VoLTE不明
3G
(CDMA2000 BC0/6)
不明
楽天モバイル主要バンド対応状況
5G不明
4G
(Band 3/18)
不明
VoLTE不明
その他ネットワーク
Wi-Fi対応規格802.11a, 802.11b, 802.11g, 802.11n, 802.11ac, 802.11ax(Wi-Fi 6)
Wi-Fiその他機能1024QAM, HE80, MIMO
BluetoothバージョンBluetooth 5.0 with BLE
Bluetooth対応プロファイル不明
Bluetooth対応コーデック不明
テザリング
位置情報GPS, BeiDou, Galileo, GLONASS
IRブラスター
(赤外線リモコン)
NFC
FeliCa(おサイフケータイ)
ワンセグ不明
フルセグ不明
保護性能
防水
防塵
等級IP68
セキュリティ
顔認証
指紋認証◯(前面)
背面カメラ
レンズ数3
光学ズーム3倍
デジタルズーム30倍
ハイブリッドズーム
その他機能LEDフラッシュ, トラッキングオートフォーカス
背面カメラ1
レンズタイプ超広角レンズ
画素数1200万画素
f値2.2
焦点距離13mm
センサーサイズ1/2.55インチ
ピクセルサイズ1.4μm
機能-
背面カメラ2
レンズタイプ広角レンズ
画素数1200万画素
f値1.8
焦点距離26mm
センサーサイズ1/1.76インチ
ピクセルサイズ1.8μm
機能OIS, デュアルピクセルPDAF(デュアルピクセル位相差検出式オートフォーカス)
背面カメラ3
レンズタイプ望遠レンズ
画素数6400万画素
f値2.0
焦点距離不明mm
センサーサイズ1/1.72インチ
ピクセルサイズ0.8μm
機能OIS, PDAF, 3倍ハイブリッドズーム
背面カメラ動画性能
解像度とフレームレート8K(4320p)@24fps, 4K(2160p)@30fps, 4K(2160p)@60fps, 1080p@30fps, 1080p@60fps, 1080p@240fps, 720p@960fps
その他機能HDR10+, ステレオ録音, EIS, OIS
背面カメラDxOMarkスコア
総合スコア未評価
静止画スコア未評価
動画スコア未評価
前面カメラ
レンズ数1
前面カメラ1
画素数1000万画素
f値2.2
焦点距離26mm
センサーサイズ1/3.2インチ
ピクセルサイズ1.22μm
機能-
前面カメラ動画性能
解像度とフレームレート4K(2160p)@30fps, 4K(2160p)@60fps, 1080p@30fps
その他機能-
オーディオ
スピーカーステレオ
ヘッドホンジャック
FMラジオ不明
センサー
加速度センサー
ジャイロスコープ
近接センサー
環境光センサー
コンパス
公式サイト
ページGalaxy Note20, Note20 Ultra|Galaxy公式(日本)


Galaxy Note 20の購入

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Galaxy Note 20の画像





Galaxy Note 20の対応バンド(対応周波数)について

まず、Galaxy Note 20の日本国内における対応周波数(バンド)についてですが、現時点ではGalaxy Note 20の対応バンドが公式サイトにも記載されておらず分からないため、日本のキャリアのSIMを挿してどの程度のエリアの広さで使えるかは不明です。

詳細が分かり次第追記します。


Galaxy Note 20の公式サイトや正式発表で紹介されている主な特徴・メリット

まずは、公式サイトや正式発表で紹介されているGalaxy Note 20の特徴やメリットについてです。


さらに遅延がなくなり本物のペンのような感覚で使えるSペン

Galaxy Noteシリーズと言えばSペンですが、Galaxy Note 20ではこのSペンがさらに使いやすくなっています。

まずはレイテンシ(遅延)で、Galaxy Note 10シリーズのレイテンシが42ミリ秒(ms)だったのに対しGalaxy Note 20は26msにまで短縮。

私はNote 10+でSペンをよく使っていてNote 10+の反応速度でも特に不満なく使えていますが、さらに遅延が少なくスムーズに書けるならよっぽどこだわりがある人でない限り満足度は高いと思います。

