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Googleは今後Nexusデバイスに月1回のセキュリティアップデート実施を発表
2015年8月5日(現地時間)、Googleは今後Nexusデバイスに月1回セキュリティパッチを適用するアップデートを実施することを同社公式ブログで発表しました。Google、Nexusデバイスに毎月1回セキュリティパッチのアップデート実施を発表。OSのメジャーアップデートは発売から少なくとも2年間は保障。
Nexusデバイスへの月1回のセキュリティアップデートは、Nexusデバイス発売後3年間もしくはGoogle Storeでの販売終了から18ヶ月間の長い方が適用されます。
2015年9月にセキュリティパッチを適用したファクトリーイメージが公開されたデバイス
2015年9月のセキュリティパッチが適用されたファクトリーイメージは、以下の7デバイス向けに公開されました。Androidバージョンは5.1.1、ビルド番号は「LMY48M」となっています。
ファクトリーイメージのダウンロードはこちらから。
Factory Images for Nexus Devices
ファクトリーイメージを使ったNexusデバイスのアップデート方法はこちらを参照してください。
Android 5.0 LollipopをダウングレードしてAndroid 4.4.4 KitKatに戻す方法(Nexus5,Nexus7,Nexus4など全Nexusデバイスで利用可)。
なお、同ビルドのOTAアップデートもすでに開始しています。
2015年8月にセキュリティパッチを適用したファクトリーイメージが公開されたデバイス
2015年8月のセキュリティパッチが適用されたファクトリーイメージは、以下の7デバイス向けに公開されました。セキュリティアップデートのビルド番号は「LMY48I」です。
8月のセキュリティパッチは、先日確認され発表された世界中のAndroidデバイスの94%に影響するセキュリティの脆弱性「Stagefright」の修正を含みます。
「Stagefright」はAndroid 4.0.1からAndroid 5.1.1を搭載するAndroidデバイスが影響を受ける脆弱性で、MMSを介して不正なプログラムのインストールし乗っ取ることができるという危険なものです。
Googleはメーカーに対して同脆弱性の修正パッチを提供済みのようですが、Nexusデバイス向けにはOTAアップデートとファクトリーイメージによるパッチを提供します。
同アップデートのOTA配信が本日より開始する予定ですが、すぐに適用したい場合はファクトリーイメージを導入すればOKです。
ファクトリーイメージの導入方法は、Android 5.0 LollipopをダウングレードしてAndroid 4.4.4 KitKatに戻す方法(Nexus5,Nexus7,Nexus4など全Nexusデバイスで利用可)。を参照してください。
最新OSだけでなく最新のセキュリティパッチも迅速に適用されるNexusデバイスは、安全性や安心感においても他のAndroidデバイスとは一線を画すことになりそうですね。
source:Google