基本スペック
ディスプレイ | 6.9インチ WQHD+ |
SoC(CPU) | Qualcomm Snapdragon 865+, Exynos 990 |
RAM | 8GB, 12GB |
ストレージ | 128GB, 256GB, 512GB |
RAM+ストレージ組み合わせ | 8GB/256GB, 8GB/512GB, 12GB/128GB, 12GB/256GB, 12GB/512GB |
メモリーカード | microSD(最大1TB) |
バッテリー | 4500mAh |
おサイフケータイ | ✕ |
防水・防塵 | 防水:◯ 防塵:◯ 等級:IP68 |
カメラ | 10800万画素 |
Galaxy Note 20 Ultraの主な特徴
- ディスプレイに屋外の昼間でも見やすいDynamic AMOLED 2Xを搭載
- リフレッシュレートが最大120HzのInfinity-O Displayを搭載
- Sペンの遅延が少なく本物のペンのような感覚で使える
- ディスプレイと背面の両方に高耐久ガラス「Gorilla Glass Victus」採用
- 1億800万画素、光学5倍ズームに対応、レーザーオートフォーカスセンサー搭載など高性能なカメラ
- 8K録画が可能
- IP68の防水防塵対応
- 最大25Wの急速充電に対応
- ワイヤレスでも15Wで急速充電できる
- microSDを挿すとSIMが1枚しか使えない
- イヤホンジャックなし
目次
- Galaxy Note 20 Ultraのスペック
- Galaxy Note 20 Ultraの購入
- Galaxy Note 20 Ultraの画像
- Galaxy Note 20 Ultraの対応バンド(対応周波数)について
- Galaxy Note 20 Ultraの公式サイトや正式発表で紹介されている主な特徴・メリット
- ディスプレイには昼間の明るい時間でも鮮やかでギラつきがないDynamic AMOLED 2X(ダイナミック有機EL 2X)を搭載
- リフレッシュレート最大120HzのInfinity-O Display搭載。動きの激しいゲームでも残像がなく見やすい
- さらに遅延がなくなり本物のペンのような感覚で使えるSペン
- Sペンのバッテリーが24時間持つように改善
- ディスプレイ・背面ともに高耐久ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」を採用
- レーザーオートフォーカスセンサー搭載
- 背面には1億800万画素のレンズを採用
- 8Kビデオ録画に対応
- 光学5倍ズームに対応
- スーパー手ブレ補正により手ブレのない鮮明な映像を撮影できる
- わずかな光しかない環境でも鮮明で繊細な写真を撮影できる
- DeXでテレビにワイヤレスでリンクし、拡張デスクトップとして使える
- Galaxy NotesがオーディオブックマークやPDFのインポート・注釈挿入に対応
- Galaxy Notesの活用でメモなどをスマホ・タブレット・PC間で同期できる
- Galaxy NotesはMicrosoftのOneNoteやOutlookと同期可能に
- Galaxy Note 20 Ultraのその他の特徴・メリット
- SoC(CPU)にはSnapdragon 865 PlusもしくはExynos 990を搭載
- RAMは大容量8GBもしくは12GB
- ストレージは大容量の128GBと256GB、512GB。UFS 3.1で速度も速い
- 5G対応
- ディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーを搭載
- 顔認証にも対応
- 防水防塵に対応
- 最大25Wの急速充電に対応
- ワイヤレスでも15Wで急速充電できる
- Galaxy Note 20 Ultraのバッテリーから電力を供給してワイヤレス充電対応の端末を充電できるリバース充電(リバースチャージ)に対応
- AKGのチューニングによるステレオスピーカー搭載で立体感のある高音質な音を楽しめる
- USB Type-CはUSB 3.2をサポート
- ケースと保護フィルムが同梱
- Galaxy Note 20 Ultraの注意点・デメリット
- Galaxy Note 20 Ultraまとめ
Galaxy Note 20 Ultraのスペック
基本情報 | |
端末名 | Galaxy Note 20 Ultra |
型番 | - |
メーカー | Samsung |
日本発売 | 未発売 |
発売日(日本) | 不明 |
販売する事業者(日本) | 不明 |
発売日(グローバル) | 2020年08月21日 |
技適(グローバルモデル) | 不明 |
定価(日本円) | 約138000円~ |
デザイン | |
高さ | 164.8mm |
幅 | 77.2mm |
厚さ | 8.1mm |
重さ | 208g |
素材 | Corning Gorilla Glass Victus |
カラー | ミスティック ブロンズ ミスティック ブラック ミスティック ホワイト 画像 |
ディスプレイ | |
サイズ | 6.9インチ |
タイプ | Dynamic AMOLED 2X |
解像度 | 1440 × 3088px (WQHD+) |
画素密度 | 496ppi |
アスペクト比 | 19.3:9 |
画面占有率 | 91.7% |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
Gorilla Glass | Victus |
