Qiのワイヤレス充電で15ワット出力が可能に
The Wireless Power Consortium (WPC)によると、これまでは最大5ワットだった送電出力を15ワットに引き上げることでこれまでよりも高速で充電できるようになったとのことです。QualcommのQuick Charge 2.0と同様の速度でQIによるワイヤレス充電が可能
Qiが15ワットの送電出力に対応したことで、現在Nexus6を含む多くのデバイスで採用されているQualcommのQuick Charge 2.0の高速充電とほぼ同じ時間でQiによるワイヤレス充電が可能になりました。Quick Charge 2.0では3320mAhのNexus6を1時間で80%充電することが可能です。
Qiの急速充電は既存のQi対応端末でも利用可能
更に、Qiの急速充電は既存のQi対応端末でも利用することができます。例えば、Nexus5はQiには対応していますが、Quick Charge 2.0には対応していないためQuick Charge 2.0対応の充電器で充電しても急速充電はできません。
そこでQiの高速充電対応の充電器に置けば、Quick Charge 2.0と同等の速度で充電することができます。
既存のQi対応デバイスを持っているユーザーには朗報ですね。
Qiのワイヤレス充電は、置くだけで充電できるという手軽さは良いのですが充電の遅さがネックでした。
それが急速充電に対応し、置くだけでこの速度で充電できるようになったことで利便性と機能性が一気に高まります。
急速充電できるQiのワイヤレス充電器の発売が楽しみです。
source:WPC via:Android Central