その他には、Sペンでタップするだけで手書きで書いたメモがコピーやペースト可能なテキストに自動で変換される機能も搭載。

テキストに変換したい手書きのメモを選びます。

Sペンでタップ。

すると斜めに書いていた文字がまっすぐになります。

あとは希望の場所に貼り付けるだけです。貼り付ける前にテキストを編集することももちろん可能。

会議の時などにとりあえず手書きで書いておいて、後でテキストに変換するといった使い方もできるので便利ですね。


SペンのBluetooth接続も進化していて、ジェスチャーで端末を操作するエアアクションがNote 10シリーズまでは特定のアプリでしか機能しなかったのに対し、Note 20シリーズでは全てのアプリで利用できるようになりました。


Sペンのバッテリーが24時間持つように改善

Galaxy Note 10シリーズではSペンのバッテリーのもちは最大10時間でしたが、Galaxy Note 20では24時間までのびています。

24時間はもちろん10時間も連続でSペンを使うことはあまりないとは思いますが、仮にSペンを長時間使った後にGalaxy Note 20に挿し忘れて充電ができていなくても、Galaxy Note 20のSペンならバッテリー残量を気にせず使えますね。


8Kビデオ録画に対応

Galaxy Note 20は、背面カメラが8Kビデオ録画に対応しました。

4Kでも十分満足いく画質ですが、8Kならかなりきれいなのは間違いないです。

ただ、8Kはフレームレートが24fpsにしか対応していません。

4K以下の画質でのビデオ録画は60fpsに対応していますが、60fpsと30fpsでは肉眼ではっきり分かる程度に60fpsの動画の方がなめらかです。

30fpsを下回る24fpsだと高画質の8K動画でもなめらかさに欠けてしまうので、満足度は4K 60fpsの方が高そうですがどうでしょうか。

なお、プロモードを使うと8Kで録画した動画のズームインやズームアウトの際のズームスピードの速さなどを自由に編集できます。


ハイブリッド光学ズームにより3倍までズームできる

Galaxy Note 20の背面カメラは、ハイブリッド光学3倍ズームに対応。

純粋な光学3倍ズームに比べると画質は若干落ちますが、デジタルズームに比べれば綺麗に撮れます。


スーパー手ブレ補正により手ブレのない鮮明な映像を撮影できる

スマホで動画を撮る際に気になるのが手ブレです。

手ブレ補正機能があることで、被写体もしくは自分自身が激しく動く状況で撮影した動画でも上下左右へのブレが少なくスムーズな動画になります。

Galaxy Note 20の背面カメラにはスーパー手ブレ補正機能が搭載されているので、Samsungいわく「映画のような、手ブレのない鮮明な映像」を撮影することができます。


わずかな光しかない環境でも鮮明で繊細な写真を撮影できる

Galaxy Note 20の背面カメラは、光が少ない環境でもナイトモードにより鮮明で繊細な写真を撮影することができるのも特徴です。

上の画像がナイトモードオフ時で下がナイトモードオン時。ナイトモードがオンになってるとオフ時に比べてかなり明るく、また自然な明るさや色みで撮れていることがわかります。

フラッシュを使って撮ると白飛びしてしまう場合など、暗い場所でフラッシュを使いたくない際にナイトモードはかなり便利です。


DeXでテレビにワイヤレスでリンクし、拡張デスクトップとして使える

Galaxy Noteシリーズをモニターに出力してPCのように使える「DEX」が、Galaxy Note 20ではワイヤレスに対応。

Miracast(ミラキャスト)対応のテレビやモニターなら、ケーブル不要・無線で大画面に接続できます。

Galaxy Note 20をDEXに接続している間は、Galaxy Note 20をマウスポインターとして使うことが可能。

テレビに自分が撮影した動画を流しながら、Galaxy Note 20でメールをやり取りすることももちろんできます。

ケーブルが必要なくなったことで自分の行動範囲がケーブルの長さに制限されなくなるのは、DEXユーザーには大きなメリットですね。


Galaxy NotesがオーディオブックマークやPDFのインポート・注釈挿入に対応

Galaxy NoteシリーズといえばSペンですが、Sペンとセットで使うアプリのGalaxy Notesがより便利になりました。

まずはオーディオブックマークに対応。録音しながらメモを取っておき、後からメモの希望する部分をタップするだけで録音した音声の頭出しが可能。

また、追加のアプリなしでGalaxy NotesにPDFをインポートして注釈を入れたり、PowerPoint形式でエクスポートもできるようになっています。


Galaxy Notesの活用でメモなどをスマホ・タブレット・PC間で同期できる

メモアプリのGalaxy NotesはSamsungアカウントにサインインしていれば自動保存と同期され、スマホだけでなくタブレットやPCなどあらゆるデバイスからアクセスできるようになります。