その他機能 | Infinity-O Display HDR10+ Always-on display |
プラットフォーム | |
OSバージョン | Android 10 |
UI | One UI |
SoC(チップセット) | Qualcomm Snapdragon 865+, Exynos 990 |
CPU | 8コア(1×3.0GHz Kryo 585 + 3×2.42GHz Kryo 585 + 4×1.8GHz Kryo 585), 8コア(2×2.73GHz Mongoose M5 + 2×2.50GHz Cortex-A76 + 4×2.0GHz Cortex-A55) |
GPU | Adreno 650, Mali-G77 MP11 |
RAM | |
容量 | 8GB, 12GB |
規格 | LPDDR5 |
ストレージ | |
容量 | 128GB, 256GB, 512GB |
規格 | UFS 3.1 |
メモリーカード | microSD(最大1TB) |
RAM+ストレージ | |
組み合わせ | 8GB/256GB, 8GB/512GB, 12GB/128GB, 12GB/256GB, 12GB/512GB |
ベンチマーク | |
AnTuTu (Ver8) | 合計:515090(CPU: GPU: MEM: UX:) |
Geekbench (Ver5) | シングル:984 マルチ:3216 |
バッテリー・充電 | |
容量 | 4500mAh |
バッテリー取り外し | ✕ |
急速充電 | ○ 最大25W |
USB PD | usbpdyes30 |
Quick Charge | ✕ |
充電ポート | USB Type-C/USB 3.2 |
ワイヤレス充電 | ○(規格:Qi) 最大15W |
リバース充電 | ○ 最大9W |
USB機能 | |
USBマスストレージ | ○ |
USB OTG(On-The-Go) | ○ |
USBホスト | ○ |
SIM | |
タイプ | nanoSIM×1(シングルSIM), nanoSIM×2(デュアルSIM) |
eSIM | ✕ |
同時待ち受け | DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE) |
トリプルスロット | ✕(microSDは片方のSIMスロットを使用) |
対応バンド | |
5G | 不明 |
LTE(FDD-LTE) | 不明 |
LTE(TD-LTE) | 不明 |
3G(W-CDMA) | 不明 |
3G(CDMA2000) | 不明 |
2G(GSM) | 不明 |
ドコモ主要バンド対応状況 | |
5G | 不明 |
LTEプラチナバンド (Band 19) | 不明 |
VoLTE | 不明 |
FOMAプラスエリア | 不明 |
ソフトバンク(Y!mobile)主要バンド対応状況 | |
5G | 不明 |
LTEプラチナバンド (Band 8/28) | 不明 |
VoLTE | 不明 |
au主要バンド対応状況 | |
5G | 不明 |
LTEプラチナバンド (Band 18/26) | 不明 |
VoLTE | 不明 |
3G (CDMA2000 BC0/6) | 不明 |
楽天モバイル主要バンド対応状況 | |
5G | 不明 |
4G (Band 3/18) | 不明 |
VoLTE | 不明 |
その他ネットワーク | |
Wi-Fi対応規格 | 802.11a, 802.11b, 802.11g, 802.11n, 802.11ac, 802.11ax(Wi-Fi 6) |
Wi-Fiその他機能 | 1024QAM, HE80, MIMO |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.0 with BLE |
Bluetooth対応プロファイル | 不明 |
Bluetooth対応コーデック | 不明 |
テザリング | ◯ |
位置情報 | GPS, BeiDou, Galileo, GLONASS |
IRブラスター (赤外線リモコン) | ✕ |
NFC | ◯ |
FeliCa(おサイフケータイ) | ✕ |
ワンセグ | 不明 |
フルセグ | 不明 |
保護性能 | |
防水 | ◯ |
防塵 | ◯ |
等級 | IP68 |
セキュリティ | |
顔認証 | ◯ |
指紋認証 | ◯(前面) |
背面カメラ | |
レンズ数 | 3 |
光学ズーム | 5倍 |
デジタルズーム | 50倍 |
ハイブリッドズーム | ✕ |
その他機能 | レーザーオートフォーカスセンサー, LEDフラッシュ, トラッキングオートフォーカス |
背面カメラ1 | |
レンズタイプ | 超広角レンズ |
画素数 | 1200万画素 |
f値 | 2.2 |
焦点距離 | 13mm |
センサーサイズ | 1/2.55インチ |
ピクセルサイズ | 1.4μm |
機能 | - |
背面カメラ2 | |
レンズタイプ | 広角レンズ |
画素数 | 10800万画素 |
f値 | 1.8 |
焦点距離 | 26mm |
センサーサイズ | 1/1.33インチ |
ピクセルサイズ | 0.8μm |
機能 | OIS, PDAF |
背面カメラ3 | |
レンズタイプ | ペリスコープ望遠レンズ |
画素数 | 1200万画素 |
f値 | 3.0 |
焦点距離 | 120mm |
センサーサイズ | 不明インチ |
ピクセルサイズ | 1.0μm |
機能 | OIS, PDAF |
背面カメラ動画性能 | |
