Moto G5 Plusのスペック・特徴のレビューと価格、日本発売日まとめ。

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このページでは、Motorolaが2017年3月31日に発売するMoto G5 Plus(XT1685)のスペックと特徴をレビューし、日本発売日や価格もまとめています。

Moto G5 Plusを検討している人は参考にしてみてください。


Moto G5 Plus(XT1685)のスペック

Moto G5 Plus(XT1685)のスペックは以下の通りです。
 Moto G5 Plus
OSAndroid 7.0
ディスプレイ5.2インチ
1920×1080
フルHD
CPUSnapdragon 625
8コア
RAM4GB
ストレージ32GB
microSD最大128GB
背面カメラ1200万画素
前面カメラ500万画素
バッテリー3000mAh
対応周波数
(バンド)

LTE(FDD-LTE)
1(2100MHz)
3(1800MHz)
5(850MHz)
7(2600MHz)
8(900MHz)
19(800MHz)
20(800MHz)
28(700MHz)

LTE(TDD-LTE)
38
40
41

3G(W-CDMA)
1(2100MHz)
2(1900MHz)
5(850MHz)
6(800MHz)
8(900MHz)
19(800MHz)

GSM
850MHz
900MHz
1800MHz
1900MHz
ドコモプラチナバンド
(Band19)
FOMAプラスエリア
(Band6/19)
ソフトバンクプラチナバンド
(Band8/28)
auプラチナバンド
(Band18/26)
×
au 3G
(CDMA2000)
×
SIMサイズSIM1:nanoSIM
SIM2:nanoSIM
3G+4Gの
デュアルスタンバイ
技適
サイズ高さ:150.2
幅:74
厚さ:7.7 mm
重さ155グラム
NFC
GPSA-GPS
GLONASS
Wi-FiIEEE 802.11 a / b / g / n (2.4GHz / 5GHz)
Bluetoothv4.2
加速度センサ
ジャイロスコープ
近接センサ
環境光センサ
指紋認証センサ
コンパス?
その他センサ-
ポートmicroUSB
カラールナグレー
ファインゴールド
価格35,800円
公式サイトMoto G Plus (5th Gen.) | Motorola


Moto G5 Plusの特徴・メリット

まずは、Moto G5 Plusの特徴やメリットから解説します。


アルミボディを採用

Moto G5 Plusの前作であるMoto G4 Plusのボディの素材はプラスチックでした。
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Moto G4 Plusのプラスチックの背面カバーは軽くて傷が目立たないなどのメリットはありますが、見た目・デザインという点ではどうしても安っぽく見えてしまいます。

対して、Moto G5 Plusの本体にはアルミボディが採用されています。
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カメラとフラッシュ部分が大きな黒い円で囲まれていて、またその円が本体から少し飛び出しているのが個人的にはあまり好きではないですが、Moto G4 Plusに比べると高級感は確実にありますね。


CPUにSnapdragon 625を採用

Moto G4 PlusのCPU(SoC)はSnapdragon 617でしたが、Moto G5 PlusはSnapdragon 625を採用しています。
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Snapdragon 625は、評価が高く人気のZenFone 3やHUAWEI novaにも搭載されています。

私はZenFone 3とnova liteのどちらも持っていますが、どちらも動作はかなりスムースで快適に使えます。LINEやメール、ウェブサイト閲覧やYoutubeなどの動画視聴、FacebookやTwitterなどのSNSアプリの閲覧や投稿なら、全くストレスを感じることはありません。

さらに、デレステなどある程度の3Dグラフィックス性能が必要なゲームアプリも、カクついたりすることもなく遊べます。
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Snapdragon 617のMoto G4 Plusも普段使いで動作に不満はありませんでしたが、ZenFone 3に比べると若干もたつきを感じることもありました。

Snapdragaon 625搭載のMoto G5 Plusなら、ZenFone 3と同じ水準のレベルで快適に使えるでしょう。


ディスプレイは5.2インチに小型化しつつバッテリー容量は3000mAhと大きく、しかも軽い

Moto G4 Plusのディスプレイサイズは5.5インチだったのに対し、Moto G5 Plusは5.2インチと小型化しています。

ですが、Moto G5 Plusのバッテリー容量はMoto G4 Plusと全く同じ3000mAhとなっています。同じ5.2インチディスプレイで比較するとZenFone 3が2650mAhでHUAWEI P9liteやhonor8が3000mAhなので、Moto G5 Plusのバッテリー容量は十分大きいことが分かります。

