格安SIM MVNOでかけ放題(通話定額)がある16社を比較【8月】

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このページでは、格安SIMで通話定額(電話かけ放題/話し放題)プランを提供している16社を比較します。

目次


更新情報

2017/8/29
・nuroモバイルの「nuroモバイルでんわ5分かけ放題」が「nuroモバイルでんわ10分かけ放題」に改定。
・イオンモバイルの「イオンでんわ5分かけ放題」が「イオンでんわ10分かけ放題」に改定。

2017/6/26
・LINEモバイルの「10分電話かけ放題オプション」を追加。


格安SIM(MVNO)の通話料とかけ放題(通話定額)について

まず、格安SIMの通話料とかけ放題(通話定額)について触れておきます。

格安SIMのSIMタイプ

格安SIMには、大きく分けて以下の3つのSIMタイプがあります。

1.データ通信専用SIM(SMSなし)
2.データ通信専用SIM(SMSあり)
3.音声通話対応SIM

この中の「3.音声通話対応SIM」を選ぶと、格安SIMでもキャリア(docomo、au、Softbank)と同じように音声通話ができます。

格安SIMはdocomoやauから回線を借り受けているものがほとんどで、主要な格安SIMのほとんどで音声通話対応SIMが提供されています。

通話ができるエリアや通話品質は大元のキャリアのエリア・通話品質と同じです。


格安SIM(MVNO)の「かけ放題(通話定額)」は本当の話し放題ではない【2017/4/24より楽天モバイルが提供開始】

このページでは格安SIMのかけ放題(通話定額)についてまとめていますが、これまでは格安SIMのかけ放題(通話定額)は現時点では本当の意味での話し放題ではありませんでした。

docomo、au、Softbankはカケホーダイのプラン(オプション)をすでに提供していますが、3大キャリアのかけ放題は国内音声通話なら通話する相手先(携帯電話/固定電話)や通話する時間帯、通話の長さ、回数など制限が一切なくどこにかけても完全なかけ放題です。

それに対して、格安SIMのかけ放題(通話定額)は3大キャリアのように完全な話し放題ではありません。

格安SIMの事業者は、音声通話サービスをdocomoやauといった大手キャリアから卸してユーザーに提供していますが、現時点ではキャリアは格安SIMを提供するMVNOに対して電話かけ放題(通話定額)のプランを提供していません。そのため、格安SIMにはかけ放題(通話定額)のプランが提供されていないということです。

ちなみに、docomoが格安SIMを運営するMVNO事業者に卸す通話料金は30秒20円です。格安SIMの一般的な通話料金と同じですね。つまり、格安SIMを運営するMVNO事業者は通話料金では利益を一切あげていないということになります。
mvno-flat-rate-calling

ですが、楽天モバイルが2017年4月24日より、月額2,380円で通話時間にも通話回数にも上限が一切ない、無制限のかけ放題オプション「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」の提供を開始しました。

楽天モバイルは、ドコモの通話回線ではなく中継電話の回線を使う楽天でんわを利用することで24時間かけ放題を実現しました。

楽天モバイルの完全かけ放題についてはこちらをご覧ください。
楽天モバイル「5分かけ放題」「無制限かけ放題」の詳細と注意点まとめ

なお、2016年4月にもしもシークスが格安SIMで初の24時間かけ放題サービスの提供を開始しましたが、大手キャリアのかけ放題サービスに比べるとサービスの内容や通話品質、制限など様々な部分で注意すべき点があります。その詳細については後述します。


現在利用している通信事業者での通話時間を把握しておく

上記の通り、格安SIMのかけ放題には大手キャリアのような24時間かけ放題のサービスは提供されていません。

そのため大手キャリアから格安SIMに乗り換えた場合、通話時間が多いと逆に格安SIMの方がひと月にかかる料金が高くなってしまう可能性もあります。

特に現在大手キャリアのかけ放題プランを契約していて格安SIMへの乗り換えを検討している場合は、現状の通話時間を事前に必ず確認しておきましょう。

ドコモの通話時間を確認する方法は、こちらにまとめているので参考にしてみてください。
ドコモ カケホーダイなどの通話時間(累計/1回あたり)の確認方法


NifMoのIP電話かけ放題「NifMoでんわ」は国内だけでなく海外も定額で通話できるがデメリットもあり

このページでは、通常の音声通話が制限がありながらも定額で利用できる格安SIM16社を比較します。

ちなみに、通話の種類を通常の音声通話だけでなくIP電話にも広げると、NifMoが完全定額で24時間電話かけ放題のサービス「NifMoでんわ」を提供しています。
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NifMoでんわの月額料金は以下の通りです。
 NifMoでんわ
国内かけ放題プラン
NifMoでんわ
国内+海外かけ放題プラン
月額料金1,300円/月2,700円/月
申込手数料0円
プラン変更
手数料
0円
解除手数料3,000円(税抜)
※利用開始月および、利用開始月の翌月から2ヶ月以内に契約解除を行った場合に発生

NifMoでんわには、国内かけ放題プランと海外へも定額で電話かけ放題の国内+海外かけ放題プランの2つのプランを提供しています。

NifMoでんわに申込手数料はかからず、また国内かけ放題プランから国内+海外かけ放題プラン、逆に国内+海外かけ放題プランから国内かけ放題プランへの変更も手数料無料です。

なおNifMoでんわは、NifMoのデータ通信専用SIMで利用することはできません。必ず音声通話SIMを契約している必要があります。

NifMoの音声通話SIMにNifMoでんわを追加した料金は以下の通りです。

国内かけ放題プラン
 音声通話対応SIMNifMoでんわ
月額料金
合計
3GBプラン1,600円+1,300円2,900円
7GBプラン2,300円+1,300円3,600円
13GBプラン3,500円+1,300円4,800円

国内+海外かけ放題プラン
 音声通話対応SIMNifMoでんわ
月額料金
合計
3GBプラン1,600円+2,700円4,300円
7GBプラン2,300円+2,700円5,000円
13GBプラン3,500円+2,700円6,200円

最安の料金は、高速通信容量3GBで2,900円となっています。同じ3GBプランがあるDTI SIMや楽天モバイル、BIGLOBE SIMと比べると割高ですね。


また、NifMoでんわが24時間かけ放題以外にこのページで比較する格安SIMと異なるのは、先述の通り「IP電話」である点です。

IP電話は料金を安くすることができるというメリットがある一方、110番や119番といった緊急通報がかけられない、IP電話はインターネット回線を利用して通話するので通信環境が悪いと通話品質が落ちたり遅延が発生するなどデメリットもあります。

また、IP電話はインターネット回線を利用するので、通話時にパケット通信が発生します。NifMoによると、NifMoでんわで発生する通信量は3分で1.5MBとのこと。1時間で30MB、10時間話して300MBの通信量が発生します。

NifMoでんわであまりにも電話をかけすぎると高速通信容量を圧迫してしまうので、電話だけでなく通信もたくさんする人は注意が必要です。


NifMoでんわの詳細は、以下を参照してください。
NifMoの通話定額「10分かけ放題」「NifMoでんわ」の特徴と注意点まとめ


なお、イオンモバイルも月額1,500円で24時間かけ放題のサービス「050かけ放題」を提供しています。
aeon-050kakehoudai1
ですが、050かけ放題もIP電話でNifMoでんわと同じようなメリット・デメリットがあるため、このページの比較対象からは除外しています。
イオンモバイルのかけ放題「050かけ放題」の詳細と注意点まとめ


かけ放題サービスを提供している格安SIM(MVNO/格安スマホ)一覧

NifMoでんわのようなIP電話ではなく、通常の電話として通話定額(電話かけ放題)サービスを提供している格安SIMは以下の16社です。















・もしもシークス(エックスモバイル)
公式サイト: エックスモバイル


・ワイモバイル
公式サイト: ワイモバイル
レビュー:ワイモバイル(Y!mobile)の評価・速度・レビュー

このページでは、この16社を料金やサービス内容、機能・特徴で比較していきます。

なお、ワイモバイルは自社で用意した回線を使って運用しているためMVNOではなくMNOですが、ワイモバイルはソフトバンクの格安SIMという位置づけである点と、この16社の中でワイモバイルがキャリアと同じ中継電話を利用しない(プレフィックス番号が必要ない)完全なかけ放題サービスを提供している点から比較対象に加えています。


格安SIM(MVNO)のかけ放題の月額料金の最安比較

まずは、MVNO各社が提供している、格安SIMのかけ放題サービスの月額料金や定額の対象になる通話について比較します。
 月額料金対象回数
IIJmio
「通話定額オプション 830円」
830円10分以内の通話
30分以内の家族間通話
無制限
LINEモバイル
「10分電話かけ放題オプション」
880円10分以内の通話無制限
NifMo
「10分かけ放題」
830円10分以内の通話無制限
nuroモバイル
「nuroモバイルでんわ5分かけ放題」
800円10分以内の通話無制限
OCNモバイルONE
「10分かけ放題オプション」
850円10分以内の通話無制限
イオンモバイル
「イオンでんわ 5分かけ放題」
850円10分以内の通話無制限
ワイモバイル0円10分以内の通話無制限
DMMモバイル
「5分かけ放題」
850円5分以内の通話無制限
DTI SIM
「でんわかけ放題」
780円5分以内の通話無制限
FREETEL
「5分かけ放題」
840円5分以内の通話無制限
mineo
「5分かけ放題サービス」
850円5分以内の通話無制限
もしもシークス
「かけたい放題ライト」
850円5分以内の通話無制限
楽天モバイル
「5分かけ放題オプション」
850円5分以内の通話無制限
BIGLOBE SIM
「BIGLOBEでんわ
3分かけ放題」
650円3分以内の通話無制限
b-mobile
「通話3分定額オプション」
500円3分以内の通話50回
IIJmio
「通話定額オプション 600円」
600円3分以内の通話
10分以内の家族間通話
無制限
FREETEL
「1分かけ放題」
399円1分以内の通話無制限
もしもシークス
「かけたい放題フル」
1,800円無制限無制限
ワイモバイル
「スーパーだれとでも定額」
1,000円無制限無制限
BIGLOBE SIM
「BIGLOBEでんわ
通話パック60」
650円
累計通話時間が60分まで
累計通話時間が60分までは無制限
mineo
「通話定額30」
840円
累計通話時間が30分まで
累計通話時間が60分までは無制限
mineo
「通話定額60」
1,680円
累計通話時間が60分まで
累計通話時間が60分までは無制限
U-mobile
「でんわパック 60」
800円
累計通話時間が60分まで
累計通話時間が60分までは無制限

IIJmioの「通話定額オプション 830円」は2017年5月1日より、5分以内の通話ではなく10分以内の通話がかけ放題となりました。

またNifMoは2017年6月1日から、LINEモバイルは6月20日から10分かけ放題の提供を開始しました。

さらに、楽天モバイルは2017年4月24日より、月額2,380円で通話時間にも通話回数にも上限が一切ない、無制限のかけ放題オプション「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」の提供を開始しました。


格安SIMのかけ放題サービスは、現時点では以下の6つのパターンに分けられます。

1.1回あたりの通話時間と回数に上限のあるかけ放題
2.1回あたりの通話時間が1分または3分で回数制限のないかけ放題(1分/3分かけ放題)
3.1回あたりの通話時間が5分で回数制限のないかけ放題(5分かけ放題)
4.1回あたりの通話時間が10分で回数制限のないかけ放題(10分かけ放題)
5.累計の通話時間に上限のあるかけ放題
6.時間、回数とも無制限のかけ放題


1回あたりの通話時間とひと月の回数に上限のあるかけ放題はb-mobile1社のみ

1の「1回あたりの通話時間と回数に上限のあるかけ放題」に該当するのは、現時点ではb-mobileのみとなっています。

b-mobileの「通話3分定額オプション」は、3分以内の通話が1日50回までかけ放題となります。
月額料金については、無制限ではない分500円と他の格安SIMの3分かけ放題に比べて安く設定されています。

1日50回という上限はあるものの、50回もかけない人なら特に問題ないですね。


1分かけ放題と3分かけ放題の月額料金を比較。最安は?

1回あたりの通話時間が1分または3分までで、回数に制限なくかけ放題に該当するのは以下の通りです。

・IIJmioの「通話定額オプション 600円」
・FREETELの「1分かけ放題」
・BIGLOBE SIMの「BIGLOBEでんわ 3分かけ放題」


FREETELのみ1分かけ放題で、あとはすべて3分かけ放題となっています。

通話時間1分はかなり短いので、最低でも3分は定額で話せたほうが実用的な気はします。

3分かけ放題の中ではIIJmioの「通話定額オプション 600円」が最安で、しかも家族間なら10分以内の通話が定額でかけ放題という他社にはないメリットがあります。

家族内の通話ならLINE通話などを使っても問題ないかもしれませんが、LINEを使っていない家族がいる場合やLINEがインストールできないガラホ(SH-N01)などの場合はかなり活用できます。


5分かけ放題の月額料金を比較。最安は?

1回あたりの通話時間が5分までで、回数に制限なくかけ放題に該当するのは以下の通りです。

・DMMモバイルの「5分かけ放題」
・DTI SIMの「でんわかけ放題」
・FREETELの「5分かけ放題」
・mineoの「5分かけ放題サービス」
・もしもシークスの「かけたい放題ライト」
・楽天モバイルの「5分かけ放題オプション」


5分かけ放題の中で、月額料金が最安なのはDTI SIMで唯一の700円台となっています。

またこれも後ほど詳しく触れますが、DTI SIMのかけ放題はプレフィックス番号が不要のため、専用アプリをインストールしてそのアプリからの電話でないと定額にならないといった縛りが無いのが、他社の格安SIMにはない大きなメリットとなっています。


10分かけ放題の月額料金を比較。最安は?

1回あたりの通話時間が10分までで、回数に制限なくかけ放題に該当するのは以下の通りです。

・IIJmioの「通話定額オプション 830円」
・LINEモバイルの「10分電話かけ放題オプション」
・NifMoの「10分かけ放題」
・nuroモバイルの「nuroモバイルでんわ10分かけ放題」
・OCNモバイルONEの「10分かけ放題オプション」
・イオンモバイルの「イオンでんわ 10分かけ放題」
・ワイモバイルの通常プラン


最近では10分かけ放題の格安SIMも増えてきていて、これまでの主流だった5分かけ放題よりも10分かけ放題の方が選択肢が多くなりました。

月額料金で比較すると、これまではIIJmioとNifMoが830円で最安でしたが、2017年8月1日から月額800円のnuroモバイルがの5分かけ放題が月額料金はそのままで10分かけ放題に拡大され最安となりました。

また、ワイモバイルも2017年2月1日から基本料金だけで10分以内の通話が回数制限なしでかけられるようになったので割安です。

オプションの月額料金の最安比較となると月額0円で利用できるワイモバイルが安いですが、ワイモバイルは基本料金自体が格安SIMに比べて高めのため、オプションと基本料金の合計で比較したほうが分かりやすいです。


累計の通話時間に上限のあるかけ放題の月額料金を比較。最安は?

