また、実際に契約して速度測定も行っているので、nuroモバイルのソフトバンク回線の契約を検討している場合は参考にしてみてください。
目次
- 公式サイト
- nuroモバイル ソフトバンク回線の料金プラン
- nuroモバイル ソフトバンク回線のサービス概要
- nuroモバイル Softbank回線の特徴・メリット
- b-mobile Sの回線を使っていない。自社でソフトバンクに直接接続(L2接続)している
- ソフトバンクのiPhone 5以降のiPhone・iPadはSIMロック解除なしで使える
- 2017年8月以降に発売されたソフトバンクの端末はiPhoneに限らずすべてSIMロック解除なしで使える
- SIMフリー端末にも対応
- テザリングが使える
- データ通信SIMだけでなく音声通話SIMも選べる
- 本家ソフトバンクと比較して月額料金が安い
- 音声通話SIMには10分かけ放題オプションを付けられる
- nuroモバイルでんわアプリを使えばかけ放題なしでも30秒10円で通話できる
- 当月余った高速通信容量を翌月に繰り越しできる
- 高速通信容量が足りなくなったら容量追加チャージも可能
- データ前借りや端末補償、訪問サポートも利用できる
- nuroモバイル ソフトバンク回線の注意点・デメリット
- nuroモバイル ソフトバンク回線の通信速度測定結果
- nuroモバイル ソフトバンク回線まとめ
公式サイト
nuroモバイル ソフトバンク回線の公式サイトは、ドコモ回線と同じです。nuro mobile
nuroモバイル ソフトバンク回線の料金プラン
nuroモバイル ソフトバンク回線の料金プランは以下の通りです。データ通信 SIM | データ通信 SIM+SMS (+150円) | 音声通話 SIM (+700円) | |
---|---|---|---|
お試しプラン (0.2GB) | 500円 | - | 1,200円 |
Sプラン (2GB) | 980円 | - | 1,680円 |
Mプラン (7GB) | 2,300円 | - | 3,000円 |
Lプラン (13GB) | 2,980円 | - | 3,680円 |
nuroモバイル ソフトバンク回線のサービス概要
新規事務手数料
3,000円SIM発行手数料(SIMカード準備料)
384円最低利用期間
データ通信SIM:なし音声通話SIM:利用開始日の翌月を1ヶ月目として12ヶ月目の末日まで。
(例)12月に契約した場合、翌年の12月31日までが最低利用期間。
解約金(契約解除料)
データ通信SIM:なし音声通話SIM:上記の最低利用期間内に解約した場合、利用期間に応じて異なる解約金がかかる
2020年1月に利用を開始した場合の解約金 | |
---|---|
2020年1月解約 | 12,000円 (残り12ヶ月 x 1,000円) |
2020年2月解約 | 11,000円 (残り11ヶ月 x 1,000円) |
2020年3月解約 | 10,000円 (残り10ヶ月 x 1,000円) |
2020年4月解約 | 9,000円 (残り9ヶ月 x 1,000円) |
2020年5月解約 | 8,000円 (残り8ヶ月 x 1,000円) |
2020年6月解約 | 7,000円 (残り7ヶ月 x 1,000円) |
2020年7月解約 | 6,000円 (残り6ヶ月 x 1,000円) |
2019年8月解約 | 5,000円 (残り5ヶ月 x 1,000円) |
2020年9月解約 | 4,000円 (残り4ヶ月 x 1,000円) |
2020年10月解約 | 3,000円 (残り3ヶ月 x 1,000円) |
2020年11月解約 | 2,000円 (残り2ヶ月 x 1,000円) |
2019年12月解約 | 1,000円 (残り1ヶ月 x 1,000円) |
2021年1月解約 | 0円 |
高速と低速の速度切替
不可追加チャージ
100MB:400円500MB:600円
1GB:1,000円
nuroモバイル Softbank回線の特徴・メリット
まずは、nuroモバイル ソフトバンク回線の特徴とメリットです。b-mobile Sの回線を使っていない。自社でソフトバンクに直接接続(L2接続)している