Galaxy Note 20からGalaxy Notesにメモや下書きを残しておいて、タブレットやPCで仕上げるといった使い方が便利そうです。


Galaxy NotesはMicrosoftのOneNoteやOutlookと同期可能に

2020年11月以降、Galaxy NotesがMicrosoftのOneNoteやOutlookと同期できるようになります。

具体的には、Galaxy NotesにメモしたものがOneNoteに自動転送されるというもの。

Outlookとの連携については、落書きをメールしたり手書きの署名が簡単に付けられるようになるようです。


Galaxy Note 20の公式サイト・正式発表で紹介されている主な特徴は以上です。


Galaxy Note 20のその他の特徴・メリット

次は、Galaxy Note 20のその他の基本的なハードウェアのスペックや特徴・メリットについてです。


SoC(CPU)にはSnapdragon 865 PlusもしくはExynos 990を搭載

Galaxy Note 20のSoCには、QualcommのSnapdragon 865 Plus、もしくはExynos 990が採用されています。

Snapdragon 865+の構成自体はSnapdragon 865と同じですが、CPUのKryo 585のクロックスピードが10%、GPUのAdreno 650の描画性能が10%向上しています。

Snapdragon 865の性能は2020年のSoCの中でも最高クラスなので、Snapdragon 865 Plusを搭載するGalaxy Note 20はウェブサイトの閲覧や動画の視聴といった普段使いはもちろん、PUBGやフォートナイトなど3Dグラフィックスをふんだんに使ったゲームでもストレスなく快適に操作できます。

一方、Exynos 990はSnapdragon 865 Plusと比べると性能は落ちます。

仮に日本のキャリアからGalaxy Note 20が発売されてそれを購入するなら、これまでの実績からSnapdragon 865 Plusが搭載されるのは間違いないので気にする必要はありません。

SIMフリー版を海外から輸入する場合はSnapdragon版とExynos版から選べるので、特にこだわりがなければより高性能なSnapdragon版がおすすめ。

Snapdragon版を購入する際には、間違ってExynos版を選ばないように商品ページのSoC(CPU)をしっかり確認しましょう。


RAMは大容量8GB

Galaxy Note 20のRAMは、十分すぎる容量の8GB

RAMが8GBあれば、複数のアプリを起動して切り替えながら使っても動作が遅くなることはほぼなく、バックグラウンドに回っていたアプリを起動する際にメモリ不足で再読み込みするといったこともほとんどないので、起動しているアプリの数を気にすることなくスムーズに使えます。


ストレージは大容量の256GB。UFS 3.1で速度も速い

Galaxy Note 20は、RAMだけでなくストレージも256GBの大容量となっています。

また、Galaxy Note 20ではUFS 3.1準拠のストレージが採用されているのも特徴です。

UFS 3.1は2020年1月にリリースされたバージョンで、1世代前の規格のUFS 3.0と基本的な仕様は同じでパフォーマンスと電力効率が改善しています。

なお、UFS 3.1はもう1世代前のUFS 2.1と比べると転送速度が2倍。

Galaxy Note 20はUFS 2.1搭載のスマホに比べても2倍の速さで読み書きができるので、UFS 2.1のスマホからGalaxy Note 20に乗り換えるユーザーはアプリやゲームの起動時間が短縮される、写真や動画の撮影から保存完了までの速さやファイルの読み込み・書き込み速度などが大幅に高速化されるといったメリットが得られます。

スマホの動作をできるだけ速くしてストレスなく使いたい人には、Galaxy Note 20は最適です。


5G対応

Galaxy Note 20は、新しい通信規格の5G対応。

5Gの大きな特徴は超高速、多数同時接続、低遅延の3点です。

特にスマホの操作性に大きく関わるのが超高速化で、5Gの最大伝送速度は下り(ダウンロード)が20Gbpsで上り(アップロード)が10Gbpsとなっていて、4Gに比べて20倍の速さです。