累計の通話時間に上限のあるかけ放題に該当するのは以下の通りです。

・mineoの「通話定額30」「通話定額60」
・BIGLOBE SIMの「BIGLOBEでんわ 通話パック60」
・U-mobileの「でんわパック 60」


このパターンのかけ放題の中で、サービスの月額料金が最安なのはBIGLOBE SIMです。

BIGLOBE SIMの「BIGLOBEでんわ 通話パック60」は、U-mobileが提供しているでんわパック 60」が内容としては全く同じサービスですが、月額料金はBIGLOBE SIMの「BIGLOBEでんわ 通話パック60」の方が150円安くコストパフォーマンスが高いです。

mineoは3社の中で月額料金が高いですが、この3社中で唯一プレフィックス番号を利用していません。

プレフィックス番号を使わないメリットは、上記DTI SIMの部分で触れた点と同じです。

通話料金も重要ではあるものの、通話品質などを最も重視するならBIGLOBE SIMやU-mobileではなくmineoを選ぶのもありです。


時間、回数とも無制限のかけ放題の月額料金を比較。最安は?

時間、回数とも上限がない(無制限の)かけ放題に該当するのが、もしもシークスの「かけたい放題フル」楽天モバイルの「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」ワイモバイルの「スーパーだれとでも定額」です。

このパターンのかけ放題の中で、サービスの月額料金が最安なのはワイモバイルです。

また、もしもシークスは月額料金がワイモバイルよりも高いだけでなく実際は細かい制限があったり、通話品質が良くないなど注意すべき点があります。

制限に関する注意点は以下の通りです。

・連続して1日50回以上通話をした場合、かけたい放題の利用を停止される場合がある。
・同じ相手に連続して60分以上通話した場合、かけたい放題の利用を停止される場合がある。
・他のユーザーの利用に影響を与えるほどの大量の通話を短期間で利用した場合、かけたい放題の利用を停止される場合がある。

これを見る限り、もしもシークスのかけたい放題フルはドコモなど大手キャリアのような完全なかけ放題でないことが分かります。

なお、ワイモバイルのスーパーだれとでも定額と楽天モバイルの楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイルにはもしもシークスのような制限は設けられていないので、安心して電話のかけ放題を利用することができます。


次は、MVNO各社が提供する格安SIMのプランにかけ放題サービスを加えた場合にかかる、合計の月額料金で比較していきます。


格安SIM(MVNO)のかけ放題+プランごとにかかる合計金額を比較

次に、格安SIMのプランにかけ放題サービスの料金を足した合計金額で比較していきます。


1分かけ放題と3分かけ放題の合計料金を比較

1分かけ放題と3分かけ放題の合計金額を比較します。

なお、b-mobileは1日50回までという制限があるものの、他に回数制限のある格安SIMがなく比較対象がないため回数制限なしの格安SIMに含めて比較しています。
 BIGLOBE
SIM
b-
mobile
FREE
TEL
IIJmio
~100MB/月1,398円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
1GB/月2,050円
【1回】
3分まで
【回数】
制限なし
1,800円
【1回】
3分まで
【回数】
50回まで
1,598円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
-
2GB/月-2,050円
【1回】
3分まで
【回数】
50回まで
--
3GB/月2,250円
【1回】
3分まで
【回数】
制限なし
2,300円
【1回】
3分まで
【回数】
50回まで
1,999円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
2,200円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし
4GB/月-2,550円
【1回】
3分まで
【回数】
50回まで
--
5GB/月-2,800円
【1回】
3分まで
【回数】
50回まで
2,619円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
-
6GB/月2,800円
【1回】
3分まで
【回数】
制限なし
--2,820円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし
8GB/月--3,239円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
-
10GB/月--3,569円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
3,860円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし
12GB/月4,050円
【1回】
3分まで
【回数】
制限なし
---
15GB/月--4,779円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
-
20GB/月--5,969円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
-
23GB/月---5,300円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※3GB+データオプション20GBの組み合わせ
25GB/月-3,680円
【1回】
3分まで
【回数】
50回まで
--
26GB/月5,920円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※6GB+データオプション20GBの組み合わせ
30GB/月--8,079円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
6,960円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※10GB+データオプション20GBの組み合わせ
33GB/月7,200円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※3GB+データオプショ30GBの組み合わせ
36GB/月7,820円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※6GB+データオプション30GBの組み合わせ
40GB/月--10,499円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
8,860円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※10GB+データオプション30GBの組み合わせ
50GB/月--12,899円
【1回】
1分まで
【回数】
制限なし
-
53GB/月---10,300円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※3GB+データオプション20GB+30GBの組み合わせ
56GB/月---10,920円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※6GB+データオプション20GB+30GBの組み合わせ
60GB/月---11,960円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※10GB+データオプション20GB+30GBの組み合わせ
1分かけ放題は現時点ではFREETELのみのため、最安も自動的にFREETELとなります。

3分かけ放題については、BIGLOBE SIMかIIJmioが安いです。特に、IIJmioは20GBと30GBの大容量データオプションを組み合わせることで20GB以上のプランの選択肢がかなり多く、また料金も安いのが特徴です。


5分かけ放題の合計料金を比較

5分かけ放題の合計金額を比較します。
 DMM
モバイル
DTI
SIM
FREE
TEL
mineoもしも
シークス
楽天
モバイル
~100MB/月--1,839円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
---
500MB/月---2,250円
Dプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし

2,160円
Aプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
--
1GB/月2,110円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
1,980円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
2,039円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
2,350円
Dプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし

2,260円
Aプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
2,430円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
-
2GB/月2,230円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
-----
3GB/月2,350円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
2,270円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
2,440円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
2,450円
Dプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし

2,360円
Aプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
3,030円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
2,450円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
4GB/月------
5GB/月2,760円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
2,700円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
3,060円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
3,130円
Dプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし

3,040円
Aプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
3,630円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
3,000円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
6GB/月------
7GB/月3,410円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
---4,230円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
-
8GB/月3,530円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
-3,680円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
---
9GB/月------
10GB/月3,740円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
3,670円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
4,010円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
4,070円
Dプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし

3,980円
Aプラン

【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
4,830円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
3,810円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
12GB/月-----
15GB/月4,830円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
5,080円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
5,220円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
--
20GB/月5,530円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
6,760円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
6,410円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
-5,600円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
25GB/月-----
30GB/月--8,520円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
-7,000円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
40GB/月--10,940円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
--
50GB/月--13,340円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
--
無制限/月-3,680円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
---
なし
(0GB)
1,990円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし
---2,100円
【1回】
5分まで
【回数】
制限なし

DTI SIMは、1GBと3GB、5GB、10GB、15GB、20GB、無制限の7プランを提供していますが、1GBと3GB、5GB、10GBの4プランにおいて最安の月額料金となっています。

さらに、DTI SIMは音声通話SIMの3GBプランとでんわかけ放題のセットで半年間1,480円で利用できる「でんわ定額プラン」も提供しています。

格安SIMで5分以内のかけ放題プランを検討しているなら、DTI SIMのでんわ定額プランは非常に安くメリットが大きいです。

でんわ定額プランについてはこちらに詳しくまとめているので、参考にしてみてください。
DTI SIM「でんわ定額プラン 3GB」の料金など詳細と注意点まとめ。

また、5分かけ放題においてはDMMモバイルも全体的に安いです。


10分かけ放題の合計料金を比較

10分かけ放題の合計金額を比較します。
 IIJmioLINEモバイルNifMonuro
モバイル
OCN
モバイル
ONE
イオン
モバイル
ワイモバイル
500MB/月-----1,980円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-
1GB/月-2,080円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
2,170円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
--2,130円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-
2GB/月---2,200円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-2,230円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
1,980円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
3GB/月2,430円
【1回(家族以外)】
10分まで
【1回(家族向け)】
30分まで
【回数】
制限なし
2,570円
コミュニケーションフリープラン

【1回】
10分まで
【回数】
制限なし

3,270円
MUSIC+プラン

【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
2,430円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
2,400円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
2,650円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
--
4GB/月---2,600円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-2,430円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-
5GB/月-3,100円
コミュニケーションフリープラン

【1回】
10分まで
【回数】
制限なし

3,600円
MUSIC+プラン

【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-2,800円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
3,000円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
--
6GB/月3,050円
【1回(家族以外)】
10分まで
【1回(家族向け)】
30分まで
【回数】
制限なし
--3,000円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-2,830円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
2,980円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
7GB/月-3,760円
コミュニケーションフリープラン

【1回】
10分まで
【回数】
制限なし

4,160円
MUSIC+プラン

【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
3,130円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
3,200円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
---
8GB/月---3,400円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-3,530円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-
9GB/月---3,600円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
---
10GB/月4,090円
【1回(家族以外)】
10分まで
【1回(家族向け)】
30分まで
【回数】
制限なし
4,100円
コミュニケーションフリープラン

【1回】
10分まで
【回数】
制限なし

4,400円
MUSIC+プラン

【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-3,800円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
3,850円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
--
12GB/月-----4,130円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-
13GB/月--4,330円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
----
14GB/月------4,980円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
20GB/月----5,700円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
5,530円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-
23GB/月5,530円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※3GB +データオプション 20GBの組み合わせ
------
26GB/月6,150円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※6GB +データオプション 20GBの組み合わせ
------
30GB/月7,190円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※10GB +データオプション 20GBの組み合わせ
---7,600円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
6,930円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-
33GB/月7,430円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※3GB +データオプション 30GBの組み合わせ
------
36GB/月8,050円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※6GB +データオプション 30GBの組み合わせ
------
40GB/月9,090円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※10GB +データオプション 30GBの組み合わせ
----8,830円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-
50GB/月-----11,650円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
-
53GB/月10,530円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※3GB +データオプション 20GB+30GBの組み合わせ
------
56GB/月11,150円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※6GB +データオプション 20GB+30GBの組み合わせ
------
60GB/月12,190円
【1回(家族以外)】
3分まで
【1回(家族向け)】
10分まで
【回数】
制限なし

※10GB +データオプション 20GB+30GBの組み合わせ
------
なし
(0GB)
----3,350円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
--
110MB/日----2,450円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
--
170MB/日----2,930円
【1回】
10分まで
【回数】
制限なし
--
※ワイモバイルはワンキュッパ割適用後の料金。2年目からは上記金額に1,000円上乗せされます。

10分以内の通話がかけ放題プランは、10GB未満の容量ならnuroモバイルが全体的に安いです。

ワイモバイルも2GBなど一部のプランでは安いですが、ワイモバイルは1年間は安いものの2年目からは全プラン1,000円値上がりし、同じ10分かけ放題がある他の格安SIMと比べても割高になる点には注意が必要です。

また最低利用期間についても、格安SIMは長くても1年なのに対しワイモバイルは2年と縛られる期間が長いのもデメリットとしてしっかりおさえておく必要があります。

10GBを超えるプランに関しては、IIJmioとイオンモバイルが安いです。


累計の通話時間に上限のあるかけ放題の合計料金を比較

累計の通話時間に上限のあるかけ放題サービス(パターン3)の合計金額の比較はこちら。
 mineoBIGLOBE
SIM
U-mobile
500MB2,240円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで

2,150円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで


3,080円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで

2,990円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
--
1GB2,340円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで

2,250円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで


3,180円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで

3,090円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
2,050円
【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
2,280円
【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
3GB2,440円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで

2,350円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで


3,280円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで

3,190円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
2,250円
【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
2,380円
【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
5GB3,120円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで

3,030円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで


3,960円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで

3,870円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
-2,780円
【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
6GB-2,800円
【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
-
8GB---
10GB4,060円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで

3,970円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
30分まで


4,900円
Dプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで

4,810円
Aプラン

【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
--
12GB-4,050円
【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
-
無制限--3,530円(LTE使い放題2)
【1回】
制限なし
【回数】
60分まで

3,780円(LTE使い放題)
【1回】
制限なし
【回数】
60分まで
なし
(0GB)
---

全体的に安いのははBIGLOBE SIMとなっています。

U-mobileは5GBプランと定額無制限プラン、BIGLOBE SIMは6GBプランと12GBプラン、mineoは500MBプラン10GBプランと容量が競合していないプランもあります。

ですが、1GBと3GBでBIGLOBE SIMが、5GBまたは6GBでも1GB多いもののU-mobileの5GBと20円しか料金が変わらないBIGLOBE SIMが、10GBまたは12GBでもBIGLOBE SIMが安いため、月々の月額料金で比較すればBIGLOBE SIMが最も安く抑えることができます。

mineoのかけ放題サービスは、前述のとおりプレフィックス回線を使わずドコモやauの通話回線を使っているため通話品質が高く、プレフィックス番号を付加するための専用アプリが必要ないといったメリットはあるものの、BIGLOBE SIMやU-mobileに比べて月額料金がかなり高いのがネックです。

格安SIMの通話品質や使い勝手を最重要視するならmineoがおすすめですが、通話品質などにはそこまでこだわらず料金の安さを重視するならBIGLOBE SIMやU-mobileを選んだほうがいいでしょう。


1回あたりの通話時間、回数とも無制限の完全かけ放題の合計料金を比較

1回あたりの通話時間、回数とも無制限の完全かけ放題の合計金額を比較します。
 もしも
シークス
楽天
モバイル
ワイ
モバイル
1GB3,380円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
-2,980円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
3GB3,980円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
3,980円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
3,980円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
5GB4,580円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
4,530円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
-
7GB5,180円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
-5,980円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
10GB5,780円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
5,340円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
-
20GB-7,140円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
-
30GB-8,530円
【1回】
制限なし
【回数】
制限なし
-
※ワイモバイルはワンキュッパ割適用後の料金。2年目からは上記金額に1,000円上乗せされます。

完全かけ放題における最安は、多くのプランで楽天モバイルとなっています。

ただし、楽天モバイルは通信速度が遅いため速度重視の人にはおすすめしません。動画をよく観る人はワイモバイル一択、メールやLINEのやりとり程度がメインでインターネットはあまり利用しないなら楽天モバイルがおすすめです。

月額料金だけで見ると、もしもシークスもワイモバイルより安い場合がありますが、先ほども少し触れた通りもしもシークスのかけたい放題フルには様々な制限があるのがネックです。

