IIJmioを使ってみた感想と速度レビュー、メリット・デメリット総まとめ【10月】

このページでは、IIJmioの特徴と注意点などについてまとめています。

目次


IIJmioの手数料と料金表

まずはIIJmioの手数料と料金プランについてまとめます。

料金プラン

通常プラン
 データ通信SIMデータ通信SIM+SMS通話対応SIM
(みおふぉん)
ミニマムスタートプラン
(高速通信容量3GB)
900円1,040円1,600円
ライトスタートプラン
(高速通信容量6GB)
1,520円1,660円2,220円
ファミリーシェアプラン
(高速通信容量10GB)
2,560円2,700円~3,260円~

従量制プラン
データ利用量データ通信SIM音声通話SIM
0.0GB~1GB480円1,180円
~2GB700円1,400円
~3GB900円1,600円
~4GB1,100円1,800円
~5GB1,300円2,000円
~6GB1,500円2,200円
~7GB1,700円2,400円
~8GB1,900円2,600円
~9GB2,100円2,800円
~10GB2,300円3,000円
~11GB2,500円3,200円
~12GB2,700円3,400円
~13GB2,900円3,600円
~14GB3,100円3,800円
~15GB3,300円4,000円
~16GB3,500円4,200円
~17GB3,700円4,400円
~18GB3,900円4,600円
~19GB4,100円4,800円
~20GB4,300円5,000円

料金プラン変更

可能。変更したプランは翌月1日より適用。毎月末日はプラン変更の申し込み不可。

プラン変更に手数料はかからない。
※ファミリーシェアプランに変更時にSIMカードを追加した際には別途SIMカードの追加手数料が発生。

初期手数料

3,000円

最低利用期間

データ通信専用SIM:利用開始日の翌月末日まで。

音声通話対応SIM:利用開始から12ヶ月後まで。
(例)2020年10月に契約した場合、2021年10月31日までが最低利用期間

解約手数料

データ通信専用SIM:なし

音声通話対応SIM:上記の最低利用期間内に解約した場合、利用月数に応じて「音声通話機能解除調定金」の名目で解約金がかかる。

2020年1月に利用を開始した場合の解約金
2020年1月解約12,000円
(残り12ヶ月 x 1,000円)
2020年2月解約11,000円
(残り11ヶ月 x 1,000円)
2020年3月解約10,000円
(残り10ヶ月 x 1,000円)
2020年4月解約9,000円
(残り9ヶ月 x 1,000円)
2020年5月解約8,000円
(残り8ヶ月 x 1,000円)
2020年6月解約7,000円
(残り7ヶ月 x 1,000円)
2020年7月解約6,000円
(残り6ヶ月 x 1,000円)
2019年8月解約5,000円
(残り5ヶ月 x 1,000円)
2020年9月解約4,000円
(残り4ヶ月 x 1,000円)
2020年10月解約3,000円
(残り3ヶ月 x 1,000円)
2020年11月解約2,000円
(残り2ヶ月 x 1,000円)
2019年12月解約1,000円
(残り1ヶ月 x 1,000円)
2021年1月解約0円

解約方法・注意点

IIJmioの会員ページから解約。

URL:https://www.iijmio.jp/customer/cancel

MNP転出手数料

3,000円

SMS料金

月額140円

日本国内への送信:3~30円/通
海外への送信:50~500円/通(免税)
受信:0円/通

通話料金(通話対応SIM)

20円/30秒

通話関係オプション

留守番電話:月額300円
割り込み電話着信(キャッチホン):月額200円
転送電話:無料

高速通信容量の追加料金

1.追加クーポン:200円/100MB
・毎月最大30枚(3000MB分)まで購入可能。
・有効期限はクーポン購入月から3ヶ月後の末日。
(例)クーポンを10月に購入した場合、翌年1月末日までは利用可能で2月になると失効しクーポンが使えなくなる。

2.クーポンカード(店頭で購入するIIJmioクーポンカードを利用してチャージしたクーポン)
500MB 1,500円(非課税)
2GB 3,000円(非課税)
・有効期限はクーポン購入月から3ヶ月後の末日。
(例)クーポンを10月に購入した場合、翌年1月末日までは利用可能で2月になると失効しクーポンが使えなくなる。

オプション

端末補償オプション
申込事務手数料無料
月額料金380円
支払方法クレジットカード
補償対象全損、部分破損、水濡れ、自然故障(1年目はメーカー保証)
補償対象外盗難、紛失、改造、天災
サービス利用時負担金1回目:5,000円(税抜)/2回目:8,000円(税抜)
端末保守調停金旧端末未返却の場合は40,000円(不課税)が請求

端末補償オプションの詳細
IIJmioの端末補償オプションは、IIJmioサプライサービスで購入したSIMフリー端末に故障や破損、水濡れなどのトラブルが起きた際に、交換端末を2日以内(一部離島・地域などを除く)に届けるサービスです。

端末補償オプションの補償は、IIJmioサプライサービスで購入した端末の利用開始日(到着日)から開始します。

端末補償オプションは、IIJmioサプライサービスで端末を購入する際に同時に申し込む必要があります。端末を購入後に端末補償オプションを追加することはできない点には注意が必要です。

端末補償オプションは1年に2回まで利用可能で、利用料金は1回目は5,000円、2回目は8,000円となります。

なお、IIJmioサプライサービスで購入した端末は、利用開始から1年間はメーカー保証期間となります。自然故障の場合、メーカーの保障対象となり無料で修理できる可能性もあるので、1年未満の場合はまずは利用端末のメーカーに問い合わせましょう。

対応SIMサイズ

標準SIM:○
micro SIM:○
nano SIM:○

SIMの複数枚対応

ファミリーシェアプランは、最大8枚、合計10枚までSIMカードを追加でき、最大10枚のSIMで高速通信容量を共有できる。

SIM再発行(交換)手数料

SIMカード1枚につき2,000円

SIMカードサイズ変更

SIMカード1枚につき2,000円

SIMカード交換

SIMカード1枚につき2,000円

SIMカード追加(ファミリーシェアプラン)

SIMカード1枚につき2,000円
4枚目以降は1枚につき400円/月の追加SIM費用がかかる

高速通信時(クーポン適用時)の最高速度

ダウンロード(下り):225Mbps
アップロード(上り):50Mbps

低速通信時(クーポン非適用時)の最高速度

最大200kbps

LTE通信時の通信速度制限

なし。

低速通信時の通信速度制限

あり。クーポン残量がない、またはクーポンオフ状態で最大200kbpsの通信時に、3日あたりの通信量が366MBを超えた場合、通信の速度を制限する場合あり。

高速通信容量の繰り越し

当月余った高速通信容量を翌月に繰り越し。

繰り越し分の有効期限は翌月末日まで。

公衆無線LAN(公衆Wi-Fi)

