DTI SIM「でんわかけ放題」の詳細と注意点まとめ。5分以内の通話が定額。

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DTI SIMは、2016年5月25日より5分以内の国内通話が定額で電話し放題になるオプションサービス「でんわかけ放題」の提供を開始しました。

このページでは、DTI SIMの「でんわかけ放題」の特徴と他社格安SIMのかけ放題との比較、注意点をまとめています。


DTI SIMについて

「DTI SIM」は、株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが運営している格安SIMです。

以前は「ServersMan SIM」というSIMを扱っていましたが、2015年10月1日よりトーンモバイル株式会社に移管されました。

そのため、「DTI SIM」は株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが2015年の9月に新たにリリースした格安SIMとなります。

DTI SIMは、全プラン最安値水準の月額料金でSIMを提供しており、3GBプランは業界最安値水準の維持を宣言しているDMMモバイルより安いなどコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。

また、DTI SIMは安定した速度も他社の格安SIMにはないメリットで、ほとんどの格安SIMで速度が大幅に低下する平日12時台でも快適に通信できる速度を維持しています。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
さらにDTI SIMは、2016年5月25日より月額2,200円で無制限にLTE通信が利用できるプラン「ネット使い放題」の提供を開始しました。
DTI SIM LTE定額無制限プラン「ネット使い放題」の詳細と注意点まとめ

これにより、DTI SIMは電話のかけ放題とネットの使い放題のプランをどちらもそろえる国内唯一の格安SIMとなっています。
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公式サイト
DTI SIM


DTI SIM「でんわかけ放題」の特徴とメリット・良い点

まずは、DTI SIMの「でんわかけ放題」の特徴とメリットについてまとめます。

DTI SIM「でんわかけ放題」の月額料金

DTI SIMの「でんわかけ放題」の月額料金は780円となっています。

後ほど比較しますが、DTI SIMの「でんわかけ放題」の月額料金は同等のサービスの中では最安値となっています。


DTI SIM「でんわかけ放題」は5分以内の通話なら回数に制限なく話し放題

DTI SIMの「でんわかけ放題」は、月額780円で5分以内に終了する通話なら回数制限なく電話がかけ放題になります。

1回の通話が5分という制約はあるものの、それさえクリアすれば通話料を780円以上負担する必要はありません。

長電話になる場合は、5分以内に電話を一度切って再度かけなおせばOKです。

いったん電話を切る→電話をかけなおすという手間はかかりますが、そのひと手間をかけるだけで通話料金を大幅に抑えることができるのでぜひ有効活用しましょう。


DTI SIM「でんわかけ放題」はドコモの「カケホーダイライトプラン」とサービス内容はほぼ同じで月額料金は半額以下

DTI SIMの「でんわかけ放題」は、ドコモが提供している5分間かけ放題の「カケホーダイライトプラン」とサービス内容はほぼ同じです。

具体的には、DTI SIMの「でんわかけ放題」ドコモの「カケホーダイライトプラン」とも、日本国内の5分以内の通話が回数に制限なく定額でかけ放題となっています。

上記の通り両者のサービス内容はほぼ同じですが、月額料金は大きく異なります。

DTI SIMの「でんわかけ放題」とドコモの「カケホーダイライトプラン」の月額料金は以下の通りです。
 DTI SIMドコモ
かけ放題
(5分間)
780円1,700円

月額料金を見ると、DTI SIMの「でんわかけ放題」はドコモの「カケホーダイライトプラン」の半額以下となっています。


せっかくなので、DTI SIMの「でんわかけ放題」とドコモの「カケホーダイライトプラン」のトータルでかかる費用も見てみましょう。

DTI SIMとドコモにおける、高速通信容量ごとの月額料金は以下の通りです。
 DTI SIMドコモ
1GB1,200円-
2GB-3,500円
3GB1,490円-
5GB1,920円5,000円
8GB-6,700円
ネット使い放題2,900円-

DTI SIMは、月額料金が最も高い2016年5月25日より提供が始まったLTE通信が定額で無制限のプラン「ネット使い放題」でさえ2,900円となっており、ドコモの最安プランである2GBの3,500円よりも安いです。

料金プランを比較しても、DTI SIMがドコモに比べて圧倒的に安いことが分かりますね。

また、インターネットに接続する際に必要なプロバイダ料金も比較します。
 DTI SIMドコモ
プロバイダ0円300円

ドコモは、インターネットに接続するためにspモードかmopera Uの有料契約が必須で、ドコモユーザーのほとんどが利用するspモードの月額料金は300円となっています。