また、もしもシークスのかけたい放題は通話品質にも問題があるためおすすめしません。

さらに、ワイモバイルは現在全プランが1年間1,000円割引される「ワンキュッパ割」キャンペーンを開催しています。

1年間は、月額1,000円のスーパーだれとでも定額を追加しても通常のワイモバイルの月額料金と同じになり、料金ももしもシークスのかけたい放題フルとほぼ同じ水準か安くなるプランもあるなどワイモバイルのコストパフォーマンスがかなり高くなります。

通話時間や回数に制限なくかけ放題のプランを選ぶなら、ワイモバイルか楽天モバイルから選びましょう。


格安SIM(MVNO)のかけ放題の仕組みと問題点

かけ放題サービスの料金やひと月にかかるトータルの料金は上記の通りです。

これまでの比較を見ると、月額料金に関してはワイモバイルを除けば事業者間で数千円といった大きな差はありません。

料金はもちろん重要なポイントですが、現時点における格安SIMのかけ放題を検討する際に最も重要なのが、通話品質や専用アプリの使い勝手です。

実際に、すでにMVNO各社のかけ放題サービスを利用しているユーザーのレビューでは、通話品質とアプリに関するものが非常に多いです。

そしてその意見は、プラスよりもマイナスのものが多いのが現状です。

そこで、かけ放題サービスを提供する格安SIMの通話品質と使い勝手を比較する前に、かけ放題サービスの仕組みと問題となっている部分などについて触れておきます。

触れるべき点が多いため少し長くなりますが、格安SIMのかけ放題の仕組みは現状の格安SIMのかけ放題サービスを比較・評価するうえで重要なポイントとなるので、ご確認いただければと思います。


格安SIMの通話品質と使い勝手を比較する際のポイントは「プレフィックス」の有無

格安SIMのかけ放題の通話品質や使い勝手を比較するうえでポイントとなるのが、「プレフィックス番号」の有無です。

プレフィックス番号とは、電話をかける際に相手先の電話番号の先頭に特定の数字を付け加えることです。

かけ放題(通話定額)サービスを提供するBIGLOBE SIM、b-mobile、DMMモバイル、FREETEL、IIJmio、nuroモバイル、OCNモバイルONE、U-mobile、もしもシークス、楽天モバイルは、プレフィックスを付けて電話をかけると通常の電話回線から中継電話に切り替え、通話料金を安くすることができます。
0035denwa1

例えば、楽天でんわの場合は、楽天でんわアプリを使うことで電話をかけたい相手先の電話番号の前に「003768」のプレフィックス番号が自動で付加されます。
mvno-flat-rate3
「003768」を付加して発信すると、楽天でんわの運営元であるフュージョンコミュニケーションズの電話回線に切り替わり、そこを経由することで5分かけ放題のサービスを利用できます。


格安SIMのプレフィックスにおけるネックの1つは「専用アプリ」

プレフィックス番号が必要なかけ放題サービスでネックとなるのが、専用アプリです。

プレフィックスを使ったかけ放題サービスは専用アプリを使わないとかけ放題が適用されない
プレフィックス番号は、電話をかける相手の電話番号の前に数字を付加する必要がありますが、それをいちいち手動で行っていては手間がかかりすぎます。

そこで、格安SIMのかけ放題にプレフィックスを採用しているMVNOは中継電話に切り替えるためのプレフィックス番号を自動で付加する専用アプリを提供しています。

ユーザーは、その専用アプリを使うことで何もしなくても自動でプレフィックス番号が付いた状態で電話をかけることができ、かけ放題サービスを利用できます。

ですが、逆にプレフィックス番号が必要なかけ放題サービスで誤って専用アプリを使わずに通常の電話アプリを使った場合、かけ放題が適用されずにかけた分だけ通話料が加算されてしまいます。


専用アプリから110番や119番などの緊急通報がかけられない場合がある
プレフィックス番号が付いた状態で110番や119番といった緊急通報に電話をかけてもつながらないため、専用アプリを使うと緊急通報ができない場合があるという大きなデメリットもあります。

緊急通報が必要な事態の時は精神状態も普通ではない可能性が高いので、その状況でアプリを使い分ける必要があるのは厳しいです。

なお、BIGLOBE SIMとU-mobileは専用アプリからでも緊急通報に発信することができます。


固定電話にかけると「表示圏外」と表示され自分の電話番号が表示されない場合がある
さらに、プレフィックス番号つきの電話番号で固定電話に電話すると、自分の電話番号が相手の固定電話のナンバーディスプレイに表示されない場合があるという問題もあります。

その場合は、相手の固定電話に「表示圏外」と表示されます。ナンバーディスプレイを利用している固定電話ユーザーの中には迷惑電話などに敏感な人もいるはずなので、「表示圏外」と表示されれば電話に出てもらえない可能性が高いです。

固定電話によく電話をかける場合は、自分の電話番号が表示されるかけ放題サービスを提供している格安SIMを選ぶか、固定電話に電話をかける場合は専用アプリを使わずに(かけ放題サービスを利用せずに)通常料金で電話をかけましょう。


専用アプリの使い勝手も現時点では良いとは言えない状況
専用アプリを使ってプレフィックス番号を付加するかけ放題サービスでも、すべての通話を専用アプリで済ますことができれば電話アプリも1つで済むため問題はありません。

ですが、上記のデメリットや問題からプレフィックス専用アプリと通常の電話アプリの2つを使い分ける場合は、使い方の違う2つのアプリを操作する必要があります。

さらに、専用アプリは通常の電話アプリに比べると電話帳の並び順やグループ分けといった細かい機能で劣る部分があるため、ユーザーからの不満の声が多いのが現実です。


nuroモバイルはAndroidならプレフィックスではあるものの通常の電話アプリから発信できる
相手の電話番号にプレフィックス番号を付加するための専用電話アプリは使い勝手が悪いのがネックですが、nuroモバイルはAndroid端末に挿して使う場合はプレフィックスながら専用の電話アプリを使う必要がありません。

nuroモバイルで10分かけ放題を利用する際に使うアプリ「nuroモバイルでんわ」は他の格安SIMのかけ放題アプリとは違い、このアプリ自体から発信はせずプレフィックス発信の設定をオンに切り替えるだけです。
nuroモバイルでんわ - Google Play の Android アプリ

nuroモバイルでんわでプレフィックス発信をオンにしたら、あとはいつも通り初めからインストールされている電話アプリから発信することで10分かけ放題が自動適用されます。

nuroモバイルは専用電話アプリの使い勝手の悪さに悩まされることもないので、しょっちゅう電話をかける人で電話アプリの操作性にこだわる人におすすめです。


格安SIMのプレフィックスにおける最大の問題は通話品質の悪さ

ここまで解説したのは、プレフィックス番号を自動で付加するための専用アプリを使うことによる弊害でしたが、現時点でプレフィックスによる最も大きな問題・ネックは「中継電話の通話品質」です。

ですが、この中継電話が十分な通話品質を保てていない場合、こちらの声が相手に届きづらかったり、音声が遅延するため会話にならないといった問題が出てきます。

各MVNOが提供している専用アプリのユーザーレビューを見ると分かりますが、現状はプレフィックス回線を利用するかけ放題サービスのいくつかで通話品質の悪さが指摘されています。

通話品質の悪さはMVNOによって様々で、ユーザーから酷評されているものからそこまで悪いというレビューを見かけないものもあります。

そこで、MVNO各社のかけ放題サービスの通話品質と細かい機能、アプリの使い勝手を、Google PlayストアとApp Storeにおけるユーザーレビューもふまえて比較・評価します。


格安SIM(MVNO/格安スマホ)のかけ放題の通話品質や使い勝手を比較

格安SIMのかけ放題の仕組みや問題点(ネック)は上記の通りです。

上記をふまえて、プレフィックスと専用アプリの有無や通話品質を比較した結果はこちらです。
 プレフィックス
専用アプリ
音声の遅延通話途切れ通話の音質固定電話への
番号表示
緊急通報
(110番119番など)
アプリの
使い勝手
BIGLOBE SIM
「BIGLOBEでんわ
通話パック60」
・プレフィックス
・専用アプリ「BIGLOBEでんわ」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
なし若干あり普通表示されないかけられる悪い
BIGLOBE SIM
「BIGLOBEでんわ
3分かけ放題」
・プレフィックス
・専用アプリ「BIGLOBEでんわ」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
なし若干あり普通表示されないかけられる悪い
b-mobile
「通話3分
定額オプション」
・プレフィックス
・専用アプリ「b-mobile電話」が必要
Androidアプリ
?????不要
DMMモバイル
「5分かけ放題」
・プレフィックス
・専用アプリ「DMMトーク」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
なしなし普通?かけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
普通
DTI SIM
「でんわかけ放題」
・プレフィックスなし
・専用アプリ不要
なしなし良い表示されるかけられる不要
FREETEL
「1分かけ放題」
・プレフィックス
・専用アプリ「FREETELでんわ」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
ありあり悪い表示されないかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
悪い
FREETEL
「5分かけ放題」
・プレフィックス
・専用アプリ「FREETELでんわ」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
ありあり悪い表示されないかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
悪い
IIJmio
「通話定額オプション 600円」
・プレフィックス
・専用アプリ「みおふぉんダイアル」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
なし若干あり普通表示されるかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
悪い
IIJmio
「通話定額オプション 830円」
・プレフィックス
・専用アプリ「みおふぉんダイアル」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
なし若干あり普通表示されるかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
悪い
LINEモバイル
「10分電話かけ放題オプション」
・プレフィックス
・専用アプリが必要
Androidアプリ
なしなし良い表示されるかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
?
mineo
「5分かけ放題サービス」
・プレフィックス
・専用アプリ「mineoでんわ」が必要
Androidアプリ
???表示されないかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
?
mineo
「通話定額30」
・プレフィックスなし
・専用アプリ不要
なしなし良い表示されるかけられる不要
mineo
「通話定額60」
・プレフィックスなし
・専用アプリ不要
なしなし良い表示されるかけられる不要
NifMo
「10分かけ放題」
・プレフィックス
・専用アプリが必要
Androidアプリ
iOSアプリ
なしなし良い表示されるかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
悪い
nuroモバイル
「nuroモバイルでんわ5分かけ放題」
・プレフィックス
・専用アプリ「nuroモバイルでんわ」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
????かけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
良い
プリインストールの電話アプリから発信できる
OCNモバイルONE
「10分かけ放題オプション」
・プレフィックス
・専用アプリ「OCNでんわ」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
なしなし良い表示されるかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
悪い
U-mobile
「でんわパック 60」
・プレフィックス
・専用アプリ「U-Call」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
???表示されないかけられる?
イオンモバイル
「イオンでんわ 5分かけ放題」
・プレフィックス
・専用アプリ「イオンでんわ」が必要
Androidアプリ
????かけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
?
もしもシークス
「かけ放題ライト」
・プレフィックス
・専用アプリ「かけたい放題」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
ありあり悪い表示されない?悪い
もしもシークス
「かけ放題フル」
・プレフィックス
・専用アプリ「かけたい放題」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
ありあり悪い表示されない?悪い
楽天モバイル
「5分かけ放題オプション」
・プレフィックス
・専用アプリ「楽天でんわ」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
なしなし普通表示されるかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
普通
楽天モバイル
「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」
・プレフィックス
・専用アプリ「楽天でんわ」が必要
Androidアプリ
iOSアプリ
なしなし普通表示されるかけられない
※標準の電話アプリからかける必要あり
普通
ワイモバイル
・プレフィックスなし
・専用アプリ不要
なしなし良い表示されるかけられる不要
ワイモバイル
「スーパーだれとでも定額」
・プレフィックスなし
・専用アプリ不要
なしなし良い表示されるかけられる不要

かけ放題にプレフィックスを利用する格安SIMは14社

まず、プレフィックスを使っている格安SIMはBIGLOBE SIM、b-mobile、DMMモバイル、FREETEL、IIJmio、LINEモバイル、mineoの「5分かけ放題サービス」、NifMo、nuroモバイル、OCNモバイルONE、U-mobile、イオンモバイル、もしもシークス、楽天モバイルです。

プレフィックスを使っている上記の格安SIMの中でも、通話品質や機能、アプリの使い勝手は異なります。


プレフィックス使用でも通話品質が比較的良いのはBIGLOBE SIM・DMMモバイル・IIJmio・LINEモバイル、NifMo、OCNモバイルONE・楽天モバイル
まず、プレフィックスを使っている格安SIMの中で通話品質が比較的良いのは楽天モバイルとBIGLOBE SIMとDMMモバイル、IIJmio、OCNモバイルONE、楽天モバイルです。

特に楽天モバイルとDMMモバイルは、ユーザーレビューで通話中の音質や通話途切れ、音声の遅延の報告が最も少ないです。

BIGLOBE SIMとIIJmio、CNモバイルONE(同じ中継電話を使っているLINEモバイルとNifMoも含む)は楽天モバイルに比べるとレビュー数は少ないものの、楽天モバイルと同じく通話品質に対するネガティブな評価は少なめです。

逆に、FREETELともしもシークスは音声の遅延や通話途切れ、音質に関してかなり厳しい意見が書かれています。

U-mobileとnuroモバイルは、レビュー数が少なすぎるため評価が難しいのが現状です。b-mobileの3分かけ放題も2016年10月6日からと日が浅くレビューがまだほとんどない状況です。

mineoの「5分かけ放題サービス」とイオンモバイルの「イオンでんわ 10分かけ放題」、nuroモバイルの「nuroモバイルでんわ10分かけ放題」は、現時点では通話品質は不明です。

各MVNOの専用アプリのユーザーレビューが気になる場合は、上の比較表にリンクを掲載しているので確認してみてください。


プレフィックス使用でも固定電話への番号が表示されるのはIIJmioとLINEモバイル、NifMo、OCNモバイルONE、楽天モバイル
プレフィックスを使ってかけ放題を提供している格安SIMは、そのほとんどが固定電話に発信した場合に「表示圏外」と表示されて番号を通知しません。

その中で、IIJmioとLINEモバイル、NifMo、OCNモバイルONE、楽天モバイルはプレフィックスのかけ放題サービスでも固定電話への発信で自分の番号が相手に表示されます。


プレフィックス使用でも110番や119番に電話をかけられるのはBIGOBE SIMとU-mobile
110番や119番といった緊急通報にプレフィックス番号を付けると、電話をかけられないのは前述の通りです。