nuroモバイルは、ソフトバンクとの直接接続を意味するL2(レイヤー2)接続しています。L2接続するメリットは、自社独自のサービスを提供できるなど自由度が高い点です。
ソフトバンク回線のU-mobile SはソフトバンクとL2接続しているb-mobile Sの回線を使っています(これをL3接続と呼びます)が、U-mobile Sはb-mobile Sのサービス内容に縛られています。
例えば、b-mobile Sでは高速通信容量を使い切ってしまった後に高速通信容量を追加購入(チャージ)できないため、U-mobile Sも同じくチャージは利用できません。
対して、nuroモバイルでは追加チャージが可能です。
またb-mobile SやU-mobile Sではできない、余った高速通信容量の翌月繰り越しやnuroモバイルの独自サービス「データ前借り」をソフトバンク回線で使えるなどL2接続を活かした柔軟なサービス内容となっています。
L2接続しているnuroモバイル ソフトバンク回線は、今後も新サービスなどのいち早い対応などに期待が持てると個人的には感じています。
ソフトバンクのiPhone 5以降のiPhone・iPadはSIMロック解除なしで使える
nuroモバイル ソフトバンク回線では、ソフトバンクで発売されたiPhone5以降が全てSIMロック解除なしで利用できます。現時点でnuroモバイル ソフトバンク回線が対応しているiPhoneは以下の通りです。
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone SE
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 5
なお、nuroモバイルの公式サイトでは対応機種はiPhone 5からiPhone 6 Plusまでと記載されていますが、nuroモバイルに電話で確認したところiPhone Xまですべて対応しているとのことでした。
2017年8月以降に発売されたソフトバンクの端末はiPhoneに限らずすべてSIMロック解除なしで使える
nuroモバイルのソフトバンク回線では、2017年8月以降にソフトバンクで発売された端末はiPhoneだけでなくAndroidもSIMロック解除不要で利用できます。先にソフトバンク回線の格安SIMとして提供されているb-mobile SやUーmobile Sは、対象機種がiPhoneのみでAndroid端末はサポート外(実際はAPNを設定すれば通信可能ですが)なので、公式ではnuroモバイル ソフトバンク回線の方が使える端末が多いです。
なお、nuroモバイルの公式サイトにはiPhoneしか使えないような記載になっていますが、nuroモバイルの発表資料には以下の画像の通りiPhoneとiPad以外の端末も使えると明記されています。
またnuroモバイルに電話で確認してみたところ2017年8月以降に発売された端末であればAndroidでもSIMロック解除なしで利用できるとのことでした。
SIMフリー端末にも対応
b-mobile SとUーmobile Sでは、利用できる端末としてソフトバンクのiPhoneだけが掲載されていてSIMフリーのiPhoneやAndroid端末が使えるかどうかに関して記載がありません。それに対して、nuroモバイル ソフトバンク回線はSIMフリー端末でも使えると明記されています。
SIMフリーであれば、iPhone・Androidを問わずどちらでも利用可能です。
また、もともとはソフトバンクやドコモ、auといった大手キャリアで購入したSIMロック端末をSIMロック解除した場合も利用できます。
ただ、ドコモとauでは使っている周波数が異なるためnuroモバイル ソフトバンク回線のSIMを挿してとしても広いエリアで利用できない可能性が高いです。
SIMロック解除して使うなら、ソフトバンクで発売された端末の利用をおすすめします。
テザリングが使える
nuroモバイル ソフトバンク回線は当初、テザリングできるかどうかが公式サイトにも記載されていませんでした。そこでnuroモバイルに電話で確認してみたところ、iPhone・Androidともにメーカーの仕様となるのでテザリングを利用できるかどうかは答えることができないとのことでした。
