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Xposed Frameworkとは
Xposed Frameworkは、素のAndroidにモジュールを利用することで様々な機能を簡単に追加することができるRoot必須アプリです。Xposed Frameworkはデフォルトのランタイムがdalvikでのみ動作をしていましたが、dalvikが廃止されARTがデフォルトのランタイムとなったAndroid 5.0 Lollipopには対応していない状態が続いていました。
先日、RedditでRovo89氏がAndroid 5.0.2のNexus5ですでにXposed Frameworkをテスト中であることを示すスクリーンショットを掲載したことで、近々Android 5.0 Lollipopに対応したXposed Frameworkのリリースが期待されていましたが、ついに利用できるようになりました。
私もAndroid 4.4 KitKatではXposed Frameworkをかなり使っていたので、Android 5.0 Lollipopの対応は嬉しいです。
私が使っていたXposedのモジュールは、Xposedモジュールを参照してください。
Xposed FrameworkのAndroid 5.0 Lollipop対応版のダウンロードとインストール方法
Xposed FrameworkのAndroid 5.0 Lollipop対応版は、2015/2/14現在アルファ版です。Rovo89氏のテストではほとんどのモジュールがそのまま使えて不具合も特にないとのことでしたが、Android 4.4 KitKat対応の安定版からかなり多くの変更を上絵ているため、まずはアルファ版としてリリースしたとのことです。
Xposed FrameworkのAndroid 5.0 Lollipop対応版のダウンロードはこちらから。
[OFFICIAL] Xposed for Lollipop
Android 5.0 LollipopでXposed Frameworkを利用するには、2つの作業が必要です。
1.「xposed-arm-20150213b.zip」をTWRPなどのカスタムリカバリからインストール
2.「XposedInstaller_3.0-alpha1.apk」をESファイルエクスプローラーなどのファイルマネージャーからインストール
Xposed FrameworkのAndroid 5.0 Lollipop対応版利用時の注意点
リリースされたばかりのアルファ版は、SamsungのROMでは動作せずブートループ(再起動ループ)になってしまうとのことです。Samsung純正のROMを使っている人は、もうしばらく待ちましょう。
個人的には待ちに待ったXposed FrameworkのAndroid 5.0 Lollipop対応版がついにリリースされました。
私も早速試してみます。
2015/2/15追記
Nexus6で試してみましたが、SELinuxが原因で正常に動作しなかったので、XDAを参考にSELinuxをPermissiveに変更するスクリプトを使用して動作するようにしました。
手順など詳細はNexus6(Android 5.0.1)にインストールしても使えないXposed Framework アルファビルドを使えるようにする方法。を参照してください。
2015/4/5追記
Android 5.1 Lollipop対応の非公式なXposed Frameworkがリリースされたので導入してみました。導入方法など詳細はXposed Frameworkの非公式Android 5.1 Lollipop対応版 αビルドがリリース。ダウンロードURLとインストール方法。を参照してください。