単純計算すると、4Gでは30秒かかるデータのダウンロードでも5Gなら1.5秒で完了します。

もちろん上記の最大転送速度は理論値であり最大値が出ることはほぼありませんが、それでも4Gに比べれば大幅に速度アップしているのは間違いありません。

また5Gにより通信速度が向上することで、モバイル通信(Wi-Fiに接続できない)の環境でも通信速度の速さが求められる4Kや8Kといった高画質の動画をスムーズにダウンロード・視聴することができるようになります。

Galaxy Note 20が日本国内で発売されることになれば、少なくとも発売するキャリアのSIMを挿しておけば5Gで通信できるのは間違いないです。

SIMフリーのGalaxy Note 20を海外から輸入する場合は、SIMを実際に挿して試してみないと分からないので注意が必要です。


ディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーを搭載

最近発売されている主要なメーカー各社のスマホには、指紋認証センサーがディスプレイに埋め込まれているものが多いです。

Galaxy Note 20も、ディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーを搭載。

物理的な指紋認証センサーがなくなったことで、Galaxy Note 20の前面はほぼディスプレイになり大画面でコンテンツを楽しめるようになっています。

ただ、現時点ではディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーは物理的な指紋認証センサーに比べて認証からロック解除するまでの速度が遅いことが多く、実用的に感じないことがあります。

私はGalaxy Note 10+とGalaxy Tab S6でディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーを使っていますが、どちらも認証からロック解除までがそこまで速くないのに加えて認証の精度も低く失敗することがたまにあるので、どちらも顔認証をメインに使っています。

Galaxy Note 20の指紋認証で速度の遅さや精度の低さを感じる場合は、顔認証も併用することをおすすめします。


顔認証にも対応

Galaxy Note 20のディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーが仮に認証速度が遅かったり精度が低いと、スムーズにロック解除ができない可能性があります。

ただ、Galaxy Note 20は指紋認証だけでなく顔認証にも対応しているので、実際にGalaxy Note 20で指紋認証センサーを使ってみて使い勝手に不満がある場合は顔認証も活用しましょう。

ちなみにGalaxy Note 10+とGalaxy Tab S6に関しては、どちらも顔認証の方がロック解除までの速度が速く精度も高いです。

Galaxy シリーズに限らず最近のスマホの顔認証は反応・精度ともに良く、ディスプレイ埋め込み型の指紋認証センサーに比べればストレスなく認証を済ませられることが多いのでぜひ試してみてください。


防水防塵に対応

Galaxy Note 20は、IP68の防水防塵に対応しています。

IP68についてもう少し詳しく説明すると、「6」が防塵性能の等級を、「8」が防水性能の等級を示しています。

それぞれの等級の内容は以下の通りです。

防塵性能の等級と性能
等級種類説明
PI0X無保護
特に保護されていない。
IP1X
50mmより大きい固形物に対する保護
直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない状態。
例えば手などが誤って内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。
IP2X
12.5mmより大きい固形物に対する保護
指先、または長さが80mmを超えない指先類似物が内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。
直径12.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない。
IP3X
2.5mmより大きい固形物に対する保護
直径または厚さが2.5mmを超える工具やワイヤなどの固形物体が内部に侵入しない。
IP4X
1.0mmより大きい固形物に対する保護
直径または厚さが1.0mmを超えるワイヤや鋼帯などの固形物体の先端が内部に侵入しない。
IP5X防塵形
粉塵が内部に侵入することを防止する。若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない。
IP6X耐塵形
粉塵が内部に侵入しない。

防水性能の等級と性能
等級種類説明
PIX0無保護
特に保護されていない。
IPX1
滴下する水に対する保護
1ミリメートル毎分の水を10分間鉛直落下しても有害な影響を受けない。
IPX2
15°傾斜したとき落下する水に対する保護
正常な取付位置より15°以内の範囲で傾斜したとき、3ミリメートル毎分の水を各方向から2.5分間ずつ、計10分間鉛直に落下する水滴によって有害な影響を受けない。
IPX3
噴霧水に対する保護
鉛直から60°以内の角度で、0.07リットル毎分の水量で10分間噴霧上に落下する水によって有害な影響を受けない。
IPX4
飛沫に対する保護
いかなる方向から0.07リットル毎分の水量で5分間水が飛沫しても有害な影響を受けない。
IPX5
噴流水に対する保護
いかなる方向から12.5リットル毎分の水流水を外皮表面積1平方メートルあたり1分間、合計3分間以上直接噴流させても有害な影響を受けない。
IPX6
波浪に対する保護
波浪またはいかなる方向から100リットル毎分の水流水を外皮表面積1平方メートルあたり1分間、合計3分間以上直接散水しても有害な影響を受けない。
IPX7
水中への浸漬に対する保護
水深1メートルの水槽に機器を30分間没しても浸水しない。
IPX8
水没に対する保護
製造者によって規定される条件に従って、連続的に水中に置かれる場合に適する。原則として完全密閉構造。