ですが、2018年4月25日よりnuroモバイル ソフトバンク回線でテザリングができるようになったと正式に発表されました。
テザリングを使うための申し込みなどの手続きは不要です。まずはiPhoneとiPadからテザリングから対応し、Android端末も順次対応予定とのことです。
なお、b-mobile Sは2018年4月11日より、U-mobile Sは4月16日よりソフトバンクのSIMロックがかかったiPhoneやiPadでもテザリングが使えるようになっています。
データ通信SIMだけでなく音声通話SIMも選べる
b-mobile Sの回線を借りて運営されているUーmobile Sでは音声通話SIM選ぶことができません。それに対して、nuroモバイル ソフトバンク回線はデータ通信SIMとともに音声通話SIMを選べるので、MNPでソフトバンクの電話番号をそのまま乗り換えて使うこともできます。
本家ソフトバンクと比較して月額料金が安い
nuroモバイル ソフトバンク回線は、本家ソフトバンクと比較して月額料金が安いのも大きなメリットです。nuroモバイル ソフトバンク回線に月額800円の10分かけ放題をつけた月額料金と、ソフトバンクの5分かけ放題(スマ放題ライト)の月額料金との比較はこちら。
nuroモバイル ソフトバンク回線 | ソフトバンク | |
---|---|---|
基本料(通話定額の料金) | 2,480円 | 1,500円 |
ウェブ使用料 | - | 300円 |
高速通信容量2GBの料金(ソフトバンクは1GB) | - | 2,900円 |
高速通信容量2GBの 合計料金(ソフトバンクは1GB) | 2,480円 | 4,700円 |
高速通信容量5GBの料金 | 3,280円 | 5,000円 |
高速通信容量5GBの 合計料金 | 3,280円 | 6,800円 |
nuroモバイル ソフトバンク回線には1GBプランがないので2GBプランで比較していますが、ソフトバンクに比べてかけ放題の時間は2倍の10分まで、高速通信容量も2倍の2GB使えて月額料金はほぼ半額の2,480円とかなり安いです。
また5GBプランで比べてみても、かけ放題の時間がソフトバンクよりも長くて月額料金は半額以下の3,280円となっています。
1年間で換算すると2GBで26,640円、5GBで42,240円も節約することができます。
かなり大きい金額ですね。
音声通話SIMには10分かけ放題オプションを付けられる
ソフトバンクとの料金比較の部分で触れたとおり、nuroモバイル ソフトバンク回線には10分かけ放題オプションを月額800円でつけることができます。ソフトバンク回線の格安SIMであるb-mobile S スマホ電2話SIMにもかけ放題オプションはありますが、上限が5分とnuroモバイルに比べて短いです。
また、b-mobile Sの5分かけ放題は月額500円なので、月額800円のnuroモバイルの10分かけ放題の方がコストパフォーマンスは高くなっています。
nuroモバイルでんわアプリを使えばかけ放題なしでも30秒10円で通話できる
nuroモバイル ソフトバンク回線では、例えば10分以内の通話をそこまでしないため10分かけ放題は必要ない場合でも、nuroモバイル電話アプリを使うことで通常は30秒で20円かかる通話料を半額の30秒10円で済ませることもできます。nuroモバイル ソフトバンク回線のSIMを挿したスマホで少しでも電話する可能性があるなら、nuroモバイル電話アプリはぜひ活用しましょう。
nuroモバイルでんわアプリのインストールは以下より。
Android:nuroモバイルでんわ - Google Play の Android アプリ
iOS:nuroモバイルでんわを App Store で
当月余った高速通信容量を翌月に繰り越しできる
nuroモバイル ソフトバンク回線は、当月使いきれずに余った高速通信容量を翌月に繰り越すことができるのもメリットです。ドコモ回線やau回線を使った格安SIMでは翌月に高速通信容量繰り越せるのは当たり前ですが、ソフトバンク回線の格安SIMとなると話は違ってきます。
ソフトバンク回線のb-mobile Sは使った分だけ支払うプランのため、翌月に繰り越すことができません。