なし


IIJmioのレビュー・評価-メリット(良い点)

まずは、IIJmioのメリット(良い点)から紹介していきます。


従量制プランを選べる

IIJmioのタイプAならではのメリットとして、従量制プランを選べる点があげられます。

従量制プランは2020年8月20日にスタートした新プランで、1GBから20GBまで1GB刻みで使った分だけ支払う料金体系です。
データ利用量データ通信SIM音声通話SIM
0.0GB~1GB480円1,180円
~2GB700円1,400円
~3GB900円1,600円
~4GB1,100円1,800円
~5GB1,300円2,000円
~6GB1,500円2,200円
~7GB1,700円2,400円
~8GB1,900円2,600円
~9GB2,100円2,800円
~10GB2,300円3,000円
~11GB2,500円3,200円
~12GB2,700円3,400円
~13GB2,900円3,600円
~14GB3,100円3,800円
~15GB3,300円4,000円
~16GB3,500円4,200円
~17GB3,700円4,400円
~18GB3,900円4,600円
~19GB4,100円4,800円
~20GB4,300円5,000円

従来のプランと従量制プランの比較は以下の通り。料金が安い方を赤文字にしています。

データ通信SIM
データ利用量従量制プラン通常プラン
0.0GB~1GB480円900円
~2GB700円900円
~3GB900円900円
~4GB1,100円1,520円
~5GB1,300円1,520円
~6GB1,500円1,520円
~7GB1,700円2,560円
~8GB1,900円2,560円
~9GB2,100円2,560円
~10GB2,300円2,560円
~11GB2,500円2,560円
~12GB2,700円2,560円
~13GB2,900円-
~14GB3,100円-
~15GB3,300円-
~16GB3,500円-
~17GB3,700円-
~18GB3,900円-
~19GB4,100円-
~20GB4,300円-

データプランは、3GBと12GB以外は全て従量制プランの方が安いです。

また、IIJmioの従来のプランは12GBまでで、その次は大容量オプションを利用して23GB(通常プラン3GB+データオプション20GB)~しか選べないのがネックでした。

従量制プランを利用すれば、13GB~20GBの容量を選べるのが嬉しいですね。


音声通話SIM
データ利用量従量制プラン通常プラン
0.0GB~1GB1,180円1,600円
~2GB1,400円1,600円
~3GB1,600円1,600円
~4GB1,800円2,220円
~5GB2,000円2,220円
~6GB2,200円2,220円
~7GB2,400円3,260円
~8GB2,600円3,260円
~9GB2,800円3,260円
~10GB3,000円3,260円
~11GB3,200円3,260円
~12GB3,400円3,260円
~13GB3,600円-
~14GB3,800円-
~15GB4,000円-
~16GB4,200円-
~17GB4,400円-
~18GB4,600円-
~19GB4,800円-
~20GB5,000円-

音声通話SIMもデータ通信SIMと同じで、3GBと12GB以外は全て従量制プランの方が安く利用できます。


従量制プランから従来の通常プランへの変更やその逆はできないなど注意点はありますが、これからIIJmioを申し込むなら安くなることが多い従量制プランがおすすめです。

従量制プランの詳細はこちら。
IIJmioの従量制プランまとめ。使った分だけ支払う無駄のないプラン


通話定額オプション活用で通話料金を安くでき、家族間は長電話できる

IIJmioは、2016年9月より「通話定額オプション」の提供を開始しました。
iijmio-kakehoudai
通話定額オプションには2タイプあります。

誰とでも3分 家族と10分:月額600円
iijmio-kakehoudai3
誰とでも10分 家族と30分:月額830円
iijmio-kakehoudai6
通話定額オプションのサービス内容をまとめると以下のとおりです。
 月額料金家族以外家族
誰とでも3分
家族と10分
600円
3分以内の通話がかけ放題
10分以内の通話がかけ放題
誰とでも10分
家族と30分
830円
10分以内の通話がかけ放題
30分以内の通話がかけ放題

格安SIMの通話定額サービスは他社でも提供されていますが、IIJmioの通話定額オプションの特徴の1つは10分以内の通話が時間帯や回数に制限なくかけ放題のプランがある点です。

IIJmioは2017年5月1日より誰とでも5分 家族と30分を誰とでも10分 家族と30分に改定しました。

月額料金は据え置きの830円のままなので、コストパフォーマンスはかなり高くなります。

かけ放題の対象になる時間が5分では足りない人は、IIJmioを検討してみるといいでしょう。

また、総務省が平成26年に調査した結果日本の平均通話時間は2分25秒とのことで、IIJmioはこの平均に合わせて3分かけ放題も提供しています。

IIJmioの通話定額オプションのもう1つの特徴は、家族間の通話なら長電話ができる点です。

上記のサービス内容のとおり、月額料金が600円通話定額オプションでは家族と10分、830円の通話定額オプションでは家族と30分まで定額で通話できます。

IIJmioの通話定額オプションを活用すれば、例えば別々に暮らしていて毎日顔を合わせることができない家族と時間を気にせず低料金で話せますね。

IIJmioの通話定額オプションと他社格安SIMの通話定額サービスの比較はこちらにまとめています。
格安SIM MVNOでかけ放題(通話定額)がある16社を比較

高速通信と低速通信の切替が手動で可能

IIJmioは、ユーザー自身が手動で高速通信と低速通信を切り替えることができます。低速通信時は最高速度が200kbpsに制限されますが、高速通信容量は一切消費せずに節約することができます。

例えば、TwitterやLINE、メールといったテキストがメインの通信であれば、高速通信でなく低速通信でも問題なく利用できますが、IIJmioならユーザーが高速通信が必要ないというときには意図的に低速通信に切り替えられます。

高速と低速の切り替えは、IIJmioが提供する専用アプリから可能です。
IIJmioクーポンスイッチ - Google Play のアプリ

限られた高速通信容量を効率よく活用するには、ユーザーが手動で高速と低速を切り替える機能は必須となりますが、IIJmioはかなり以前からこの機能を提供していました。

アプリで簡単に高速と低速を切り替えできるのもいいですね。


バースト転送機能で低速時も速い

IIJmioはユーザー自身が手動で高速通信と低速通信を切り替えることができますが、IIJmioではさらに低速時の通信環境を快適にするための「バースト転送」が提供されています。