プレフィックスを使ったかけ放題を提供している格安SIMの専用アプリは、基本的に緊急通報時でも自動でプレフィックス番号を付加してしまうため、緊急通報する場合は通常の電話アプリを使う必要があります。

ですが、BIGLOBE SIMとU-mobileの専用アプリは、緊急通報時はプレフィックス番号を自動で付加しないようになっているので問題なく電話をかけられます。


b-mobileはプレフィックスながら発信時は標準の電話アプリでOK
b-mobileの3分かけ放題もプレフィックス方式ですが、他社の格安SIMでは専用の電話アプリから発信する必要があるのに対して、b-mobileは専用アプリは設定のみで発信自体は標準の電話アプリを使います。

これまで使い慣れた電話アプリを使いたい人にとっては大きなメリットですね。


専用アプリの評判はどれも良くない。唯一評価が高いのがnuroモバイル
b-mobile以外のプレフィックスを自動付加して発信するための専用アプリをメインで使う格安SIMの場合、使い勝手が良いかどうかが重要なポイントになります。

各MVNOが提供する専用アプリのユーザーレビューを見てみると、どれも電話帳の同期やソート(並び順)、番号検索時の使い勝手が悪いというものが目立ちます。

強いて言えば、楽天モバイルの専用アプリ「楽天でんわ」とDMMモバイルの「DMMトーク」は、他社格安SIMの専用アプリに比べると評価はまだ良い方です。

専用アプリのUIが今後改善することで使い勝手が向上する可能性はありますが、現時点では、楽天モバイルとDMMモバイル以外はかなり使い勝手は悪いと思っておいた方がいいでしょう。

各専用アプリは契約していなくてもインストールすることはできる(電話はもちろんかけられません)ので、気になる場合は契約前に一度試してみることをおすすめします。

なお、nuroモバイルに関しては前述の通りプレフィックスながら、初めからインストールされている電話アプリから発信して10分かけ放題が適用され使い勝手は非常に良いので、電話アプリの操作性にこだわる人におすすめです。

プレフィックスを使ってかけ放題サービスを提供している格安SIMの比較は以上です。


プレフィックスを使わないかけ放題サービスを提供しているのはDTI SIMとmineoとワイモバイルの3社

プレフィックスを使ってかけ放題サービスを提供している格安SIMは、どれも何かしら問題があります。

対して、DTI SIMとmineoの「通話定額30」「通話定額60」、ワイモバイルはプレフィックス番号を使っていません。

DTI SIMとmineoの「通話定額30」「通話定額60」は、自社専用の回線に切り替えずに回線の大元であるキャリア(ドコモ)の電話回線を、ワイモバイルは通話品質の高い自社専用の回線をそのまま利用しています。

そのため、プレフィックスを使うかけ放題サービスで起きる問題がDTI SIMとmineoとワイモバイルでは起きないのが特徴です。以下に1つずつ解説していきます。


専用アプリが不要
プレフィックス番号を付加せずに直接電話をかけてかけ放題が適用されるDTI SIM・mineoの「通話定額30」「通話定額60」・ワイモバイルは、プレフィックス番号を自動で付けて発信するための専用アプリがそもそも必要ないのが大きなメリットです。

この3社は、スマートフォンに初めからインストールされている電話アプリを使って電話をかければかけ放題が適用されるため、複数の電話アプリを相手先によって使い分けたりしなくて済みます。


通話品質が良い
DTI SIMとmineoの「通話定額30」「通話定額60」はドコモの音声通話回線を、ワイモバイルは自社の品質の高い音声通話回線を利用しているため、プレフィックス回線を自社で用意している他の7社に比べて通話品質は良いです。

プレフィックス回線を利用した格安SIMのかけ放題に見られる音声の遅延や途切れ、音がこもるといった問題はほぼ起きないと思っておいていいでしょう。


固定電話への番号も表示される
DTI SIM・mineoの「通話定額30」「通話定額60」・ワイモバイルは、固定電話への番号も問題なく表示されます。

プレフィックス回線を使ったかけ放題のように、「表示圏外」になることももちろんありません。


110番や119番などの緊急通報もかけられる
DTI SIM・mineoの「通話定額30」「通話定額60」・ワイモバイルは、プレフィックス番号を付けずにそのまま発信するのは前述の通りです。

そのため、この3社ならプレフィックス番号を付けるとつながらない110番や119番といった緊急通報も問題なく利用することができます。


このように、DTI SIMとmineo、ワイモバイルは大手キャリアと変わらない通話品質で、別の電話アプリをインストールして使い分ける必要なく使い慣れている電話アプリから電話できます。

キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討していて、キャリアと同じような通話品質や使い勝手を希望するなら、DTI SIMとmineoワイモバイルの3社から選ぶのがおすすめです。


格安SIMでかけ放題を提供する各MVNOの特徴で比較

格安SIMのかけ放題に関する比較は以上です。

ここからは、各SIMのかけ放題以外の特徴も含めてまとめ、比較していきます。


BIGLOBE SIM

【BIGLOBEモバイル】お得な特典実施中

BIGLOBE SIMのかけ放題詳細

サービス名BIGLOBEでんわ
通話パック60
3分かけ放題
月額料金650円
サービス内容
通話パック60:60分までの通話が定額

3分かけ放題:3分までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
1GB : 2,050円
3GB : 2,250円
6GB : 2,800円
12GB : 4,050円
20GB : 5,850円
30GB : 8,100円
専用アプリアプリの
使い勝手
悪い
プレフィックス通話品質普通
固定電話への
番号表示
表示されない緊急通報かけられる

BIGLOBE SIMの特徴


  • エンタメフリーオプション加入でYouTubeなどが通信量を気にせず使い放題。

  • 60分以内の通話が格安になる「通話パック60」と「3分かけ放題」から選べる。

  • 【2018/4/1~】90分以内の通話が安くなる「通話パック90」と「10分かけ放題」も追加。

  • 6GBプラン・12GBプランのコスパが高いため通信量が多めの人におすすめ。

  • BIGLOBE会員は全プランの月額料金が200円割引される。

  • 最大10,400円のキャッシュバックキャンペーン中。さらに当サイトからの申し込みでキャッシュバック額が4,800円増額され最大15,600円キャッシュバック。

  • 紹介した人・紹介された人ともに月額料金が1ヶ月無料になる友達紹介プログラムが得。


BIGLOBE SIMのポイント・総評

BIGLOBE SIMは、大手プロバイダのBIGLOBEが提供する格安SIMです。

BIGLOBE SIMは、2015年10月1日より「BIGLOBEでんわ 通話パック60」の提供を開始し、2016年10月27日より「BIGLOBEでんわ 3分かけ放題」もスタートしました。

BIGLOBE SIMの特徴は、ひと月に使える高速通信容量が6GBの「6ギガプラン」と12GBの「12ギガプラン」のコストパフォーマンスが高い点です。

特に6ギガプランについては、楽天モバイルの5GBプランと月額料金が同じなので、BIGLOBE SIMの方が同じ料金で1GB多く通信できることになります。

DTI SIMは全プラン業界最安値水準のためDTI SIMの5GBに比べるとBIGLOBE SIMの6GBは若干見劣りしますが、自宅のインターネットプロバイダがBIGLOBEなどすでにBIGLOBE会員であれば月額料金がさらに200円割引されるため、6GBプランについてはDTI SIMよりもコストパフォーマンスが高くなります。

BIGLOBE SIMのかけ放題については、プレフィックス回線を利用しているためDTI SIMに比べると通話品質が劣る、専用アプリ「BIGLOBEでんわ」を使って電話を掛ける必要がある、固定電話に電話をかけた場合に自分の電話番号が固定電話に表示されないといったデメリットがあります。

逆に、BIGLOBE SIMのかけ放題はプレフィックス回線を使ったかけ放題サービスの中では楽天モバイルの次に通話品質が良い、専用アプリから緊急通報に発信してもつながるといったメリットもあります。

かけ放題のサービス内容で比較するとDTI SIMがBIGLOBE SIMを上回りますが、安い料金で少しでも多くの通信をしたいという場合は、BIGLOBE SIMの6ギガプランは検討の余地はあるといえるでしょう。

なお、BIGLOBE SIMは現在月額料金が半年間にわたって最大1,000円割引されるキャンペーンを開催しています。
BIGLOBEモバイルのキャンペーン詳細と併用パターン、注意点まとめ【2月】
BIGLOBE SIMは1年間の最低利用期間があり、最低利用期間内に解約すると8,000円の解約金がかかりますが、BIGLOBE SIMを第一候補に検討している場合はこのキャンペーンを有効活用しましょう。

BIGLOBE SIM公式サイト
BIGLOBEモバイル
BIGLOBE SIMのメリット・デメリット・レビュー
BIGLOBEモバイルの速度と使ってみた評価。こんな人におすすめ【2月】

b-mobile

b-mobile-logo

b-mobileのかけ放題詳細

サービス名3分かけ放題月額料金500円
サービス内容
3分までの通話なら定額で回数無制限
各プランの
トータルコスト
1GB : 1,800円
2GB:2,050円
3GB : 2,300円
4GB:2,550円
5GB : 2,800円
専用アプリ
※発信は標準の電話アプリを使う
アプリの
使い勝手
?
プレフィックス通話品質?
固定電話への
番号表示
?緊急通報?

b-mobileの特徴


  • 「おかわりSIM」は多段階制のプランで使った分だけ請求される。


b-mobileのポイント・総評

b-mobileは、日本通信というMVNOの老舗が提供する格安SIMです。

b-mobileの最大の特徴は、使った分だけ支払うプラン「おかわりSIM」がある点です。
okawarisim
おかわりSIMのプランは、1GB 500円からスタートして1GB増量するごとに+250円になるためシンプルで分かりやすいのもメリットです。

b-mobileのかけ放題に関しては3分以内の通話が1日50回までに制限されるため、50回以上かける人はb-mobile以外の回数制限がない格安SIMを選ぶことをおすすめします。

逆に、1日の発信が50回以内なら月額料金が500円と安いb-mobileの3分かけ放題を検討してみてもいいでしょう。

なお、b-mobileは通信速度はそこまで速くないため、格安SIMにもドコモなどキャリアのような速度を求める人にはおすすめしません。自宅や職場ではWi-Fiがメインで、たまにしかSIMで通信しないという程度であればb-mobileを検討してみてもいいでしょう。

b-mobile公式サイト
b-mobile おかわりSIM
b-mobileのメリット・デメリット・レビュー
b-mobile おかわりSIMの速度実測・レビュー・評価まとめ【2月】

DMMモバイル

DMMモバイルのかけ放題詳細

サービス名5分かけ放題月額料金850円
サービス内容
5分までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
1GB : 2,110円
2GB:2,230円
3GB:2,350円
5GB:2,760円
7GB:3,410円
8GB:3,530円
10GB:3,740円
15GB:4,830円
20GB:5,53円
0GB:1,990円
専用アプリアプリの
使い勝手
普通
プレフィックス通話品質良い
固定電話への
番号表示
?緊急通報かけられない

DMMモバイルの特徴


  • 月額250円の「SNSフリー」でLINE、Twitter、Facebook、Messenger、Instagramが使い放題

  • プラン数が多いため現在の利用状況に合うプランを選びやすい。

  • 全プラン業界最安値水準で月々のコストを抑えられる。

  • 2017年10月1日からは月額料金そのまま(850円)で「5分かけ放題」から10分かけ放題に拡大

  • 余った高速通信容量の翌月繰り越し・高速と低速の切り替え・低速時のバーストモードを備える。

  • 当サイトからDMMモバイルを申し込むと最大5,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーン開催中。

  • 新規事務手数料3,000円が0円になるキャンペーンも同時開催中。

DMMモバイルのポイント・総評

DMMモバイルは、FXや艦これなどのゲームなどでよく知られるDMMが提供する格安SIMです。

DMMモバイルは、2017年2月23日より「5分かけ放題」の提供を開始します。

DMMモバイルの特徴は、選べるプラン数が多いことと全プラン業界最安値水準で安い点です。

特に、2017年2月1日からは15GBと20GBが大幅に値下げされ、安い料金で大容量プランを利用することができます。

また、利用者が多い3GBプランも最安値と10円しか違わないため、毎月の携帯電話料金を安くしたいなら検討すべき格安SIMです。

さらに、DMMモバイルはIIJmioの回線を借り受けているため、高速と低速の速度切り替えや低速時に通信開始から一定量は高速で通信するバーストモードなど高機能なのも特徴です。

DMMモバイルのかけ放題については、プレフィックス回線を利用しているため専用アプリ「DMMトーク」を使って電話をかける必要があるといったデメリットがあります。

ですが、DMMモバイルのかけ放題はプレフィックス回線を使ったかけ放題サービスの中では通話品質が良いというメリットもあります。

たくさんのプランの中から自分に合ったプランを選びつつ安い料金でたくさん通話したい人は、DMMモバイルを検討してみるといいでしょう。

DMMモバイル公式サイト
DMMモバイル
DMMモバイルのメリット・デメリット・レビュー
DMMモバイルを実際に使ってみた評価。こんな人におすすめ【2月】

DTI SIM

DTI SIMのかけ放題詳細

サービス名でんわかけ放題月額料金780円
サービス内容
5分までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
1GB : 1,980円
3GB : 2,270円
5GB : 2,700円
10GB:3,670円
15GB:5,080円
20GB:6,760円
無制限 : 3,680円
専用アプリ不要アプリの
使い勝手
-
プレフィックス不要通話品質良い
固定電話への
番号表示
表示される緊急通報かけられる

DTI SIMの特徴


  • 全プラン業界最安値水準のため月々の携帯電話料金を節約できる。

  • 「おとくコール10」を活用すれば月額820円で10分以内の通話がかけ放題。

  • 「ネットつかい放題」を活用すれば定額無制限でインターネットを利用できる。

  • データ通信SIMの3GBプランが半年間0円で利用できる「半年お試しプラン」

  • 音声通話SIMの3GBプラン+おとくコール10のセットが半年間1,520円で利用できる「でんわ定額プラン」

DTI SIMのポイント・総評

DTI SIMは、インターネットプロバイダで知られるドリーム・トレイン・インターネットが提供する格安SIMです。

DTI SIMの大きな特徴は、全てのプランが業界最安値水準である点です。

また、DTI SIMは2016年5月25日よりインターネットが定額で制限なく使えるネットつかい放題と、このページで紹介している5分以内の通話が回数制限なくかけ放題になるでんわかけ放題の提供を開始しました。

これにより、DTI SIMは格安の月額料金で電話もインターネットも制限なく利用できる唯一の格安SIMとなりました。

DTI SIMのかけ放題サービスについては、他社格安SIMとは異なりプレフィックスを利用していないことと、それにより専用アプリのインストールが必要ないことが大きなメリットとなっています。

