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Smartisan M1Lのスペック
Smartisan M1L | |
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OS | Smartisan OS 3.0 (Androidベース) |
ディスプレイ | 5.7インチ 2560x1440 WQHD SHARP製 |
CPU | Snapdragon 821 2.35GHz 4コア |
RAM | 4GB/6GB |
ストレージ | 32GB/64GB |
microSD | ? |
背面カメラ | 2300万画素 IMX318 f2.0 光学式手ブレ補正 電子式手ブレ補正 コントラストオートフォーカス レーザーオートフォーカス PDAF |
前面カメラ | 400万画素 f2.0 |
バッテリー | 4080mAh Quick Charge 3.0 |
対応周波数 (バンド) | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 3(1800MHz) 4(1700MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 9(1700MHz) 12(700MHz) 17(700MHz) 18(800MHz) 19(800MHz) 20(800MHz) 26(850MHz) 28(700MHz) LTE(TD-LTE) 38 39 40 41 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 4(1700MHz) 5(850MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 9 19(800MHz) 3G(CDMA2000) BC0 BC1 3G(TD-SCDMA) 34 39 GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz |
ドコモプラチナバンド (Band19) | ○ |
FOMAプラスエリア (Band6/19) | ○ |
ソフトバンクプラチナバンド (Band8/28) | ○ |
auプラチナバンド (Band18/28) | ○ |
au 3G (CDMA2000) | ○ |
SIMサイズ | SIM1:nanoSIM SIM2:nanoSIM |
3G+4Gの デュアルスタンバイ | ○ |
技適 | ? |
サイズ | 高さ:159.66 幅:78.96 厚さ:8.32mm |
重さ | 175グラム |
NFC | ○ |
GPS | A-GPS GLONASS 北斗 |
加速度センサ | ○ |
ジャイロスコープ | ○ |
近接センサ | ○ |
環境光センサ | ○ |
指紋認証センサ | ○ |
コンパス | ? |
センサー | |
ポート | USB Type-C |
カラー | ホワイト ホワイト(マット) コーヒー |
価格 | RAM 4GB/ROM 32GB:2,799元(約44,000円) RAM 4GB/ROM 64GB:2,999元(約47,000円) |
公式サイト | Smartisan M1 / M1L - 概览 |
Smartisan M1Lの特徴・メリット
Smarisan M1Lの特徴やメリットは以下のとおりです。Snapdragon 821、WQHDディスプレイ、2300万画素カメラなどハイスペックながら価格は抑えられている
Smartisan M1Lは、ハイスペックなSmartisan M1のスペックをさらに引き上げた端末です。Smartisan M1Lのディスプレイサイズは5.7インチで解像度はWQHDとかなり高精細です。
カメラは2300万画素のSony製IMX318を採用し、指紋認証ももちろん搭載しています。
Smartisan M1Lは、普段使いだけでなく3Dゲームなど重いゲームアプリなどのヘビーユーザーでも快適に使える高いスペックとなっています。
最上位モデルは6GB RAMを搭載
5.15インチのSmartisan M1では、RAMが4GB、ストレージ(ROM)が32GBの一択です。対して、Smartisan M1LはRAM 3GB/ROM 32GBモデルとRAM 6GB/ROM 64GBの2種類から選ぶことができます。
重いアプリを複数起動して切り替えながら使う人や、写真や動画をたくさん撮影するためストレージ容量が気になる人はRAM 6GB/ROM 64GBを、そこまでがっつり使わないならRAM 4GB/ROM 32GBでも十分すぎるほどのスペックです。
4080mAhの大容量バッテリーを搭載
