なお、Pixel2シリーズは日本で発売されていませんが、後継機のPixel3とPixel 3 XLが2018年10月末に日本で発売されると日本経済新聞が報じ、その後Googleが日本での発売を正式に表明して11月1日に発売されることになりました。
Pixel3シリーズの詳細はこちらにまとめています。
Google Pixel 3/Pixel 3 XLのスペック比較と購入レビュー、メリット・デメリット総まとめ
目次
Pixel2とPixel2 XLのスペック比較
正式発表されたPixel2とPixel2 XLのスペックをまとめ、両者を比較してみます。Pixel2とPixel2 XLのスペックは以下の通り。スペックの大部分は同じなので、異なる部分だけ赤字で表示しています。
Pixel 2 | Pixel 2 XL | |
---|---|---|
OS | Android 8.0 Oreo | Android 8.0 Oreo |
ディスプレイ | 5.0インチ 1920x1080 フルHD AMOLED 16:9 Corning Gorilla Glass 5 | 6.0インチ 2880x1440 QHD+ pOLEDディスプレイ 18:9 Corning Gorilla Glass 5 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 835 2.35×4 + 1.9GHz×4 8コア | Qualcomm Snapdragon 835 2.35×4 + 1.9GHz×4 8コア |
RAM | 4GB LPDDR4X | 4GB LPDDR4X |
ストレージ | 64GB/128GB | 64GB/128GB |
microSD | 非対応 | 非対応 |
背面カメラ | 1220万画素 1.4μm OIS/EIS f/1.8 | 1220万画素 1.4μm OIS/EIS f/1.8 |
前面カメラ | 800万画素 1.4μm f/2.4 | 800万画素 1.4μm f/2.4 |
バッテリー | 2770mAh 15分の充電で最長7時間使用可能 | 3520mAh 15分の充電で最長7時間使用可能 |
対応周波数 (バンド) | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 3(1800MHz) 4(1700MHz) 5(850MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 12(700MHz) 13(700MHz) 17(700MHz) 20(800MHz) 25(1900MHz) 26(850MHz) 28(700MHz) 29(700MHz) 30(2300MHz) 32(1500MHz) 66(1700MHz) LTE(TD-LTE) 38(2600MHz) 40(2300MHz) 41(2500MHz) 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 4(1700MHz) 5(850MHz) 8(900MHz) 3G(CDMA2000) BC0 BC1 BC10 GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 3(1800MHz) 4(1700MHz) 5(850MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 12(700MHz) 13(700MHz) 17(700MHz) 20(800MHz) 25(1900MHz) 26(850MHz) 28(700MHz) 29(700MHz) 30(2300MHz) 32(1500MHz) 66(1700MHz) LTE(TD-LTE) 38(2600MHz) 40(2300MHz) 41(2500MHz) 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 4(1700MHz) 5(850MHz) 8(900MHz) 3G(CDMA2000) BC0 BC1 BC10 GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz |
ドコモプラチナバンド (Band19) | × | × |
ソフトバンクプラチナバンド (Band8/28) | ○ | ○ |
auプラチナバンド (Band18/26) | ○ | ○ |
au 3G (CDMA2000) | ○ | ○ |
SIMサイズ | nanoSIM ※eSIMにも対応 | nanoSIM ※eSIMにも対応 |
3G+4Gの デュアルスタンバイ | × | × |