対して、DTI SIMはプロバイダ料金は別途かからないため0円です。

最後に、かけ放題プランの月額料金と高速通信容量ごとの月額料金、プロバイダ料金を全て合算した、ひと月にかかるトータルの料金は以下の通りです。
 DTI SIMドコモ
1GB1,980円-
2GB-5,500円
3GB2,270円-
5GB2,700円7,000円
8GB-8,700円
ネット使い放題3,680円-

5GBなどひと月に使える高速通信容量が同じ水準で両者を比較すると、DTI SIMがドコモの半額以下となっています。

DTI SIMで最も料金が高いプラン「ネット使い放題」でも、ドコモの最も安い2GBプランより2,000円ほど安いです。

このように、トータルで見るとDTI SIMの安さがドコモを圧倒していることが分かります。

DTI SIMの3GB+「でんわかけ放題」とドコモの2GB+「カケホーダイライトプラン」の料金で2年間使った場合の累計料金を計算してみます。

DTI SIM:2,270円×24ヶ月=54,480円

ドコモ:5,500円×24ヶ月=132,000円

ほぼ同じかけ放題サービスと料金プランで2年間使った場合、DTI SIMの方が77,520円も安くなります。

現在ドコモなど大手キャリアを利用しているものの毎月の料金に不満がある場合は、ひと月にかかるコストを圧倒的に下げることができるDTI SIMを検討する余地は十分あると言えるでしょう。


月額料金は他社格安SIMの同等サービスと比べて最安

DTI SIMの「でんわかけ放題」は、ドコモと比べればかなり安いことは前述の通りです。

次に、DTI SIMの「でんわかけ放題」を他社の格安SIMの通話定額サービスの月額料金と比較します。
 月額料金対象回数
DTI SIM
「でんわかけ放題」
780円5分以内の通話無制限
楽天モバイル
「5分かけ放題オプション」
850円5分以内の通話無制限
FREETEL
「1分かけ放題」
399円1分以内の通話無制限
FREETEL
「5分かけ放題」
840円5分以内の通話無制限
もしもシークス
「かけたい放題ライト」
850円5分以内の通話無制限
もしもシークス
「かけたい放題フル」
1,800円無制限無制限
BIGLOBE SIM
「BIGLOBEでんわ
通話パック60」
650円
累計通話時間が60分まで
累計通話時間が60分までは無制限
U-mobile
「でんわパック 60」
800円
累計通話時間が60分まで
累計通話時間が60分までは無制限
ワイモバイル0円10分以内の通話300回
ワイモバイル
「スーパーだれとでも定額」
1,000円無制限無制限

ワイモバイルは格安SIM(MVNO)ではありませんが、ソフトバンクの格安SIMという位置づけで比較対象に含めています。

まず5分かけ放題という条件で月額料金を比較すると、楽天モバイルともしもシークスが850円でFREETELが840円なのに対し、DTI SIMは780円で最安となっています。


MVNOの中で唯一プレフィックス番号を使わない

DTI SIMの「でんわかけ放題」の月額料金は他社格安SIMも含めた5分かけ放題の中で最安ですが、料金以外にも大きな特徴があります。

それは、プレフィックス番号を使っていないという点です。

プレフィックス番号は、電話をかける際に相手先の電話番号の先頭に特定の数字を付け加えることです。

かけ放題(通話定額)サービスを提供する楽天モバイル、FREETEL、BIGLOBE SIM、もしもシークスは、プレフィックスを付けて電話をかけると通常の電話回線から交換機を自動で自社専用のプレフィックス回線に切り替え、通話料金を安く抑えることができます。

例えば、楽天でんわの場合は、楽天でんわアプリを使うことで電話をかけたい相手先の電話番号の前に「003768」のプレフィックス番号が自動で付加されます。

「003768」を付加して発信すると、楽天でんわの運営元であるフュージョンコミュニケーションズの電話回線に切り替わり、そこを経由することで5分かけ放題のサービスを利用できます。

対して、DTI SIMとワイモバイルはプレフィックス番号を使っていません。

DTI SIMに絞って説明すると、自社専用の回線に切り替えずに回線の大元であるキャリア(ドコモ)の電話回線をそのまま利用しています。

ワイモバイルはMVNOではないので、プレフィックス番号を使わずに通話定額サービスを提供しているのはDTI SIMのみということになります。

そこで気になるのは、プレフィックスのあり・なしで結局何が違ってくるのかという点だと思います。

プレフィックス番号を付けないのがDTI SIMの「でんわかけ放題」の大きな特徴でありメリットになっているので、以下に解説していきます。


専用アプリを使う必要がない
まず、プレフィックス番号を付けずに直で電話できるDTI SIMの「でんわかけ放題オプション」は、専用のアプリを使う必要がありません。

楽天でんわBIGLOBEでんわといった、格安SIMの通話定額サービス利用時に使う専用アプリは、自社回線に切り替えるためのプレフィックス番号を自動で付加するために使われます。

