Xiaomi Redmi Note 4のレビューとスペック。価格が2万円を切るハイスペックスマホ。

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このページでは、Xiaomi Redmi Note 4のスペックレビューと価格、発売日などをまとめています。


Xiaomi Redmi Note 4のスペック

Xiaomi Redmi Note 4のスペックは以下の通りです。

OS

Android 6.0 Marshmallow
MIUI 8

ディスプレイ

サイズ:5.5インチ
解像度:1920 x 1080(フルHD)

プロセッサ

MediaTek MT6797m Helio X20 2.1GHz 10コア

RAM

2GB/3GB

ストレージ

16GB/64GB

外部メモリー

microSD(最大128GB)

背面カメラ

1300万画素

前面カメラ

500万画素

バッテリー容量

4100mAh

サイズ(高さ x 幅 x 厚さ)

151 x 76 x 8.35 mm

重量

約175g

SIMサイズ

スロット1:microSIM
スロット2:nanoSIM
※nanoSIMスロットはmicroSDスロットと兼用

対応周波数(バンド)

FDD-LTE(4G):2100MHz(band1) / 1800MHz(Band3) / 850MHz(Band5) / 2600MHz(Band7) / 900MHz(Band8)

TD-LTE(4G):2600MHz(Band38) / 1900MHz(Band39) / 2300MHz(Band40) / 2500MHz(Band41)

WCDMA(3G):2100MHz(Band1) / 1900MHz(Band2) / 850MHz(Band5) / 900MHz(Band8)

CDMA2000(3G):800MHz(BC0)

GSM(2G):1900MHz / 1800MHz / 900MHz

GPS

GPS / A-GPS / GLONASS

センサー

加速度センサ / ジャイロスコープ / 近接センサ / 環境光センサ / 指紋認証センサ / ホールセンサー / 赤外線センサ

その他

・Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)

・Bluetooth:V4.2

・microUSB

・3.5mm ミニジャック

カラー

シルバー / グレー / ゴールド


Xiaomi Redmi Note 4の特徴・メリットをレビュー

ここからは、Redmi Note 4のメリットについてレビューします。

10コアCPUのHelio X20搭載でCPU性能は高い

Redmi Note 4のCPUは、MediaTekのHelio X20を搭載しています。
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Helio X20は10コアのCPUで、MediaTekのCPUの中では高性能です。Huawei Mate 8に搭載されているHisiliconのKirin 950とGalaxy S7/S7 Edgeに搭載されているExynos 8890、Xperia X Performanceなどに搭載されているSnapdragon 820とのベンチマーク比較は以下をご覧ください。


AnTuTuの結果は、約85,000点となっておりKirin 950にわずかに劣る結果となっています。
kirin950-heliox20-exynos8890-snapdragon820-antutu-scores

CPUの性能を計測するGeekBenchの結果は、シングルコア・マルチコアともKirin 950に勝っています。また、シングルコアに関してはExynos 8890やSnapdragon 820ともほぼ変わらず、マルチコアではトップの成績となっています。
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Galaxy S7 EdgeやXepria X Performaceといった2016年のフラッグシップモデルと比べても、Redmi Note 4のCPU性能は決して劣っていないため、動作は速くスムースに操作できることが期待できます。


5.5インチながら4100mAhの大容量バッテリー

Redmi Note 4のディスプレイサイズは、最近のスマホでは一般的な5.5インチです。

縦・横・厚さも他社の5.5インチスマホと比べても特別大きいわけではないものの、Redmi Note 4は4100mAhという大容量のバッテリーを搭載しています。

2016年発売で、同じ5.5インチディスプレイを搭載するMoto G4 PlusとZenFone3が3000mAhであることをふまえると、Redmi Note 4のバッテリー容量がいかに大きいかが分かります。

バッテリー容量が増えている分重さは175グラムとそこそこありますが、ゲームや動画視聴などバッテリーを消費するアプリを長時間連続して使う人にはRedmi Note 4は最適ですね。