バースト転送機能は、200kbpsに制限される低速通信時でも、通信し始めの一定量は高速で通信する機能です。
iijmio-burst

バースト転送機能は様々な格安SIMを比較するとよく分かりますが、IIJmio系の格安SIMでしか使うことができない高性能な機能です。

テキストがメインのウェブサイトやTwitterのタイムラインなどであれば、IIJmioのバースト転送により高速で表示されるので低速通信でもある程度使えます。

結果、高速通信容量を節約できるというお得な機能が「バースト転送」です。


余った高速通信容量を翌月に繰り越せる&高速通信時の速度制限がない

IIJmioは、余った高速通信容量を翌月に繰り越すことができます。

繰り越した分は翌月の末日までに使い切ればOKです。逆に翌月末までに使い切れなかった分は余っていても翌々月には使えなくなってしまうので、翌月中に使い切るようにしましょう。
iijmio-kurikoshi

なお、IIJmioは高速通信時に使い過ぎによる速度制限がありません。高速通信で速度制限があると、余った高速通信容量を使いたくても使いすぎで速度制限されるのを防ぐために思い切り使えないといったデメリットがあります。

高速通信容量が大量に余っていても、IIJmioなら使いたいときにガッツリ使うことができるのは大きなメリットですね。


【2018年4月1日~】ファミリーシェアプランが月額料金そのままで10GBから12GBに増量

IIJmioのファミリーシェアプランは10GBですが、2018年4月1日からは12GBに増量されました。

また、月額料金はデータ通信SIM・音声通話SIMともに10GBのときと同じです。

他の格安SIMの12GBプランと比べてみても、増量後のIIJmioのファミリーシェアプランはイオンモバイルをおさえて業界最安値となっています。

これまでIIJmioのプランは特に安くはありませんでしたが、12GBについてはかなりコストパフォーマンスが高いです。


ファミリーシェアプランで最大10枚のSIMで高速通信容量を共有できる

IIJmioでは、最大10枚のSIMで高速通信容量を共有できる「ファミリーシェアプラン」を提供しています。

ファミリーシェアプランで利用できる高速通信容量は10GBです。例えば父母子でIIJmioを契約して、たくさん通信する子どもが容量を多く使えるようにするといったことができます。

または、1人でスマートフォンとタブレットを使いたい時に1つの契約で2枚のSIMをそれぞれに挿して使うといった使い方でも安い料金で利用できますね。

ファミリーシェアプランは、IIJmioの格安SIMを複数人(端末ごと)でそれぞれ契約するよりもトータルの料金を安く抑えることができます。

また、データ通信SIMだけでなく音声通話対応のSIMを使うことももちろんできます。

なお、ファミリーシェアプランの4枚目以降は追加SIM利用料として1枚ごとに毎月400円(SMSつきデータ通信SIMの場合は540円、音声通話SIMの場合は1,100円)がかかります。

4枚目以降はファミリーシェアプランの利用開始以降に追加できます。


3GB(ミニマムスタートプラン)や6GB(ライトスタートプラン)がSIM2枚でシェア可能

IIJmioは、高速通信容量が3GBのミニマムスタートプランと6GBのライトスタートプランにおいて、SIMを1枚追加して最大2枚で容量を共有できるサービスを2016年7月7日より開始しました。

これまでは、IIJmioの10GBプラン(ファミリーシェアプラン)でのみ最大10枚のSIMで容量をシェアできていましたが、7月1日以降はIIJmioのすべてのプランで複数枚のSIMによる運用が可能になっています。

ミニマムスタートプランとライトスタートプランでSIMを1枚追加するには、以下の月額料金がかかります。

データ通信SIM(SMSなし):400円
データ通信SIM(SMSあり):540円
音声通話SIM:1,100円

10GBまではいらないものの、スマートフォンとタブレット用でそれぞれSIMが必要で容量をシェアしたい場合や、夫婦で一緒に格安SIMに乗り換えたいという場合などに最適ですね。


格安のデータオプションで20GB、30GB、50GBを追加可能に【2017年6月1日より】

IIJmioは、2017年6月1日からデータオプションの提供を開始しました。

データオプションは、ミニマムスタートプランとライトスタートプラン、ファミリーシェアプランに20GBまたは30GBの高速通信容量を格安の料金で追加できるオプションサービスです。

また、20GBと30GBはそれぞれ1つずつ契約できるので、最大で50GBを追加できます。

データオプションの月額料金は以下の通りです。
追加容量月額料金
20GB3,100円
30GB5,000円
50GB
(20GB+30GB)
8,100円
(3,100円+5,000円)

20GBで3,100円、30GBで5,000円と言っても高いのか安いのかよく分からない人ももちろんいると思います。

そこで、こちらのページでIIJmioのデータオプションを付けた月額料金と他社の格安SIMのプランを比較しています。
IIJmioの20GB/30GBの大容量データオプションは得?他社と比較してみた。

結論としては、IIJmioのデータオプション付きの月額料金は他社に比べても割安です。

なお、データオプションで追加した高速通信容量は複数枚のSIMでシェアすることもできるので、使い勝手はとても良いです。

大容量の格安SIMを契約する場合は、IIJmioも含めて検討してみることをおすすめします。


無料でプラン変更が可能

IIJmioは、無料でプランの変更が可能です。

プラン変更のタイミングは翌月1日から。注意点としては、毎月末日(0時以降)はプラン変更の手続きができません。

IIJmioで翌月からプランを変更したい場合は、毎月末日の前日までに手続きを済ませておきましょう。

IIJmioのプラン変更はこちらから手続きできます。


SIMの再発行に関する手数料が2,000円と安い

IIJmioは、SIMの再発行やサイズ変更時にかかる手数料が2,000円と、他社の3,000円(楽天モバイルは4,000円)に比べると良心的な価格設定になっています。

SIMを再発行するのはまれだとは思いますが、いざ再発行時に手数料が安いのはうれしいですね。


新型iPhoneやiOSバージョンアップ時の動作確認が速いため安心してiPhoneを利用できる

格安SIMでネックとなるのは、新型iPhoneやiOSのバージョンアップで通話や通信が正常に利用できなくなる可能性がある点です。

これまでも、特にiOSのアップデートに伴って格安SIMを挿しているとアクティベーションエラーが出るといった不具合が出ています。

そのため、格安SIMユーザーはその格安SIMでアップデート後のiPhoneが正常に動作するか確認された後でアップデートする必要がありますが、格安SIMの中には動作確認がなかなか実施されないものもあります。

