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格安SIMへの乗り換え時にドコモの通話時間を確認するのは必須作業
現在ドコモのSIMを契約中で格安SIMに乗り換えを検討している場合、ドコモの通話時間を確認するのは必須の作業となります。その理由は、格安SIMでは完全なかけ放題サービスが提供されていないためです。
ドコモには、1回の通話時間やひと月の回数の制限が一切ない「カケホーダイプラン」が提供されています。
カケホーダイプランを契約しておけばどれだけ長電話でも、また何度電話をかけてもスマートフォンなら2,700円、フィーチャーフォン(ガラケー)なら2,200円の定額でおさまります。
逆に、格安SIMには前述のとおりドコモのカケホーダイプランのような完全なかけ放題サービスはなく、DTI SIMの「でんわかけ放題」や楽天モバイルの「5分かけ放題」など5分以内の通話が定額でかけ放題になる、カケホーダイライトプランと同じ内容のサービスなどがメインとなっています。
5分を超える通話はかけた分だけ通話料金が追加でかかってくるため、格安SIMに乗り換えるとドコモよりも通話料金が高くなる可能性がある点はおさえておきましょう。
特に、現在ドコモのカケホーダイプランを契約していて格安SIMに乗り換えを検討している場合は、どれだけ通話しているかをあらかじめ確認しておき、格安SIMに乗り換えたら通話料金を含めてどの程度の料金がひと月にかかるかを確認・把握しておくことが重要になります。
また、現在ドコモで契約しているプランがカケホーダイプランではなく、かけた分だけ通話料金がかかるプランで格安SIMへの乗り換えを検討している場合でも、ひと月の通話時間を確認しておくと格安SIMに乗り換えた場合のシミュレーションがしやすくなるので確認しておくことをおすすめします。
ドコモのカケホーダイの累積通話時間を調べる方法
まずは、ドコモのカケホーダイの1ヶ月の累積通話時間を調べる方法です。事前にWeb料金明細サービスの申し込みが必要
カケホーダイプランを契約しているドコモのSIMの通話時間を確認する場合、請求明細から通話時間を確認することができません。そのため、事前にWeb料金明細サービスの申し込みが必要です。
Web料金明細サービスは、いつ、誰に、どれだけ電話をかけたかを確認できるサービスで月額料金は無料です。
申し込みは契約者本人がドコモショップ窓口で手続きする必要があります。また、申し込む際に運転免許証など本人であることが確認できる書類も必要なので忘れないように気を付けましょう。
また、Web料金明細サービスを使って詳細な通話履歴を確認できるのは申し込んだ翌月の10日頃からです。
通話時間を確認したい場合は、なるべく早めにWeb料金明細サービスに申し込んでおくことをおすすめします。
Web料金明細サービスで通話時間を確認する
Web料金明細サービスが利用できるようになったら、通話時間を確認していきます。My docomoにアクセスします。
My docomo | NTTドコモ
「ログイン」をクリックしてdocomo IDとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。docomo IDとパスワードの登録や確認方法はdアカウント/パスワード | お客様サポート | NTTドコモを参照してください。
ログインが完了したら、下にスクロールして「料金・通信量などの確認」をクリックします。
「通話・通信先の明細」の項目の「利用する」をクリックすると、通話の明細が一覧で表示されます。その中に通話した時間が表示されるので、これを足していくことで累計の通話時間を確認できます。また、格安SIMの5分かけ放題サービスの契約を検討している場合は1回あたりの通話時間も同時に確認することができて便利です。
通話明細が複数のページにまたがる場合は、右下にあるページ選択のリンクをクリックします。
確認したいページを選ぶと、該当のページが表示されるのですべて確認して通話時間を足していきましょう。
ドコモのカケホーダイ以外の従量課金プランの累計通話時間を調べる方法
次に、ドコモのカケホーダイプラン以外のプランの合計通話時間を調べる方法です。事前にWeb料金明細サービスの申し込みは必要ない
ドコモのカケホーダイプラン以外のプランの場合、請求明細から確認できるため基本的にはカケホーダイプランのようにWeb料金明細サービスの申し込みは必要ありません。請求明細から通話時間を確認する
「ログイン」をクリックしてdocomo IDとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。ログイン後、「ご利用料金の確認」の「利用する」をクリックし確認したい電話番号を選びます。
利用額一覧が表示されるので、通話時間を確認したい月の「利用内訳」をクリックし、「通話料・通信量(計)」をクリックします。
すると、通話料金が表示されます。ドコモの通話料金は1分で40円なので、金額を40で割ると通話時間が算出できます。こちらのスクリーンショットの内容の場合、1,800円(1,280円+520円)÷40円=45分となります。
格安SIMの5分間かけ放題の契約を検討していて、1回当たりの通話時間がどの程度なのかを確認したい場合は、カケホーダイプランの通話時間の確認方法と同じくWeb料金明細サービスの申し込みが必要です。
冒頭でも触れたとおり、格安SIMにはドコモのカケホーダイプランのような24時間完全かけ放題のサービスが提供されていません。
安くなると思って格安SIMにしたものの、通話が多いために逆に高くなってしまう場合もあります。
ドコモから格安SIMに乗り換えを検討している場合は、まずひと月の通話時間がどの程度なのかを確認して最適な格安SIMとプランを選びましょう。
格安SIMのかけ放題サービスの比較はこちらをご覧ください。
格安SIM MVNOでかけ放題(通話定額)がある16社を比較
ドコモ カケホーダイなどの1ヶ月の合計通話時間を確認する方法は以上です。