目次
FREETEL 雅(MIYABI)のディスプレイについて
まず、雅(MIYABI)のディスプレイのスペックのおさらいです。雅(MIYABI)のディスプレイサイズは5インチ IPS液晶、解像度はHD(1,280x720)となっています。
雅(MIYABI)のその他のスペックや外観などは、FREETEL SAMURAI 雅 MIYABIの購入レビュー・評価【動画あり】で確認してください。
現在販売されているディスプレイサイズが5インチの格安スマホを比較すると、解像度はほぼHDなので雅(MIYABI)のディスプレイが劣っているということはありません。
格安スマホ比較(格安SIM+スマホセット)おすすめランキング
ディスプレイサイズだけでなく、CPUやRAM、ストレージ、カメラなどのスペックに関しても、他の5インチ格安スマホと比べて劣る部分はないにも関わらず価格19,800円はやはり安いです。
FREETEL 雅(MIYABI)のディスプレイ/タッチパネルレビュー
ここからは、雅(MIYABI)のディスプレイに関するスペックととスペック表だけでは分からない「雅(MIYABI)の実際の動き」も見ていきます。なお、雅(MIYABI)のディスプレイ性能を客観的に判断するために、同じ5インチディスプレイのNexus5と比較しています。雅(MIYABI)は5点マルチタッチ
雅(MIYABI)は、同時にマルチタッチが5点まで可能です。他社の格安スマホやSIMフリースマホは10点マルチタッチが多いので、ここは雅(MIYABI)が劣る部分になります。とはいえ、私の場合10本の指で同時にスマホのディスプレイをタッチして使うことはないので、5点でも全く問題はありません。ちなみに、Nexus5は10点となっています。
雅(MIYABI)はディスプレイが明るい
雅(MIYABI)をNexus5と並べてそれぞれ最大輝度にして分かったことは、「雅(MIYABI)はディスプレイが明るい」ということです。最大輝度の状態だと、屋内ではまぶしすぎるぐらい明るいです。逆に、日差しが強い屋外でも雅(MIYABI)のディスプレイの明るさなら視認性は十分高いレベルです。
左からMIYABI、Nexus5、Nexus6
ディスプレイの明るさについては、雅(MIYABI)は文句なしのレベルですね。
雅(MIYABI)の解像度はHDだが粗さは目立たない
雅(MIYABI)のディスプレイ解像度は1,280x720のHDですが、FHD(1,920x1,080)のNexus5と比べても特に粗さが目立つわけではありませんでした。私の眼では両者をよく見比べないと違いが分からないレベルです。5インチクラスのスマートフォンなら、HD解像度が最もコストパフォーマンスが高いかもしれません。
雅(MIYABI)はタッチパネルの追従性がイマイチ
雅(MIYABI)のディスプレイは明るく、解像度も全く気になりませんでしたが、私が唯一気になったのが雅(MIYABI)のタッチパネルの追従性の悪さです。雅(MIYABI)でスワイプ操作をすると、Nexus5や現在私が使っているNexus6のようにスムースにはスクロールしません。
上下に大きくスクロールさせようとしたときに、Nexus5は私が意図したとおりにスクロールしますが、雅(MIYABI)はあまりスクロールしないためスクロール幅が狭いです。
さらに、上下にゆっくりスクロールする際の雅(MIYABI)の挙動が個人的にかなり気になります。Nexus5は指の動きにきちんとついてきますが、雅(MIYABI)はガクガクしながらついてきます。ブラウザなどのアプリをテキストを読むときは比較的ゆっくりスクロールすることが多いですが、そんなときに雅(MIYABI)のガクガクしたスクロールはよろしくないですね。
また、雅(MIYABI)は1テンポ遅れてスクロールが始まります。マルチタッチのテストアプリで追従性を確認すると、Nexus5より雅(MIYABI)の方が明らかに指についてくるのが遅いです。これまで追従性の良い端末を使っていた人が雅(MIYABI)を使うと、この追従性の悪さはかなり気になるのではないでしょうか。
雅(MIYABI)とNexus5のディスプレイ性能の比較の様子をおさめた動画をアップしているので、参考にしてみてください。
いががでしょうか。マルチタッチのテストアプリでは上下左右の動きに遅れてついてきていたり、上下に大きくフリックしようとしたときになかなか滑らかにスクロールしない、またゆっくりスクロールしようとするとガクガクしながら上下に動いているのが分かると思います。
FREETEL 雅(MIYABI)のディスプレイレビューまとめ
雅(MIYABI)のディスプレイは、明るさは素晴らしくHDという解像度も5インチならほとんど気になりません。逆にタッチパネルの感度や追従性、スクロールの強度が良くないのが、視認性が良いだけに本当に残念です。なお、スクロールに関してはタッチパネルだけでなくGPUの影響も受けるので、19,800円という価格とのトレードオフととらえて諦めるのが肝心かと思っています。
とはいえ、このタッチパネルの残念さは個人的にかなり気になります。ある程度スペックの高い端末から雅(MIYABI)に変更しようと検討している人は、ヨドバシAkibaなど実機のある店舗でタッチパネルの具合を実機で触ってみて、実用上で問題がないかどうか確認することをおすすめします。
FREETEL 雅(MIYABI)のディスプレイ・タッチパネルレビューは以上です。
FREETEL SAMURAI 雅 MIYABIの購入レビュー・評価【動画あり】