今回は、じきに全てのNexus 7にOTAで降りてくるAndroid 4.1.2(JZO54K)にアップデートしたNexus 7のRoot化方法・手順を紹介します。
Root化方法といっても、Android4.1.1(JRO03S)のRoot化で使用したNexus 7 Toolkitを同じ手順で使えば簡単にRoot化できます。
Root化によって、メーカーの補償は一切きかなくなります。
また、作業中にデータが消えたり、Nexus7が起動しなくなってしまったとしても、当方では一切責任は負えません。
全て自己責任で作業を行ってください。
1.Nexus7のドライバインストール方法。を参考に、Nexus7 Toolkitをインストール後Nexus7のドライバをインストールしておく。
2.1の作業後、Nexus7のブートローダーアンロック(Bootloader Unlock)方法。を参考に、ブートローダーをアンロックしておく。
ブートローダーをアンロックすると、内部ストレージ内も含めて全てのデータが消去され、工場出荷状態になります。
必要なデータは、アンロック前に必ずバックアップしておいてください。
3.Nexus 7をデバッグモードにしておく。(設定⇒開発者向けオプション⇒USBデバッグにチェック)
4.Nexus7のブートローダーを起動して、PCと接続しておく。
ボリュームダウンボタンと電源ボタンを同時に長押しすることでブートローダーが起動します。Nexus7の画面に倒れたドロイド君が表示されていれば、ブートローダー起動に成功しています。
5.ドライバインストールやブートローダーアンロックで使用したNexus7 Toolkitを起動しておく。
それではAndroid 4.1.2(JZO54K)にアップデートしたNexus7のRoot化手順です。
1.アップデートするかどうか聞いてくるのでyesかnoを選びますが、どちらでも構いません。
今回はnoを選びました。
2.「4.Root your Tablet」を選びます。
下の「Make your choice:」に「4」と入力してEnterキーを押します。
3.「You have been choosen Root for Build 4.1.1 JRO03D」と表示されています。
Android 4.1.2にアップデートしたNexus7のバージョンは「JZO54K」となっていて、ツールの表示とは違っていますが、気にせず「Make your choice:」に「yes」と入力してEnterキーを押します。すると、Nexus7が再起動します。
4.その後、自動で再度ブートローダーへ再起動します。
5.「Root procedure completed. Rebooting back into Fastboot Mode」と表示されて、Nexus7はブートローダーが起動した状態になります。
あとは、Nexus7を再起動すればRoot化された状態になります。
6.アプリ一覧に見慣れたSuperUserがインストールされていますね。
またAndroid4.1.2から追加された、横画面のホームの状態でアプリ一覧を見ることができます。
7.試しにTitanium Backupをインストールして起動してみました。スーパーユーザーの要求が表示されるので、「許可」をタップします。
8.正常に起動しました。
Nexus7のRoot化方法・手順は以上です。
Android 4.1.2(JZO54K)も、Nexus7 Toolkitを使って簡単にRoot化できますね。