また、nuroモバイル ソフトバンク回線と同じくひと月に使える高速通信容量をあらかじめ決めておくプランのUーmobile Sも、高速通信容量の翌月繰り越しはできません。
nuroモバイル ソフトバンク回線は、現時点で唯一翌月繰越が可能なソフトバンク回線の格安SIMとなっています。
高速通信容量が足りなくなったら容量追加チャージも可能
b-mobile SやUーmobile Sではその月の高速で通信できる容量を使い切ってしまった場合に高速通信容量を追加購入(チャージ)することができません。対して、nuroモバイル ソフトバンク回線は追加チャージも可能です。
100MBが400円、500MBは600円、1GBが1000円とチャージ料金もそこまで高くはないので、仮に使いすぎてしまって月の途中で低速になってしまっても気軽に高速通信容量を追加することができますね。
データ前借りや端末補償、訪問サポートも利用できる
nuroモバイルは、10分かけ放題や高速通信容量の翌月繰越以外にも利用できるオプションがあります。例えば、nuroモバイル独自のサービスである「データ前借り」も利用可能です。
データ前借りは、凍結高速通信容量を使い切ってしまった場合に、翌月の高速通信容量を前借りして引き続き高速通信できるようになるサービスです。
nuroモバイル ソフトバンク回線は高速通信容量の追加購入もできますが、例えば月末日に低速になってしまって明日には月が変わって再度高速通信できるようになる場合など、少しだけ高速通信容量が欲しい場合にはデータ前借りを活用しましょう。
データ前借りの詳細や利用方法はこちらをご覧ください。
nuroモバイル「データ前借り」の特徴と注意点、使い方まとめ
nuroモバイル ソフトバンク回線の注意点・デメリット
次に、nuroモバイル ソフトバンク回線の注意点やデメリットについてまとめます。データ通信SIMはSMSなしのみ。SMS付きのデータ通信SIMは選べない
nuroモバイルソフトバンク回線はデータ通信SIMと音声通話SIMが選べるのは前述の通りです。一般的に、ドコモ回線やau回線を使った格安SIMのデータ通信SIMはSMSなしかSMSありを選べますが、現時点ではソフトバンク回線の格安SIMでSMSなしのデータ通信SIMを選ぶことはできません。
これはnuroモバイル ソフトバンク回線だけでなく、b-mobile SやUーmobile Sも同じです。
SMSで認証するアプリを使っていてnuroモバイル ソフトバンク回線のデータ通信SIMに乗り換えると、認証自体ができなくなるので注意しましょう。
選べるプランが少ない
nuroモバイル ソフトバンク回線は、現時点では0.2GBと2GB、7GB、13GBの4プランしか選ぶことができません。b-mobile Sは1GBから5GBまで使った分だけ支払うプランで、Uーmobile Sは1GBと3GB、7GB、30GBと大容量プランも選ぶことができます。
今後、nuroモバイルにはソフトバンク回線でも選べるプランをより増やしていってほしいところです。
音声通話SIMは12ヶ月間の最低利用期間あり。期間内に解約すると最大12,000円の解約金がかかる
nuroモバイル ソフトバンク回線の音声通話SIMには、12ヶ月間の最低利用期間があります。2020年1月に利用を開始した場合の解約金 | |
---|---|
2020年1月解約 | 12,000円 (残り12ヶ月 x 1,000円) |
2020年2月解約 | 11,000円 (残り11ヶ月 x 1,000円) |
2020年3月解約 | 10,000円 (残り10ヶ月 x 1,000円) |
2020年4月解約 | 9,000円 (残り9ヶ月 x 1,000円) |
2020年5月解約 | 8,000円 (残り8ヶ月 x 1,000円) |
2020年6月解約 | 7,000円 (残り7ヶ月 x 1,000円) |
2020年7月解約 | 6,000円 (残り6ヶ月 x 1,000円) |
2019年8月解約 | 5,000円 (残り5ヶ月 x 1,000円) |
2020年9月解約 | 4,000円 (残り4ヶ月 x 1,000円) |
2020年10月解約 | 3,000円 (残り3ヶ月 x 1,000円) |