解像度とフレームレート | 8K(4320p)@24fps, 4K(2160p)@30fps, 4K(2160p)@60fps, 1080p@30fps, 1080p@60fps, 1080p@240fps, 720p@960fps |
その他機能 | HDR10+, ステレオ録音, EIS, OIS |
背面カメラDxOMarkスコア | |
総合スコア | 未評価 |
静止画スコア | 未評価 |
動画スコア | 未評価 |
前面カメラ | |
レンズ数 | 1 |
前面カメラ1 | |
画素数 | 1000万画素 |
f値 | 2.2 |
焦点距離 | 26mm |
センサーサイズ | 1/3.2インチ |
ピクセルサイズ | 1.22μm |
機能 | - |
前面カメラ動画性能 | |
解像度とフレームレート | 4K(2160p)@30fps, 4K(2160p)@60fps, 1080p@30fps |
その他機能 | - |
オーディオ | |
スピーカー | ステレオ |
ヘッドホンジャック | ✕ |
FMラジオ | 不明 |
センサー | |
加速度センサー | ◯ |
ジャイロスコープ | ◯ |
近接センサー | ◯ |
環境光センサー | ◯ |
コンパス | ◯ |
公式サイト | |
ページ | Galaxy Note20, Note20 Ultra|Galaxy公式(日本) |
Galaxy Note 20 Ultraの購入
-
Galaxy Note 20 Ultraの画像
Galaxy Note 20 Ultraの対応バンド(対応周波数)について
まず、Galaxy Note 20 Ultraの日本国内における対応周波数(バンド)についてですが、現時点ではGalaxy Note 20 Ultraの対応バンドが公式サイトにも記載されておらず分からないため、日本のキャリアのSIMを挿してどの程度のエリアの広さで使えるかは不明です。詳細が分かり次第追記します。
Galaxy Note 20 Ultraの公式サイトや正式発表で紹介されている主な特徴・メリット
まずは、公式サイトや正式発表で紹介されているGalaxy Note 20 Ultraの特徴やメリットについてです。ディスプレイには昼間の明るい時間でも鮮やかでギラつきがないDynamic AMOLED 2X(ダイナミック有機EL 2X)を搭載
Galaxy Note 20 Ultraのディスプレイに採用されているDynamic AMOLED 2X(ダイナミック有機EL 2X)は、明るさが最大1500nitsまで向上。iPhone 11 Proと11 Pro MaxのSuper Retina XDRディスプレイは、通常時の最大が800nitsでHDRコンテンツの表示時でも最大1200nitsなので、Galaxy Note 20 Ultraの1500nitsはかなり明るいことが分かります。
実際に有機ELディスプレイのスマホを昼間に屋外で使ったことがある人はとにかく暗くて見にくいと感じたことが少なからずあると思いますが、有機ELが苦手な屋外の昼間、明るい時間帯でも鮮やかでギラツキのない映像を表示でき見やすいのはGalaxy Note 20 Ultraの大きなメリットです。
また、Dynamic AMOLED 2Xはブルーライトを大幅にカットしてくれるので、目の疲れを軽減させる効果があります。
検査や検証、試験、認証を行う世界最大の企業SGSは、Galaxy Note 20 Ultraのディスプレイ用ブルーライトの有害効果を著しく削減する機能があるとしてアイケア認定しているので、スマホを使う時間が長い人にもGalaxy Note 20 Ultraはおすすめです。
リフレッシュレート最大120HzのInfinity-O Display搭載。動きの激しいゲームでも残像がなく見やすい
Galaxy Note 20 Ultraは、リフレッシュレートが最大120HzのInfinity-O Displayを搭載しています。リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に何回画面を更新するかを表す言葉で、単位にはHz(ヘルツ)が使われます。
一般的なスマホのリフレッシュレートは60Hz(1秒間で60回更新)なのに対し、Galaxy Note 20 Ultraは2倍の120Hz(1秒間で120回更新)です。
リフレッシュレートが上がると、スムーズに表示され滑らかな動きになるので一般的にはゲームをプレイする際にメリットが多いと言われますが、ゲームだけでなくブラウザやSNSなどスクロールの操作を多用するアプリを使う際にも滑らかにスクロールするので効果的です。
普通なら画面をスクロールした際にスクロールの残像で文字が見づらくなる場合でも、Galaxy Note 20 Ultraでははっきりと文字を認識できます。
ちなみに、Galaxy S20シリーズにも120Hz駆動のディスプレイは搭載されていましたが、S20シリーズでは60Hzと120Hzのどちらか一方しか選択できませんでした。
これに対して、Galaxy Note 20 Ultraではディスプレイに表示しているコンテンツに合わせて自動でリフレッシュレートが60Hzか120Hzに変わります。
これにより、Galaxy Note 20 Ultraはなめらかな表示とバッテリーの持ちを両立できます。
さらに遅延がなくなり本物のペンのような感覚で使えるSペン
Galaxy Noteシリーズと言えばSペンですが、Galaxy Note 20 UltraではこのSペンがさらに使いやすくなっています。まず、Galaxy Note 20 Ultraの120Hz Infinity-O Display側の応答の改善によりレイテンシ(遅延)がApple Pencilと同じ9ミリ秒(ms)にまで短縮。