Smartisan M1Lは、4080mAhの大容量バッテリーを搭載しています。Smartisan M1Lと同じ5.7インチのNexus6Pが3450mAhでZenFone3 Deluxeが3000mAhであるこをふまえると、Smartisan M1Lのバッテリーの容量がいかに大きいかが分かります。
Smartisan M1Lなら、他社のスマホと比べてもバッテリーの減りをそこまで気にする必要なく使えますね。
ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドに完全対応
Smartisan M1Lの最大の特徴は、中国で販売されるスマホながら日本の通信事業者、具体的にはドコモでしか使われていない周波数(バンド)に対応している点です。世界でもドコモだけが使っているのは、周波数が800MHzのバンド(3GFOMAプラスエリア:Band6/19 LTEプラチナバンド:Band19)ですが、Smartisan M1Lはこれらのバンドのすべてに完全対応しています。
そのため、Smartisan M1Lにドコモやドコモ回線を使った格安SIMを挿した場合、ドコモで購入できる端末とほぼ変わらないエリアで通話や通信が可能です。
日本では発売されていない中国メーカーのスマホで、ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドに対応しているものはほぼない中、日本でも広いエリアで使えるSmartisan M1Lは貴重です。
auの3G規格CDMA2000やLTEプラチナバンドにも対応
Smartisan M1Lは、ドコモのバンドだけでなくauの3G規格であるCDMA2000やLTEプラチナバンドにも対応しています。中国で発売されるスマホでCDMA2000に対応している端末は多いですが、auのLTEプラチナバンドであるBand18にも同時に対応しているものは少ないです。
日本国内でも、auやau系格安SIMで使えるSIMフリースマホはまだ少ないので、Smartisan M1Lは有力な選択肢になるのではないでしょうか。
なお、Smartisan M1Lはソフトバンクの周波数にもしっかり対応しているので、SIMフリースマホで使えるソフトバンクのSIMを挿せばエリアの狭さで困ることはありません。
4G+3Gのデュアルスタンバイ(DSDS)に対応
Smartisan M1LはSIMを2枚挿せるデュアルSIM仕様ですが、4G+3Gのデュアルスタンバイ(同時待ち受け)にも対応しています。日本のキャリアSIMを挿して同時待ち受けできるかは実際に試してみないと分からない部分もありますが、仕様だけで見れば日本国内でも2枚のSIMで同時に待ち受けることが可能です。
中国メーカーのスマホで4G+3GのDSDSに対応しているものは増えてきていますが、ドコモやau、ソフトバンクといった日本の大手キャリアの周波数にまんべんなく対応し、日本でも広いエリアで使える機種はほぼありません。
Smartisan M1Lは日本のキャリアにも最適化されているので、日本国内で販売されているDSDSスマホと同じように使うことができるのは大きなメリットです。
デュアルスタンバイのメリットなど詳細はこちらにまとめています。
デュアルスタンバイ(DSDS)とデュアルアクティブ(DSDA)の違いまとめ
Smartisan M1Lの注意点・デメリット
Smartisan M1Lの注意点やデメリットは以下のとおりです。microSDカードに対応しているかは不明
これはSmartisan M1も同じなのですが、Smartisan M1LはmicroSDカードに対応しているかが分かりません。スペックシートにmicroSDに関する記載がないことと、SIMスロットにmicroSDカードを置くスペースがないことから、Smartisan M1LはmicroSDカードに対応していない可能性が高いです。
前述のとおり、ストレージ容量がたくさん必要な場合はSmartisan M1LのRAM 6GB/ROM 64GBモデルを選びましょう。
Smartisan M1Lの価格
RAM 4GB/ROM 32GB:2,799元(約44,000円)RAM 6GB/ROM 64GB:2,999元(約47,000円)
Smartisan M1Lの発売日
Smartisan M1Lの発売日は現時点では不明です。Smartisan M1Lまとめ。Smartisan M1と共に日本での発売に期待したい1台
Smartisan M1Lは、ハイスペックで日本のキャリアが使用する周波数(バンド)に広く対応している点と、デュアルSIMで同時待ち受けが可能な点が特徴です。また、価格も5万円を下回っており、コストパフォーマンスは非常に高いです。個人的には日本でもぜひ発売してほしい端末です。
Smartisanは公式Twitterアカウントを開設しており、過去に日本進出が話題になったこともあったので、Smartisan M1とSmartisan M1Lを日本で発売する可能性はあると思います。
今後の情報を楽しみに待ちたいと思います。