対して、IIJmioは新型iPhoneやiOSのバージョンアップ時の動作確認がかなり早く、当日中には動作可否が公式ブログにて報告されます。
てくろぐ:

iPhoneで格安SIMを使いたい場合は、動作確認を迅速に、かつ正確に実施し報告するIIJmioを使っておけば安心です。


ドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)から選べる

IIJmioは、2016年10月1日よりau回線を利用する格安SIM「タイプA」の提供を開始しました。

これにより、IIJmioを契約しておけばドコモ回線とau回線から選ぶことができるようになりました。

IIJmioのSIMを挿して使う予定の端末がドコモSIMに対応しておらずau SIMでのみ利用できる場合は、対応機種であればタイプAを契約することで格安の料金で利用できます。

なお、タイプAはVoLTE SIMしかないため対象端末が少ないのがデメリットです。特にタイプAを契約する場合は、事前に自身の端末が対応しているかどうかを必ず確認しておきましょう。

タイプAの詳細はこちらをご覧ください。
IIJmioのau回線を使った格安SIM「タイプA」の特徴と注意点まとめ


スマホセットが安い

IIJmioは、SIMとセットで購入できるスマホの価格が安いのも大きなメリットです。

例えば、定価が29,800円のXiaomi Redmi Note 9Sが21,800円で購入できます。

さらに、現在IIJmioではAQUOS sense2 SH-M08が6,980円になったり、最大5,000円分の選べるe-GIFTがもらえるキャンペーンも開催しているので、このキャンペーンを適用させると実質価格を更に安くSIMフリースマホを購入することができます。

IIJmioは分割で購入すると若干価格が上乗せされるもののそれでも定価より安い機種も多いので、格安SIMとセットでスマホを安く入手したい人にIIJmioは最適です。

端末割引キャンペーンや選べるe-GIFTの詳細・e-GIFTプレゼントキャンペーンについてはこちらをご覧ください。
IIJmioのキャンペーン詳細と併用パターン、注意点まとめ【10月】

初期費用3,000円が1円になるなどキャンペーンが充実

IIJmioは、キャンペーンが充実しているのもメリットとして挙げられます。

現在IIJmioは前述のスマホセット割引と選べるe-GIFTがもらえるキャンペーンだけでなく、新規事務手数料3,000円が1円になるキャンペーンやMNP転入(番号そのままで乗り換え)で最大15,000円キャッシュバックされるキャンペーンなども開催しています。

格安SIMを契約するにあたって初期費用をできるだけ抑えたい人は、キャンペーンが手厚くコストパフォーマンスが高いIIJmioはおすすめです。

キャンペーン詳細はこちら。
IIJmioのキャンペーン詳細と併用パターン、注意点まとめ【10月】
公式サイト
IIJmio(みおふぉん)

IIJmioのレビュー・評価-IIJmioのデメリット(注意点)

IIJmioのデメリット(注意点)は以下の通りです。


12時台の速度は速くはない

IIJmioの注意点として、平日12時台の速度が遅い点が挙げられます。

これはIIJmioに限らず格安SIM全般に当てはまることですが、多くの人が一斉に通信する平日の昼休み時間帯は、他の時間帯に比べて通信速度が遅くなります。

ただ、他の格安SIMに比べればIIJmioの12時台の速度はしっかりと出ている方で、体感速度もそこまで遅くは感じません。

IIJmioを含む、主要格安SIMの速度比較はこちらで行っています。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
IIJmioの速度が気になる方は、後ほど記載する体感速度(表示速度)の比較を記録した動画を確認して体感速度が許容できるかどうかを判断してみてください。

なお、IIJmioよりも速度が安定して速い格安SIMにLinksMateがあります。

LinksMateはIIJmioも低速化する12時台においても快適に通信できる速度を維持しているので、昼間にもがっつり通信したい人におすすめです。

LinksMateの詳細はこちらをご覧ください。
LinksMate(リンクスメイト)の速度レビューと料金、注意点まとめ【2月】


選べる料金プランが少ない

IIJmioでは、3GBが900円と格安SIMの平均的な価格に設定されていたり、ファミリーシェアプランなら最大3枚のSIMで高速通信容量を分け合うことができるなどポイントを押さえた料金プランが提供されています。

改善の余地があるのは、IIJmioは選べる料金プランが少ないということでしょうか。

例えば、BIGLOBEモバイルは1GB/3GB/6GB/12GB/20GB/30GBと細かくプランが分かれているため、ユーザーは自分の利用環境に応じてムダの少ないプランを選びやすいです。

対してIIJmioは、3GBと5GB、10GBと3プランのみの提供となっています。

2017年6月よりデータオプションが追加されることで大容量プランは選択肢がかなり増えますが、10GB未満の容量についてはやはり少ないですね。

もう少しプランがあれば自分の利用環境に応じた最適なプランを選びやすいので今後の改善に期待したいところです。


ファミリーシェアプランを組む回線は全て同一名義である必要あり

IIJmioのメリットとして、最大10回線で1つの契約の高速通信容量をシェアできるファミリーシェアプランを挙げましたが、ファミリーシェアプランにはデメリットもあります。

それが、ファミリーシェアプランを組む回線の契約者がすべて同一人物である必要があるという点です。

例えば父母子の3人ががIIJmioを契約していて、その名義が父・母・子それぞれの場合はファミリーシェアプランをまったく組むことができません。逆に、3回線とも父名義などで統一されていれば3回線でファミリーシェアプランを組むことができます。

なお、すでにIIJmioを別々の名義で契約している場合は、後で名義を同じにしてファミリーシェアプランを組むことができません。

他社からIIJmioにMNP転入で契約する場合、IIJmioに転入する前の事業者で名義変更して名義を統一しておく必要があります。ファミリーシェアプランを組む予定なら、名義には十分注意しましょう。


IIJmioの各プランの料金を他社の格安SIMと比較

IIJmioの各プランの料金を,他社の格安SIMと比較します。

3GB

 b-
mobile
BIG
LOBE
モバイル
DMM
モバイル
IIJmiomineoNifMoOCN モバイル ONEU-
mobile
楽天モバイル
プラン名ライトプランエントリープラン3GBミニマムスタートプラン3GB3GB
プラン
3GB/月コース3GB3.1GB
パック
最大受信速度150
Mbps
225
Mbps
225
Mbps
225
Mbps
225
Mbps
150
Mbps
150
Mbps
150
Mbps
150
Mbps
高速通信容量3GB3GB3GB3GB3GB3GB3GB3GB3.1
GB
データ専用SIM料金1,180円900円850円900円900円900円1,100円なし900円
SMSなし+120円+150円+140円+120円+150円+120円なし+120円
SMS対応SIM料金なし1,020円1,000円1,040円1,020円1,050円1,220円なし1,020円
音声通話+800円+700円+650円+700円+700円+700円+700円-+700円
音声通話SIM料金1,980円1,600円1,500円1,600円1,600円1,600円1,800円1,580円1,600円
主要な格安SIMのほぼすべてで提供されている高速通信容量3GBでは、IIJmioのデータ通信SIM(SMSなし)は他社の多くが採用している料金と同じ900円で設定されています。

