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Covia FLEAZ Que(コヴィア フリーズキュー)のスペック
FLEAZ Queのスペックは以下の通りです。FLEAZ Que | |
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OS | Android 6.0 (Android 7.0対応保証) |
ディスプレイ | 4.5インチ 854×480 FWVGA IPS |
CPU | MT6735A 4コア |
RAM | 2GB |
ストレージ | 16GB |
microSD | 最大128GB |
背面カメラ | 500万画素 |
前面カメラ | 500万画素 |
バッテリー | 2200mAh |
対応周波数 (バンド) | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 19(800MHz) 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 6(800MHz) GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz |
ドコモプラチナバンド (Band19) | ○ |
FOMAプラスエリア (Band6/19) | ○ |
ソフトバンクプラチナバンド (Band8/28) | × |
auプラチナバンド (Band18/26) | × |
au 3G (CDMA2000) | × |
SIMサイズ | microSIM |
3G+4Gの デュアルスタンバイ | × |
技適 | ○ |
サイズ | 高さ:132.4 幅:66.5 厚さ:10.35mm |
重さ | 125グラム |
NFC | × |
GPS | A-GPS GLONASS |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n(2.4GHz / 5Ghz) |
Bluetooth | 4.0 |
加速度センサ | ○ |
ジャイロスコープ | ○ |
近接センサ | ○ |
環境光センサ | ○ |
指紋認証センサ | × |
コンパス | ○ |
センサー | - |
ポート | micro USB |
カラー | ブラック |
価格 | 9,800円 |
Covia FLEAZ Queの対応周波数(バンド)について
Covia FLEAZ Queは日本国内で発売されたSIMフリースマホですが、すべての通信事業者のSIMに対応しているわけではありません。そこで、まずはFLEAZ QueがどのSIMで使えるかをまとめておきます。
ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドに対応
FLEAZ Queは、ドコモやドコモ系の格安SIMを挿して特に山間部などの広いエリアで主に通話するために必要なFOMAプラスエリア(800MHz / Band6)に対応しています。また、FLEAZ Queはドコモ回線のSIMで山間部を含む、広いエリアでLTEによる高速通信するために必要なドコモのLTEプラチナバンド(800MHz / Band19)にも対応しています。
ドコモのSIMやドコモ回線を使った格安SIMとの組み合わせなら、FLEAZ Queはドコモで購入できるスマホとほぼ変わらないエリアで通話・通信とも利用可能です。
auやソフトバンク、ワイモバイルのバンドにはほぼ非対応
スペック表の対応周波数を見ての通り、FLEAZ Queは対応周波数自体がとても少ないです。対応している周波数のほとんどはドコモ回線にのみ最適化されていて、ドコモ以外のauやソフトバンク、ワイモバイルなどの周波数にはほぼ対応していません。
auに関しては、通話で利用されている通信規格「CDMA2000」に対応していないため通話自体が利用できません。
LTE通信についても、auの広いエリアで通信するために必要なLTEプラチナバンド(Band18 / Band26)に対応していないので、仮に通信できたとしても利用できるエリアはかなり狭いと思っておいたほうがいいです。
ソフトバンクとワイモバイルについても、特に広いエリアでLTE通信するために必要なLTEプラチナバンド(Band8 / Band28)に対応していないので、通信できるエリアは各キャリアで購入できるスマホよりも確実に狭くなります。
上記の通り、FLEAZ Queはauとソフトバンク、ワイモバイルとの相性は良くなく、ドコモかドコモ系の格安SIMにのみ最適化されたSIMフリースマホである点には注意しましょう。
Covia FLEAZ Queの特徴・メリット
FLEAZ Queの特徴やメリットは以下の通りです。4.5インチのコンパクトなディスプレイ
FLEAZ Queは、最近のSIMフリースマホには珍しく4.5インチと小型なのが特徴です。スマホでネットはほとんどしなくて、電話やメール、LINEなどがメインなら特に画面が大きい必要はなく、むしろかさばらない小さい端末の方がいいという人もいると思います。
また、5.2インチや5.5インチが大きいと感じる人などにもFLEAZ Queは選択肢としてはありですね。
CPU性能は高くはないものの価格からすれば十分