技適 | ? | ? |
サイズ | 高さ:145.7 幅:69.7 厚さ:7.8mm | 高さ:157.9 幅:76.7 厚さ:7.9mm |
重さ | 143グラム | 175グラム |
防水/防塵 | IP67 | IP67 |
おサイフケータイ | × | × |
ワンセグ/フルセグ | × | × |
NFC | ○ | ○ |
GPS | GLONASS | GLONASS |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac 2x2 MIMO (2.4 GHz/5.0 GHz) | 802.11 a/b/g/n/ac 2x2 MIMO (2.4 GHz/5.0 GHz) |
Bluetooth | 5.0+LE | 5.0+LE |
加速度センサ | ○ | ○ |
ジャイロスコープ | ○ | ○ |
近接センサ | ○ | ○ |
環境光センサ | ○ | ○ |
指紋認証センサ | ○ | ○ |
コンパス | ○ | ○ |
センサー | Active Edge Android センサーハブ | Active Edge Android センサーハブ |
ポート | USB Tyoe-C | USB Tyoe-C |
カラー | ダークブラック クリアリー ホワイト ブルー | ダークブラック モノクローム |
公式サイト | Pixel 2, Ask more of your phone - Google Store | Pixel 2, Ask more of your phone - Google Store |
Pixel2シリーズの公式動画はこちら。
Pixel2/Pixel2 XLの対応周波数(バンド)について
まずは、Pixel2/Pixel2 XLの日本国内における対応周波数(バンド)についてまとめます。ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドに非対応
Pixel2/Pixel2 XLは、ドコモやドコモ回線を使った格安SIMとの相性は良くありません。ドコモのSIMでVoLTEではない通常の3G通話を山間部を含む広いエリアで利用するために必要なBand6とBand19(FOMAプラスエリア)に非対応です。
またLTE通信についても、山間部など広いエリアで通信するために必要なBand19(LTEプラチナバンド)に対応していません。
Pixel2/Pixel2 XLにドコモやドコモ系の格安SIMを挿した場合、ドコモのスマホよりも通話・通信とも利用できるエリアは確実に狭くなります。
ソフトバンク(ワイモバイル)は広いエリアで使える
Pixel2/Pixel2 XLは、ソフトバンクやワイモバイルのSIMとの相性は良いです。3Gに関しては、ソフトバンク・ワイモバイルが主に使っているバンド(Band1とBand8)にすべて対応しています。
LTEに関しても、ソフトバンクやワイモバイルのSIMを挿して広いエリアで通信するために必要なLTEプラチナバンドのBand8とBand28に対応しているので、広いエリアで通信が可能です。
Pixel2/Pixel2 XLは、ソフトバンク・ワイモバイルで購入できる端末と変わらないエリアで通話・通信できます。
auはCDMA2000対応で3G通話は可能でLTEプラチナバンドにも対応だが・・・
Pixel2/Pixel2 XLとauのSIMの組み合わせでは一部注意点があります。auのVoLTEではない通常の3G通話ではCDMA2000という通信規格が使われていて、Pixel2/Pixel2 XLはCDMA2000に対応しています。
そのため、auのVoLTEではない通常のSIMを挿すと広いエリアで通話できるはずですが、実際にSIMを挿して使ってみないと本当に問題なく使えるかは分かりません。
中国メーカーのスマホの中にもauが使っているCDMA2000のBC0に対応しているものがありますが、対応していても実際にau回線のSIMを挿してみると通話できないといったことがあります。
Pixel2やPixel2 XLはそんなことはないとは思いますが、日本でau回線のSIMを挿して使う予定なら実際に試して利用できたという人が現れるまで待つことをおすすめします。
auの4G LTEエリアに関しては、Pixel2/Pixel2 XLはauのLTEプラチナバンドであるBand18に対応しているためLTE通信できるエリアは広いです。
Pixel2/Pixel2 XLをau回線のSIMで使う場合、理論的には通話・LTE通信ともにauのスマホとほぼ同じエリアで使えますが、不安な場合は実際に使ってみた人のレビューを待ちましょう。
Pixel2とPixel2 XLの違いは?