フルメタルボディで高級感のあるデザイン

Redmi Note 4の前モデルであるRedmi Note 3は、価格は安く抑えられていながら筐体はフルメタルで高級感のあるデザインです。
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Redmi Note 4もRedmi Note 3のコンセプトを引き継いでおり、Redmi Note 3よりも丸みを少なくしたことでより洗練された印象です。
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Redmi Note 4の実機を見ていきます。Redmi Note 4の上部には、イヤホンジャックと赤外線、マイクがあります。
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右側は上がボリュームボタン、下が電源ボタンです。
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左側はSIMスロットのみ。
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下部はmicroUSBポートです。左右にスピーカーらしきものがありますが、実際に音が出るのは右側のみです。
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Redmi Note 4の背面です。全面がつや消しのアルミ素材で覆われており、安っぽさが全くないデザインです。
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「mi」ロゴが目立っていますね。
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最近のスマホはカメラが出っ張っているものも多いですが、Redmi Note 4のカメラは出っ張っていないためレンズに傷が入る心配もありません。
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指紋認証センサも搭載

指紋認証センサは一度使うと手放せない機能なので、現在使っている端末で指紋認証センサを使っている場合は必須という人も多いと思います。

指紋認証センサはRedmi Note 3ですでに搭載されていますが、Redmi Note 4にももちろん搭載されています。

背面上部のカメラとフラッシュの下に指紋認証センサがあります。指紋認証センサは反応が速いです。
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また、Redmi Note 4の指紋認証センサは指紋の認識率が向上しているとのことですが、実際に使っていても認証エラーはほぼないため使い勝手は非常に良いです。


microSDカードも128GBまで対応

Redmi Note 4は、microSDにも対応しており、最大で128GBのSDXCを使うことができます。

ただし、microSDスロットはnanoSIMスロットとの兼用のため、microSDを入れるとSIMは1枚しか使えない点には注意が必要です。
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SIMスロットが1つ潰れてしまうという注意点はあるものの、Xiaomiの端末でmicroSDカードが使える機種は意外に少ないのでこれは大きなメリットですね。


CDMA2000にも対応しているためauの音声通話も利用可能

Redmi Note 4は、CDMA2000のBC0にも対応しています。

BC0はauの音声通話で主に使われている周波数のため、Redmi Note 4はauやau系格安SIMを挿して音声通話が可能です。

CDMA2000を利用している通信事業者自体が少ないためBC0に対応している端末も必然的に限られてきますが、そんな中でBC0に対応しているRedmi Note 4はauユーザーにとってはメリットの大きい端末となっています。


3G+4Gのデュアルスタンバイに対応

Redmi Note 4はSIMを2枚挿して使えるデュアルSIM仕様ですが、さらに3Gの音声通話SIMと3Gまたは4Gのデータ通信SIMを同時に挿してどちらも待ち受けできる「デュアルスタンバイ」に対応しています。

これにより、理論上はドコモのカケホーダイSIMとドコモ系格安SIMのデータ通信SIMを挿して、手動で切り替える必要なくどちらのSIMも使うことができます。
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ただし、Redmi Note 4の前モデルのハイスペック版であるRedmi Note 3 Proもデュアルスタンバイには対応しているものの、両方ともドコモのSIMでは同時待ち受けできず片方はauのSIMである必要があるなど制限があります。

そのため、Redmi Note 4も両方ともドコモやドコモ系格安SIMで使えるかどうかは実際に試してみないと分かりません。

2016/9/12追記
Redmi Note 4がドコモとドコモ系格安SIMの2枚でデュアルスタンバイに対応していることを確認しました。詳しくはこちらをご覧ください。
Xiaomi Redmi Note 4のデュアルSIMはデュアルスタンバイ対応

なお、デュアルスタンバイの特徴やメリットについてはこちらにまとめています。
シングルスタンバイ・デュアルスタンバイ・デュアルアクティブの違い

デュアルスタンバイに対応しているSIMフリースマホ一覧はこちら。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(同時待ち受け)SIMフリースマホまとめ


RAM 3GB/ROM 64GBでも19,000円弱と破格の価格設定

Redmi Note 4は、上記のとおり他メーカーのミドルスペック~ハイスペックなスマホと並べてもそん色がない十分なスペックを備えているにも関わらず、20,000円を下回る価格という非常に高いコストパフォーマンスが最大の特徴です。

Redmi Note 4は、RAM 2GB/ROM 16GBモデルが約14,000円で、RAM 3GB/ROM 64GBが約19,000円で発売されました。

ZenFone3はRAM 3GB /ROM 32GBモデルが約26,000円という価格を見ると、Redmi Note 4がいかに安いかが分かります。


Xiaomi Redmi Note 4の注意点・デメリットをレビュー

次に、Xiaomi Redmi Note 4の注意点やデメリットについてレビューします。

FOMAプラスエリアには非対応

Redmi Note 4は、ドコモのSIMで山間部や都市部の電波が入りにくい場所で使われているFOMAの800MHz帯(Band6)、いわゆるFOMAプラスエリアに対応していません。