DTI SIMはプレフィックス回線ではなく大元のドコモの音声通話回線をそのまま使用してかけ放題サービスを提供しているため、ドコモと同じ通話品質の高さで通話できるのがポイントです。

また、緊急通報がかけられない・固定電話に番号が表示されないなどのプレフィックスならではの制限がなく、キャリアと同じように音声通話サービスを利用できます。

DTI SIMの「でんわかけ放題」の特徴や注意点などはこちらにまとめているので参考にしてみてください。
DTI SIM「でんわかけ放題」の詳細と注意点まとめ。5分以内の通話が定額。

さらに、DTI SIMは2016年7月1日より「でんわ定額プラン」の提供を開始しました。

でんわ定額プランは、本来は2,270円かかる音声通話SIM 3GBプラン+でんわかけ放題のセットが、半年間790円割引された1,480円で利用できる格安プランです。

DTI SIMの音声通話プランは最低利用期間が1年間あるものの、半年間は上記の割引された料金で5分かけ放題で利用できるため料金的なリスクはかなり低いです。

でんわ定額プランの詳細はこちら。
DTI SIM「でんわ定額プラン 3GB」の料金など詳細と注意点まとめ。

前述のとおり、DTI SIMのでんわかけ放題は大手キャリアと同じような使い勝手で音質もいいので、できるだけ安い料金でたくさん通話したい人には最適です。

悩んでいる場合は、ぜひでんわ定額プランを活用してみてください。

公式サイト
DTI SIM
メリット・デメリット・レビュー
DTI SIMの速度レビュー・評価とメリットとデメリットを徹底解説【2月】
キャンペーン情報
DTI SIMのキャンペーン詳細と注意点まとめ【2月】

FREETEL

FREETELのかけ放題詳細

サービス名1分かけ放題
5分かけ放題
月額料金1分かけ放題
399円

5分かけ放題
840円
サービス内容
1分(5分)までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
1分かけ放題
~100MB : 1,398円
~1GB : 1,598円
~3GB : 1,999円
~5GB : 2,619円
~8GB : 3,239円
~10GB : 3,569円
~15GB : 4,779円
~20GB : 5,969円
~30GB : 8,079円
~40GB : 10,499円
~50GB : 12,899円


5分かけ放題
~100MB : 1,839円
~1GB : 2,039円
~3GB : 2,440円
~5GB : 3,060円
~8GB : 3,680円
~10GB : 4,010円
~15GB : 5,220円
~20GB : 6,410円
~30GB : 8,520円
~40GB : 10,940円
~50GB : 13,340円
専用アプリアプリの
使い勝手
悪い
プレフィックス通話品質悪い
固定電話への
番号表示
表示されない緊急通報かけられない

FREETELの特徴


  • 多段階制のプランで使った分だけ請求される。

  • 「1分かけ放題」は1分以内の通話が、「5分かけ放題」は5分以内の通話が回数制限なくかけ放題

  • コストパフォーマンスの高いオリジナル端末を販売している。


FREETELのポイント・総評

FREETELは、プラスワン・マーケティングというベンチャー企業が提供する格安SIMです。

FREETELは、2016年3月9日よりかけ放題サービスの提供を開始しました。

FREETELの特徴は、使った分だけ請求される多段階制のプランを提供している点です。

また、FREETELは自社のオリジナル端末を開発・販売しており、コストパフォーマンスが高いと評判です。

FREETELのかけ放題については、5分かけ放題の他に他社にはない1分かけ放題も提供されています。

ですが、FREETELのかけ放題はプレフィックス回線を利用しており、専用アプリ「FREETELでんわ」のレビューでは通話品質の悪さが多く指摘されています。

特に、音声の遅延と通話途切れ、音声が小さくて聞き取りづらいため使い物にならないといった指摘が多いです。

かけ放題サービスの利用ありきで格安SIMを検討するなら、電話として使えないという意見が多いFREETELははおすすめしません。

FREETEL公式サイト
FREETEL

IIJmio

IIJmio(みおふぉん)

IIJmioのかけ放題詳細

サービス名通話定額オプション 600円
通話定額オプション 830円
月額料金通話定額オプション600円
600円

通話定額オプション830円
830円


サービス内容
通話定額オプション 600円:家族以外は3分以内の通話が、家族は10分以内の通話が定額で回数無制限

通話定額オプション 830円:家族以外は10分以内の通話が、家族は30分以内の通話が定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
通話定額オプション 600円

3GB : 2,200円
6GB : 2,820円
10GB : 3,860円

通話定額オプション 830円

3GB : 2,430円
6GB : 3,050円
10GB : 4,090円
専用アプリアプリの
使い勝手
悪い
プレフィックス通話品質普通
固定電話への
番号表示
表示される緊急通報かけられない

IIJmioの特徴


  • 1契約を最大10回線のSIMでシェアできる。

  • 2018年4月1日よりファミリーシェアプランの10GBが料金は10GBの時のままで12GBに増量。12GBプランの中では業界最安値となりコストパフォーマンスが高い

  • 20GBと30GBのデータオプションの活用で安い月額料金でたくさん通信できる。

  • 家族間の通話料金が60%割引される。

  • 月額料金600円で3分以内、830円で10分以内の通話がかけ放題。

  • 余った高速通信容量の翌月繰り越し・高速と低速の切り替え・低速時のバーストモードを備える。

  • 新型iPhone発売時やiOSアップデート時の動作確認の実施が速い。

  • 公式ブログや定期的なイベントで格安SIMについて積極的に情報発信するなど透明性のある運営姿勢。

  • 新規事務手数料3,000円が1円&音声通話SIM契約で月額料金が1年間にわたって毎月300円割引&高速通信容量が3GB増量されるキャンペーン開催中。データ通信SIMでも高速通信容量が1年間3GB増量

  • ・当サイトからIIJmioを申し込むと12ヶ月間高速通信容量がさらに1GB増量され、上記キャンペーンと合わせて1年間4GB増量されるキャンペーンも同時開催中。


IIJmioのポイント・総評

IIJmioは、インターネットイニシアティブが提供する老舗の格安SIMです。

IIJmioの最大の特徴は、かけ放題サービスの「通話定額オプション」に家族間の通話なら10分もしくは30分以内のかけ放題も含まれている点です。
iijmio-kakehoudai4
格安SIMの5分かけ放題オプションは他にもありますが、それに加えて家族間通話が最大30分以内までならかけ放題というサービスはIIJmioにしかありません。

IIJmioは10GBのプランは最大10回線で1契約の高速通信容量をシェアできるファミリーシェアプランを組めるなど家族に関する割引サービスを積極的に提供していますが、最大30分かけ放題も同じですね。

家族間通話であればLINE通話など無料アプリで代用する人も多いと思いますが、例えば別々に暮らしている家族とLINE通話よりも高音質で長電話したいという場合はIIJmioがおすすめです(実家にいる家族と離れて暮らす家族は異なる名義ではシェアできません。IIJmioの家族間通話は1人の名義に統一してシェアしている必要があります)。

さらに、通話定額オプション 830円のかけ放題の内容が2017年5月1日より5分以内の通話から10分以内の通話に拡大されました。

10分以内の通話がかけ放題の格安SIMはまだ少ないので、5分では足りない人はIIJmioを検討してみるといいでしょう。

また、IIJmioはmineoと同じく新型のiPhoneが発売された時やiOSがアップデートされた時にいち早く動作確認をして公式ブログにて報告してくれます。
てくろぐ: iOS 9.3 動作確認 (iPhone SE・iPad Pro 9.7は発売後に)

動作確認の実施の速さはMVNOによって大きく異なります。iPhoneに格安SIMを挿す予定で、なるべく早く動作確認をしてほしい場合はIIJmioかmineoから選んでおけば間違いありません。

IIJmioは、通信速度は以前に比べると低速化しており体感でも遅く感じることもあるため、格安SIMにもドコモなどキャリアのような速度を求める人にはおすすめしませんが、上記の通り特に家族で格安SIMを使う場合には最適な格安SIMです。

IIJmio公式サイト
IIJmio(みおふぉん)
IIJmioのメリット・デメリット・レビュー
IIJmioを使ってみた感想と速度レビュー、メリット・デメリット総まとめ【10月】

LINEモバイル

LINEモバイル

LINEモバイルのかけ放題詳細

サービス名10分電話かけ放題オプション月額料金880円
サービス内容
10分までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
LINEフリープラン
1GB:2,080円

コミュニケーションフリープラン
3GB : 2,570円
5GB : 3,100円
7GB : 3,760円
10GB :4,100円

MUSIC +プラン
3GB : 3,270円
5GB : 3,600円
7GB : 4,160円
10GB : 4,400円
専用アプリアプリの
使い勝手
?
プレフィックス通話品質良い
固定電話への
番号表示
表示される緊急通報かけられない

LINEモバイルの特徴


  • LINEやTwitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICの通信を高速通信としてカウントしないプランあり

  • 格安SIMながらLINEの年齢認証とID検索が可能。

  • LINEモバイルユーザー同士で高速通信容量を分けあえる。

  • 「10分電話かけ放題オプション」で10分以内の通話がかけ放題。

  • 支払いにクレジットカード以外にプリペイドのLINE Payカードも使える。

  • LINE Payカードを活用してほぼ口座振替による支払いができる。

  • LINEモバイル利用料金の1%分のLINEポイントが毎月貯まる。

  • 高速通信時に3日間の使い過ぎによる速度制限がない。

  • 音声通話SIMを申し込むと月額料金が2ヶ月無料になるキャンペーン中。

LINEモバイルのポイント・総評

LINEモバイルは、メッセージアプリLINEで知られるLINE株式会社が提供する格安SIMです。

LINEモバイルのかけ放題サービス「10分電話かけ放題オプション」は、現時点ではまだ数が少ない10分以内の通話がかけ放題になるのがメリットですが、月額料金を見ると10分かけ放題サービスの中では最も高い点には注意が必要です。

LINEモバイルの最大の特徴は、プランによってLINEやTwitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICを利用する際に発生する通信を高速通信としてカウントしない(カウントフリー)、つまり使い放題という点です。

LINEフリープランは高速通信容量1GBしか選べませんが、LINEのライブストリーミング動画(LINE LIVE機能)以外の機能が使い放題です。
line-free-plan1
使い放題の機能の中には、LINEの無料通話だけでなくビデオ通話やスタンプ、画像・動画の送受信などももちろん含まれます。

また、LINEの主要な機能が使い放題ながら月額料金が音声通話SIMでも1,200円と割安なのもメリットです。

コミュニケーションフリープランでは、LINEに加えてTwitterとFacebook、Instagramのほとんどの機能が使い放題となります。TwitterとFacebookで提供されているライブストリーミング動画はカウントフリーの対象外ですが、それ以外の機能はほぼすべて使い放題です。
LINEモバイルのコミュニケーションフリープランの特徴と注意点まとめ

コミュニケーションフリープランは、他の格安SIMの同じ容量のプランに比べて少し割高です。

ですが、これらのSNSアプリを頻繁に使う人、特に多くの高速通信容量を消費する画像や動画を投稿する人は、一般的な格安SIMのように高速通信容量を追加したり初めから容量が大きめのプランを選ぶ必要がなく、少なめの容量のプランを選んでも通信量を気にせず楽しめるコミュニケーションフリープランがおすすめです。

MUSIC +プランは、選べる高速通信容量はコミュニケーションフリープランと同じですが、月額料金はさらに上乗せされるため他社と比べてもかなり割高になります。

コミュニケーションフリープランとMUSIC +プランの違いは、現時点ではLINE MUSICが使い放題になるかならないかだけなので、LINE MUSICを頻繁に使う人以外はコミュニケーションフリープランの検討をおすすめします。

LINEモバイルは、格安SIMでは唯一LINEの年齢確認が可能でID検索が利用できるのも特徴です。

本来はLINEアプリでドコモやau 、ソフトバンクといった大手キャリアの契約者の年齢情報を照会しないと年齢認証できませんが、LINEモバイルでは利用コードを使うことでキャリアの契約情報から年齢を紹介する必要なくLINEの年齢確認やID検索が利用できます。
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格安SIMでID検索を利用したい場合は、LINEモバイルを選びましょう。LINEモバイルでID検索を利用する手順はこちら。
格安SIM MVNOでLINEの年齢確認を回避してID検索する方法まとめ。


さらに、LINEモバイルは支払いにクレジットカード以外でプリペイドのLINE Payカードを使えるのも特徴です。
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Line Payカードには、指定した残高を下回るとあらかじめ設定しておいた銀行口座から自動で入金する「オートチャージ機能」もあるので、実質的に口座振替で支払いすることが可能です。
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毎月の利用料金を口座振替できる格安SIMは限られていて、ほとんどの場合支払い方法にクレジットカードしか選べません。

クレジットカードを持っていない場合は、LINEモバイルは貴重な選択肢の1つとなります。LINEモバイルをLINE Payカード+銀行口座で実質的な口座振替にする手順はこちらをご覧ください。
格安SIM(MVNO)で口座振替可能な8社の比較と注意点まとめ


LINEモバイルは、他の格安SIMに比べて通信速度が速いのも大きなメリットです。

LINEモバイルの速度はサービスが始まった2016年9月以降常に速く、特に他の格安SIMの通信速度が極端に落ちる平日の12時台もほぼ変わらない体感速度で快適に通信することができます。

かけ放題サービスがある格安SIMでどの時間帯でも常にストレスなく通信したい場合は、LINEモバイルを選んでおけば間違いありません。

LINEモバイルを含む主要な格安SIMの速度比較はこちら。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
LINEモバイルはかけ放題オプションの月額料金が高いことと、LINEフリープラン以外のプランは他社の同じ高速通信容量のプランに比べて割高ではありますが、カウントフリーやクレジットカード以外での支払いが可能、通信速度が速いなど他の格安SIMにはないメリットも多いです。

自身の使い方にLINEモバイルのメリットが該当するなら、LINEモバイルを軸に検討してみることをおすすめします。

LINEモバイル公式サイト
LINEモバイル
LINEモバイルのメリット・デメリット・レビュー
LINEモバイルの速度と使ってみた感想。こんな人におすすめ【2月】

mineo

mineoのかけ放題詳細

サービス名5分かけ放題サービス
通話定額30
通話定額60
月額料金5分かけ放題サービス
850円

通話定額30
840円

通話定額60
1,680円
サービス内容5分かけ放題サービス
5分までの通話なら定額で回数無制限


通話定額30
30分までの通話が定額


通話定額60
60分までの通話が定額
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
5分かけ放題サービス
(Dプラン)