公開されたスペック情報をもとに、Pixel2とPixel2 XLの違いをまとめておきます。本体サイズ・ディスプレイサイズと解像度
Pixel2とPixel2 XLでまず異なるのは本体サイズです。Pixel2 XLの方がディスプレイサイズが大きいため、必然的に本体サイズも大きくなります。
ディスプレイに関しては、Pixel2は5インチ フルHDなのに対しPixel2 XLは6インチでより解像度が高いQHD+です。
また、Pixel2は初代Pixelと同じような太めのベゼルがあるのに対し、Pixel2 XLは側面だけでなく上下のベゼルもかなり狭くいため本体に占めるディスプレイの比率が高く、GALAXY S8やNote 8のような縦長のベゼルレスデザインとなっています。
バッテリー容量
Pixel2とPixel2 XLは、バッテリー容量も異なります。本体サイズ・ディスプレイサイズが大きいPixel2 XLの方が大容量で、Pixel2の2770mAhに対してPixel2 XLは3520mAhのバッテリーを搭載しています。
Pixel2 XLのディスプレイは6インチと大きめですが、3520mAhあればそこそこもちそうですね。
逆に、Pixel2は5インチと小さいサイズで省電力性に優れるAMOLEDを採用しているとはいえ、バッテリー容量が2770mAhでは若干少ない感じがします。
Pixel2とPixel2 XL共通の特徴・メリット
次に、Pixel2とPixel2 XL共通の特徴とメリットについてまとめます。DxOMarkでスマホ最高得点の98点をマークしたカメラ
Pixel2とPixel2 XLは、カメラの性能を数値で評価しているサイトDxOMarkのスコアがスマホで過去最高得点の98点をマークした、高性能なカメラを搭載しています。上の画像の通り、初代Pixelは89点なので9ポイントもアップしています。
なお、カメラ性能の評価が高いiPhone 8 PlusとGALAXY Note 8が94点なので、Pixel2とPixel2 XLのカメラがいかに高性能かがわかります。
光量が少ない場所でも、HDR+によって精細な写真を撮影することができるとのことです。
また、Pixel2とPixel2 XLでは最近流行の背景をぼかす「ポートレートモード」にも対応しています。
一般的なポートレートモードはカメラレンズを2つ使ったり深度センサを活用することで実現するのに対し、Pixel2とPixel2 XLでは機械学習を活用してカメラレンズひとつで背景を綺麗にぼかすことができるとのこと。
また、ポートレートモードは背面カメラだけでなく前面カメラも対応しています。
さらに、Pixel2とPixel2 XLはARにも対応。キャラクターや絵文字を被写体の側に表示させることなども可能です。
Pixel2とPixel2 XLのカメラはGoogle Lensにも対応。カメラを向けた建物などの詳細情報を その場ですぐに確認することもできます。
以下に、Googleの新製品発表会で公開されたPixel2とPixel2 XLによる作例をまとめておきます。Pixel2シリーズのカメラの実力をチェックしてみてください。
なお、Pixel2とPixel2 XLがDxOMarkで特に高く評価されたのが動画性能です。
OISとEISにより、前後左右に激しく揺れてもぶれることなく動画を撮影できていることがわかります。
Pixel2とPixel2 XLは、写真だけでなく動画をたくさん撮る人にもメリットの非常に大きいスマホですね。
握ることでGoogleアシスタントを起動できるActive Edge
HTCが製造を手掛けるPixel2には、HTC U11に搭載されている端末の横端を握ることGoogleアシスタントを起動できる「Edge Sense」のような機能として「Active Edge」を搭載しています。さらに、Active EdgeはPixel2だけでなくLGが製造を担当するPixel2 XLにも搭載されています。
Googleは、先日Pixelの開発グループを中心とするHTC従業員の一部と、HTCの知的財産権の非独占的ライセンスを獲得しました。
これにより、LG製のPixel2 XLにもActive Edgeを搭載できたのかもしれませんね。
Active Edgeを活用することで、端末に「Ok,Google」と話しかける必要がなくなります。
高音質なステレオスピーカー
Pixel2・Pixel2 XLともに、前面上下にそれぞれスピーカーが搭載されています。このステレオスピーカーにより、高音質の音楽やBGMを楽しむことができます。
最近はハイスペックなスマホでもシングルスピーカーを搭載することが多い中で、デュアルフロントスピーカーを搭載して音質にもこだわっているPixel2とPixel2 XLは評価できますね。
流れている曲のアーティストや曲名をロック画面に表示して教えてくれる