そのため、手動でプレフィックス番号を追加しない限り専用アプリを使わないと定額で通話できないようになっています。

専用アプリでありがちな失敗が、本当は専用アプリからプレフィックスを付けて割引料金で電話をかけるはずだったのが、誤って通常の(プリインストールされている)電話アプリから直接電話をかけてしまうというものです。

通常の電話アプリから電話をかける場合は、専用アプリのようにプレフィックスが自動で付かないので普通の電話になり、通常通りの通話料金がかかります。

常に専用アプリを使って電話をかけるなら問題はないと思いますが、専用アプリと通常の電話アプリを相手によって変えながら電話する場合などは間違えないように注意する必要があります。

その点、DTI SIMはプレフィックス番号自体をつけずに直で電話をかけても「でんわかけ放題」が適用されるので、プレフィックス番号を自動で付けるための専用アプリはもちろん必要ありません。

つまり、これまで電話をかけたり受けるときに使っていた、使い慣れたアプリをそのまま利用できるので余計な手間がかかりません。

また、新しい専用アプリの使い方を覚える必要もないのもポイントです。


110番や119番など緊急通報もかけられる
プレフィックスを自動で付加する専用アプリの多くは、110番や119番といった緊急通報の電話番号にもプレフィックス番号を自動で付けて発信してしまいます。

ですが、110番・119番にプレフィックス番号を付けて電話をかけてしまうと、電話がかかりません。

そのため、普段は専用アプリを使って通話していても緊急通報時は通常の電話アプリを使ってかける必要があります。

ですが、この電話アプリの使い分けが面倒に感じる人も少なからずいるはずです。

その点DTI SIMはそもそもプレフィックス番号も不要で専用アプリも使う必要がないため、1つの電話アプリですべての電話をかけたり受けたりできます。

プレフィックス番号が自動で付かない通常の電話アプリを使えばいいので、緊急通報ももちろん問題なくかけられます。

緊急時はとっさの判断がなかなかできないので、DTI SIMのように選択肢が1つしかないという状況の方が好ましいでしょう。


通話品質が良い
楽天でんわやFREETELでんわ、BIGLOBEでんわ、もしもシークスはすべてプレフィックス番号を使っているのは比較表にも記載している通りです。

プレフィックス番号を付けた電話のデメリットとして、通話品質の悪さが挙げられます。

プレフィックス番号を活用することで、前述のとおり自社回線に切り替えて通話料金を抑えることができます。

逆に、その自社回線がしっかりとした通話品質を確保できなければ、プレフィックス番号を付けてかけた電話の通話品質は悪くなってしまいます。

そして現状では、楽天モバイルとBIGLOBE SIM以外の格安SIMのプレフィックス回線は音質の悪化や音声の遅延が多数報告されており、まともに使えないという評価せざるを得ない状況です。

詳しくは、FREETELでんわもしもシークスのかけたい放題アプリのレビューを確認してみてください。

また楽天モバイルとBIGLOBE SIMに関しても、FREETELやもしもシークスほどではないもののキャリアの回線ほどの高品質ではないことがアプリのレビューで報告されています。

対して、DTI SIMの「でんわかけ放題」は、プレフィックスを使わずドコモの音声回線をそのまま使っているため、通話品質はドコモSIMと全く同じで高品質です。

また、音声の遅延ももちろんありません。

つまり、DTI SIMはドコモやau、ソフトバンクといったキャリアと同じ通話品質で通話定額サービスを利用できる唯一の格安SIMとなっています。


VoLTEにも対応
DTI SIMの「でんわかけ放題」はドコモの音声回線をそのまま使っているため、VoLTEの通話にも対応しています。

電話をかける相手がドコモのSIMで端末がVoLTEに対応していれば、VoLTEの高音質で通話することができます。


DTI SIMの「でんわかけ放題」がプレフィックスを使っていないことで、上記のようなメリットがあります。

電話をよくかける人にとっては、大手キャリアと同じように面倒でないことや通話品質が良いことは大前提のはずなので、料金プランやサービス・機能などの条件が合えばDTI SIMの「でんわかけ放題」が最適といえるでしょう。