IIJmioはSMSオプションが140円なので、SMSありのデータ通信SIMの料金は3番目に安いです。

音声通話SIMについても3番目に安い料金です。3GBについては、IIJmioは高機能で快適な通信速度で利用できるというメリットも考えると十分得ですね。


6GB(5GB)

 IIJmioBIG
LOBE
SIM
DMM
mob
ile
mi
neo
Nif
Mo
OCN
モバイル
ONE
U-
mob
ile
楽天モバイル
プラン名ライトスタートプラン
(6GB)
ライトSプラン
(6GB)
5GB5GBプラン5GBプラン5GB/月コース5GB5GBパック
最大受信速度225
Mbps
225
Mbps
225
Mbps
225
Mbps
150
Mbps
150
Mbps
150
Mbps
150
Mbps
高速通信容量6GB6GB5GB5GB5GB5GB5GB5GB
データ専用SIM料金1,520円1,450円1,210円1,580円1,600円1,450円1,480円1,450円
SMS+140円+120円+150円+120円+150円+120円+150円+120円
SMS対応SIM料金1,660円1,570円1,360円1,700円1,750円1,570円1,630円1,570円
音声通話+700円+700円+700円+700円+700円+700円+500円+700円
音声通話SIM料金2,220円2,150円1,970円2,280円2,300円2,150円1,980円2,150円
6GBプランを提供している主要な格安SIMはBIGLOBE SIMぐらいなため、他社格安SIMの5GBプランと比較します。

高速通信容量6GBと5GBでは、IIJmioはデータ通信SIM(SMSなし/あり)と音声通話SIMのすべてのSIMタイプで5番目に安い料金となっています。

DMMモバイルと比べると250円ほど高く、また同じ6GBプランを提供するBIGLOBE SIMよりも70円高いです。これを高いととらえるか、安いととらえるかでIIJmioの6GBの評価は変わってきますが、5GBから6GBに増量されたこととBIGLOBE SIMは高速と低速の切り替え機能がないことをふまえると、IIJmioのコストパフォーマンスは十分高いと言えるでしょう。


10GB

 DMM
mobile
IIJmioNifMo楽天
モバイル
プラン名10GBファミリーシェアプラン10GBプラン10GBパック
最大受信速度255Mbps225Mbps150Mbps150Mbps
高速通信容量10GB10GB10GB10GB
データ専用SIM料金2,190円~2,560円2,800円2,260円
SMS+150円+140円+150円+120円
SMS対応SIM料金2,340円~2,700円2,950円2,380円
音声通話+760円+700円+700円+700円
音声通話SIM料金2,950円~3,260円3,500円2,960円
高速通信容量10GBでは、データ通信SIM(SMSなし)、音声通話SIMのすべてのSIMタイプでIIJmioは3位となっています。


IIJmioは高速と低速の切り替えだけでなくバーストモードなど他社にはない機能と、他社に比べて安定した通信速度で利用できるという安心感があるのがメリットです。

10GBでは割高になるものの、3GBは他社の格安SIMと同じ900円で合わせてきており6GBは5GBから料金そのままで1GB増量しているので、コストパフォーマンス重視なら高機能なIIJmioを低料金で使える3GBか6GBがおすすめです。

IIJmioの月額料金以外の他社格安SIMとの比較はこちらにまとめています。
格安SIMカード MVNO docomo系比較・おすすめランキング【8月29日】

IIJmioの速度

ここでは、IIJmioの速度を記録していきます。

速度の測定方法は、スピードテストによる速度と実際にアプリで通信して表示されるまでの速度(体感速度)を計測しています。

測定に使うスピードテストアプリは、格安SIMの速度比較でいつも使っているSpeedSpotのアプリです。
Speedcheck - スピードテスト - Google Play のアプリ

なお、当サイトで実施している速度比較のページはこちらです。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
測定時間帯は、8時、12時、20時、22時で、スピードテストでは各時間帯で3回ずつ計測してその平均値を出しています。表やグラフの数値は、下り(ダウンロード)の速度のみ掲載していています。

体感速度は、ブラウザ、Youtubeアプリ、Google Fitの3アプリで表示速度などを目視で確認しています。

スピードテストの結果は数値として表れるのでスクリーンショットを掲載し、体感速度は数値では見えないためその様子を動画撮影してアップしています。

なお、IIJmioの7月からの各時間帯ごとの速度の推移やより詳細な速度測定結果は以下を参照してください。
IIJmioは遅い?速い?定期実測【3月6日最新|体感動画あり】

2017年12月26日のIIJmio速度測定結果

2017年12月26日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
[table “1830” not found /]

12時
[table “1831” not found /]

20時
[table “1832” not found /]

22時
[table “1833” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

12月26日時点のIIJmioは、タイプD(ドコモ回線)は速度が回復していて12時台以外は快適に通信できる状況です。

昼間の速度も重視するならIIJmio タイプD以外の格安SIMの検討をおすすめしますが、そこそこの速度でよければ全く問題ありません。

タイプA(au回線)は、ウェブサイトの画像表示に時間がかかることもあるので速度重視なら他のSIMの検討をおすすめします。

公式サイト
IIJmio(みおふぉん)

2017年10月2日のIIJmio速度測定結果

2017年10月2日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
[table “1767” not found /]

12時
[table “1768” not found /]

20時
[table “1769” not found /]

22時
[table “1770” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

10月2日時点のIIJmioは、スピードテスト結果は前回より落ちているものの12時台以外はウェブサイトの表示、アプリのダウンロード、YouTubeの動画再生ともにスムーズに通信できています。


2017年8月21日のIIJmio速度測定結果

2017年8月21日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
[table “1719” not found /]

12時
[table “1720” not found /]

20時
[table “1721” not found /]

22時
[table “1722” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

8月21日時点のIIJmioは、12時台以外はストレスなく通信できています。


2017年7月3日のIIJmio速度測定結果

2017年7月3日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
[table “1682” not found /]