500MB : 2,250円
1GB : 2,350円
3GB : 2,450円
5GB : 3,130円
10GB : 4,070円


5分かけ放題サービス
(Aプラン)

500MB : 2,160円
1GB : 2,260円
3GB : 2,360円
5GB : 3,040円
10GB : 3,980円



通話定額30
(Dプラン)

500MB : 2,240円
1GB : 2,340円
3GB : 2,440円
5GB : 3,120円
10GB : 4,060円


通話定額30
(Aプラン)

500MB : 2,150円
1GB : 2,250円
3GB : 2,350円
5GB : 3,030円
10GB : 3,970円



通話定額60
(Dプラン)

500MB : 3,080円
1GB : 3,180円
3GB : 3,280円
5GB : 3,960円
10GB : 4,900円


通話定額60
(Aプラン)

500MB : 2,990円
1GB : 3,090円
3GB : 3,190円
5GB : 3,870円
10GB : 4,810円
専用アプリ5分かけ放題サービス


通話定額30/60
不要
アプリの
使い勝手
不明
プレフィックス5分かけ放題サービス


通話定額30/60
不要
通話品質5分かけ放題サービス
不明

通話定額30/60
良い
固定電話への
番号表示
5分かけ放題サービス
不明

通話定額30/60
表示される
緊急通報5分かけ放題サービス
かけられない

通話定額30/60
かけられる

mineoの特徴


  • マルチキャリア対応でドコモ回線とau回線から選ぶことができる。

  • 20GBプランは業界最安値でコストパフォーマンスが高い。

  • 音声通話SIM・データ通信SIMとも最低利用期間と解約金がないため気軽に試せる。

  • 「10分かけ放題サービス」で通話料金が安く抑えられる。

  • 余った高速通信容量の翌月繰り越し・高速と低速の切り替え・低速時のバーストモードを備える。

  • 高速時・低速時とも3日速度制限がないため音楽やラジオのストリーミング再生に最適。

  • フリータンク活用で高速データ量を最大1GB無料で追加できる。

  • 公式コミュニティサイト「マイネ王」でmineoユーザー同士で交流したり質問することで不明点や不安点を解消できる。

  • 国内版SIMフリーで新品のiPhone 7とiPhone 7 Plusを購入できる ※販売終了しました

  • 新型iPhone発売時やiOSアップデート時の動作確認の実施が速い。

  • 音声通話SIM契約で月額料金が半年間900円割引されるキャンペーン開催中。半年間はデータ通信SIMよりも音声通話SIMの方が月額料金が安い

mineoのポイント・総評

mineoは、関西電力グループのケイ・オプティコムが提供する格安SIMです。

mineoは他社にはない特徴が多くあります。

mineoならではの特徴として、マルチキャリア対応でドコモの回線とauの回線から選べる、フリータンクを使えば無料で最大1GBの高速通信容量を追加できる、コミュニティサイト「マイネ王」でmineoユーザー同士で情報交換したりサポートを受けられる点が挙げられます。

一般的な格安SIMは、ドコモ回線かau回線のどちらかを利用していますが、mineoはドコモ回線もau回線も利用しているため、現在ドコモを使っているならmineoのドコモ回線(Dプラン)を、auを使っているならau回線(Aプラン)を選ぶことでスムースに格安SIMに乗り換えることができます。

また、mineoならではの機能としてフリータンクがあります。

フリータンクは、mineoの公式コミュニティサイト「マイネ王」に無料メンバー登録することで利用できるサービスで、月末に高速通信容量を使い切ってしまった場合にパケットがたまったタンクから無料で1GBまで引き出して追加チャージできます。
mineo-freetank
通常、高速通信容量を追加するには追加分を購入する必要があります。

mineoにもパケットチャージという追加購入するサービスがありますが、フリータンクならパケットチャージで購入する必要がないため使いすぎても安心です。

フリータンクの詳細と使い方などはこちらにまとめているので、参考にしてみてください。
mineo「フリータンク」のメリット・繰り越し有無と期限・使い方総まとめ

また、マイネ王ではmineoユーザー同士が活発に情報交換をしているだけでなく、mineoを含む格安SIMやスマートフォンなどに関する疑問や質問をマイネ王に投げかけることで多くのユーザーが答えてくれます。

一般的な格安SIMのサポートはサポートセンターで、基本的には契約している格安SIMに関するサポートのみ受けられます。対して、mineoはマイネ王を活用することでmineoに限らず幅広い分野について同じmineoユーザーからサポートを受けることができるのがメリットです。

さらに、mineoは音声通話SIMにも最低利用期間や解約金がない、高速・低速とも3日間の使い過ぎによる速度制限がない、通信速度が速く安定しているなどのメリットもあります。

なお、iPhoneに格安SIMに挿して使う場合は、その格安SIMがiPhoneに対応しているか、また最新のiOSにアップデートする際も不具合なく利用できるかを先に確認しておく必要があります。

mineoの場合、iPhoneの新モデルやiOSのアップデート時はマイネ王にてリアルタイムで動作確認と報告がされるため安心です。
iPhone SEのmineo動作確認をリアルタイム更新! | スタッフブログ | マイネ王

また、mineoユーザーからもiPhone各モデルの動作状況が報告されるので、自分の機種の対応状況もすぐに確認できる可能性が高いのもメリットです。

mineoのかけ放題サービスに関しては、「通話定額30」と「通話定額60」はBIGLOBE SIMやU-mobileの類似するかけ放題サービスと比べるとプレフィックス回線を利用しておらず、ドコモの音声通話回線を利用しているため通話品質が高い点と専用アプリが必要ない点がメリットです。

ですが、上記2社のかけ放題サービスよりも月額料金がかなり高いのがネックとなっています。

通話品質が重要な場合や別のアプリを使う手間を避けたいという場合はmineoのかけ放題サービスでも良いとは思いますが、通話品質はそこそこでも良くてアプリを使い分けるのも気にならないなら音質もそこまで悪くなく月額料金の安いBIGLOBE SIMの方がおすすめです。

「5分かけ放題サービス」は、楽天モバイルやOCNモバイルONEの「5分かけ放題オプション」と同じ月額料金850円でプレフィックス方式となっていて、現時点での格安SIMの王道のかけ放題となっています。

「5分かけ放題サービス」の提供は2017年3月1日と始まったばかりのため、通話品質がどの程度かなどの使用感はまだ評価できない状況ですが、mineoはユーザー目線でサービスを提供してきたMVNOなので「5分かけ放題サービス」の品質にも期待したいところです。

公式サイト
mineo
メリット・デメリット・レビュー
mineo(マイネオ)ドコモ Dプランの速度と実際に使ってみた感想【2月】
キャンペーン情報
mineo(マイネオ)のキャンペーン併用パターンと詳細、注意点まとめ【2月】

NifMo

NifMoのかけ放題詳細

サービス名10分かけ放題月額料金830円
サービス内容
10分までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
1GB : 2,170円
3GB : 2,430円
7GB : 3,130円
13GB : 4,330円
専用アプリアプリの
使い勝手
悪い
プレフィックス通話品質良い
固定電話への
番号表示
表示される緊急通報かけられない

NifMoの特徴


  • 「NifMoバリュープログラム」を活用すれば月額料金を大幅に削減できる。

  • 「NifMoファミリープログラム」に加入すると1契約あたり0.5GB増量されたり高速通信容量をシェアできる。

  • 自宅のインターネットプロバイダが@niftyなら月額料金が200円割引される。

  • SIM+スマホをセット購入で月額料金が24ヶ月間200円割引される「機器セット割」

  • 7GBは業界最安値で13GBもコスパが高い。

  • 12時台以外の通信速度は速い。

  • SIM+スマホセット契約で最大20,100円のキャッシュバックキャンペーン中。


NifMoのポイント・総評

NifMoは、インターネットプロバイダとして知られる@niftyが提供する格安SIMです。

NifMoのかけ放題は2017年6月1日に提供が始まり、月額料金は10分かけ放題の中ではnuroモバイルに次ぐ安さでコストパフォーマンスが高いです。

NifMoの最大の特徴は、利用料金を大幅に安くすることができる「NifMoバリュープログラム」です。
nifmo-value-program2016
NifMoバリュープログラム内でアプリをインストールしたり提携ショップで買い物や飲食したりすると、NifMoの利用料金に使える割引がたまっていきます。

NifMoバリュープログラムの割引を適用すれば、NifMoの料金を0円にすることももちろん可能なので、手間はかかっても携帯電話料金をできるだけ安く済ませたいならNifMoはおすすめです。

NifMoバリュープログラムについての詳細はこちらをご覧ください。
NifMoバリュープログラムを試してみた。3GBプランが0円で運用可能です。

また、NifMoには家族で加入するとメリットが大きいNifMoファミリープログラムもあります。
nifmo-family-program6
NifMoファミリープログラムに加入すると、加入している1回線ごとに高速通信容量が0.5GB増量されたり、高速通信容量を共有することができるシェアプランを利用できるようになります。

NifMoのシェアプランは、他社の格安SIMのシェアプランに比べて月額料金が割安で、また組み合わせ方で選べる容量も多くなるのがメリットです。

NifMoを含めたシェアプランの料金比較はこちらをご覧ください。
格安SIM MVNOの複数枚(2枚/3枚/4枚)シェアプランを容量ごとに比較。安いのはどこ?

家族内で毎月通信しすぎて高速通信容量を追加している人と逆に毎月そこまで通信していなくて高速通信容量が余っている人がいる場合は、NifMoファミリープログラムのシェアプランは特に有効です。

なお、NifMoのシェアプランは複数の家族だけでなく1人でスマホとタブレットそれぞれにNifMoのSIMを契約して使う場合でも適用されるので、該当する場合はぜひ活用しましょう。

NifMoファミリープログラムの詳細はこちらにまとめています。
NifMoファミリープログラムとシェアプラン・おまとめボーナスの詳細と注意点まとめ


NifMoは自宅のインターネットプロバイダが@niftyなら月額料金が200円割引されたリ、SIMと対象のスマホをセットで購入すると24ヶ月間200円割引されるなど月額料金が安くなる仕組みがたくさんあるので、条件に合う場合はNifMoバリュープログラムを利用しなくても他社の格安SIMに比べて安くなる場合もあります。

NifMoは最安値クラスの月額料金で10分かけ放題が利用でき、またNifMoバリュープログラムを活用することで毎月の利用料金がさらに安くなります。

また、家族で格安SIMを利用する場合もシェアプランで安くできます。

NifMoは、ひと手間かければかけ放題がある格安SIMの中で最も安い維持費で携帯電話を持てるので、携帯電話代をできるだけ安く抑えたい人に最適です。

NifMo公式サイト
NifMo
NifMoのメリット・デメリット・レビュー
NifMo ニフモの速度レビューと評価・メリット・デメリットまとめ【2月】

nuroモバイル

nuroモバイルのかけ放題詳細

サービス名nuroでんわ
10分かけ放題
月額料金800円
サービス内容
10分までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
2GB :2,200円
3GB :2,400円
4GB :2,600円
5GB :2,800円
6GB :3,000円
7GB :3,200円
8GB :3,400円
9GB :3,600円
10GB :3,800円
専用アプリ
※発信はプリインストールアプリから行える
アプリの
使い勝手
良い
プレフィックス通話品質?
固定電話への
番号表示
?緊急通報かけられない

nuroモバイルの特徴


  • 1GB刻みのプランで無駄がない。自分に合ったプランを選べる。

  • 8GB・9GBプランは業界最安値。安い料金である程度通信したい人に最適。

  • 10分かけ放題サービスを月額800円で利用できる。

  • 「5時間プラン」で1日5時間通信し放題。また「深夜割」でさらに安く。

  • 「データ前借り」で当月の高速通信容量を使い切っても翌月分から前借りできる。

  • 「パケットギフト」でnuroモバイルユーザー同士で高速通信容量をプレゼントしあえる。

  • 音声通話SIM+指定のプラン新規申し込みで最大15,000円キャッシュバックキャンペーン中。


nuroモバイルのポイント・総評

nuroモバイルは、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する格安SIMです。

2017年2月1日より、nuroモバイルは「nuroモバイルでんわ5分かけ放題」の提供を開始し、2017年8月1日からは5分から10分に改定されました。

「nuroモバイルでんわ10分かけ放題」は月額料金が800円と10分かけ放題の中で最安値です。

通話品質については実際に使ってみたユーザーからのレビュー待ちですが、提供開始から半年以上経ってアプリのレビューに通話品質に関する指摘が1件もないので特に悪くはなさそうです。

また、nuroモバイルのかけ放題は他の格安SIMではもっぱら使い勝手が悪いと酷評されている専用電話アプリを使う必要がなく、初めからインストールされている電話アプリからの発信でかけ放題が適用されるのが他のプレフィックス方式のかけ放題にはないメリットです。

nuroモバイルの特徴は、2GBから10GBまで1GB刻みでプランを選べる点です。

各プランの料金を見ても、8GBと9GBは業界最安値となっておりコストパフォーマンスは高いです。

その他にも、他社の格安SIMにはないnuroモバイルならではのサービスとして「データ前借り」があります。

データ前借りは、当月に使える高速通信容量を使い切ってしまった場合に無料で翌月の高速通信容量を使えるサービスです。
maegari

月末近くに低速に制限されてしまって容量を追加購入したくない場合は、データ前借りを活用しましょう。

データ前借りについてはこちらにまとめています。
nuroモバイル「データ前借り」の特徴と注意点、使い方まとめ

さらに、nuroモバイルは2017年2月1日より1日5時間までなら容量に制限なく通信し放題の「5時間プラン」を、8月1日からは深夜の午前1時~6時までは通信し放題の「深夜割」の提供を開始しました。

5時間プランの月額料金は2,500円~、深夜割の月額料金は1,500円~と割安なので、Youtubeなどの動画を長時間視聴する人には得なプランとなっています。

ただし、nuroモバイルは夜になると速度が落ちる傾向があるので、5時間プランを契約する場合はまずは最低利用期間がなくいつでも解約できるデータ通信SIMで試してみることをおすすめします。

5時間プランについての詳細はこちらをご覧ください。
nuroモバイル「5時間プラン」は得?損?料金や特徴、注意点まとめ

深夜割が適用される午前1時~6時は通信する人が少ないので、画質にこだわらなければ動画もスムーズに視聴できます。

また動画の視聴だけでなく、翌日の通勤・通学時や昼休み時間中に視聴したい動画を深夜割が適用される時間帯にあらかじめ端末にダウンロードしておくという使い方もありです。