Galaxy Note 20の防塵性能は最高レベル6の耐塵形で、粉塵が内部に侵入しません。

耐水に関しても、Galaxy Note 20は最高レベルの8で完全密閉構造となっていて、水中にずっと沈んでいても水没しない性能となっています。

特に気になるのは防水性能の人が多いと思いますが、Galaxy Note 20は雨に濡れたり飲み物をこぼしたぐらいなら故障する可能性はほぼないと思っておいていいでしょう。

なお、Galaxy Note 20をお風呂で使いたいという人もいるかもしれませんが、お風呂は水ではなくお湯で結露のリスクがあり、シャンプーやボディーソープなど水以外の液体もあるので、いくら防水性能が高いGalaxy Note 20でも水没する可能性は0ではないのでおすすめはしません。


最大25Wの急速充電に対応

Galaxy Note 20は、最大25Wの急速充電に対応しています。

Galaxy Note 20に付属のACアダプタとUSBケーブルを使えば、30分で50%の充電が可能とのこと。

Galaxy Note 20のバッテリー容量は4300mAhとそこそこ大きいので普通に充電すれば少し時間がかかりますが、急速充電対応により充電完了までの時間を大幅に短縮できるのはスマホのヘビーユーザーにとってはメリットですね。


ワイヤレスでも15Wで急速充電できる

Galaxy Note 20は、有線だけでなく無線(ワイヤレス)でも高速充電できるのが特徴です。

これまでのスマホは無線で充電できるといっても、有線による充電に比べてかなり時間がかかるため実用的とは言えない状況でした。

対して、Galaxy Note 20のワイヤレス充電は15Wで急速充電可能。

Galaxy Note 20の有線充電に比べれば遅いものの、他のスマホのワイヤレス充電よりは早く充電が完了するので十分実用レベルで使えます。


Galaxy Note 20のバッテリーから電力を供給してワイヤレス充電対応の端末を充電できるリバース充電(リバースチャージ)に対応

Galaxy Note 20はワイヤレス充電だけでなく、Galaxy Note 20の上にワイヤレス充電対応の端末を置くことで、Galaxy Note 20のバッテリーから電力を供給してその端末を充電できるリバース充電にも対応

リバース充電の機能を使って他の端末に充電するとGalaxy Note 20のバッテリー残量が減るので、スマホなど大容量なバッテリーを搭載しているデバイスの充電には向いていませんが、バッテリー容量が少ないワイヤレス充電対応のスマートウォッチやワイヤレスイヤホンならGalaxy Note 20のバッテリー残量をそこまで気にせず外出先で専用の充電器を使わなくても充電できるので便利です。

また、Galaxy Note 20のリバース充電機能は最大9Wの急速充電に対応しているので、より素早く充電できるのもメリットです。


AKGのチューニングによるステレオスピーカー搭載で立体感のある高音質な音を楽しめる

Galaxy Note 20は、オーストリアの音響機器メーカー AKGがチューニングしたステレオスピーカーを搭載。

また、立体的な音場を体感できるDolby Atmosにも対応しているので、端末から直接動画や音楽を再生して聴く時やイヤホン・ヘッドホンで聴く時に高音質で奥行きのある音を楽しむことができます。


