使用したベンチマークアプリはAnTuTu、3DMark、Geekbenchの3つです。
AnTuTu
AnTuTuスコアは161592点でした。私が測定した限りでは、XiaomiのMi6発表時に公開された「184292」のようなスコアは出ませんでした。
※追記
その後の測定で17万点台が出ました。
とはいえ、AnTuTuで16万点や17万点を超えるのはSnapdragon 835を搭載する端末かiPhone 7やiPhone 7 Plus、Galaxy S8ぐらいなので、発売時点ではMi6はトップクラスの性能であることは間違いないですね。
3DMark
3DMarkでは、よくスマホのテストで利用されているIce Storm Unlimitedで測定しました。スコアは41032点。
Ice Storm Unlimitedで4万点を超えるスマホは、私が把握している限りではなかったと思います。
Snapdragon 835を搭載したMi6の3Dグラフィック性能は、これまでのどのスマホよりも高いです。
Geekbench
Geekbenchのスコアは、シングルコアが1948点、マルチコアが6399点でした。コア自体の実力を見るのに参考になるシングルコアのスコアで比較すると、3400点から3500点台のiPhone 7 Plusや約2500点台のiPhone 6 Plusには劣るものの、Android OSを搭載したスマホの中ではトップクラスとなっています。
マルチコアのスコアに関しては、iPhone 7 Plusでも5800点〜5900点台なのでMi6のスコアはかなり高いです。
Mi6を実際使ってみた感想は?
上記の通り、Mi6のベンチマークスコアはこれまでのAndroidスマホの中でトップクラスです。では実際触ってみてどうかというと、何をするにも滑らかです。
アプリのアイコンをタップして起動するまでの時間や長いページをスクロールする際のアニメーションなど、どの操作をとっても不満を感じることはまずありません。
Mi6は、ベンチマークスコアの高さに対する期待にしっかり応えてくれるパフォーマンスを出しています。
ですが、逆に3Dグラフィックスをふんだんに使ったゲームアプリなど、CPU(GPU)に極端に高い負荷のかかるような使い方でなければ、Snapdragon 821搭載のMi5sやMi5s Plusと体感ではそこまで変わらないのも事実です。
それぐらい、Mi5sとMi5s Plusに搭載されているSnapdragon 821は十分高性能で普段使いに全く問題ありません。
Mi5sとMi5s Plusはあまり目立ちませんが、最近は価格もだいぶこなれてきてスペックの割には安く入手できるので、コストパフォーマンスはかなり高いです。
Xiaomiのスマホを購入予定で、最新機種や最強スペックにこだわらないならMi5sやMi5s Plusも含めて検討してみるといいと思います。
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Xiaomi Mi5sレビュー。スペック・特徴やMi5との比較も。
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Xiaomi Mi5s Plus実機レビュー。日本からの購入方法と価格まとめ
できるだけスペックは高い方がいい人やMi6のデザインなどが気に入っている人なら、Mi6を購入すれば幸せになれると思います。
Mi5sとMi5s Plus2も背面がアルミ素材で安っぽくはありませんでしたが、Mi6のブラックのガラス背面は高級感があって所有欲を満たしてくれます。
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Xiaomi Mi 6のベンチマーク測定結果は以上です。