Pixel2とPixel2 XLでは、現在流れてる曲のアーティストや曲名を6画面に表示して教えてくれる機能もあります。これまでは、Google Play Musicのウィジェットをホーム画面に貼っておいて、店内などで流れてる曲のアーティスト名や曲名を知りたい場合はロック解除してホーム画面でそのウィジェットをタップする必要がありました。
Pixel2シリーズならロックを解除する必要さえなくすぐに知りたい情報を知ることができて便利です。
IP67の防水防塵対応
Pixel2とPixel2 XLは、IP67の防水防塵に対応しています。まず防塵に関しては、最もレベルが高い6で粉塵が内部に侵入しません。
防水に関しても、最高レベルの8より1段階だけ低い7で規定の圧力と時間で水中につけても有害な影響を受けません。
Pixel2シリーズの防水防塵性能については十分高く、特に防水に関しては外で雨に濡れる程度なら余裕で使い続けることができます。
15分の充電で7時間使える高速充電に対応
Pixel2とPixel2 XLは、急速充電に対応しています。Googleによると、両モデルとも15分の充電で最大7時間バッテリーが持つとのこと。
うっかり充電を忘れていても、出かける直前などに少し充電するだけで長く使えるので安心です。
背面に反応速度の速い指紋認証センサを搭載
Pixel2とPixel2 XLには、背面に反応速度の速い指紋認証センサが搭載されています。反応速度は実際に試してみないとわかりませんが、最近のスマホは低価格のものでもそこそこ指紋認証速度は速いので、Pixel2とPixel2 XLに関しても認証速度の遅さでストレスを感じることはないでしょう。
nanoSIMだけでなくeSIMにも対応
Pixel2とPixel2 XLは、nanoSIMスロットだけでなくeSIMも搭載しています。nanoSIMスロットにはnanoSIMカードを入れる必要がありますが、eSIMはSIMを差し替える必要なくソフトで通信事業者を変更することができます。
日本の大手通信キャリアでは、eSIMはApple Watch 2用のプランしか用意されていませんが、今後はSIMスロット自体がなくなってeSIMへの切り替わりが進み、プランも整っていきそうですね。
OSアップデートとセキュリティアップデートが最低3年間保証される
Googleがこれまで発売してきたNexusシリーズや初代Pixelスマホは、OSのアップデートとセキュリティアップデートは2年間保証されていました。逆に言えば、発売から2年を過ぎた端末にはOSアップデート・セキリティアップデートともに実施されないということになります。
対して、Pixel2とPixel2 XLではこれまでの端末よりも1年間延長され「OSアップデートとセキュリティアップデートを最低3年間保証」と明記されています。
Pixel2シリーズの発売年は2017年でOSのメジャーアップデートは1年に1回実施されているので、このペースが維持されるとすれば2020年のAndroid 11.0(Android R)まではアップデートが適用されることになります。
最新のOSがいち早く試せたり、セキュリティーパッチが適用され安全に使えるのはPixelスマホの大きなメリットの1つですが、Pixel2シリーズはそれが3年になったことでさらに安心して長く最新OSを楽しむことができます。
Pixel2とPixel2 XL共通の注意点・デメリット
次に、Pixel2とPixel2 XLの注意点やデメリットについてまとめます。指紋認証センサが背面にある
Pixel2とPixel2 XLで個人的に残念だったのが、指紋認証センサが背面にある点です。指紋認証センサがディスプレイ側にあれば、テーブルなどに端末を置いた状態でもすぐに指を乗せてロックを解除することができますが、Pixel2シリーズのように背面にあるとテーブルから一度端末を持ち上げて指紋でロック解除するなどのひと手間が追加でかかります。
Pixel2シリーズはどちらもフロントにデュアルスピーカーを搭載し、さらにPixel2 XLは上下ともにベゼルが狭いため全面に指紋認証センサを搭載するのは物理的に無理だったとは思いますが、次のPixelシリーズではぜひ前面で指紋認証によるロック解除が可能になってほしいところです。
3.5mmイヤホンジャックが廃止
Pixel2とPixel2 XLでは、3.5mmイヤホンジャックが廃止されました。iPhone7とiPhone 7 Plusで3.5mmイヤホンジャックが廃止されて以降は、搭載されない端末が徐々に増えてきています。
Pixel2シリーズに3.5mmイヤホンジャックが搭載されないのも自然な流れですね。
なお、Pixel2とPixel2 XLにはUSB Type-Cを3.5mmイヤホンジャックに変換するアダプタが同梱されてきます。このアダプタを使えば、イヤホンを利用しながら充電は同時にできないものの今使っている3.5mmイヤホンをそのまま使うこともできます。
