Nexus6はAndroid 5.1 Lollipopでデータが暗号化された状態でのストレージの読み込み速度が約2倍、書き込み速度が約9倍アップしたことが判明。

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Android 5.0 LollipopのNexus6は、データの暗号化の影響で読み書きのパフォーマンスが著しく低下していることがすでに分かっていますが、Nexus6Android 5.0 LollipopからAndroid 5.1 Lollipopへのアップデートで、データが暗号化された状態でのストレージの読み書き速度が大幅にアップしたことが分かりました。


arstechnicaが行ったストレージのランダムリード/ライトのベンチマークテストの結果、Nexus6はAndroid 5.0 LollipopからAndroid 5.1 Lollipopへのアップデートで読み込み速度が1秒間で7.32MBから17.53MBと2倍以上、書き込み速度が1秒間で1.36MBから12.21MBと約9倍改善されていることが分かります。
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なお、シーケンシャルリード/ライトの速度はAndroid 5.0 LollipopとAndroid 5.1 Lollipopで大きな違いは見られません。
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franco.kernel開発者のFrancisco Franco氏によると、Android 5.1 LollipopのNexus6では「NEON instructions」という技術が使われているため、データ暗号化された状態でのストレージのランダムリード/ライトの速度が大幅に改善しているとのことです。

また同氏は、Nexus6のデータの暗号化は現時点ではソフトウェアレベルで行われていますが、ハードウェアレベルで行われればさらにパフォーマンスは向上すると予想しています。

なお、Android 5.1 Lollipopでは他にも細かい新機能や変更点があります。詳しくはAndroid 5.1 Lollipopの新機能・追加機能・変更点・使い方まとめ。を参照してください。

source:Google+ via:arstechnica

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