深夜割についてはこちら。
nuroモバイル「深夜割」の料金と特徴、注意点まとめ

nuroモバイル公式サイト
nuro mobile
nuroモバイルのメリット・デメリット・レビュー
nuroモバイル(nuromobile)の速度と使って分かったメリットとデメリットまとめ【2月】
キャンペーン情報
nuroモバイル(nuromobile)のキャンペーン情報と注意点まとめ【2月】

OCNモバイルONE

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEのかけ放題詳細

サービス名10分かけ放題オプション月額料金850円
サービス内容
10分までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
3GB/月 : 2,650円
6GB/月 : 3,000円
10GB/月 : 3,850円
20GB/月 : 5,700円
30GB/月 : 7,600円
0GB/月 : 3,350円
110MB/日 : 2,450円
170MB/日 : 2,930円
専用アプリアプリの
使い勝手
悪い
プレフィックス通話品質普通
固定電話への
番号表示
?緊急通報かけられない

OCNモバイルONEの特徴


  • 月次プランだけでなく日次プランもある。

  • 日次プランは+500円でその日1日は制限なく高速通信できる。

  • 2/1より5GBプランが6GBに増量され業界最安値に。割安な20GBと30GBの大容量プランも追加。

  • 「OCNでんわ 10分かけ放題オプション」で10分以内の通話がかけ放題の。

  • 音声通話SIMは月額300円のIP電話「050plus」が無料で利用できる。

  • 050plusで通話中に発生する通信量は高速通信容量としてカウントしないため気にせず長電話できる。

  • 高速・低速とも3日速度制限がないため音楽やラジオのストリーミング再生にも活用できる。

  • 総決算セールでhonor 9、nova lite 2、P10 liteなどが大幅割引。

OCNモバイルONEのポイント・総評

OCNモバイルONEはプロバイダで知られるOCNが提供する格安SIMです。

OCNモバイルONEの「OCNでんわ 10分かけ放題オプション」は、2017年2月1日より無料になる通話時間が5分から10分に拡大されました。

当初は他に10分かけ放題を提供する格安SIMがほとんどなかったためコストパフォーマンスが高いOCNモバイルONEのかけ放題でしたが、10分かけ放題が増えてきた今では特にメリットがなくなってしまいました。

OCNモバイルONEの特徴は、月次プランだけでなく日次プランもある点です。
ocn-mobile-one-kakehoudai2
月次プランは、ひと月に使える高速通信容量が決まっているプランです。OCNモバイルONEでは、3GB・5GB・10GBなどが該当します。

日次プランは、1日に使える高速通信容量が決まっているプランです。OCNモバイルONEでは、110MB/日、170MB/日が該当します。

日次プランの110MB/日は、1日の合計通信量が110MBを超えると通信速度が200kbpsに制限されます。ですが、翌日になると速度制限は解除され再び110MBまで高速通信が利用できるという仕組みです。

また、日次プランは500円追加すると、その日1日は上限なく高速通信できるオプションもあります。

日次プランは基本的には毎日一定の通信量で、たまに大量の通信をするという人に最適なプランです。

なお、他社で日次プランを用意している格安SIMはほぼないため、日次プランはOCNモバイルONEならではのメリットとなっています。

OCNモバイルONEのもう1つの特徴でありメリットは、高速と低速の切り替えが可能なだけでなくmineoと同じく高速時・低速時とも3日間の使い過ぎによる速度制限が無い点です。

格安SIMを挿した端末で音楽やラジオをストリーミングで長時間視聴したい場合は、OCNモバイルONEかmineoのどちらかを選ぶのがおすすめです。

逆に、OCNモバイルONEの注意点は通信速度が他社に比べると遅い点です。

動画は何とか視聴できるものの、通信が混み合う12時台や夜間では動画が途中で止まってしまう可能性があります。

OCNモバイルONEは、動画など通信速度を必要とするアプリをあまり使わず、ブラウジングやLINE・メールなどテキストの送受信、TwitterやFacebookなどのSNSアプリといった軽めのアプリがメインの人に最適な格安SIMです。

OCNモバイルONE公式サイト
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEのメリット・デメリット・レビュー
OCNモバイルONEを実際に使ってみた評価とレビュー【2月】

U-mobile

U-mobileのかけ放題詳細

サービス名でんわパック60月額料金800円
サービス内容
3分までの通話なら定額で回数無制限
各プランの
トータルコスト
1GB : 2,280円
3GB : 2,380円
5GB : 2,780円
無制限 : 3,530円(LTE使い放題2)
無制限 : 3,780円(LTE使い放題)
専用アプリアプリの
使い勝手
?
プレフィックス通話品質?
固定電話への
番号表示
表示されない緊急通報かけられる

U-mobileの特徴


  • U-mobile PREMIUMは安い月額料金で大量に通信できる。

  • 「でんわパック60」で通話料金を抑えられる。

  • 「USEN MUSIC SIM」でUSENの音楽が聴き放題。


U-mobileのポイント・総評

U-mobileはUSENで知られるU-NEXTが提供する格安SIMです。

U-mobileは、2016年5月12日より「でんわパック60」の提供を開始しました。

U-mobileの特徴は、定額で制限なく高速通信が可能なプラン「U-mobile PREMIUM」がある点です。

ですが、DTI SIMが2016年5月25日よりU-mobileのU-mobile PREMIUMと同じ内容の「ネットつかい放題」を、U-mobileよりも安い月額料金で提供開始したため、U-mobileの大きな特徴であるU-mobile PREMIUMの料金的なメリットはない状況です。

また、U-mobileのU-mobile PREMIUMは3日間で一定以上の通信をすると低速に制限されるため、実質的には使い放題ではありません。

対して、DTI SIMのネットつかい放題には3日制限がないため、定額無制限プランとかけ放題を組み合わせて使うならDTI SIMの方がおすすめです。

通信速度で比較すると、DTI SIMは日中は特に不満のないレベルで通信できるものの夜間に速度が低下するのに対し、U-mobile Premiumは12時台が異常に遅いもののその他の時間帯は快適に通信できる状況です。

たくさん通信する時間帯が昼休み中であればDTI SIMが、夜であればU-mobile Premiumがおすすめです。

U-mobile PREMIUMの速度測定結果などの詳細はこちらをご覧ください。
U-mobile「U-mobile PREMIUM」の速度レビューと注意点まとめ。

U-mobileには、U-NEXTが提供しているUSENの音楽が聴き放題の「USEN MUSIC SIM」もあります。

USEN MUSIC SIMは、U-mobile PREMIUMの提供が開始される前の使い放題プラン「LTE使い放題」がベースとなっています。3日制限はあるものの、格安SIMでも音楽をたくさん聴きたいという人は検討してみるといいかもしれませんね。

U-mobileのかけ放題についてはBIGLOBE SIMと内容はほぼ同じで、プレフィックス回線を利用しているためDTI SIMに比べると通話品質が劣る、専用アプリ「U-Call」を使って電話をかける必要がある、固定電話に電話をかけた場合に自分の電話番号が固定電話に表示されないといったデメリットがあります。

逆に、U-mobileのかけ放題は専用アプリから緊急通報に発信しても問題なくつながる点がメリットです。

通話品質については、レビューが少ないためまだ判断できない状況です。

かけ放題をU-mobileで検討している場合は、レビューがもう少し増えるまで待つか、同じサービス内容で通話品質はそこまで悪くなく月額料金も安いBIGLOBE SIMを選んだ方がいいでしょう。

通話品質やアプリの使い分けが必要ない手軽さを重視するなら、プレフィックス回線を使わないかけ放題サービスを提供するDTI SIMがおすすめです。

U-mobile公式サイト
U-mobile
U-mobileのメリット・デメリット・レビュー
U-mobile(ユーモバイル)の速度と使ってみた感想。こんな人におすすめ【2月】

イオンモバイル

イオンモバイルのかけ放題詳細

サービス名イオンでんわ 10分かけ放題月額料金850円
サービス内容
10分までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
500MB : 2,030円
1GB : 2,130円
2GB : 2,230円
4GB : 2,430円
6GB : 2,830円
8GB : 3,530円
12GB : 4,130円
20GB : 5,830円
30GB : 7,330円
40GB : 8,830円
50GB : 11,650円
専用アプリアプリの
使い勝手
?
プレフィックス通話品質?
固定電話への
番号表示
?緊急通報?

イオンモバイルの特徴


  • 音声通話SIMに最低利用期間と解約金がない。

  • 大容量プランの月額料金が安い。

  • 高速通信容量を3枚のSIMでシェアできるプランがある。

  • 10分かけ放題オプションがある

  • イオンの店頭でサポートを受けられる。

  • 新規・MNP転入時の事務手数料3,000円が2円になるキャンペーン開催中。


イオンモバイルのポイント・総評

イオンモバイルは、イオンモールなどを運営するイオン株式会社が提供する格安SIMです。

イオンモバイルのかけ放題ははじめは5分間でしたが、2017年7月から月額料金はそのままで10分かけ放題に拡大されました。

10分かけ放題の月額料金は他社に比べると安くはありませんが、イオンモバイルは大容量プランの月額料金がすべて業界最安値で安いのが大きなメリットです。

10分かけ放題のある12GB以上のプランを検討中でできるだけ安く済ませたいなら、イオンモバイルを軸に検討してみるのがおすすめです。

また、イオンモバイルはデータ通信SIMだけでなく音声通話SIMにも最低利用期間と解約金がないのも特徴です。

一般的な格安SIMは、音声通話SIMには6ヶ月~12ヶ月の最低利用期間を設定しているのがほとんどなので、イオンモバイルは縛りに関して良心的な格安SIMといえますね。

イオンモバイルは他社に番号そのまま(MNP転出)で乗り換える場合のMNP転出手数料も安く、契約から180日以内なら8,000円で181日目以降なら3,000円となっています。

特に181日以降の3,000円はかなり安いです。

さらに、イオンモバイルはイオン店頭で使い方など分からない点をスタッフに直接尋ねることができるのも、他社の格安SIMにはあまりないメリットです。

実際に店舗をかまえている格安SIMは少なく、また店舗があっても都市の一部だけなど日本全国をカバーしているわけではありません。

対して、イオンモバイルは多くのイオンモールで気軽に相談することができるので、格安SIMや格安スマホについて詳しくない・不安でも安心して利用できます。

なお、イオンモバイルは現在新規契約やMNP転入の際にかかる新規事務手数料3,000円が1円に割引されるキャンペーンを開催しています。
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解約金なしで縛りも緩いだけでなく現在は新規手数料もほぼ0円なので、試しに格安SIMのかけ放題を使ってみたい場合はイオンモバイルはおすすめです。

キャンペーンの詳細はこちらをご覧ください。
イオンモバイルのキャンペーン一覧と併用パターン、注意点まとめ【9月】
イオンモバイル公式サイト
イオンモバイル
イオンモバイルのメリット・デメリット・レビュー
イオンモバイルSIMの速度レビューとメリットデメリット。こんな人におすすめ【9月】

もしもシークス

もしもシークスのかけ放題詳細

サービス名かけたい放題ライト
かけたい放題フル
月額料金かけたい放題ライト
850円

かけたい放題フル
1,800円
サービス内容かけたい放題ライト
5分までの通話なら定額で回数無制限


かけたい放題フル
無制限にかけ放題
各プランの
トータルコスト
かけたい放題ライト
1GB : 2,430円
3GB : 3,030円
5GB : 3,630円
7GB : 4,230円
10G : 4,830円


かけたい放題フル
1GB : 3,380円
3GB : 3,980円
5GB : 4,580円
7GB : 5,180円
10G : 5,780円
専用アプリアプリの
使い勝手
悪い
プレフィックス通話品質悪い
固定電話への
番号表示
表示されない緊急通報?

もしもシークスの特徴


  • 「かけたい放題フル」なら時間や回数に制限なく電話がかけ放題(一部条件あり)


もしもシークスのポイント・総評

もしもシークスは、エックスモバイルというベンチャー企業が提供する格安SIMです。

もしもシークスは、2016年4月1日より1回5分までの通話なら回数制限なくかけ放題の「かけたい放題ライト」と時間や回数に制限がない「かけたい放題フル」の提供を開始しました。

もしもシークスの特徴は、格安SIMの中で唯一1回当たりの通話時間やひと月当たりの回数に制限のない「かけたい放題フル」を提供している点です。

ですが、もしもシークスのかけたい放題フルには以下の制限があります。

・連続して1日50回以上通話をした場合、かけたい放題の利用を停止される場合がある。
・同じ相手に連続して60分以上通話した場合、かけたい放題の利用を停止される場合がある。
・他のユーザーの利用に影響を与えるほどの大量の通話を短期間で利用した場合、かけたい放題の利用を停止される場合がある。

かけたい放題フルには上記の制限があるため、大手キャリアが提供しているような完全なかけ放題ではないことを理解しておく必要があります。

また、もしもシークスのかけたい放題の最大のデメリットは通話品質です。

もしもシークスのかけたい放題はプレフィックス回線を利用していますが、もしもシークスが用意している通話回線の品質は悪いようで音声の遅延や通話途切れ、音質の悪さが専用アプリ「かけたい放題」のレビューで多く指摘されています。

格安SIMで完全なかけ放題を検討するなら、もしもシークスではなくプレフィックスを使わないためキャリアと同じ音質や手間でかけ放題が利用できるワイモバイルの方がおすすめです。

なお、もしもシークスは5分以内の通話なら回数制限なくかけ放題の「かけたい放題ライト」も提供しています。

ですが、かけたい放題ライトは基本料金と合わせた合計料金が他の5分かけ放題を提供する格安SIMと比べてかなり高いことと、通話品質の悪さからおすすめしません。

もしもシークス公式サイト
エックスモバイル

楽天モバイル

楽天モバイルのかけ放題詳細

サービス名5分かけ放題オプション月額料金850円
サービス内容
5分までの通話なら定額で回数無制限
かけ放題+
プラン別料金の
合計金額(月額)
3GB : 2,450円
5GB : 3,000円
10GB : 3,810円
20GB:5,600円
30GB:7,000円
0GB : 2,100円
専用アプリアプリの
使い勝手
普通
プレフィックス通話品質普通
固定電話への
番号表示
表示される緊急通報かけられない

