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Amazon FireタブレットではGoogle純正のYoutubeアプリを使えない
Amazon FireタブレットのOSはAndroidをベースにカスタムされたものが採用されています。Fireタブレットはアプリをインストールすることができ、そのアプリはAndroidアプリそのものです。これだけ聞くとAndroidデバイスにプリインストールされているGoogle PlayストアがFireタブレットでも使えそうですが、残念ながらプリインストールされていません。
FireタブレットでAndroidアプリをインストールするには、Amazon独自のアプリストアを利用する必要があります。
Amazonアプリストアにはダウンロード回数の多い有名どころのAndroidアプリはあるもののGoogle Playストアと比べるとアプリ数はかなり少なく、Androidデバイスで使っていたアプリをFireタブレットで使いたいと思ってもアプリストアにはないということもしばしばあります。
Youtubeもその1つで、Amazonアプリストアでyoutubeを検索してもGoogle純正のYoutubeアプリは登録されていないので検索結果に表示されません。
中には、さも純正のYoutubeアプリのように見せかけて開発者がGoogleではない、かつ開発者名がyoutube.comと本物っぽく見せているような悪質なアプリもあります。Amazonはアプリストアに登録しているアプリをきちんと精査しているのか疑問です。
そこで、FireタブレットにGoogle純正のアプリをインストールしていきます。
Youtubeのapkファイルを抜いてインストールしようとするとエラー
まず試したのは、Youtubeのapkファイルを現在使っているAndroid端末から抜いてFireタブレットに送り、インストールする方法です。実際にやってみた結果がこちらです。解析エラーでインストールできませんでした。
また、apkファイルを抜いてインストールする方法は今後アプリがアップデートした際はその都度手動でapkファイルを上書きインストールする必要があるので手間がかかります。
Youtubeのapkファイルのインストールは失敗しましたが、その他のアプリに関しても上記の理由からapkファイルを手動でインストールする方法はおすすめしません。
FireタブレットにGoogle Playストアを導入してYoutubeアプリをインストール
次に試したのが、FireタブレットにGoogle Playストアを導入してYoutubeアプリをインストールする方法です。FireタブレットへのGoogle Playストア導入は、ツールを使えばかなり簡単です。またFireタブレットのroot化も必要としないので、安全性を保ったままGoogle Playストアを導入することが可能です。
FireタブレットにGoogle Playストアを導入する手順は、以下を参照してください。
Kindle FireタブレットでGoogle Playストアをroot化せずに使う方法
上記の手順でFireタブレットにGoogle Playストアの導入が完了したら、早速Youtubeアプリを検索します。するとGoogle純正のYoutubeアプリが検索結果に表示されるのでインストールしていきます。
Youtubeアプリを起動すると、Google Play開発者サービスの更新を促されるので更新します。
Google Play開発者サービスは重要なアクセス権限がてんこ盛りですが、Androidの根幹をなす重要なアプリなのであきらめましょう。
Google Play開発者サービスのアップデートが完了したら、Youtubeで動画の再生ができるようになります。
横向きにしてももちろん再生可能です。Fireタブレットでいくつか動画を再生しましたが、Youtubeの動画が再生されないということは現時点では全くありません。
FireタブレットへのGoogle Playストアのインストール自体も非常に簡単なので、ぜひ試してみてください。
Kindle FireタブレットでYoutubeアプリをインストール・再生する方法は以上です。
Fire タブレット 8GB、ブラック