おサイフケータイやワンセグには非対応
Pixel2とPixel2 XLは、防水防塵には対応しているものの、おサイフケータイやワンセグには対応していません。これらの日本独自ともいえる機能を搭載したスマホを検討している場合は、arrows M03かSH-M03から選びましょう。
またおサイフケータイだけでよければ、NuaAns NEO Reloadedもおすすめです。
シングルSIMのためDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)には非対応
Pixel2・Pixel2 XLともにSIMスロットはnanoSIMの1つのみとなっています。そのため、Pixel2シリーズは最近対応する端末が増えてきている2枚のSIMを挿して同時に待ち受けできるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)には対応していません。
日本で発売される予定無し
日本に住んでいる私たちにとって、Pixel2とPixel2 XLの最大のデメリットはそもそも日本で発売されない点です。現時点でPixel2シリーズが発売されることが決まっている国は、アメリカとイギリス、カナダ、オーストラリア、ドイツ、インド、イタリア、シンガポール、スペインの9ヶ国のみとなっています。
新製品発表会では、Pixel2 XLのGoogle Lensに東福寺が写っていたので日本でも発売されるかもという淡い期待を抱いたのですが、その期待は見事に打ち砕かれました。
Pixel2シリーズはドコモ系のSIMを使う際に必須のFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドにも対応していないので、日本での発売は絶望的と見ておいたほうがよさそうです。
日本の通信事業者が使用しているバンド(周波数帯)には最適化されていない
これは初めの部分でも触れましたが、Pixel2シリーズは日本の通信事業者が使っているバンド(周波数)に最適化されていません。SoftBank(ワイモバイル)とauに関しては、バンドを見る限りでは特に問題なく使えそうですが、ドコモ回線のSIMとは明らかに相性が悪く、通話・通信ともに使えるエリアが確実に狭くなります。
日本で発売予定がないため仕方ないですね。
Pixel2/Pixel2 XLの日本発売日
現時点では、Pixel2とPixel2 XLは日本での発売予定はありません。ちなみに、米国ではPixel2が10月17日に出荷予定で、Pixel2 XLは2~3週間で出荷となっています。
Pixel2/Pixel2 XLの価格
Pixel2とPixel2 XLのモデルごとの価格は以下の通りです。Pixel2
64GB:約72,000円(649ドル)128GB:約84,000円(749ドル)
Pixel2 XL
64GB:約95,000円(849ドル)128GB:約106,000円(949ドル)
Pixel2とPixel2 XLまとめ
Pixel2とPixel2 XLは、基本スペックはQualcommのSnapdragon 835を搭載してRAMは必要十分の4GB、ROMも64GBと128GBと大きめの容量で隙のない構成となっています。また、Pixel2シリーズは基本スペックだけでなくカメラ性能にも優れていて、レンズひとつながら背景をぼかして被写体を際立たせるポートレートモードやAR、Google Lensに対応しています。
さらに、端末を握ることでGoogleアシスタントを起動できたりデュアルフロントスピーカーを搭載、IP67の防水防塵やeSIM対応などより実用的・便利に使いこなすことができます。
だからこそ、日本で発売されないのが本当に残念でなりません。
技適マークもないので、自己責任で使う前提なら海外から取り寄せることもできますが、ドコモ回線のSIMとの相性の悪さが致命的です。
GoogleはPixel2シリーズの後継機であるPixel3シリーズを日本で発売することを正式表明していて、FOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドの対応などドコモ回線のSIMにも最適化されるのは間違いないので、これから購入するならPixel3シリーズの日本発売を待つのがおすすめです。
Pixel3シリーズの詳細はこちら。
Google Pixel 3/Pixel 3 XLのスペック比較レビューと日本発売日・価格総まとめ
Pixel2とPixel2 XLのスペック比較や特徴、メリット・デメリット、日本発売日や価格のまとめは以上です。
なお、次のページにはPixel2とPixel2 XLのこれまでのリーク情報をまとめています。