12時
[table “1683” not found /]

20時
[table “1684” not found /]

22時
[table “1685” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

7月3日時点のIIJmioは、スピードテスト結果は他の格安SIMに比べても速くはありません。

ですが、体感速度は特に遅く感じることなくむしろスムーズです。


2017年6月12日のIIJmio速度測定結果

2017年6月12日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。

8時
[table “1644” not found /]

12時
[table “1645” not found /]

20時
[table “1646” not found /]

22時
[table “1647” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

2017年6月12日時点のIIJmioは、スピードテスト結果は前回とほぼ同じか若干低下傾向です。

体感は遅くはなく、12時台以外は比較的スムーズに通信できています。


2017年5月15日のIIJmio速度測定結果

2017年5月15日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。

8時
[table “1619” not found /]

12時
[table “1620” not found /]

20時
[table “1621” not found /]

22時
[table “1622” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

2017年5月15日時点のIIJmioは、スピードテスト結果は前回に比べて落ちています。

体感速度にはそこまで大きな影響はなく、12時台以外は他社の格安SIMに比べて特に遅く感じることはありませんでした。


2017年4月17日のIIJmio速度測定結果

2017年4月17日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。

8時
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12時
[table “1536” not found /]

20時
[table “1537” not found /]

22時
[table “1538” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

2017年4月17日時点のIIJmioは、スピードテスト結果は前回とほぼ同じ水準です。

体感では12時台が遅く感じることはあるものの、その他の時間帯は特にストレスを感じることはありません。


2017年3月6日のIIJmio速度測定結果

2017年3月6日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
[table “1469” not found /]

12時
[table “1470” not found /]

20時
[table “1471” not found /]

22時
[table “1472” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

3月6日時点のIIJmioは、スピードテスト結果では前回とほぼ同じか若干落ちています。

体感では、12時台はアプリのインストールに時間がかかっていたもののその他の時間帯は特に遅く感じることなく通信できています。


2017年2月6日のIIJmio速度測定結果

2017年2月6日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
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12時
[table “1433” not found /]

20時
[table “1434” not found /]

22時
[table “1435” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

2月6日時点のIIJmioは、前回に比べると全体的に速度が落ちているものの12時台以外は特に体感で遅く感じることなく通信できています。


2017年1月10日のIIJmio速度測定結果

2017年1月10日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
[table “1368” not found /]

12時
[table “1369” not found /]

20時
[table “1370” not found /]

22時
[table “1371” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

1月10日時点のIIJmioは、前回ほどの速度は出ていないものの昼間以外は体感でも快適に通信できる速度を維持しています。

ただし、昨年の速度推移を見ると速度重視ならあえてIIJmioを選ぶ理由はないというのが当サイトの見解です。


2016年12月26日のIIJmio速度測定結果

2016年12月26日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

12月26日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
[table “1345” not found /]

12時
[table “1346” not found /]

20時
[table “1347” not found /]

22時
[table “1348” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

12月26日時点のIIJmioは、12時台以外は前回までの低速状態から一気に速度が回復しています。

現時点では体感速度も速く快適に通信できる状況ですが、これまでのIIJmioの速度の推移を見る限りでは今回の速度が今後も長期間維持されない可能性も十分考えられます。

長期間同じ格安SIMを利用する予定でIIJmioを検討している場合は、今後の速度の推移をもう少し見て判断することをおすすめします。


2016年11月10日のIIJmio速度測定結果

2016年11月10日のIIJmioを含む格安SIMの速度測定結果です。

11月10日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちら。
8時
[table “1196” not found /]

12時
[table “1197” not found /]

20時
[table “1198” not found /]

22時
[table “1199” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

11月10日時点のIIJmioは全体的に遅く、22時台以外はすべて1Mbpsを下回っています。

また、反応速度を示すPING値が高く常に100msを超えているので、体感でも遅く感じることはあるでしょう。

速度重視なら、引き続きIIJmioは避けた方が無難です。


2016年9月12日のIIJmio速度測定結果

2016年9月12日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iijmio-9-12

9月12日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “1048” not found /]

12時
[table “1049” not found /]

20時
[table “1050” not found /]

22時
[table “1051” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

9月12日時点のIIJmioは、スピードテスト上は特別遅い時間帯はない状況です。

ただし、PING値が相変わらず高いため体感で遅く感じる可能性がある点には注意が必要です。


2016年9月5日のIIJmio速度測定結果

2016年9月5日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iijmio-9-5

9月5日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “1028” not found /]

12時
[table “1029” not found /]

20時
[table “1030” not found /]

22時
[table “1031” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

9月5日時点のIIJmioは、前回よりも速度が回復している時間帯が多いです。

ですが、PING値が高く反応速度が遅いため、通信しているうちに体感で遅く感じる可能性は十分に考えられます。


2016年8月3日のIIJmio速度測定結果

2016年8月3日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iij-8.3

8月3日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “1003” not found /]

12時
[table “1004” not found /]

20時
[table “1005” not found /]

22時
[table “1006” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

8月3日時点のIIJmioは、全体的に速度は低下傾向にあります。

またPING値も高めのため、体感で遅く感じることもある状況です。

公式サイト
IIJmio(みおふぉん)

2016年5月9日のIIJmio速度測定結果

2016年5月9日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iij-5.9

5月9日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “811” not found /]

12時
[table “812” not found /]

20時
[table “813” not found /]

22時
[table “814” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

5月9日時点のIIJmioは、前回と打って変わって一気に速度が落ちています。

PING値も高めなので、体感でも遅く感じることがあるでしょう。


2016年4月11日のIIJmio速度測定結果

2016年4月11日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iij-4.11

4月11日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “785” not found /]

12時
[table “786” not found /]

20時
[table “787” not found /]

22時
[table “788” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

4月11日時点のIIJmioの速度は、12時台は遅いもののその他の時間帯はそこそこ速度が出ており体感でも特に遅くは感じない状況です。

12時台にあまり通信しないなら、IIJmioを検討しても問題ないでしょう。


2016年3月22日のIIJmio速度測定結果

2016年3月22日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iij-3.22

3月22日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “750” not found /]

12時
[table “751” not found /]

20時
[table “752” not found /]

22時
[table “753” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

IIJmioは、以前に比べると速度が落ちています。

今回の体感速度の測定はそこまで遅くは感じなかったものの、PING値が高いため通信しているうちに遅く感じる可能性はあります。


2016年3月7日のIIJmio速度測定結果

2016年3月7日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iij-3.7

3月7日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “675” not found /]