Galaxy Note 10シリーズのレイテンシは42msなので、Galaxy Note 20 Ultraは遅延がかなり減っているのは間違いないです。
また、ディスプレイの改善だけでなくAIによりユーザーがSペンで書く軌跡を予測することでも書くスピードを改善。
Samsungは「本物のペンのような書き心地」とアピールしています。
私はNote 10+でSペンをよく使っていてNote 10+の反応速度でも特に不満なく使えていますが、さらに遅延が少なくスムーズに書けるならよっぽどこだわりがある人でない限り満足度はかなり高いと思います。
その他には、Sペンでタップするだけで手書きで書いたメモがコピーやペースト可能なテキストに自動で変換される機能も搭載。
テキストに変換したい手書きのメモを選びます。
Sペンでタップ。
すると斜めに書いていた文字がまっすぐになります。
あとは希望の場所に貼り付けるだけです。貼り付ける前にテキストを編集することももちろん可能。
会議の時などにとりあえず手書きで書いておいて、後でテキストに変換するといった使い方もできるので便利ですね。
SペンのBluetooth接続も進化していて、ジェスチャーで端末を操作するエアアクションがNote 10シリーズまでは特定のアプリでしか機能しなかったのに対し、Note 20シリーズでは全てのアプリで利用できるようになりました。
Sペンのバッテリーが24時間持つように改善
Galaxy Note 10シリーズではSペンのバッテリーのもちは最大10時間でしたが、Galaxy Note 20 Ultraでは24時間までのびています。24時間はもちろん10時間も連続でSペンを使うことはあまりないとは思いますが、仮にSペンを長時間使った後にGalaxy Note 20 Ultraに挿し忘れて充電ができていなくても、Galaxy Note 20 UltraのSペンならバッテリー残量を気にせず使えますね。
ディスプレイ・背面ともに高耐久ガラス「Corning Gorilla Glass Victus」を採用
Galaxy Note 20 Ultraのディスプレイと背面には、高耐久ガラス「Corning Gorilla Glass Victus(ゴリラガラスヴィクタス)」が採用されています。Gorilla Glass Victusは2020年7月に発表された新しいGorilla Glassで、1世代前のGorilla Glass 6よりも衝撃と傷への耐久性が強化。
具体的には、Gorilla Glass 6に比べて傷への耐性が2倍に向上し、固く粗い表面に落とした場合でも最大2メートルまで耐えられる(Gorilla Glass 6は最大1.6メートル)とのこと。耐性テストの様子は以下の動画で確認できます。
Galaxy Note 20 Ultraは、ディスプレイだけでなく背面にもGorilla Glass Victusが採用されているので、発売時点ではこれまで発売されたガラス素材のスマホの中では最も頑丈な端末です。
レーザーオートフォーカスセンサー搭載
Galaxy S20 UltraではフォーカスセンサーにToFセンサーが採用されていましたが、ToFセンサーはオートフォーカス性能が弱く評判があまりよくありませんでした。そこで、Galaxy Note 20 Ultraではレーザーオートフォーカスセンサーを搭載。
レーザーオートフォーカスは、撮影する物体にレーザー光線を当ててその反射の状況を検知し対象までの距離を測ることでピントを合わせる技術で、薄暗い場所などピントを合わせにくい場所でも素早く焦点を合わせられるのがメリットです。
室内など光の量が少ない場所でも、Galaxy Note 20 Ultraのカメラなら撮影時のピント合わせにもたつくことなくスムーズに綺麗な写真を撮ることができます。
背面には1億800万画素のレンズを採用
Galaxy Note 20 Ultraの背面カメラには、Samsungが自社で開発した1億800万画素のISOCELL Bright HM1を搭載。これにより、Galaxy Note 20 Ultraでは細かい部分まで潰れずにしっかり描写した高精細な写真や動画を撮影することができます。
8Kビデオ録画に対応
Galaxy Note 20 Ultraは、背面カメラが8Kビデオ録画に対応しました。4Kでも十分満足いく画質ですが、8Kならかなりきれいなのは間違いないです。
ただ、8Kはフレームレートが24fpsにしか対応していません。
4K以下の画質でのビデオ録画は60fpsに対応していますが、60fpsと30fpsでは肉眼ではっきり分かる程度に60fpsの動画の方がなめらかです。
30fpsを下回る24fpsだと高画質の8K動画でもなめらかさに欠けてしまうので、満足度は4K 60fpsの方が高そうですがどうでしょうか。
なお、プロモードを使うと8Kで録画した動画のズームインやズームアウトの際のズームスピードの速さなどを自由に編集できます。
光学5倍ズームに対応
Galaxy Note 20 Ultraの背面カメラは、光学5倍ズームに対応。光学ズームは画質を落とさずにズームできるので、デジタルズームによる写真に満足できずできるだけ高画質なズーム写真を撮りたい人に光学で5倍までズームできるGalaxy Note 20 Ultraは最適です。
スーパー手ブレ補正により手ブレのない鮮明な映像を撮影できる
スマホで動画を撮る際に気になるのが手ブレです。手ブレ補正機能があることで、被写体もしくは自分自身が激しく動く状況で撮影した動画でも上下左右へのブレが少なくスムーズな動画になります。