また、4G LTEでFOMAプラスエリアと同じく山間部などでよく使われている800MHz帯(Band19)に関しても、Redmi Note 4は対応していない点には注意が必要です。

世界的に見ても、Band6とBand19を使っているのはドコモぐらいのため、これまで日本で販売した実績がないXiaomiのスマホであるRedmi Note 4がこれらの周波数帯に対応していないのは自然なことと言えます。


Google Playストアが入っていない場合がある

私の手元にあるGearBestのRedmi Note 4には、Google Playストアがインストールされていません。

これは、Redmi Note 4が中国公式版のOSを搭載しているためです。Googleは、中国政府の検閲などの問題が原因で中国市場から撤退しているため、中国で販売されるAndroid端末にはGoogle Playストアがインストールされていません。

ですが、実はGoogle PlayストアがないRedmi Note 4の本体だけで、Google Playストアを後からでもインストールできるようになっています。
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グローバル公式版やGearBestが独自にカスタマイズしたOSにはGoogle Playストアが初めから入っているので問題ありませんが、もし購入したRedmi Note 4にGoogle Playが入っていない場合はこちらの手順でインストールしてください。
[xiaomi-google-play]
所要時間は5~10分程度です。


16GBモデルのストレージの空きは実質8GB程度しかない

私のRedmi Note 4は16GBモデルですが、Google Playストアなどをインストールするとストレージの空きは8GB程度しかありません。
Google Playストアを導入するとストレージの空きは8GB程度になる

Google Playストアを導入するとストレージの空きは8GB程度になる


アプリをたくさんインストールしたり大容量になりがちな動画の撮影・ダウンロードなどをする場合は、microSDカードを有効活用しましょう。

ただし、前述のとおりRedmi Note 4のmicroSDスロットはSIMスロットも兼ねているので、microSDカードを入れるとSIMは1枚しか使えずデュアルスタンバイが利用できません。

デュアルスタンバイで容量もたくさん使いたい場合は、16GBモデルではなく64GBモデルを選ぶことをおすすめします。


技適はない

Redmi Note 4には、日本の技適マークがありません。

技適マークがついていないスマホを日本国内で使うと違法になる恐れがあるため、使う際は自己責任となる点には注意しましょう。
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Xioami Redmi Note 4の価格

Redmi Note 4には2モデルあります。各モデルの価格は以下の通りです。

RAM 2GB / ROM 16GBモデル:約14,000円(899元)
RAM 3GB / ROM 64GBモデル:約19,000円(1199元)


Xiaomi Redmi Note 4の発売日

Redmi Note 4は、2016年8月25日に発表され、同年8月26日に発売されました。


日本からXiaomi Redmi Note 4を購入できるショップ

日本からRedmi Note 4を購入できるショップはGearBestです。
GearBest

GearBestにおける価格や購入にかかる総額についてはこちらをご覧ください。
Xiaomi Redmi Note 4がGearBestにて予約開始。購入時の総額まとめ

また、GearBestでは割引クーポンやキャンペーンをよく開催しています。現在Redmi Note 4が安く購入できるキャンペーンが開催されていないか、一度確認してみることをおすすめします。

キャンペーンの内容や詳細はこちら。


まとめ。Xiaomi Redmi Note 4はコストパフォーマンスが非常に高い端末

Redmi Note 4は、Redmi Note 3とスペックはほぼ変わらずにCPU性能とバッテリー容量をアップしたにも関わらず、価格は20,000円をきるというコストパフォーマンスの非常に高い端末です。

また、Redmi Note 3 Proでも利用できなかった、ドコモやドコモ系格安SIM 2枚を同時に挿して4G+3Gの同時待ち受けに対応しているのも、Redmi Note 4の大きなメリットとなっています。

また、価格が安いからと言ってデザインや見た目が安っぽいということもありません。

Xiaomiは良い端末を多数販売していますが、現時点では日本で1機種も端末を販売していません。ぜひ日本にも進出してほしいですね。

Xiaomi Redmi Note 4のスペックレビュー・価格・発売日まとめは以上です。


source:红米Note4-小米商城

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