FLEAZ QueのCPUはMediaTekのMT6735Aが搭載されています。MT6735AのCPUを搭載した中華スマホのAnTuTuベンチマークのスコアを調べてみたところ、およそ30000〜33000点あたりです。
AnTuTuのスコアはあくまでも参考値ですが、これまで私が測定してきた限りでは40000点以上あれば普段使いならほぼ不満を感じることはないレベルです。
30000点台の前半だと、ゲームなどCPU(SoC)に負荷のかかるアプリを使うと動作がもたつくこともあると思います。
ただFLEAZ Queは価格が非常に安いためCPU性能はある程度妥協する必要があり、価格からすれば十分とも言えますね。
RAMは必要最低限の2GB搭載
安いSIMフリースマホはCPUの他にRAMやROMのスペックが落とされることがよくあり、中にはRAMが1GBの機種もあります。対して、FLEAZ Queは価格がかなり抑えられているにもかかわらずRAMは必要最低限の2GBを搭載しています。
RAMが1GBでは厳しいですが、2GBあれば複数のアプリを起動してしょっちゅう切り替えながら使わなければ問題ないでしょう。
ストレージは16GBと少ないものの最大128GBのmicroSDに対応
FLEAZ QueはROMも16GBと必要最低限の容量は搭載しています。写真や動画をたくさん撮影したり、サイズの大きいファイルや動画などをよくダウンロードするような使い方をしているとすぐに容量がいっぱいになってしまいます。
ですが、FLEAZ Queは最大128GBのmicroSDカードに対応しているので、写真や動画はmicroSDカードに保存するようにしておけばROMの容量を節約することができます。
バッテリーは交換可能
最近のスマホはバッテリーが内蔵式で交換できる機種は少ないですが、FLEAZ Queはバッテリーを取り外し可能でバッテリーのみを交換することができます。バッテリー単体の価格は現時点ではわかりませんが、バッテリー内蔵で端末ごとメーカーに修理を出すよりは安く済む可能性が高いです。
また、メーカーに端末を出すとその間は代わりの端末を用意するか最悪の場合端末なしの状態になってしまいますが、バッテリーだけを自分で交換できるFLEAZ Queは常に手元に端末があるので安心です。
GPSはみちびきに対応予定(今後のアップデートにより)
FLEAZ Queは、今後のソフトウェアアップデートで純日本製のGPS衛星「みちびき」に対応する予定です。みちびきは2010年に初号機が打ち上げられましたが、2017年度には3機が追加され、2018年度からは4機体制になる予定です。
みちびきに対応するメリットは測位精度の向上です。
日本製のみちびきは日本のほぼ真上の軌道をとっているため、みちびきに対応したFLEAZ QueはこれまでのGPS衛星だけでは捕獲しにくかった都会のビルや山間部でも測位してくれるようになる可能性が高くなります。
低価格ながらジャイロスコープや電子コンパスにも対応
安いSIMフリースマホは、ジャイロスコープや電子コンパスを搭載していないことがよくあります。ジャイロスコープに対応していないと、ポケモンGoをARモードで遊べません。
また、電子コンパスに対応していない場合は方角を認識しないため、特に歩きながらナビをする際に自分がどの方向を向いているのかわからないのがかなり不便です。
FLEAZ Queは、10,000円程度の格安のSIMフリースマホながらジャイロスコープ・電子コンパスの両方に対応しているので、ポケモンGoや歩きながらのナビもフル活用できます。
USB OTGに対応。マウスやキーボードを接続して使える
FLEAZ Queは、USB OTGにも対応しているのも特徴です。USB OTGはUSB On-the-Goの略で、PCを介さずにUSB対応機器同士を直接接続できる機能です。
USB OTGに対応するFLEAZ Queは、例えばマウスやキーボードを充電用のmicroUSBコネクタに接続することで、指によるタッチだけでなくPCのように操作することもできます。
接続しようとするマウスやキーボードの規格がmicroUSBでなければmicroUSBに変換するアダプタが必要になりますが、アマゾンなどで300円〜500円程度で購入できるので気軽に使えます。
ただ、4.5インチという小型ディスプレイのFLEAZ QueをPCのモニター代わりにして操作することはあまりないかもしれません。
USB OTGの威力を発揮するのは、端末が故障した場合です。
例えば、故障など何らかの理由でタッチパネルがきかなくなってしまった場合、マウスを接続すれば指のタップの代わりとして使い、電話帳や写真など必要なデータをバックアップしたりできます。
FLEAZ Queでディスプレイ間でのトラブルが発生した場合のためにも、マウスとキーボードを代用できる点は覚えておきましょう。
Wi-Fiは5GHz帯にも対応
安いSIMフリースマホはWi-Fiも2.5GHz帯にしか対応してないことが多いですが、FLEAZ Queは5GHz帯にも対応しています。2.5GHz帯は電子レンジなど様々な機器でも利用されているので、電波干渉を起こしやすくなり速度の低下につながる場合があります。
使い勝手の悪さからWi-Fiの2.5GHz帯を使わないという人でも、5GHz対応のFLEAZ Queなら問題なく利用できます。