楽天モバイルの特徴


  • 楽天モバイルの料金を楽天スーパーポイントで支払うことができる。

  • スーパーホーダイ契約で低速が最大1Mbpsで使い放題になる。

  • スマホやタブレットなどの端末セット数が多い。

  • スマートフォンの端末価格が大幅に割引されるキャンペーンを開催中。

  • 楽天市場で使える楽天スーパーポイントがたまりやすい。

  • 楽天モバイルの料金支払いに楽天スーパーポイントが使える。

  • 「データシェア」で翌月に繰り越す高速通信容量を分け合える。


楽天モバイルのポイント・総評


楽天モバイルは、楽天市場で知られる楽天が提供する格安SIMです。

楽天モバイルは2016年1月28日より、5分かけ放題オプションの提供を開始しました。

また、2017年4月24日より月額2380円で24時間かけ放題のオプション「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」の提供を開始しました。
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楽天でんわの通話品質を低く評価するユーザーはほとんどいないため、仕事などでも実用的に使える無制限かけ放題オプションとして利用できます。

楽天モバイルの最大の特徴は、毎月の利用料金を楽天市場などを利用して貯まった楽天スーパーポイントで支払うことができる点です。

楽天市場や楽天トラベルなど、楽天のサービスをよく利用していてポイントがたくさん貯まる場合は、楽天モバイルを選んで支払いにポイントを使うことで月々の携帯電話料金を大幅に安く抑えることができます。

詳細やポイント利用方法などについてはこちらをご覧ください。
楽天モバイルが料金を楽天ポイントで支払い可能に。手順と注意点まとめ。

その他の楽天モバイルの特徴として、SIMとセットで購入できるスマートフォンやタブレット、Wi-Fiルーターなどのラインナップが格安SIMの中で最も多い点も挙げられます。

楽天モバイルが販売する端末は、他社格安SIMとセットで販売されている同じ端末よりも価格が安いことが多いのもメリットです。

また、格安SIMと端末をセットで分割購入する場合、多くの場合は一括で購入する価格よりも数千円上乗せされますが、楽天モバイルは一括価格と分割価格が全く同じのため、分割で購入したからといって損することはありません。

なお、楽天モバイルで端末セットを分割で購入するには楽天カードでの支払いが必須となります。

楽天カードをまだ持っていない場合は、先に作っておきましょう。
楽天カード
また、楽天モバイルは対象端末を購入で楽天市場で使えるポイントがもらえるキャンペーンなども開催しており、楽天ポイントがたまりやすい仕組みになっています。

上記の通り、楽天市場をよく利用するなら楽天モバイルはメリットがとても大きいです。

逆に、楽天モバイルの注意点は通信速度の遅さです。

楽天モバイルは、主要格安SIMの中では速度が遅い部類に入ります。また、速度が改善するきざしも見えません。

現在ドコモなどの大手キャリアを使っていて、楽天モバイルに乗り換えると体感でもかなり遅く感じる可能性が高いです

ドコモと楽天モバイルを含む、主要格安SIMの速度比較はこちらをご覧ください。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
楽天モバイルのかけ放題サービスについては、プレフィックス回線を利用しているためDTI SIMに比べると通話品質が劣る可能性がある、専用アプリを使って電話をかける必要がある、専用アプリからの発信では110番や119番など緊急通報に電話がかけられないといったデメリットがあります。

ですが、プレフィックス回線を使ったかけ放題サービスの中では通話品質は良く、固定電話に発信した場合でも自分の電話番号が固定電話に表示されるといったメリットもあります。

かけ放題サービスの内容で比較すればDTI SIMが全ての面で楽天モバイルを上回りますが、かけ放題サービス以外の機能やサービスの部分で楽天モバイルの方が自分に合っていて、かつ通信速度にこだわりがなければ楽天モバイルはおすすめです。

楽天モバイル公式サイト
楽天モバイル
楽天モバイルのメリット・デメリット・レビュー
楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT(アンリミット)の料金とメリット・デメリット総まとめ【9月】

ワイモバイル

ワイモバイルのかけ放題詳細

サービス名・サービス名なし
・スーパーだれとでも定額
月額料金サービス名なし
0円

スーパーだれとでも定額
1,000円
サービス内容サービス名なし
10分までの通話なら回数制限なく定額


スーパーだれとでも定額
無制限にかけ放題
各プランの
トータルコスト
サービス名なし
1GB : 2,980円
3GB : 3,980円
7GB : 5,980円


スーパー誰とでも定額
1GB : 3,980円
3GB : 4,980円
7GB : 6,980円
専用アプリ不要アプリの
使い勝手
-
プレフィックス不要通話品質良い
固定電話への
番号表示
表示される緊急通報かけられる

ワイモバイルの特徴


  • 「スーパーだれとでも定額」で24時間いつでも回数制限なく電話かけ放題

  • 「スーパーだれとでも定額」を付けなくても10分以内の通話なら回数制限なくかけ放題

  • 通信速度が速い


ワイモバイルのポイント・総評

ワイモバイルは、大手キャリアのソフトバンクが提供するSIMです。

ワイモバイル以外のSIMは、すべてドコモの回線を借りて運用されているMVNOですが、ワイモバイルだけは自社で用意した回線を使って運用されているMNOです。

ですが、前述のとおりワイモバイルはソフトバンクにとっての格安SIMとして提供されているため、格安SIMのかけ放題比較に加えています。

ワイモバイルの特徴は、キャリアと同じ完全な24時間かけ放題「スーパーだれとでも定額」を提供している点です。

ドコモ系の格安SIMは、どれも1回やひと月の通話時間に上限があるため完全なかけ放題ではありません。

もしもシークスの「かけたい放題」が唯一ワイモバイルと似た完全かけ放題となっていますが、前述のとおり様々な制限があることと通話品質が悪いことから、通話をメインで格安SIMを利用する人にとっては常用は厳しいです。

ワイモバイルのかけ放題は、大手キャリアと同じように一切の制限がない、本当の意味でのかけ放題となっています。

また、ワイモバイルのかけ放題はプレフィックスを利用せず、通話品質が高く専用アプリを使う必要がないのもメリットです。

さらに、ワイモバイルはスーパーだれとでも定額を付けなくても、10分以内の通話なら回数に制限なく、追加料金も不要で利用できるのも大きな特徴です。

そこまで通話が多くない人は、ワイモバイルのスーパーだれとでも定額なしのプランでもいいかもしれません。

なお、現在ワイモバイルは全プランの月額料金が1年間にわたり1,000円割引される「ワンキュッパ割」キャンペーンを開催しています。
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1,000円割引を適用して格安で運用してもいいですし、逆に1,000円浮いた分でスーパーだれとでも定額を契約しても月額料金は同じなので、格安で本当のかけ放題を利用することもできます。

このキャンペーンはぜひ活用しましょう。


ワイモバイルは、通信速度が速いのもメリットとして挙げられます。特に速度が落ちやすい平日昼間でもワイモバイルは十分な速度が出ているため、かけ放題だけでなく通信速度にもこだわる人にもおすすめです。

ワイモバイルの注意点は、ドコモやauで販売しているSIMロックがかかった端末にワイモバイルのSIMを挿しても通話・通信とも利用できない点です。

ワイモバイルのSIMを使うには、他キャリアの端末のSIMロックを解除して使うかSIMフリー端末を別に用意する、もしくはワイモバイルのSIMとセットで販売されている端末を購入する必要があります。

なお、他キャリアの端末のSIMロックを解除してワイモバイルのSIMを挿して使う場合、対応周波数が異なるため広いエリアで利用できない可能性が高いのもネックです。

また、ワイモバイルはドコモやドコモ系格安SIMと比べると通話や通信できるエリアが狭い点も注意です。

特に、山間部などではドコモはつながってもワイモバイルはつながらないこともあります。

出張などが多く様々な場所で電話をかける人は、ワイモバイルを選ぶならワイモバイルの周波数に最適化されたワイモバイルの端末をセットで購入するか、より広いエリアで通話や通信できるドコモ系の格安SIMのかけ放題サービスを利用することをおすすめします。

さらに、ワイモバイルは最低利用期間が2年と長いのもネックです。最低利用期間内に解約や他社にMNPで乗り換えると9,800円の解約金がかかるので注意が必要です。

ワイモバイル公式サイト
ワイモバイル
ワイモバイルのメリット・デメリット・レビュー
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格安SIM(MVNO/格安スマホ)16社のかけ放題比較まとめとおすすめ

最後に、格安SIMのかけ放題サービス比較のまとめと目的別のおすすめを解説します。

キャリアと同じ通話品質の良さと手軽さを求めるならDTI SIMとmineo、ワイモバイルがおすすめ

現在、大手キャリアであるドコモやau、ソフトバンクを使っていて、かけ放題サービスがある格安SIMを検討している場合、格安SIMもキャリアと同じような通話品質や使い勝手であることが前提条件になるのではないでしょうか。

そんな人には、プレフィックス番号を利用しないかけ放題サービスを提供しているDTI SIMかmineoの「通話定額30」「通話定額60」、ワイモバイルがおすすめです。

DTI SIMとmineoの「通話定額30」「通話定額60」とワイモバイルは通話品質がキャリアと同じで、かつかけ放題を適用させるために別の専用アプリを使う必要もありません。

現在使っているスマートフォンに格安SIMを挿して使う場合は、SIMを差し替えてこれまで使い慣れた電話アプリをそのまま使って電話をかければOKです。

3社の違いはキャリアと電波の入るエリアです。DTI SIMはドコモ回線、mineoの「通話定額30」「通話定額60」はドコモ回線とau回線を利用しているため、ドコモやauで購入したSIMロックのかかったスマートフォンでもSIMロック解除する必要なく通話や通信が可能です(AプランはSIMロック解除が必要な場合があります。また、テザリングは利用できる機種・できない機種があります)。

対して、ワイモバイルはドコモやauのSIMロックがかかったスマートフォンに挿しても通話・通信が利用できません。

ワイモバイルのSIMを利用するには、他キャリアの端末であればSIMロックを解除するか、SIMフリーのスマートフォンを用意するか、ワイモバイルがSIMとセットで販売しているスマートフォンを購入する必要があります。

また、通話・通信できるエリアに関しては、ワイモバイルよりもドコモ回線を利用したDTI SIMやmineoの方がつながりやすい点もおさえておく必要があります。

特に山間部などにおいて、ワイモバイルは電波が届かない場所が増えてきます。対して、DTI SIMとmineoはドコモの広いエリアで通話や通信が可能なので山間部でも電波が届きやすいです。

上記の両者の違いをふまえて、自身の使い方に合った方を選びましょう。

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時間を気にせず電話をかけたいならワイモバイルか楽天モバイルがおすすめ

格安SIMで、大手キャリアと同じように時間を気にせず電話をしたいという人も多いはずです。

そんな人には、現時点ではワイモバイルのスーパーだれとでも定額か楽天モバイルの楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイルの二択です。

ワイモバイルは、+1,000円でスーパーだれとでも定額を契約することで、1回あたりの通話時間やひと月あたりの通話回数に上限なく、無制限の電話かけ放題になります。

楽天モバイルは通信速度が遅いのが最大のネックですが、かけ放題のオプションを付けてもワイモバイルよりも安く、かつ10GBや20GB、30GBといった大容量プランも選べるのがメリットです。

同じ電話かけ放題にもしもシークスの「かけたい放題フル」がありますが、かけたい放題フルは前述のとおり60分以上の通話は不可や回数に制限があるなど、本当の意味でのかけ放題ではありません。

また、かけたい放題フルはプレフィックス回線を利用しているため、通話品質がかなり悪いのもデメリットです。

以上の点から、現時点ではワイモバイルか楽天モバイルがおすすめです。

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ドコモのエリアで使える格安SIMでそこそこの音質でよく、たくさん通話したいならIIJmio、LINEモバイル、NifMo、nuroモバイル、イオンモバイルがおすすめ

ドコモ系の格安SIMである程度の通話品質で電話をかけたい場合は、IIJmioかLINEモバイル、NifMo、nuroモバイル、イオンモバイルがおすすめです。

上記のSIMは、1回の通話が10分までかけ放題でプレフィックス回線ながら通話品質が良い、もしくは通話品質が悪いという指摘がない点がメリットです。

かけ放題オプションの月額料金についても、他の格安SIMで提供されている5分かけ放題オプションとほぼ同じか若干安いので、コストパフォーマンスは非常に高いです。

以前は5分かけ放題が主流でしたが、現在は10分かけ放題の方が増えてきているので、あえて5分かけ放題を提供する格安SIMを選ぶ理由が少なくなっています。

特定のSIMにこだわりがなく、格安SIMでそこそこ通話したい場合は上記5社の検討をおすすめします。

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プレフィックスでAndroidの電話アプリの使い勝手を重視するならnuroモバイルがおすすめ

プレフィックスではないDTI SIMとmineo、ワイモバイルはスマホに初めからインストールされている電話アプリからいつも通り発信すればかけ放題が適用されます。

対して、相手の電話番号のはじめに特定の番号を付加する必要があるプレフィックスを採用する格安SIMは、基本的にはその格安SIM専用に提供されている電話アプリを使う必要があります。

その中で、nuroモバイルはAndroidスマホにおいてプレフィックスではない格安SIMと同じように、初めからインストールされている電話アプリで発信して10分かけ放題が適用されます。

nuroモバイルのかけ放題アプリ「nuroモバイルでんわ」はプレフィックスのオンオフを設定するだけのアプリで、実際の電話発信は他の電話アプリから行えるのがメリットです。

nuroモバイルの10分かけ放題は月額料金が業界最安値で、料金プランもすべて業界最安値水準と安くコストパフォーマンスは高いので、アプリの使い勝手だけでなく安さにこだわる人にもおすすめです。

nuroモバイル公式サイト
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nuroモバイル(nuromobile)の速度と使って分かったメリットとデメリットまとめ【2月】


なお、かけ放題の格安SIMを選ぶにあたっては、料金だけでなく最低利用期間と解約金や高速通信容量の繰り越し、高速と低速の切り替えなどチェックすべき点が他にもあります。

SIMに何を求めるかによって、判断基準や選ぶべきSIMも違ってきます。まずは「時間を気にせず電話したい」「とにかく料金を安くしたい」「補償を充実させたい」「通信速度が速い方がいい」など最も重視する項目を決めたうえで、慎重に比較・検討していきましょう。

ドコモ系格安SIMのサービスや機能別比較は、こちらに詳しくまとめているのでご覧ください。
格安SIMカード MVNO docomo系比較・おすすめランキング【8月29日】
格安SIM23枚の速度比較はこちら。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】

MVNOではないワイモバイルを除くと、格安SIMで完全な通話定額サービスが提供されている事業者は楽天モバイル以外はまだありませんが、今後通話料を安くできるサービスの提供が始まり次第随時追加していきます。

格安SIM MVNOで通話定額(かけ放題)がある16社の比較は以上です。

-格安SIM(MVNO)の比較

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