Google、Nexus Protectを発表。Nexusデバイスの破損による故障を2年間に渡り補償。

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Googleは、2015年9月30日に開催したイベントでNexus Protectを正式発表しました。


Nexus Protectとは

Nexus Protectは、Nexusデバイスの機械的な故障や落下などによる破損時に補償するサービスです。

docomo、au、Softbankの3大キャリアだけでなく、SIMフリースマホをセットで販売する一部の格安SIM(MVNO)でも、2年間や3年間の補償オプションを提供していますが、Nexus ProtectはそのNexusデバイス版です。

これまでのNexusデバイスは、故障した場合はメーカーに有償で修理を依頼する必要がありました。ちなみに、私がNexus5を落としてディスプレイを割ってしまったときに修理をお願いしようとして電話で確認したところ、20,000円以上かかると言われたので修理依頼をしませんでした。

メーカーによる修理代金は高くなることが多く、さらに修理に時間がかかることと修理中は代替の端末を準備する必要があるなど面倒なことも多々あります。

Nexus Protectは、Nexusデバイス購入時に同時に加入することで破損による故障でも比較的安い料金で新しい端末と交換できます。


Nexus Protectの対象端末と料金

Nexus Protectに加入できる端末は、同日に発表されたNexus5XNexus6Pの2機種のみとなっています。

Nexus5XとNexus6PそれぞれのNexus Protectの料金は以下の通り。

Nexus5X:69ドル
Nexus6P:89ドル
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故障による端末交換時に79ドルかかります。補償はNexusデバイス購入から2年間有効で、2年間で2回まで利用することができます。

Nexus Protectは、Nexus5XやNexus6Pを購入する際に同時に加入する必要があります。後でNexus Protectのみ加入することはできません。

ちなみに、Apple製品にもApple Care+という補償サービスがありますが、iPhone 6SとiPhone 6S Plusの料金は129ドルとなっています。iPhoneの方がNexus5XやNexus6Pよりも端末価格が高い(iPhone 6S 16GBが649ドル、iPhone 6S Plus 16GBが749ドル)ので補償に加入するための料金が高くなるのは当然ですが、Nexusデバイスの方が割安には感じますね。


Nexus Protectを利用できる国

Nexus Protectは、開始当初は米国のみで利用できます。

現時点では、他の国での開始時期などは不明です。


Nexus Protectは、SIMフリー端末を利用する際にネックとなる故障時の対応が簡素化され、比較的安い料金で利用できる良いサービスです。

日本でのサービス提供に期待したいところです。



source:Android Central

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