Twitter、次回アップデートで端末にインストールしているアプリ一覧を収集する機能を追加。

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Twitterが、Twitterクライアントアプリの次回アップデートでAndroid端末やiOS端末にインストールしているアプリ一覧を収集する機能を追加することが分かりました。


Twitterアプリのアップデート日程

同機能を実装したTwitterアプリのアップデートは、iOS向けは11月26日に、Androidアプリは来週以降に行われる予定とのことです。


Twitterアプリが収集するデータ

同機能については、すでに日本語のヘルプページも公開されています。

Twitterアプリが収集するデータは端末にインストールしているアプリの一覧のみで、アプリ内のデータなどは一切収集しないと明記されています。


Twitterアプリがインストールしているアプリ一覧を収集する目的

Twitter社が、Twitterアプリを通じてアプリ一覧を収集する目的は以下の3点です。

・同じ興味関心を持っている "おすすめユーザー" をより高い精度で提案
・特に興味のありそうなツイート、アカウント、その他のコンテンツをタイムラインに追加
・ユーザーの興味によりマッチしたプロモコンテンツを表示


簡単に言えば、先日追加されたフォローしていない人のツイートやよりユーザーのニーズに合ったプロモコンテンツをタイムライン上に表示させることで同社の収益をアップさせることが目的のようですね。


アプリ一覧収集機が有効になったかどうかを確認する

アプリ一覧を収集する機能が有効化されると、「より良くカスタマイズするためにTwitterは端末にインストールされているアプリを使用します」というメッセージが表示されます。


アプリ一覧収集機を無効化する方法

アプリ一覧収集機能は以下の手順で無効にすることもできます。

1.メニューキーをタップ
2.「設定]」をタップ
3.アプリ一覧収集機能を無効にしたいアカウントをタップ
4.「その他」「アプリに合わせてTwitterをカスタマイズする」で設定を変更できるとのことです。

Twitter公式のアプリは複数のアカウントを設定できますが、アプリ一覧を収集させないためには設定しているすべてのアカウントでこの機能を無効化しないといけないはずなので面倒ですね。

なお同機能は初期設定で有効になっており、設定を無効に変更しないとTwitterアプリのアップデート後に自動でアプリ一覧を収集されてしまいます。

2014/11/17更新のバージョン5.35.0では無効化できる設定はありませんでした。いきなり同機能の正式スタートのアップデートが来てしまうと、初期設定で有効になっているため最低一度は端末にインストールしているアプリが必ずTwitter社に送信されてしまいます。

上記方法で機能を無効にすることで収集したアプリ一覧のデータは削除されその後の収集もしないとのことですが、アップデートで少なくとも一度は強制的にアプリ一覧が送信されてしまうのはあまり気持ちのいいものではないですね。

source:re/code via:ITmedia

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