バッテリー容量が増えるとその分本体の重さも重くなるのが一般的ですが、Moto G5 Plusは155グラムで157グラムのMoto G4 Plusより軽くなっているのもメリットです。

さらに、ディスプレイサイズは小さいほどバッテリーを消費しません。

Motorolaが公式サイトでMoto G5 Plusのバッテリーはもちが良いともうたっているので、Moto G5 Plusの電池に関しては心配なさそうです。


15分の充電で最大6時間使える急速充電にも対応

バッテリー容量が大きいと、その分充電を満タンにするまでの時間もかかります。

ですが、Moto G5 Plusは同梱されているTurboPower Chargerを使うことで急速充電が可能です。

Motorolaによると、Moto G5 Plusは15分充電するだけで最大6時間使えるとのこと。
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短時間の充電でしばらく使えるなら、仮に充電し忘れていたとしても心強いですね。


撥水加工で水滴にも強い

Moto G5 Plusは、表面にナノコーティングが施されています。

このナノコーティングにより、Moto G5 Plusは小雨の水滴程度ならはじいて水濡れを防ぐ撥水性能があります。
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水分はできるだけつかないほうがいいですが、もし水滴などがついてしまってもMoto G5 Plusなら水没するリスクが少ないので安心です。


3G+4GのDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)対応

前モデルのMoto G4 PlusやZenFone 3、HUAWEI novaはすべてSIMを2枚挿して3Gと4G LTEの同時待ち受けが可能なDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しています。

Moto G5 Plusも同じくDSDSに対応しているため、日本国内で2枚のSIMを挿して同時に待ち受けることができます。

DSDSの特徴やメリットなどが知りたい場合は、こちらを参考にしてみてください。
デュアルスタンバイ(DSDS)とデュアルアクティブ(DSDA)の違いまとめ

日本国内で購入できるDSDS対応機種の比較はこちら。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(同時待ち受け)SIMフリースマホ比較【DSDS】


ドコモのLTEプラチナバンドとFOMAプラスエリアにも完全対応

SIMフリースマホは、対応周波数が日本の通信事業者に最適化されているかどうかが大きなポイントです。

日本で発売されるMoto G5 Plusに関しては、LTEに関してはドコモやドコモ系格安SIMを挿して主に山間部で通信する際に必要不可欠なLTEプラチナバンド(Band 19)に対応しています。
黄色い部分がFOMAプラスエリア

黄色い部分がFOMAプラスエリア


また、ドコモ回線のSIMを挿した端末でVoLTEではない通常の3G通話を山間部などのエリアで利用するなら必須のFOMAプラスエリア(Band 6/Band 19)に関してもMoto G5 Plusは完全対応しています。

Moto G5 Plusはドコモやドコモ系格安SIMとの相性は良く、ドコモで購入できる端末と変わらないエリアで通話・通信とも利用できます。


ソフトバンク(ワイモバイル)のSIMでも広いエリアで利用できる

Moto G5 Plusをソフトバンクやワイモバイルで使う場合は、広いエリアで利用できるのでしょうか。

まず通話に関しては、Moto G5 Plusはソフトバンクやワイモバイルの通話で使う3Gの主要なバンドであるBand1とBand8に対応しています。

通信に関しても、Moto G5 Plusはソフトバンクやワイモバイルの通信で使う4G LTEの主要なバンドのBand1とBand8に対応しています。

上記の通り、Moto G5 PlusはドコモだけでなくソフトバンクやワイモバイルのSIMを挿してもソフトバンク(ワイモバイル)のスマホとほぼ同じ広いエリアで利用できます。


ZenFone 3やHUAWEI novaと比べても価格は高くない

Moto G5 Plusは、同じSnapdragon 625を搭載しているZenFone 3やHUAWEI novaとほぼ同じ水準~少し安い35,800円で購入できます。

ZenFone 3が39,800円でHUAWEI novaが37,980円なので、Moto G5 Plusのコストパフォーマンスは高いといえます。


Moto G5 Plusの注意点・デメリット

次に、Moto G5 Plusの注意点やデメリットについて解説します。


USBポートはUSB Type-CではなくmicroUSB

Moto G5 Plusのライバル機であるZenFone 3とHUAWEI novaはどちらもUSB規格が上下逆さでも抜き差しできるUSB Type-Cとなっています。