12時
[table “676” not found /]

20時
[table “677” not found /]

22時
[table “678” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

IIJmioは、スピードテスト上も低下傾向で相変わらずPING値が高いのがネックです。

速度重視なら、IIJmioは避けた方がいいでしょう。


2016年2月15日のIIJmio速度測定結果

2016年2月15日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iij-2.15

2月15日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “649” not found /]

12時
[table “650” not found /]

20時
[table “651” not found /]

22時
[table “652” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

2月15日時点のIIJmioは、12時台は1Mbpsを下回っているもののそのほかの時間帯はしっかり速度が出ています。

ただし、IIJmioは通信の反応速度を示すPING値が高い(反応が遅い)ため体感で遅く感じる可能性があります。IIJmioの速度に過度に期待しない方がいいでしょう。


2016年1月12日のIIJmio速度測定結果

2016年1月12日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iij-1.12

1月12日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “578” not found /]

12時
[table “579” not found /]

20時
[table “580” not found /]

22時
[table “581” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

1月12日時点のIIJmioは、12時台は大きく速度を落としているもののその他の時間帯はスピードテスト上は十分な速度が出ています。

ただし、IIJmioは通信の反応速度を示すPING値が高く反応が遅いため、体感でも若干遅く感じることがある点には注意が必要です。


2016年1月4日のIIJmio速度測定結果

2016年1月4日のIIJmioの速度測定結果です。

スピードテストの結果はこちら。
speed-test-iij-1.4

1月4日の主要格安SIMの下り速度ランキングはこちらです。
8時
[table “561” not found /]

12時
[table “562” not found /]

20時
[table “563” not found /]

22時
[table “564” not found /]

IIJmioの体感速度はこちらで確認できます。

1月4日時点のIIJmioは、スピードテストのダウンロード速度は十分出ているもののPING値が悪いため体感では若干遅く感じる結果となっています。

公式サイト
IIJmio(みおふぉん)

IIJmioはこんな人におすすめ

ここまでは、IIJmioのプランやサービス内容とメリット・デメリット、通信速度などを見てきました。

これまで見てきた点をふまえて、IIJmioは以下のような希望を持つ方におすすめです。

家族で格安SIMを使いたい、または1人で複数台の端末に格安SIMを挿して使いたい

IIJmioのファミリーシェアプランは、最大9枚までSIMカードを発行して合計10枚で高速通信容量をシェアすることができます。

家族で格安SIMを使いたいという方や、1人でスマートフォンとタブレットなど複数台の端末を使っていてそれぞれにSIMカードを挿して使いたいという方に、IIJmioのファミリーシェアプランは最適です。

また、2017年6月1日から提供予定の20GBと30GBの大容量データオプションを活用することで、20GB以上の高速通信容量を安く利用できるようになります。

データオプションで追加した容量もシェアの対象になるので、家族でたくさん通信したい場合に使えます。

なお、先ほども触れましたがIIJmioのファミリーシェアプランは契約者名義がすべて同一人物である必要がある点には注意しましょう。

家族全員MNPで他社からIIJmioに乗り換える場合は、MNP予約番号を発行する前にIIJmioに移る全員の名義を変更しておかないと、IIJmioに乗り換え後にファミリーシェアプランを組むことができません。


毎月の通信量は多いが料金はなるべく安く抑えたい

毎月の通信量が多くて料金が高くなってしまうという方は、ぜひIIJmioの高速通信と低速通信の手動切り替えで通信量の節約をしてみてください。

IIJmioの低速通信時の速度は最大でも200kbpsと遅くなりますが、先述したバースト転送によりデータ量がそこまで多くないウェブページやTwitter、Facebookなどなら意外にストレスなく(表示時間がかからず)表示されます。

通信速度をそこまで必要としないアプリを使うときは低速に切り替えておき、通信速度が必要なアプリをつかうときだけ高速通信をオンにするという使い方をすれば、毎月の料金をかなり抑えることができます。


格安SIMでもたくさん通話したい

IIJmioが2017年5月から改定した月額830円のかけ放題では、10分以内の通話が回数制限なくかけられるようになりました。

現在、格安SIMで提供されているかけ放題は5分以内が主流ですが、5分以内の通話では短すぎるという人もいると思います。

そんな人は、IIJmioのかけ放題を有効活用しましょう。


SIMとスマホセットを安く購入したい、初期費用や毎月の利用料金をできるだけ安く済ませたい

IIJmioは現在様々なキャンペーンを開催しています。

前述の通り、AQUOS sense2 SH-M08が6,980円に割引やスマホセット購入で最大5,000円の選べるe-GIFTプレゼントなど手厚いです。

格安SIMとスマホセットを安く購入したい人に、IIJmioはおすすめです。
IIJmio(みおふぉん)

こんな人はIIJmioは選ばないほうがいい

IIJmioは料金の安さと速度の速さを求める人に特におすすめの格安SIMですが、使い方によってはIIJmioを選ばないほうがいい場合もあります。

IIJmioを選ばないほうがいいのは、格安SIMで以下のような使い方をしたい人です。


格安SIMでも平日昼間に快適な速度で通信したい

格安SIMでドコモなどの大手キャリアと同じように平日の昼間に快適な速度で通信したい人は、IIJmio以外を検討したほうがいいです。

ほとんどの格安SIMも同じですが、IIJmioについても12時台は体感でも遅く感じる可能性があるので、昼休みにたくさん通信したい場合はIIJmio以外の格安SIMを選択肢に入れたほうがいいでしょう。

現時点で平日12時台でも快適に通信できるドコモ回線の格安SIMは、前述の通りLinksMateです。


格安SIMで音楽やラジオのストリーミング再生を楽しみたい

格安SIMを挿したスマートフォンなどで、Google Play MusicやApple Music、LINE MUSICなどのストリーミング再生アプリで音楽を楽しみたいという人もいるかと思います。

そんな人にもIIJmioはおすすめしません。

音楽をストリーミングで再生するアプリは再生中に継続的に通信が発生するため、長時間使っていると通信量が増え高速通信容量を多く消費してしまいます。

その対策として、格安SIMの中には高速と低速を切り替えて低速モードでストリーミング再生することで、高速通信容量を一切消費させずに音楽を楽しむことができます。

IIJmioも高速と低速の切り替えはできますが、注意点が1点あります。それは「低速時に使い過ぎによる速度制限がある」ということです。

IIJmioの場合、低速に切り替えた状態で3日間で366MB以上通信すると、低速時の最大受信速度である200kbpsよりもさらに遅い速度に制限されてしまいます。

LINE MUSICの場合、4分30秒ほどの音楽を低音質で再生しても3.9MBほどの通信が発生します。詳しくはこちらをご覧ください。
格安SIM MVNOの1GB高速通信量でできること・目安まとめ。