USB Type-CはUSB 3.2をサポート

Galaxy Note 20のUSBポートは現在主流のType-Cで、従来のmicroUSBとは違ってUSBケーブルの上下が逆さでも充電できるのがメリットです。

左がmicroUSBで右がUSB Type-C


また、Galaxy Note 20のUSB Type-Cポートは転送速度が速いUSB 3.2をサポートしているのもポイント。

USB 3.2の転送速度は20Gbpsで、前規格のUSB 3.1 Gen 2の転送速度10Gbpsに比べて2倍速くなっています。

Galaxy Note 20の発売時点では最速の転送速度なので、Galaxy Note 20をPCにつないでファイルサイズの大きい画像などをやりとりしても素早く済ませることが可能です。


ケースと保護フィルムが同梱

Galaxy Note 20にはケースと保護フィルムが同梱。

なお、Galaxy Note 20の保護フィルムは初めから貼り付けてあります。

付属品なので簡易的なものですが、本命のケースやフィルムを購入するまでの繋ぎとしては十分使えるのでぜひ活用しましょう。


Galaxy Note 20の注意点・デメリット

Galaxy Note 20の注意点やデメリットは以下の通りです。


microSD非対応

Galaxy Note 20は、microSDに対応していないため使えません。

ストレージが大容量の256GBなのですぐにいっぱいになることはなかなかないと思いますが、Galaxy Note 20のカメラで動画を撮影すると容量をかなり食うので注意が必要です。

Galaxy Note 20で動画をたくさん撮影したい場合は、撮影した動画を早めにPCやHDDに移動させて常にストレージ容量に余裕を持たせておくか、無料で無制限にアップロードできるGoogleフォトを活用しましょう。


カメラが出っ張っている

Galaxy Note 20は、背面のカメラが出っ張っています。

Galaxy Note 20をケースなしで使う場合、テーブルの上などに置いて操作しようとするとガタつく可能性があります。

また、同じようにカメラが出っ張っているiPhone 11 Pro Maxなどでは、カメラの出っ張りが他の端末のディスプレイに当たって傷がついたという報告もあります。

バッグの中などにGalaxy Note 20と一緒に他のスマホやカメラなど傷が入ったら困るものを入れるなら、Galaxy Note 20にはケースを装着してカメラの出っ張りをなくすようにしましょう。


おサイフケータイとワンセグ・フルセグには非対応

Galaxy Note 20の海外版は防水防塵には対応しているものの、おサイフケータイやワンセグ・フルセグには対応していません。

直近で日本国内で発売されたGalaxy S20シリーズはおサイフケータイに対応しているので、Galaxy Note 20も日本で発売されるモデルはモバイルSuicaをはじめとしたおサイフケータイサービスは使えるでしょう。


イヤホンジャックなし

最近のスマホにはイヤホンジャックが搭載されていないものが増えてきていますが、Galaxy Note 20にもイヤホンジャックが搭載されていません。

Bluetoothイヤホンは、音質については高音質なLDACやapt-X HDなどの登場でかなり良くなっているので特に気になりませんが、風が強かったりすると音が途切れるなど有線では起こらないトラブルに遭遇することがあるので、個人的には有線が好きです。

また、特にスマホで音ゲーなどをプレイする人は、無線のBluetoothイヤホンだと有線イヤホンにはない遅延が発生するなどパフォーマンスに影響するので注意が必要です。


Galaxy Note 20まとめ

Galaxy Note 20は8Kビデオ録画に対応し、スーパー手ブレ補正による手ブレのない鮮明な映像の撮影が可能、SoCは発売時点で最高スペックのSnapdragon 865 Plusで8GB RAM、256GB ストレージと基本スペックはかなり高いです。

また、充電に関しても最大25Wの急速充電により30分で50%まで充電できるだけでなく、ワイヤレス充電でも最大15Wの急速充電対応で、有線・無線問わず短時間でたくさん充電できるのは大きなメリットといえます。

ただ、上位機種のGalaxy Note 20 UltraはGalaxy Note 20よりもさらにカメラスペックが高く、基本スペックについてもRAMは12GBモデルやストレージも512GBモデルがあります。

また、Galaxy Note 20 UltraはGalaxy Note 20が非対応のmicroSDにも対応しているので、全体的な使い勝手はGalaxy Note 20 Ultraの方が上です。

カメラ性能やmicroSDにこだわらないならGalaxy Note 20でも問題ありませんが、できるだけハイスペックでmicroSDも使いたいならGalaxy Note 20 Ultraの検討をおすすめします。

Galaxy Note 20のスペックと対応バンド、特徴・注意点、価格、発売日のまとめは以上です。

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