Xperia X Performance SO-04Hは格安SIMMVNOでテザリング可能

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Xperia X Performance(SO-04H)は、ドコモ系の格安SIMでテザリングを利用できることが確認されています。


Xperia X Performance(SO-04H)はドコモ系格安SIM(MVNO)でテザリング利用可能

Xperia X Performance(SO-04H)は、ドコモの2016年夏モデルとして発売予定の機種です。

SO-04Hはまだドコモから発売はされていないものの、Xperiaアンバサダープログラムに参加して実機を使用したユーザーがSO-04Hとドコモ系格安SIM(MVNO)の組み合わせでテザリングが利用できたことを報告しています。

APNを0SIMのものにしている状態ですが、テザリングができていることが分かります。SO-04HにXperia Z5を接続したところ、正常に接続できました。
via:Xperia X Performance SO-04HではMVNOでのテザリングが制限なしに - AndroPlus


上記の記事では、ドコモ回線を使った格安SIMの0SIMをSO-04Hに挿してテザリングの正常動作を確認しています。

0SIM以外のドコモ系格安SIMでの動作も気になるところですね。


Galaxy S7 Edge(SC-02H)でもドコモ系格安SIMでテザリングが利用できたとの報告あり

ドコモの2016年夏モデルの中では、SO-04H以外にGalaxy S7 Edge(SC-02H)でもドコモ系格安SIMでテザリングが利用できたという報告があります。
Galaxy S7 Edge(SC-02H)は格安SIM MVNOでテザリングが利用可能という情報。

また、ドコモの2015年夏モデル以降の機種の中では、シャープ製の端末が格安SIMでのテザリングに対応していることがmineoの動作確認端末一覧などで確認できます。
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ドコモのAndroid端末の多くが格安SIMとの組み合わせではテザリングが利用できない

SO-04HやSC-02H、2015年夏以降のシャープ製端末では、ドコモ回線を使っている格安SIMとの組み合わせでテザリングが利用できることが確認されていますが、これら以外のAndroid端末はほぼすべて格安SIMを挿すとテザリングを利用することができません。

これまでドコモが販売してきたAndroid端末は、テザリングを有効化するとAPNが強制的に「dcmtrg.ne.jp」に切り替わる仕組みになっていました。

ドコモ純正のSIMであればテザリングオン時にAPNが「dcmtrg.ne.jp」に切り替わっても問題ありませんが、同じドコモ回線を利用している格安SIMの場合APNが「dcmtrg.ne.jp」に切り替わるとエラーとなりテザリングを有効化できません。
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ドコモの2016年夏モデルからはAPN強制切り替えの仕様が変更された?

ドコモの2016年夏モデルに関しては、前述のとおりSO-04HとSC-02Hで格安SIMでのテザリング正常利用が確認されています。

発売される予定の残りの新機種やMVNO各社の動作確認・検証を待つ必要はありますが、ドコモの2016年夏モデルではテザリングオン時の「dcmtrg.ne.jp」へのAPN強制切り替えが廃止されている可能性もあります。

もしそうであれば、ドコモ端末+格安SIMの使い勝手がさらに良くなるので期待したいところです。

あとは、現在は利用できないよう制限されているおサイフケータイのdカードやdカードminiが格安SIMにも対応すれば、格安SIMでもドコモSIMを挿している時とほぼ同じように使えますね。
格安SIM MVNOで使えるおサイフケータイ(iD/Suica)と注意点まとめ

なお、ドコモ系格安SIMでテザリング機能が使えるドコモ端末はこちらで随時更新しているのでご参考ください。
格安SIM MVNO(ドコモ・au)でテザリングが使える端末・条件まとめ

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