Android 7.0にアップデート保証
FLEAZ Queは発売当初はOSにAndroid 6.0を搭載していますが、今後Android7.0へのアップデートが保証されています。低価格ながらOSのメジャーアップデートを保証するCoviaの姿勢は評価できますね。
税抜で1万円を下回る圧倒的な安さ
FLEAZ Queは、上記の通り必要最低限のスペックは備えていて、低価格スマホでは省かれがちなジャイロスコープや電子コンパス、Wi-Fiの5GHz帯にも完全対応しています。それでいて、FLEAZ Queの価格は13,800円(定価)と圧倒的な安さです。
価格の割には普段使いにはほぼ問題なく、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。
また、現在goo SimSellerでは
※販売終了しました。
Covia FLEAZ Queの注意点・デメリット
FLEAZ Queには様々なメリットがありますが、注意点やデメリットももちろんあるので以下にまとめておきます。解像度はFWVGAと低い
FLEAZ Queの注意点の1つは、解像度が低いことです。安いSIMフリースマホでもHD解像度(1280×720)程度はありますが、FLEAZ Queの解像度はFWVGA(854×480)と低いので、小さい文字などはつぶれて見えることがあるかもしれません。
背面カメラの画素数は500万画素。画質には期待しない方がいい
FLEAZ Queはカメラ性能がかなり削られています。メインとなる背面カメラでも画素数は500万画素と非常に低いため、綺麗な写真は撮れないと思われます。
FLEAZ Queのカメラは、おまけ程度と割り切っておいたほうがいいでしょう。
指紋認証センサは非搭載
最近のSIMフリースマホは指紋認証センサを搭載していることも多いですが、FLEAZ Queには指紋認証センサはありません。これも、10,000円程度という価格をふまえれば仕方ないですね。
デュアルSIMやDSDS対応ではない
SIMフリースマホの中には、SIMを2枚挿して同時に待ち受けできるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応した機種もあります。FLEAZ Queについては、挿せるSIMは1枚だけでDSDSにももちろん対応していません。
これも価格帯を見ればなくて当然でしょう。
防水・防塵やワンセグ、おサイフケータイにはもちろん非対応
これも価格帯で仕方ないことですが、FLEAZ Queは防水や防塵、ワンセグ、おサイフケータイには対応していません。これらの機能に対応するSIMフリースマホは3万円以上のものが多いのでこれをFLEAZ Queに求めるのは酷です。
Covia FLEAZ Queの発売日
2017年4月21日Covia FLEAZ Queの価格
FLEAZ Queの定価は13,800円です。【販売終了】Covia FLEAZ Queを購入するならgoo SimSellerが9,800とさらに安い
FLEAZ Queの定価は上記の通り13,800円ですが、goo SimSellerでは4,000円引きの9,800円でFLEAZ Queを購入できます。goo SimSellerはNTT系列のオンラインショップで、FLEAZ Queをgoo SimSellerで購入すると同じNTT系列の格安SIMであるOCNモバイルONEのSIMが同梱されてきます。
この同梱されるSIMは、FLEAZ Queの購入の仕方によって契約の有無が異なります。
goo SimSellerやOCNモバイルONEのらくらくセットでFLEAZ Queを購入すると、半年間の最低利用期間があるOCNモバイルONEの音声通話SIMの契約が必須となるので注意しましょう。
goo SimSellerの通常購入の一括払いで購入すれば、購入時に音声通話SIMかデータ通信SIMを選ぶ必要はありますが、契約自体はされておらずSIMのパッケージがただついてくるだけです。
不要であれば、そのSIMカードは破棄しても問題ありません。
SIMの契約が不要なFLEAZ Queの通常購入(一括払い)ページはこちらです。
※販売終了しました。
goo SimSellerを利用することによるデメリットは特にないので、FLEAZ Queを購入するならgoo SimSellerがおすすめです。
goo SimSellerの特徴やメリット・デメリット、利用方法などはこちらにまとめているので、参考にしてみてください。
goo SimSellerセール詳細と注意点、購入方法まとめ【2月】
Covia FLEAZ Queまとめ。ライトユーザーや2台目のサブ目的で持つならあり
FLEAZ Queは、CPUやカメラの性能は高くないもののRAMは2GBでROMは16GB+128GBのmicroSDカードに対応し、ジャイロセンサや電子コンパスにも対応など基本的なスペックはしっかりおさえられています。それでいて、価格は
FLEAZ Queはスマホヘビーユーザーががっつり使うには非力ですが、スマホで使うのが電話とメール、LINEといった軽めのアプリがメインで特にスペックにこだわらない人や、2台目でなるべくかさばらないスマホが欲しい人には最適ですね。
Covia FLEAZ Que(フリーズ キュー)のスペックレビューと価格のまとめは以上です。