対して、Moto G5 PlusはmicroUSBを採用しています。USB Type-Cの端末からMoto G5 Plusへの買い替える場合は、また上下の向きを気にしながらケーブルを差し込む必要がある点には注意が必要です。
左がmicroUSBで右がUSB Type-C

左がmicroUSBで右がUSB Type-C


最近発売されているSIMフリースマホの中には、価格が安いものでもUSB Type-Cを採用しているものもあるので、Moto G5 PlusもUSB Type-Cを採用してほしかったですね。


auやau系格安SIMを挿しても広いエリアで使えない

先ほども触れたとおり、Moto G5 Plusはドコモとソフトバンク(ワイモバイル)のSIMを挿した場合は広いエリアで通話・通信とも利用できます。

ですが、Moto G5 Plusにauやau回線を使った格安SIMを挿した場合はドコモやソフトバンクのSIMのようにはいきません。

まず通話に関しては、Moto G5 Plusはau回線のVoLTEではない通常の3G通話で使われている通信規格「CDMA2000」に対応していないため通話できません。

通信に関しても、au回線のSIMで広いエリアで4G LTEの高速通信するために必要なLTEプラチナバンド(Band18/26)に対応していないため一部地域でしか通信できません。

つまり、Moto G5 Plusはauやau系格安SIMを挿しても通話は全くできず、通信も限られたエリアでしか使えない点には注意が必要です。

Moto G5 Plusを広いエリアで使うには、ドコモ回線かソフトバンク(ワイモバイル)回線のSIMを使いましょう。

なお、Moto G5 Plusのライバル機であるZenFone 3とHUAWEI novaはCDMA2000には対応していないもののauのLTEプラチナバンドとLTEによる通話(VoLTE)に対応しているため、au VoLTE SIMを挿せば通話も通信もauのスマホと変わらないエリアで利用できます。


背面カメラが出っ張っている

Moto G4 Plusの背面カメラは、背面カバーよりも少しだけ出っ張っていました。
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Moto G5 Plusの背面カメラも、このようにカメラの丸い部分がまるごと出っ張っています。
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カメラの出っ張りが気になる人は、Moto G5 Plusの背面カメラの状態を確認することをおすすめします。


おサイフケータイ・ワンセグには非対応

日本メーカー製のSIMフリースマホの一部には、おサイフケータイやワンセグに対応しているものもあります。

対して、Moto G5 Plusはおサイフケータイ・ワンセグとも対応していません。

海外メーカーのSIMフリースマホでおサイフケータイに対応するのはiPhone 7や7 Plusなどごく一部で、ワンセグに関してはほぼない状況なので、Moto G5 Plusがこれらの機能に対応していないのは仕方ないですね。

おサイフケータイとワンセグの両方に対応したSIMフリースマホが希望の場合は、arrows M03かSH-M04の検討をおすすめします。
arrows M03はワンセグに対応。アンテナも内蔵で便利。

arrows M03はワンセグに対応。アンテナも内蔵で便利。


Moto G5 Plusの日本発売日

Moto G5 Plusの日本発売日は2017年3月31日です。

なお、こちらのページでMoto G5 Plusを購入できるショップの最安値比較をしているので参考にしてみてください。
Moto G5 Plusの最安値は?格安SIM(MVNO)セット・キャンペーンを含めて比較


Moto G5 Plusの価格

Moto G5 Plusの日本価格は35,800円です。


Moto G5 Plusまとめ

Moto G5 Plusと同時に発売されるMoto G5は、2017年夏以降のアップデートでDSDSに対応する予定でコストパフォーマンスの高さが魅力です。

対して、Moto G5 PlusはSnapdragon 625を搭載し、RAMが4GB、ROMも32GBでメモリも十分とMoto G5に比べてスペックが高いのが特徴です。

さらにMoto G5 Plusは、3G+4GのDSDSやドコモ回線のLTEプラチナバンドに対応しつつ35,800円と割安な価格設定なのは大きなメリットです。

USB Type-CではなくmicroUSBなのとauのSIMに最適化されていないのは残念ですが、この2点を除けば日本国内でもコストパフォーマンスの高いDSDS対応SIMフリースマホといえますね。

Moto G5 Plusのスペックと特徴のレビューと価格や日本発売日のまとめは以上です。

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