なお、格安SIMのかけ放題サービスはこちらで詳しく比較しているので参考にしてみてください。
格安SIM MVNOでかけ放題(通話定額)がある16社を比較

月途中に申し込んでも月初から通話定額が適用される

DTI SIMの「でんわかけ放題」のもう1つの特徴として、月途中に「でんわかけ放題」を申し込んでも月初までさかのぼって通話定額が適用される点が挙げられます。

例えば、「でんわかけ放題」を申し込むよりも前に当月だけで5分以上の通話が5回あった場合、5分間の通話料金は取り消されるので、5分×40円(DTI SIMの1分当たりの通話料金)×5回=1,000円分の通話料が取り消されます。

「でんわかけ放題」の月額料金は780円なので、5分以上の通話が4回以上(800円)あれば「でんわかけ放題」を契約しておいたほうが得になります。


DTI SIM「でんわかけ放題」のデメリット・注意点

DTI SIMの「でんわかけ放題」は、他社の格安SIMのかけ放題サービスにはないメリットが多くありますが、注意点もあるので以下に挙げておきます。

5分を超える通話は20円/30秒で課金される

DTI SIMの「でんわかけ放題」は、5分までの通話が月額780円で回数制限なくかけられるサービスです。

逆に言えば、5分を超える通話は話した分だけ料金が加算されます。

DTI SIMの「でんわかけ放題」で5分を超えて通話した場合の通話料金は、DTI SIMの標準の通話料金である20円/30秒となります。

通話料金をできるかぎり抑えたいなら、通話時間が5分を超えないように注意しましょう。


5月25日から申し込めるのは音声通話SIMの新規契約のみ【2016年6月6日より既存ユーザーも申し込み可能になりました】

DTI SIMの「でんわかけ放題」は2016年5月25日から提供が始まりましたが、「電話かけ放題」にすぐに申し込めるのは音声通話SIMを新規契約した場合のみとなっています。

DTI SIMの音声通話SIMをすでに契約している場合は6月上旬からmyDTIから申し込みが可能となっており、5月中に申し込んで5月の月初にさかのぼって割引を適用することはできません。

逆に、DTI SIMの「でんわかけ放題」は6月途中に契約した場合でも月初にさかのぼって通話定額が適用されるので、6月分が損するわけではないので安心です。

2016/6/6追記
DTI SIMの「でんわかけ放題」が、すでにDTI SIMの音声通話SIMを契約しているユーザーも申し込むことができるようになりました。

MyDTIにログイン後、「でんわかけ放題」を申し込みましょう。

DTI ユビキタスプロバイダ | My DTIログイン


DTI SIMの契約と同時に「でんわかけ放題」の申し込む方法

DTI SIMの音声通話SIMを契約するのと同時に「でんわかけ放題」を申し込む手順をまとめます。

DTI SIMの公式サイトにアクセスします。
DTI SIM
「今すぐ使う!」をクリックします。
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ページを一番下までスクロールして、DTI SIMの契約あり/なしを選択します。その後、DTI SIMに登録するメールアドレスを入力して「認証コード送信」をクリックします。
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メールアドレスに4桁の数字の認証コードが届くので控えます。
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再度申し込みページに戻り、認証コードを入力して「認証する」をクリックします。
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すると、新規申し込み画面になるので希望容量を選び、プランの選択で「DTI SIM 音声プラン」にチェックを入れます。すると、「DTI SIM でんわかけ放題 に申し込む」が表示されるのでチェックを入れます。
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あとは、氏名や生年月日、住所など必須項目を入力して申し込みを完了させましょう。


なお、すでにDTI SIMの音声通話SIMを利用中の場合は、前述の通りMyDTIにログインして「でんわかけ放題」に申し込むことができます。
DTI ユビキタスプロバイダ | My DTIログイン


DTI SIM「でんわかけ放題」まとめ

通話品質にこだわる人や、電話で複数のアプリを使いたくない人、携帯電話料金をできるだけ下げたい人は、現時点ではDTI SIMが最適です。

また、DTI SIMはLTE通信が定額で無制限に使える「ネット使い放題」も同日より提供を開始しています。

DTI SIMの「ネット使い放題」については、こちらに詳しくまとめています。
DTI SIM LTE定額無制限プラン「ネット使い放題」の詳細と注意点まとめ

通話だけでなく、通信もたくさんしたい場合はDTI SIM一択ですね。


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DTI SIMの速度レビュー・評価とメリットとデメリットを徹底解説【2月】
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