つまり、5分に満たない音楽を3日以内で100曲再生すると、低速時の使い過ぎによる速度制限にかかってしまいます。

また、これはあくまでも音楽再生でしか通信が発生しなかった場合で計算していますが、ブラウザや動画視聴、SNSやLINEなど他のアプリの利用で発生する通信を除けばさらに少ない楽曲しか再生できないことになります。

200kbpsよりも速度が制限されてしまうと、音楽のストリーミング再生ももちろん利用できません。

そのため、格安SIMで音楽のストリーミング再生を通信量を気にせず楽しみたいなら、低速時に使い過ぎによる速度制限がないSIMを選ぶのがおすすめです。

主要格安SIMで、低速時に速度制限がないのはmineoOCNモバイルONEです。

IIJmioとmineo、OCNモバイルONEを含む主要な格安SIMの低速通信時の速度は、こちらのページで詳しく検証しています。
格安SIMで低速が使い放題(切替も可)のMVNOを比較【動画あり】


IIJmioの申し込みから到着、APN設定までの流れ

最後に、IIJmioの申し込みから到着までの流れとAPN設定方法について紹介します。

IIJmio申し込み方法

まずは、IIJmioの申し込み方法です。

1.IIJmioの公式サイトにアクセスします。
IIJmio(みおふぉん)
2.「ご購入・お申込み」をクリックします。
contract-iijmio1

3.IIJmioを初めて契約する場合は「お申し込みと新規会員登録」をクリックします。
contract-iijmio2

4.「パッケージを購入されていないお客様はこちらにチェックしてください」にチェックを入れます。
contract-iijmio3

5.下にスクロールして、IIJmioのサービス内容を確認して「同意する」にチェックを入れ「次へ」をクリックします。
contract-iijmio4

6.プラン、SIMカードの機能、スマホセットの有無、SIMのサイズを選んでいきます。
contract-iijmio5

7.希望する項目をクリックすると選択状態になります。また、配達希望日も選べるので、希望がある場合はここから選びます。
contract-iijmio6

8.すべて選択したら「次へ」をクリックします。
contract-iijmio7

9.契約者名、生年月日、性別、住所、電話番号など必須項目を入力します。
contract-iijmio8

10.さらに登録メールアドレス、mioパスワードを入力し、IIJからのお知らせを受信するか選びます。
contract-iijmio9

11.クレジットカード情報を入力し、「以下に記載する弊社の個人情報の取扱いに関する事項に同意する」にチェックを入れて「申込内容確認へ」をクリックします。
contract-iijmio10

12.登録したメールアドレス宛に、認証コードが記載されたメールが送られます。
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13.メールには4桁の認証コードが記載されているので、これをメモします。
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14.12の画面に戻って認証コードを入力し、申し込み内容に間違いがないか確認します。
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15.申し込み内容に間違いなければ、チェック項目の内容をよく確認してチェックをすべて入れ「この内容で申し込む」をクリックします。
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16.申し込み完了画面になれば、IIJmioの申し込みは完了です。
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IIJmio申し込みからSIMが届くまでの期間

私がIIJmioを申し込んでからSIMが手元に届くまでの流れと期間は以下の通りです。

7月9日 申し込み

7月13日 SIM発送

7月15日 SIM到着

IIJmioはSIMが届くまで6日と結構かかりました。急ぎの場合は、なるべく早く申し込んでおくことをおすすめします。


IIJmioのAPN設定方法(Android)

SIMが届いたら、IIJmioのSIMを挿した端末でインターネットに接続するためのAPN設定を行う必要があります。

なお、以下のスクリーンショットはLG G2 miniでの設定です。メーカーによってAPN設定にたどり着くまでの画面が違うこともあります。

1.Androidのシステム設定から「テザリングとネットワーク」をタップして「モバイルネットワーク」をタップします。
iijmio-apn-settings1

2.「アクセスポイント名」をタップ後、メニューキーを押します。
iijmio-apn-settings2

3.「APNの追加」をタップすると、APNを新しく作成する画面になるので「名前」をタップします。
iijmio-apn-settings3

4.APN名は分かりやすい名前にしておきましょう。私はそのまま「IIJmio」にしました。名前を入力したら「OK」をタップします。名前の入力が終わったら「APN」をタップします。
iijmio-apn-settings4

5.APNには「iijmio.jp」と入力して「OK」をタップします。次にユーザー名をタップします。
iijmio-apn-settings5

6.ユーザー名には「mio@iij」と入力して「OK」をタップします。次にパスワードをタップします。
iijmio-apn-settings6

7.パスワードには「iij」と入力して「OK」をタップします。次に認証タイプをタップします。
iijmio-apn-settings7

8.「PAPまたはCHAP」を選び、メニューキーを押して「保存」をタップします。
iijmio-apn-settings8

9.APN一覧にIIJmioが追加されているので、IIJmioにチェックを入れます。すると、アンテナピクトの横に「3G」や「LTE」と表示され、インターネットに接続します。
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IIJmio(みおふぉん)

IIJmioまとめ

IIJmioは、使った分だけ支払う従量制プランやユーザー自身が高速通信と低速通信を切り替えることができる機能、低速通信時でもバースト転送で通信し始めの速度を高速通信で行うことでストレスなく通信できる機能などユーザーにとってメリットの大きい機能を提供しています。

また、IIJmioは上記のサービス内容だけでなく公式ブログや定期的なイベントで格安SIMの運営について詳しく説明するなど、透明性のある運営姿勢も評価すべきポイントですね。

通信速度については、12時台は他の格安SIMと同様体感で遅く感じることはあるものの、その他の時間帯は十分な速度が出ていて快適にインターネットを利用できます。

IIJmioはキャンペーンも充実していて、初期費用3,000円から1円になるキャンペーンやSIM+スマホセットを安く購入できるキャンペーン、Amazonギフト券などに交換できる選べるe-GIFTが最大5,000円分もらえるキャンペーン、最大15,000円キャッシュバックされるキャンペーンなどを開催しているので、キャンペーン重視で格安SIMを選びたい人にもおすすめです。

IIJmioの料金プランやメリット(良い点)、デメリット(注意点)、実行速度の計測結果は以上です。

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IIJmioのキャンペーン詳細と併用パターン、注意点まとめ【10月】
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