OnePlus5のカメラで撮影した写真。Xiaomi Mi6のカメラと比較してみた

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OnePlus5のカメラを使って写真を撮影してみました。

比較用に、OnePlus5と同じSnapdragon 835を搭載するなどスペックが近いXiaomi Mi6のカメラで撮影した写真も掲載しています。

OnePlus5のカメラ性能が気になっている人は参考にしてみてください。


OnePlus5のカメラスペック。OIS非対応がネックか

OnePlus5のカメラスペックについてまとめておきます。

背面カメラ(メインカメラ)には1600万画素のSONY IMX 398と2000万画素のSONY IMX 350のデュアルカメラを採用し、f値は1.7と明るいレンズを搭載しています。
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手ぶれ補正機構に関しては、OnePlus5はEIS(電子式手ぶれ補正)のみでOIS(光学式手ぶれ補正)には非対応です。

EISよりもOISの方が画質は優れているので、OnePlus5は手ブレしやすい暗所での撮影時が不安です。

前面カメラ(インカメラ)には1600万画素、f値2.0のレンズが搭載されています。

OnePlus5は、背面カメラのOIS非対応以外はスペックで特に不安な点はないですね。


比較用として使ったXiaomi Mi6のカメラは、背面が1200万画素+1200万画素のデュアルカメラでf値は1.8と十分明るいです。

また、Mi6の背面カメラは4軸OIS搭載なので手ブレの強さに期待できます。

前面カメラは800万画素です。


このページに掲載している写真は、OnePlus5、Xiaomi Mi6とも設定は一切いじらず、フルオートで撮影しています。

なお、写真をタップすると元画像を確認できますが、ファイルサイズが4MBや5MBなど大きいのでWi-Fi接続をおすすめします。


間接照明のみで暗めの温泉。肉眼には近いがノイズが目立つ

まずは、間接照明が2つあるだけの暗めの温泉でOnePlus5のカメラを試してみました。

これがOnePlus5で撮影した写真。間接照明の暖色系の色合いが出ていて肉眼に近いものの、若干ノイズが気になります。また、OnePlus5にはOIS(光学式手ブレ補正)が搭載されていないので、光量が足りないとXiaomi Mi6に比べて画質が落ちやすくなるのがネックです。
OnePlus5

OnePlus5


こちらがXiaomi Mi6で撮影した写真です。OnePlus5に比べると全体的に青みがかってはいますが、細部までしっかりと表現されていることが分かります。
Xiaomi Mi6

Xiaomi Mi6


OnePlus5のカメラはf値1.7の明るいレンズを搭載していますが、暗所にはあまり強くない印象です。


間接照明のみの花瓶。OnePlus5のカメラは自然な色合い

次に、間接照明のみの室内に置いてある花瓶を撮影してみました。温泉に比べると明るい場所です。

OnePlus5はノイズも少なく、肉眼に近い色合いの写真が撮れています。
OnePlus5

OnePlus5


Xiaomi Mi6も細部までしっかり撮影できていますが、やはりOnePlus5に比べると肉眼よりも青っぽく(色が薄く)見えます。
Xiaomi Mi6

Xiaomi Mi6



サラダ。やはり肉眼に近く好印象

上の花瓶とほぼ同じ場所でサラダを撮影してみました。

OnePlus5はこれまでの写真と同じように温かみのある色合いの写真になっています。間接照明も暖色系なのでやはり肉眼に近いです。
OnePlus5

OnePlus5


Xiaomi Mi6で撮影したサラダは、OnePlus5に比べると明らかに青みがかっていて美味しそうには見えません。
Xiaomi Mi6

Xiaomi Mi6



日中の花。OnePlus5のカメラは肉眼に近く綺麗

快晴の日に花を撮影してみました。

白い花を見るとよく分かりますが、OnePlus5は花の白い部分と影になっている黒い部分のメリハリが効いていて、細部までしっかり表現されています。また背景をぼかすポートレートモードにしていなくても、被写体にOnePlus5のカメラを近づけて撮影するだけで背景は自然にボケます。
OnePlus5

OnePlus5


Xiaomi Mi6で撮影した花は、OnePlus5に比べると花の白い部分が白飛びしてしまっていて明暗のメリハリもありません。また、葉っぱの緑色が肉眼よりもっと緑色になっています。
Xiaomi Mi6

Xiaomi Mi6



前面カメラ(インカメラ)。背面カメラには劣り全体的に暗めに撮れる

最後に、前面カメラ(インカメラ)でドロイド君を撮影してみました。

OnePlus5の前面カメラで撮影したドロイド君は細部までしっかり表現されてはいるものの、全体的に暗いです。
OnePlus5

OnePlus5


Xiaomi Mi6の前面カメラで撮影したドロイド君は、背面カメラとは対照的に暖色系で肉眼に近い状態で撮れています。
Xiaomi Mi6

Xiaomi Mi6



まとめ。OnePlus5のカメラは光量が少ない場所は弱いが日中なら見たままを表現してくれる

OnePlus5のカメラを使ってみると、光量が十分にある日中なら肉眼に近い、目で見たままに近い写真を撮影できるのがメリットだと分かります。

明るい場所で撮った写真なら、写真を拡大してみても細部までしっかり表現されているので、価格を考えれば十分綺麗に撮れる方だと思います。

逆に、光量が足りない(暗い)場所で撮影した写真はノイズが入りやすく、またOIS非搭載なので画質が劣化するのが残念です。

OnePlus5はカメラ機能がかなりアピールされているのに、なぜOISを搭載しなかったのか疑問ですね。

とはいえ、光量が少ない場所でもそこそこの写真は撮れるので、上の写真を見て許容範囲かどうか判断してみてください。

OnePlus5の前面カメラは、画素数は高いものの全体的に暗めに撮れます。

写真の明るさを後から編集するなどして少しいじれば、前面カメラの写真もそこそこ綺麗に仕上がると思います。

OnePlus5のカメラレビューは以上です。

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