Galaxy Note 20 Ultraの背面カメラにはスーパー手ブレ補正機能が搭載されているので、Samsungいわく「映画のような、手ブレのない鮮明な映像」を撮影することができます。
わずかな光しかない環境でも鮮明で繊細な写真を撮影できる
Galaxy Note 20 Ultraの背面カメラは、光が少ない環境でもナイトモードにより鮮明で繊細な写真を撮影することができるのも特徴です。上の画像がナイトモードオフ時で下がナイトモードオン時。ナイトモードがオンになってるとオフ時に比べてかなり明るく、また自然な明るさや色みで撮れていることがわかります。
フラッシュを使って撮ると白飛びしてしまう場合など、暗い場所でフラッシュを使いたくない際にナイトモードはかなり便利です。
DeXでテレビにワイヤレスでリンクし、拡張デスクトップとして使える
Galaxy Noteシリーズをモニターに出力してPCのように使える「DEX」が、Galaxy Note 20 Ultraではワイヤレスに対応。Miracast(ミラキャスト)対応のテレビやモニターなら、ケーブル不要・無線で大画面に接続できます。
Galaxy Note 20 UltraをDEXに接続している間は、Galaxy Note 20 Ultraをマウスポインターとして使うことが可能。
テレビに自分が撮影した動画を流しながら、Galaxy Note 20 Ultraでメールをやり取りすることももちろんできます。
ケーブルが必要なくなったことで自分の行動範囲がケーブルの長さに制限されなくなるのは、DEXユーザーには大きなメリットですね。
Galaxy NotesがオーディオブックマークやPDFのインポート・注釈挿入に対応
Galaxy NoteシリーズといえばSペンですが、Sペンとセットで使うアプリのGalaxy Notesがより便利になりました。まずはオーディオブックマークに対応。録音しながらメモを取っておき、後からメモの希望する部分をタップするだけで録音した音声の頭出しが可能。
また、追加のアプリなしでGalaxy NotesにPDFをインポートして注釈を入れたり、PowerPoint形式でエクスポートもできるようになっています。
Galaxy Notesの活用でメモなどをスマホ・タブレット・PC間で同期できる
メモアプリのGalaxy NotesはSamsungアカウントにサインインしていれば自動保存と同期され、スマホだけでなくタブレットやPCなどあらゆるデバイスからアクセスできるようになります。Galaxy Note 20 UltraからGalaxy Notesにメモや下書きを残しておいて、タブレットやPCで仕上げるといった使い方が便利そうです。
Galaxy NotesはMicrosoftのOneNoteやOutlookと同期可能に
2020年11月以降、Galaxy NotesがMicrosoftのOneNoteやOutlookと同期できるようになります。具体的には、Galaxy NotesにメモしたものがOneNoteに自動転送されるというもの。
Outlookとの連携については、落書きをメールしたり手書きの署名が簡単に付けられるようになるようです。
Galaxy Note 20 Ultraの公式サイト・正式発表で紹介されている主な特徴は以上です。
Galaxy Note 20 Ultraのその他の特徴・メリット
次は、Galaxy Note 20 Ultraのその他の基本的なハードウェアのスペックや特徴・メリットについてです。SoC(CPU)にはSnapdragon 865 PlusもしくはExynos 990を搭載
Galaxy Note 20 UltraのSoCには、QualcommのSnapdragon 865 Plus、もしくはExynos 990が採用されています。Snapdragon 865+の構成自体はSnapdragon 865と同じですが、CPUのKryo 585のクロックスピードが10%、GPUのAdreno 650の描画性能が10%向上しています。
Snapdragon 865の性能は2020年のSoCの中でも最高クラスなので、Snapdragon 865 Plusを搭載するGalaxy Note 20 Ultraはウェブサイトの閲覧や動画の視聴といった普段使いはもちろん、PUBGやフォートナイトなど3Dグラフィックスをふんだんに使ったゲームでもストレスなく快適に操作できます。
一方、Exynos 990はSnapdragon 865 Plusと比べると性能は落ちます。
仮に日本のキャリアからGalaxy Note 20 Ultraが発売されてそれを購入するなら、これまでの実績からSnapdragon 865 Plusが搭載されるのは間違いないので気にする必要はありません。
SIMフリー版を海外から輸入する場合はSnapdragon版とExynos版から選べるので、特にこだわりがなければより高性能なSnapdragon版がおすすめ。
Snapdragon版を購入する際には、間違ってExynos版を選ばないように商品ページのSoC(CPU)をしっかり確認しましょう。
RAMは大容量8GBもしくは12GB
Galaxy Note 20 UltraのRAMは、十分すぎる容量の8GB、もしくは12GB。RAMが8GBや12GBあれば、複数のアプリを起動して切り替えながら使っても動作が遅くなることはほぼなく、バックグラウンドに回っていたアプリを起動する際にメモリ不足で再読み込みするといったこともほとんどないので、起動しているアプリの数を気にすることなくスムーズに使えます。