2020年11月解約 | 2,000円 (残り2ヶ月 x 1,000円) |
2019年12月解約 | 1,000円 (残り1ヶ月 x 1,000円) |
2021年1月解約 | 0円 |
また、最低利用期間内に解約すると利用月数に応じて解約金がかかります。
かかる解約金は上記の表の通り最大で12,000円ですが、半年使うと解約金は6,000円となり11ヶ月使えば1,000円と負担額はかなり小さくなります。
半年使えば他の格安SIMに比べても解約金は安くなるので、縛りは緩いと言っても問題ないでしょう。
なお、格安SIMを解約する大きな要因となるのは通信速度です。
これは特にドコモ回線を使った格安SIMで顕著で、通信速度が遅くなったから他のSIMに乗り換える人がいるのが現状です。
nuroモバイルのソフトバンク回線を含む主要な格安SIMの最新の速度比較はこちら。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
体感速度を比較した動画はこちら。
nuroモバイル ソフトバンク回線に関しては現時点で通信速度は遅めのため、格安SIMにも快適な速度を求める人がnuroモバイルのソフトバンク回線を使うとストレスを感じるはずです。
また、速度に加えてサービス内容などでも当初思っていた内容と違ったから解約したいといったことにならないように、契約前に特にデメリットについてしっかりと確認しておきましょう。
そうすれば、短期で解約する理由はほぼなくなるはずです。
iPhone 4s以前のiPhoneとiPadでは使えない
nuroモバイルのソフトバンク回線はソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除なしで使えるのがメリットですが、使えない機種もあります。それは、iPhone 4s以前のiPhoneやiPadです。
nuroモバイル ソフトバンク回線を契約する前に、自身が使っているソフトバンクのiPhoneがiPhone 5以降のものか確認しておきましょう。
2017年8月以前に発売されたソフトバンクのAndroid端末は使えない
nuroモバイル ソフトバンク回線は2017年8月以降に発売されたAndroid端末でもSIMロック解除なしで使えます。逆に、2017年8月以前にソフトバンクで発売され、SIMロックがかかっているAndroid端末はnuroモバイル ソフトバンク回線では使えません。
使うためにはSIMロックの解除が必要なので注意しましょう。
高速と低速の速度切り替えはできない
ドコモ回線やau回線を使った格安SIMの中には、高速と低速を手動で切り替えることができるものもあります。低速に切り替えることで、通信速度は遅くなるものの高速通信容量を消費せずに通信できるため容量を節約することができます。
対して、nuroモバイル ソフトバンク回線では高速低速の切り替えはできません。
現時点でソフトバンク回線の格安SIMで速度切り替えができるものは存在しないので、自動で速度切り替えをしたい場合はドコモ回線かau回線の格安SIMを選ぶ必要があります。
なお、nuroモバイル ソフトバンク回線はひと月に使える高速通信容量を使い切って低速になった場合でも、通信開始から最初の数秒は高速で通信する「初速バースト」に対応しています。
b-mobile SとU-mobile Sには初速バーストもないので、低速に制限された場合はnuroモバイル ソフトバンク回線が最も快適に通信できる可能性が高いです。
バーストモードの効果については、こちらの記事を参考にしてみてください。
格安SIMで低速切り替え可能で使い放題のMVNOを比較【動画あり】
通信速度は遅め
nuroモバイル ソフトバンク回線の通信速度に関しては後でも触れますが、現時点では体感で遅く感じることがある状況です。ただ、平日昼間を含めて常に快適に通信できる速度が出ているLINEモバイルのソフトバンク回線には劣るのと、今後契約者数が増えて速度がさらに落ちたときに迅速に回線増強を実施してすぐに速度が回復するのかは、実際にそういった事態になってみないと分かりません。
