Android Lollipopにおけるサイレントモードの挙動
Android 5.0 Lollipopからはボリューム調整の方法が大きく変わり、サイレントモードにするにはボリュームボタンを押した後に「なし」を選ぶ一手間が必要になりました。またサイレント中はアラームさえも鳴らなくなってしまいました。設定をいじればアラームのみのサイレントモードにすることも可能でしたが、これまでのサイレントモードの方法と大きく操作が変更になったので戸惑った方も多いかもしれません。
Android 5.1ではアラームのみ鳴らすサイレントモードが1タップ必要で少し使いづらいUIながら復活しました。
Android 6.0 Marshmallowにおけるサイレントモードの挙動
Android 6.0 Marshmallowでは、特に難しい操作などしなくてもサイレントモードでもアラームが鳴るようになりました。バイブの状態で更にボリュームを下げるボタンを押すと・・・
バイブのアイコンがグレーアウトしてアラームのみ鳴るサイレントモードに自動的に切り替わります。
また、「今すぐ終了」をタップすることでサイレントモードを終了し、バイブに戻すことができます。
もしくは、サイレントモード中でボリュームを上げるボタンを一回押せば、自動的にバイブモードに切り替わります。この当たりはAndroid 4.4 KitKatまでの挙動に戻っていますね。
また、バイブモードからボリュームを上げるボタンを押せば、音量を一段階ずつ大きくすることができます。
Android Lollipopではサイレントモードの使いづらさに困っていてAndroid 5.1でかなり改善されましたが、Android 6.0 Marshmallowではほとんど手間もかからずサイレントモードが使えるようになるので個人的には嬉しい改善です。
なお、Android 6.0 Marshmallowではサイレントモードの改善以外にも多数の新機能や変更点が見つかっています。詳細はAndroid 6.0 Marshmallowの新機能・変更点・使い方まとめ。を参照してください。