ストレージは大容量の128GBと256GB、512GB。UFS 3.1で速度も速い
Galaxy Note 20 Ultraは、RAMだけでなくストレージも128GBか256GB、512GBの大容量となっています。また、Galaxy Note 20 UltraではUFS 3.1準拠のストレージが採用されているのも特徴です。
UFS 3.1は2020年1月にリリースされたバージョンで、1世代前の規格のUFS 3.0と基本的な仕様は同じでパフォーマンスと電力効率が改善しています。
なお、UFS 3.1はもう1世代前のUFS 2.1と比べると転送速度が2倍。
Galaxy Note 20 UltraはUFS 2.1搭載のスマホに比べても2倍の速さで読み書きができるので、UFS 2.1のスマホからGalaxy Note 20 Ultraに乗り換えるユーザーはアプリやゲームの起動時間が短縮される、写真や動画の撮影から保存完了までの速さやファイルの読み込み・書き込み速度などが大幅に高速化されるといったメリットが得られます。
スマホの動作をできるだけ速くしてストレスなく使いたい人には、Galaxy Note 20 Ultraはおすすめ。
5G対応
Galaxy Note 20 Ultraは、新しい通信規格の5G対応。5Gの大きな特徴は超高速、多数同時接続、低遅延の3点です。
特にスマホの操作性に大きく関わるのが超高速化で、5Gの最大伝送速度は下り(ダウンロード)が20Gbpsで上り(アップロード)が10Gbpsとなっていて、4Gに比べて20倍の速さです。
単純計算すると、4Gでは30秒かかるデータのダウンロードでも5Gなら1.5秒で完了します。
もちろん上記の最大転送速度は理論値であり最大値が出ることはほぼありませんが、それでも4Gに比べれば大幅に速度アップしているのは間違いありません。
また5Gにより通信速度が向上することで、モバイル通信(Wi-Fiに接続できない)の環境でも通信速度の速さが求められる4Kや8Kといった高画質の動画をスムーズにダウンロード・視聴することができるようになります。
Galaxy Note 20 Ultraが日本国内で発売されることになれば、少なくとも発売するキャリアのSIMを挿しておけば5Gで通信できるのは間違いないです。
SIMフリーのGalaxy Note 20 Ultraを海外から輸入する場合は、SIMを実際に挿して試してみないと分からないので注意が必要です。
ディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーを搭載
最近発売されている主要なメーカー各社のスマホには、指紋認証センサーがディスプレイに埋め込まれているものが多いです。Galaxy Note 20 Ultraも、ディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーを搭載。
物理的な指紋認証センサーがなくなったことで、Galaxy Note 20 Ultraの前面はほぼディスプレイになり大画面でコンテンツを楽しめるようになっています。
ただ、現時点ではディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーは物理的な指紋認証センサーに比べて認証からロック解除するまでの速度が遅いことが多く、実用的に感じないことがあります。
私はGalaxy Note 10+とGalaxy Tab S6でディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーを使っていますが、どちらも認証からロック解除までがそこまで速くないのに加えて認証の精度も低く失敗することがたまにあるので、どちらも顔認証をメインに使っています。
Galaxy Note 20 Ultraの指紋認証で速度の遅さや精度の低さを感じる場合は、顔認証も併用することをおすすめします。
顔認証にも対応
Galaxy Note 20 Ultraのディスプレイ埋め込み式の指紋認証センサーが仮に認証速度が遅かったり精度が低いと、スムーズにロック解除ができない可能性があります。ただ、Galaxy Note 20 Ultraは指紋認証だけでなく顔認証にも対応しているので、実際にGalaxy Note 20 Ultraで指紋認証センサーを使ってみて使い勝手に不満がある場合は顔認証も活用しましょう。
ちなみにGalaxy Note 10+とGalaxy Tab S6に関しては、どちらも顔認証の方がロック解除までの速度が速く精度も高いです。
Galaxy シリーズに限らず最近のスマホの顔認証は反応・精度ともに良く、ディスプレイ埋め込み型の指紋認証センサーに比べればストレスなく認証を済ませられることが多いのでぜひ試してみてください。
防水防塵に対応
Galaxy Note 20 Ultraは、IP68の防水防塵に対応しています。IP68についてもう少し詳しく説明すると、「6」が防塵性能の等級を、「8」が防水性能の等級を示しています。
それぞれの等級の内容は以下の通りです。
防塵性能の等級と性能
等級 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
PI0X | 無保護 | 特に保護されていない。 |
IP1X | 50mmより大きい固形物に対する保護 | 直径50mmを超える固形物体が内部に侵入しない状態。 例えば手などが誤って内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。 |