格安SIMに通信速度も求めていてnuroモバイル ソフトバンク回線を検討している場合は、しばらく様子を見るかソフトバンクの子会社で今後も常に速い速度で快適に通信できる可能性が極めて高いLINEモバイルも含めて検討することをおすすめします。
LINEモバイルのソフトバンク回線についてはこちら。
LINEモバイル ソフトバンク回線の速度レビューとドコモ回線との違いまとめ
nuroモバイル ソフトバンク回線の通信速度測定結果
nuroモバイル ソフトバンク回線を契約したので、通信速度を記録していきます。速度の測定方法は、スピードテストによる速度と実際にアプリで通信して表示されるまでの速度(体感速度)を計測しています。
測定に使うスピードテストアプリは、格安SIMの速度比較でいつも使っているSpeedSpotのアプリです。
Speedcheck - スピードテスト - Google Play のアプリ
測定時間帯は、8時、12時、20時、22時で、スピードテストでは各時間帯で3回ずつ計測してその平均値を出しています。表やグラフの数値は、下り(ダウンロード)の速度のみ掲載していています。
体感速度は、ブラウザ、Youtubeアプリ、Google Fitの3アプリで表示速度などを目視で確認しています。
スピードテストの結果は数値として表れるのでスクリーンショットを掲載し、体感速度は数値では見えないためその様子を動画撮影してアップしています。
2017年12月26日のnuroモバイル ソフトバンク回線速度測定結果
2017年12月26日のnuroモバイル ソフトバンク回線を含む格安SIMの速度測定結果です。主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
[table “1830” not found /]12時
[table “1831” not found /]20時
[table “1832” not found /]22時
[table “1833” not found /]nuroモバイル ソフトバンク回線の体感速度はこちらで確認できます。
12月26日時点のnuroモバイル ソフトバンク回線は、スピードテスト上は他の格安SIMの速度が大幅に落ちる平日12時台でもしっかり速度が出ています。
ただ、体感では若干遅く感じることもあるのが気になります。
速度重視でソフトバンク回線の格安SIMを契約予定なら、b-mobile SやU-mobile Sも含めて検討してみることをおすすめします。
公式サイト
nuro mobile
nuroモバイル ソフトバンク回線まとめ
b-mobile Sから本格的に始まったソフトバンク回線の格安SIMですが、そこにnuroモバイルも加わりました。nuroモバイルはすでにドコモ回線を使った格安SIMを提供していますが、ソフトバンク回線のSIMも提供することでドコモとソフトバンクからSIMを選べるようになったことになります。
通信速度が遅めなのが注意点ですが、サービス内容を見てみると高速通信容量の翌月繰り越しや高速通信容量の追加購入、データ前借りが利用できるなど格安SIMとしての最低限の機能は備えています。
ただ、現在ソフトバンク回線の格安SIMの中ではLINEモバイルが他の格安SIMを圧倒しています。
先ほども触れましたが、LINEモバイルはソフトバンクの子会社となったことでソフトバンク回線のサービスの提供を開始し、月額料金が安くて通信速度が速い、ドコモ回線と同じくLINEとTwitter、Facebook、Instagramが使い放題でLINEのID検索ができるなど、nuroモバイルをはじめ他のソフトバンク回線の格安SIMとは一線を画すサービス内容となっています。
特にこだわりがなければ、ソフトバンク回線の格安SIMを契約するならLINEモバイルがおすすめです。
LINEモバイル ソフトバンク回線の速度レビューとドコモ回線との違いまとめ
公式サイト
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nuroモバイルのドコモ回線のレビュー
nuroモバイル(nuromobile)の速度と使って分かったメリットとデメリットまとめ【2月】
ソフトバンク回線の格安SIM比較
ソフトバンク(SoftBank)回線の格安SIM MVNO9社の比較とおすすめ