IP2X | 12.5mmより大きい固形物に対する保護 | 指先、または長さが80mmを超えない指先類似物が内部の充電部や可動部に接触する恐れがない。 直径12.5mmを超える固形物体が内部に侵入しない。 |
IP3X | 2.5mmより大きい固形物に対する保護 | 直径または厚さが2.5mmを超える工具やワイヤなどの固形物体が内部に侵入しない。 |
IP4X | 1.0mmより大きい固形物に対する保護 | 直径または厚さが1.0mmを超えるワイヤや鋼帯などの固形物体の先端が内部に侵入しない。 |
IP5X | 防塵形 | 粉塵が内部に侵入することを防止する。若干の粉塵の侵入があっても正常な運転を阻害しない。 |
IP6X | 耐塵形 | 粉塵が内部に侵入しない。 |
防水性能の等級と性能
等級 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
PIX0 | 無保護 | 特に保護されていない。 |
IPX1 | 滴下する水に対する保護 | 1ミリメートル毎分の水を10分間鉛直落下しても有害な影響を受けない。 |
IPX2 | 15°傾斜したとき落下する水に対する保護 | 正常な取付位置より15°以内の範囲で傾斜したとき、3ミリメートル毎分の水を各方向から2.5分間ずつ、計10分間鉛直に落下する水滴によって有害な影響を受けない。 |
IPX3 | 噴霧水に対する保護 | 鉛直から60°以内の角度で、0.07リットル毎分の水量で10分間噴霧上に落下する水によって有害な影響を受けない。 |
IPX4 | 飛沫に対する保護 | いかなる方向から0.07リットル毎分の水量で5分間水が飛沫しても有害な影響を受けない。 |
IPX5 | 噴流水に対する保護 | いかなる方向から12.5リットル毎分の水流水を外皮表面積1平方メートルあたり1分間、合計3分間以上直接噴流させても有害な影響を受けない。 |
IPX6 | 波浪に対する保護 | 波浪またはいかなる方向から100リットル毎分の水流水を外皮表面積1平方メートルあたり1分間、合計3分間以上直接散水しても有害な影響を受けない。 |
IPX7 | 水中への浸漬に対する保護 | 水深1メートルの水槽に機器を30分間没しても浸水しない。 |
IPX8 | 水没に対する保護 | 製造者によって規定される条件に従って、連続的に水中に置かれる場合に適する。原則として完全密閉構造。 |
Galaxy Note 20 Ultraの防塵性能は最高レベル6の耐塵形で、粉塵が内部に侵入しません。
耐水に関しても、Galaxy Note 20 Ultraは最高レベルの8で完全密閉構造となっていて、水中にずっと沈んでいても水没しない性能となっています。
特に気になるのは防水性能の人が多いと思いますが、Galaxy Note 20 Ultraは雨に濡れたり飲み物をこぼしたぐらいなら故障する可能性はほぼないと思っておいていいでしょう。
なお、Galaxy Note 20 Ultraをお風呂で使いたいという人もいるかもしれませんが、お風呂は水ではなくお湯で結露のリスクがあり、シャンプーやボディーソープなど水以外の液体もあるので、いくら防水性能が高いGalaxy Note 20 Ultraでも水没する可能性は0ではないのでおすすめはしません。
最大25Wの急速充電に対応
Galaxy Note 20 Ultraは、最大25Wの急速充電に対応しています。Galaxy Note 20 Ultraに付属のACアダプタとUSBケーブルを使えば、30分で50%の充電が可能とのこと。
Galaxy Note 20 Ultraのバッテリー容量は4500mAhとそこそこ大きいので普通に充電すれば少し時間がかかりますが、急速充電対応により充電完了までの時間を大幅に短縮できるのはスマホのヘビーユーザーにとってはメリットですね。
ワイヤレスでも15Wで急速充電できる
Galaxy Note 20 Ultraは、有線だけでなく無線(ワイヤレス)でも高速充電できるのが特徴です。これまでのスマホは無線で充電できるといっても、有線による充電に比べてかなり時間がかかるため実用的とは言えない状況でした。
対して、Galaxy Note 20 Ultraのワイヤレス充電は15Wで急速充電可能。
Galaxy Note 20 Ultraの有線充電に比べれば遅いものの、他のスマホのワイヤレス充電よりは早く充電が完了するので十分実用レベルで使えます。
Galaxy Note 20 Ultraのバッテリーから電力を供給してワイヤレス充電対応の端末を充電できるリバース充電(リバースチャージ)に対応
Galaxy Note 20 Ultraはワイヤレス充電だけでなく、Galaxy Note 20 Ultraの上にワイヤレス充電対応の端末を置くことで、Galaxy Note 20 Ultraのバッテリーから電力を供給してその端末を充電できるリバース充電にも対応。リバース充電の機能を使って他の端末に充電するとGalaxy Note 20 Ultraのバッテリー残量が減るので、スマホなど大容量なバッテリーを搭載しているデバイスの充電には向いていませんが、バッテリー容量が少ないワイヤレス充電対応のスマートウォッチやワイヤレスイヤホンならGalaxy Note 20 Ultraのバッテリー残量をそこまで気にせず外出先で専用の充電器を使わなくても充電できるので便利です。
また、Galaxy Note 20 Ultraのリバース充電機能は最大9Wの急速充電に対応しているので、より素早く充電できるのもメリットです。
AKGのチューニングによるステレオスピーカー搭載で立体感のある高音質な音を楽しめる
Galaxy Note 20 Ultraは、オーストリアの音響機器メーカー AKGがチューニングしたステレオスピーカーを搭載。また、立体的な音場を体感できるDolby Atmosにも対応しているので、端末から直接動画や音楽を再生して聴く時やイヤホン・ヘッドホンで聴く時に高音質で奥行きのある音を楽しむことができます。
USB Type-CはUSB 3.2をサポート
Galaxy Note 20 UltraのUSBポートは現在主流のType-Cで、従来のmicroUSBとは違ってUSBケーブルの上下が逆さでも充電できるのがメリットです。また、Galaxy Note 20 UltraのUSB Type-Cポートは転送速度が速いUSB 3.2をサポートしているのもポイント。
USB 3.2の転送速度は20Gbpsで、前規格のUSB 3.1 Gen 2の転送速度10Gbpsに比べて2倍速くなっています。
Galaxy Note 20 Ultraの発売時点では最速の転送速度なので、Galaxy Note 20 UltraをPCにつないでファイルサイズの大きい画像などをやりとりしても素早く済ませることが可能です。
ケースと保護フィルムが同梱
Galaxy Note 20 Ultraにはケースと保護フィルムが同梱。なお、Galaxy Note 20 Ultraの保護フィルムは初めから貼り付けてあります。
付属品なので簡易的なものですが、本命のケースやフィルムを購入するまでの繋ぎとしては十分使えるのでぜひ活用しましょう。
Galaxy Note 20 Ultraの注意点・デメリット
Galaxy Note 20 Ultraの注意点やデメリットは以下の通りです。カメラが出っ張っている
Galaxy Note 20 Ultraは、背面のカメラが出っ張っています。Galaxy Note 20 Ultraをケースなしで使う場合、テーブルの上などに置いて操作しようとするとガタつく可能性があります。
また、同じようにカメラが出っ張っているiPhone 11 Pro Maxなどでは、カメラの出っ張りが他の端末のディスプレイに当たって傷がついたという報告もあります。
バッグの中などにGalaxy Note 20 Ultraと一緒に他のスマホやカメラなど傷が入ったら困るものを入れるなら、Galaxy Note 20 Ultraにはケースを装着してカメラの出っ張りをなくすようにしましょう。
microSDカードを挿すとSIMは1枚しか使えない(排他仕様)
Galaxy Note 20 Ultraは、SIMを2枚挿して同時に待ち受けできるDSDVに対応していてmicroSDも使えますが、SIM2枚とmicroSDは同時に使うことができません。microSDカードのスロットはnano SIMのスロットと共用のためGalaxy Note 20 UltraにmicroSDカードを挿すとSIMスロットが1つ潰れることになり、結果使えるSIMは1枚となります。
Galaxy Note 20 UltraでSIMを2枚同時に使う場合はストレージ容量でやりくりする必要があるので、容量が足りるか不安ならGoogleフォトやDropboxなどのクラウドサービスを活用しましょう。
おサイフケータイとワンセグ・フルセグには非対応
Galaxy Note 20 Ultraの海外版は防水防塵には対応しているものの、おサイフケータイやワンセグ・フルセグには対応していません。直近で日本国内で発売されたGalaxy S20シリーズはおサイフケータイに対応しているので、Galaxy Note 20 Ultraも日本で発売されるモデルはモバイルSuicaをはじめとしたおサイフケータイサービスは使えるでしょう。
イヤホンジャックなし
最近のスマホにはイヤホンジャックが搭載されていないものが増えてきていますが、Galaxy Note 20 Ultraにもイヤホンジャックが搭載されていません。Bluetoothイヤホンは、音質については高音質なLDACやapt-X HDなどの登場でかなり良くなっているので特に気になりませんが、風が強かったりすると音が途切れるなど有線では起こらないトラブルに遭遇することがあるので、個人的には有線が好きです。
また、特にスマホで音ゲーなどをプレイする人は、無線のBluetoothイヤホンだと有線イヤホンにはない遅延が発生するなどパフォーマンスに影響するので注意が必要です。
Galaxy Note 20 Ultraまとめ
Galaxy Note 20 Ultraは、ディスプレイが有機ELながら昼間の屋外でも見やすいDynamic AMOLED 2Xを搭載し、リフレッシュレートが最大120HzのInfinity-O Displayを採用、SペンをApple Pencilと同じレイテンシーで使える、ディスプレイと背面の両方に最新のGorilla Glass Victusを採用など、スマホで最も使用頻度の高いディスプレイ周りの改善が進んでいるので、使い勝手はかなりいいはず。また、カメラに関しても1億800万画素のレンズによる高精細な写真撮影が可能なだけでなく光学5倍ズームに対応、レーザーオートフォーカスセンサー搭載により高速なピント合わせが可能など、粗を探すのが難しい完成度の高いスマホです。
デメリットで挙げているmicroSDを挿すとSIMが1枚しか使えない仕様やイヤホンジャックがないのは他のスマホもほとんど同じなので、大きなデメリットにはなりません。
2年や3年など長期間にわたって使える完成度の高いスマホが希望なら、Galaxy Note 20 Ultraを選んでおけば間違いないでしょう。
Galaxy Note 20 Ultraのスペックと対応バンド、特徴・注意点、価格、発売日のまとめは以上です。